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★天体観望・撮影雑談のカテゴリー記事一覧


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一昨日になりますが、打ち合わせから帰りMacbookProをACアダプタに繋いで起動しようとしたとたん、いきなり画面が乱れ、そのまま起動しなくなってしまいました。。。。
復旧しようとしたところ、今度はACアダプタの電源が入りません。。
電源すら入らないため復旧も出来ないのでやむを得ずネットでACアダプタを購入し、電源が入るようになったら再確認です。
他の部分も壊れていないといいですが。。。
こちらに来てから2度もACアダプタが故障しています。

NanoPi-M4のトラブルの後はMacbookProと、トラブル続きで少しめげながら寝る前恒例の夜空チェックをしたところ、帰宅時は曇りだったのに快晴に!

セットアップしてあるEAA機材を持ち出そうかと思いましたが、すでに深夜でしたしトラブルで疲れていたので双眼鏡で観望しました。

少し霞んでいますが肉眼でも天の川が見えています。(今年初の天の川かも)
仕事の打ち合わせやPCのトラブルでげんなりしていたのでありがたいプレゼントです。

一時間ほど観望していましたが目の疲れで視界がぼけてきてしまったので帰宅。

大変な一日でしたが最後はハッピーエンドでよかったです。(故障は解決していませんが。。)
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相変わらず夜になると残念な天候になるので、この週末は着々と夏に向けての計画(快適な遠隔リモートと撮影、EAA環境の充実)を進めました。

まず懸案となる無線LANに関しては以下を購入。

TP-Link WiFi 無線LAN ルーター 11ac MU-MIMO ビームフォーミング 全ポートギガビット デュアルバンド AC1200 867 300Mbps Archer C6

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USBタイプの子機にするか迷いましたが、Linux環境だとドライバで苦しみそうなので設定いらずでいろいろな機器で使いまわしできるルータにしました。
消費電力も10W程度なので、バッテリーの負担もそこまで大きくなさそうですし、以前購入したArcher T9UHでビームフォーミングが結構有効に働くことがわかったので同じメーカーで揃えました。


万が一バッテリーが持たない場合に備え50Ahのディープサイクルバッテリーから電源を取るために以下も購入。

SILIVN シガーソケット 3連 車用ソケット分配器 シガーライター分配器 増設 4USBポート カーチャージャー 車載充電器 最大180W 急速充電QC3.0 12/24V車対応 電圧測定 独立スイッチ搭載 2*10Aヒューズ付属 12ケ月安心保証

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ラズパイ4でも使いたいので5V3Aが出るものを選択しました。
中華製MINIPC AP34で使用する場合は12VでOKです。
天体機器も12Vなのでこれをつければ間に合うはずです。


メインはラズパイ4で運用する予定ですが、ArmマシンではASIStudioがインストールできません。
そのため、当初天体用に購入しましたが、OSがたまに切り替わってしまったり、モニターを繋いで再設定をしないとリモートデスクトップで使用ができず、リビングPCになっていたAP34をシステム、ドライバ更新などをしてASIStudioも追加しました。

0402.jpg

遠征ではないので、不具合がでても家に戻れば対処できますしASIStudioに関してはまずはこれで様子を見てみようと思います。

ルーターも含め、一通りセットアップできたのでルーターでのWIFIの簡易チェック(天気が悪かったので家にラズパイ4、ルータを設置してiPhoneを持って私が広場に行き電波状況を確認。)


IMG_3420.png

!!!!今までに見たこともない数字!!!!


IMG_3421.png

あれ・・・・


80台と30台が切り替わるように変動します。。。(中間はない)
どうやらiPhoneではビームフォーミングの電波を取得できたときは80台になるようですが、取得できないといきなり30台に落ち込みます。

実際の接続には同メーカーのArcher T9UHを使用しますのでかなり期待が持てそうです。
(ちなみにNanoPiM4の電波も確認したところ30台中盤〜後半、ビームフォーミングが機能しなかったとしても全ての機種で最低NanoPiM4くらいにはなりそうです。)

残るはEAA用の感度のいい天体カメラなんですが、ASI224か、385あたりなのかなあ。。。
(この部分はまだお悩み中)

IMG_3428.jpg




一昨日の事件はなんとか事なきを得ましたが、現在の自宅では観望をするにも撮影をするにも私有地内の150m先の広場以外に設置場所がありません。

昨年もこの記事この記事でこの壁を乗り切る工夫をしましたが、ラズパイ4だと電波が弱すぎてせっかく作ったディストリビューションもあまり快適ではありません。

NanoPi-M4はアンテナ端子があり、アンテナが独立して立てられるので重宝していました。
(技適問題はありますが。。まあ、技適の事言いだすと天体用に市販されているWIFI、Bluetoothを使用するものは全てNGです。※

今年の夏は晴れることを期待して再度150mの壁を乗り切り、ついでに観望や撮影環境をより快適にする工夫をしてみようかと思います。

現状の機材状況と改善点を検討します。

●まずは遠隔リモートの要となるWIFI環境
現状はNanoPi-M4+反射板、受信として昨年購入したArcher T9UH

この組み合わせで問題なく遠隔リモートができましたが、NanoPi-M4以外は厳しい状態だったのでこの部分は検討が必要になると思います。

●バッテリー

suaoki ポータブル電源 S601 222Wh(3.7V 60000mAh/11.1V 20000mAh) 正弦波 AC & DC & USBなど出力 ソーラーチャージャー 三つの充電方法 キャンプ 車中泊 防災グッズ 停電時に 非常用電源 12ヶ月保証

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私は上記機器を使用していますが、SBCをベースにするならば4〜5時間は全く問題ありません。
いざとなったら50AHのディープサイクルバッテリーもありますので、電源部分は問題なさそうです。
(ネットブックや、MiniPC、SBCでの制御に限りますが。。以前は105Ahのディープサイクルバッテリーを使用していましたが、たいして使わないうちに2台駄目になってしまいそれ以降購入していません。)


●架台
赤道儀:Advanced-VX
経緯台:スカイエクスプローラー100N架台(電視観望用)、HF経緯台2台(エンコーダー付き、対空双眼用)、EZ-TOUCH経緯台など

欲を言えば電視観望用にAZ-GTiが欲しいですが、現状でも充分機能しているのでここも大丈夫。(むしろ赤道儀が使える天候が欲しい。。)


●カメラ
一眼デジカメ:Eos KissX4(新改造フィルター)、X5、8000D
ミラーレス:GH4、Eos-M2
ガイドカメラ、電視用:Lodestar、QHY5l-c、Asi120MC互換機

他にもデジカメが数台転がっています。。
前職の時に購入したものなのでだいぶ古くなりましたが、撮影用に関してはこれで当分いけそうですが、電視観望に関してはもう一息感度が良いカメラが欲しいところです。


●制御用PCとして使用できるPC、SBC
Mac:MacPro(2台)、MacBookPro(2台)、MacMini(2台)
Windows:DELL ノートブック(古いやつ)、Asusネットブック2台、中華製MiniPC(1台)、他ネットブックが数台。。
SBC:ラズパイ4、ラズパイ3(2台)、NanoPi-M4、OrangePi

前職の職業柄やたらと転がっています。。(苦笑)
しかし、上記のバッテリーで動かすとなると途端に選択肢が減ります。
現状ではSBCかネットブック、中華製MiniPCのいずれかになります。

正直INDI環境で操作するならSBC+外付けSSDで充分ですが、電視観望用として使用できるソフトがCCDCielくらいしか無くなります。X86系のPCならZWO社のカメラであればASIStidioも使用できますので考えどころです。

以前はDellのノートブック(Win)で天体系の作業していましたが、INDIの統合環境を使用するようになってから電力消費が少ないので軽量なバッテリーで運用できること、PlateSolvingが速く、エラーが出ないこと、環境作ってしまえば安定して一晩動くなどメリットが多かったためすっかりINDI環境に軸足を移してしまいました。

SBCで充分(ライブスタッキングも一応CCDCielでできる)なのですが、ちょっとASIStidioを試して見たい気も。。。


ここまで書いて改めて読み直してみると、現状あるもので工夫しろという考えもありますが(笑)、遠隔リモートの要となるWIFI環境、電子観望の要となる天体カメラあたりが最重要項目になりそうです。

今年こそは晴れることに期待してぼちぼち環境整えていこうと思います。


※日本の電波法は他国と比較して異常なくらい厳しいですね。そもそも違法無線局を取り締まるために総務省が管轄しているのですが、WIFIやBluetooth程度の微弱電波に対しても技適などを設けているのはなんともです。(それよりも野放しの違法無線局を取り締まって欲しいところです。
理系の方ほど技適に神経質な傾向がありますが、現状天体機器で使用されているWIFI機器やBluetooth機器はほぼ全て技適を通っていません。
SBCに関してはラズパイ3、4のみ、自作用パーツに関してはWIFIモジュールのESP-WROOM-02のみ技適取得していますが、プログラムの書き換えなどを行うとNG(天体用途などで使用する場合は全滅)、Bluetoothも自作モジュールとしてよく使われるHC5、6などはNGです。
(ちなみに売るのは電波を発していないのでOK、買って使うと電波を発するのでNGというトンデモな理論です。)

人様に迷惑をかけるような強い電波を発信する機器(一部の業種で非常位多く使われています。それを製造・販売しているメーカーもあります。)の取締りはきちんと行ってほしいですが、WIFIやBluetoothなどはそれ自体が規格になっていますし、規格に沿って作られていれば機器に影響を与えるような電力ではありません。(規格に沿っていなければWIFIやBluetoothを名のれません。税金を使って二重規格にしているようなものです。)

日本だけがラズパイ4の販売が半年遅れたのは記憶に新しいところです。
(認証作業のみで機器自体は一緒です。)
もう少し基となる基準制度を見直してほしいものです。




ここのところ天気が良かったのでEAAや赤道儀などでの観望・撮影の準備を行いました。

Cマウントレンズの画角(102mm、対空双眼程度(3度))に飽きてきたので、付属していた鏡筒に0.5倍レデューサをつけて225mm、電子ファインダー用の35mmレンズを装着したカメラと合わせ手持ち双眼鏡程度の画角と1.5度程度の画角を両方観望してしまおうという考えです。

週末楽しめればとセットアップしましたが、スズメバチの襲来(さすがに怖かった。。)やら強風やらに邪魔をされ、ベランダに出しっぱなしにしながらできるときにチョコチョコと調整。

IMG_3417.jpg

なんとか一通り準備したのですがお約束のように晴れていた天候がドン曇り。。。
夜になっても雲が切れません。

ようやく暖かくなってきたのに準備すると曇りますね。。。。

赤道儀、一眼デジカメの方はディストリビューション配布時に一通りチェックしてあるのでであとは好天を待つのみです。(いつになるやら。。)

空に霞はありますが、当地でも気温がだいぶ高くなりました。
ここ3日間夕食後に散歩をしながら星見を楽しんでいます。
(EAAちょっと飽きましたし(笑))

手持ちの双眼鏡も持参しています。

まあ、この季節双眼鏡で楽しいというとM44とかMel111くらいですがようやく外にでて散歩しながら観望できるくらいの気温になってきたことが喜ばしいです。(ずっと寒かった)

IMG_3408.jpg
(携帯だと暗いとこだめですね。。)
もう少し暖かくなったらご近所さんに声かけて観望会でもしようかと思います。

昨晩はフラワームーンでした。
(○○ムーンってどれだけあるんでしょうね)

気温も低く、霞がかった空でしたが、家のベランダの木々の隙間から撮影ができそうだったので撮影してみました。

moon7.jpg

C8をカメラ三脚に載せて撮影という手抜きですが、対象が明るいので問題なしです。

以前はこの組み合わせだと0.7倍レデューサーで画角いっぱいに撮影できたと記憶していましたが、はみ出てしまうためあれこれ試して0.5倍のレデューサーで収めることができました。
(手抜き撮影のはずが、思わぬ事態に手こずる羽目に。。。)

15枚程度をスタッキングして若干画像処理して完成。

スタッキングは万能ですね。

そしてお約束

moonF.jpg

昨日はいきなり初夏のような暖かさ(暑さ)になりました。

当地は夜はまだマイナス気温になったりすることもあるのですが、いきなり15度ほど気温が上昇しました。
空は晴れていたのですが、全体的に霞がかっています。

機材を出しての観望や撮影は厳しそうだったので、ベランダでお月見兼夜食をとりました。


IMG_3374.jpg

遠くに見える(見づらいですが)明かりはいつもEAAを行っている広場です。
ほとんど林の中で生活しているような感じです。。。


IMG_3371.jpg

携帯のカメラだと暗いところ厳しいですね。。。
夜食はホットサンドを作りました。


IMG_3372.jpg

この暗さだと携帯のカメラだとフォーカスが出ませんね。。
霞の中の月を眺めながらの食事です。
(月の周りにゴミのような線がいくつも見えるのは木です。)

不要不急の外出ができないような状態が続いていますが、気温さえ高くなってくれれば自宅でほぼアウトドアキャンプ(苦笑)が楽しめます。

明日以降はまた天気が下り坂になり、気温も下がってしまうようです。
次にのんびり観望できるのはいつになるでしょうか。。。





先日ほしぞloveログのSamさんのブログを拝見したところ、電視観望の中継をZoomというアプリを使って行っている記事を見つけました。

内容を拝見するにかなりいろいろなことができそうです。
Samさんはこのシステムを使って電視観望の中継を行ったそうですが、INDI環境の場合、ドライバのコントロールパネルの設定やらLinuxの準備やら(Macなら無いですが)設定などの初期段階で躓くことが多いように感じます。

一回操作手順おぼえてしまえば後はトラブルフリーに近く楽なのですが、そこまでいくのに敷居が高い環境なので、例えば私が実際にEAAなどの操作をドライバを立ち上げるあたりから導入、スタッキングなど一通りしているところを実演してお見せすれば参考になる方もいらっしゃるかな?と感じました。

当地は天候が常に悪くなかなか晴れてくれませんが、INDIにはシミュレーションドライバなどもありますので、マウント以外はシミュレーションドライバで動作させるなどすれば実際の操作とほとんど変わらない流れで実演することが出来ると思います。

私自身Zoomを使用したことが無いので手探りになりますが、操作手順のライブ中継に興味ある方いらっしゃいますか?
何人か興味ある方がいらっしゃれば、登録制とかでこの連休にやってみるのも面白そうです。

興味ある方はいらっしゃいましたらコメントいただけると幸いです。



久しぶりに夜晴れてくれました。
しかし、気温はまだ低く長時間外で観望するにはつらそうです。。

対空双眼でも出そうかとも考えましたが、三脚、経緯台、椅子などそこそこな荷物の運搬になります。
(手持ちの双眼鏡での観望やEAAも飽きたし。。)

と、いうわけで超お気軽にそこそこの観望が出来るセットで望みました。


0384.jpg

一脚に中型双眼鏡(7cm)を装着したM44スペシャルセットです。
(毎度の如くスマホの見づらい写真で申し訳ありません。。)

この双眼鏡は非常に廉価で販売されていますが、口径70mm、倍率15倍と大型の散開星団を観望するには絶妙の視野になります。

軽いので一脚と小型自由雲台で十分。(セットしても片手で余裕)

迫力あるM44を堪能しました。(それ以外は大したものが。。)
このような重すぎない軽快な組み合わせはちょい見には最適ですね。

私の所有しているのはセレストロン製ですが、似たようなサイズ・価格でミザールからも販売されています。
このように用途絞ればけっこう使えますよ。(シャープさはそれなりですが、迫力ある視野で対象を楽しめます。)




前回ISSのきぼうを観望していて感じたことがあります。

今回の記事をどのカテゴリに分類するか悩みましたが、観望や撮影、人によっては分析などの可能性を向上させるとおもいますのでこのカテゴリに記載します。

あえてMapと記載したのはこの大項目に対して非常に多くの可能性をまとめることが出来ると思えたからです。

冒頭のきぼうに関してはプラネタリウムアプリで位置情報を取得できなかったためJAXAが公開している非常に情報量の少ないMap情報と、位置情報を参照しました。

このとき情報量が少ないと観望も含め、さまざまな可能性が下がってしまうとこを実感しました。
(私の場合、自動導入機での導入を試せませんでしたし、それに伴いビデオ撮影もやめました。)

Mapの可能性をもっとも実感できるものとしては、現状では天文ではありませんが、Googleマップでしょう。
軍事衛星から得られるさまざまな縮尺の画像情報、地理的な位置情報、更にはレイヤー化された地図の詳細情報や、地域情報、気象情報や地質情報まで積層化して見ることができます。
利用者はそれらを検索、アーカイブできるだけでなく、自分の情報として発信することもできます。

要は地図というベースのMapに対してさまざまな情報ソースを積層化しながら活用できる状況になっているということです。

天文分野に当てはめると、それぞれの研究施設が持つデータベース情報を星図上にレイヤー化して検索、閲覧、分析などの活用ができる状況が地図同様に進めばアマチュアにもかなり多くの可能性が広がるように思います。

現状では基本となる星図情報に対し、さまざまなカタログデータ、Astrometry.netのようなインデックス情報(画像による星の位置解析)、世界中の天文台が撮影した画像データ、彗星、惑星、人工衛星などの軌道情報がレイヤー化して利用する環境ができています。
これだけでも十分便利ですが、更に小惑星の軌道データや気象データ、地域の光害データ、それぞれの天体データに対しての観測者の声(プロ、アマ問わず)、撮影したデータを追加して成長する画像データベースなどが積層化して検索・分析などに活用できるようになれば、全世界にいるアマチュア観測者も今以上に情報発信や、情報の向上や新天体の発見などに参加出来る環境が整うように思います。

Astrometry.net同様の方法で小惑星や彗星の位置解析が出来ればアマチュアによる新天体の発見が更に増えるでしょうし、撮影好きの天文ファンが画像データベースへの登録を競いあったりなど、楽しみ方も増えそうです。

現在ではどの分野も情報がデータベース化されています。
天文に関しても多くの研究機関で情報が公開されていますが、上記のように関連する情報やユーザー情報も連携してそれらを星図情報を元に積層化して利用できる環境ができればなと感じています。

例にあげたGoogleMapに関しても一昔前には夢にも考えなかったとこです。
(しかし、現在では当たり前のように利用できます。)


天文分野も研究機関だけでなく、裾野まで広がるMapを中心とした検索・分析・コミュニティ環境が構築されればおもしろそうですね。

私が生きてる内に実現されるでしょうか。
楽しみな項目として期待したいと思います。

自動導入機構のついた赤道儀や経緯台には必ずといっていいほどハンドコントローラが付属しています。

ハンドコントローラが担う役割は大きく、多くの天体座標情報や解析・制御機能を持っており、時刻、緯度・経度情報を入力して、アライメント基準星を導入すれば自動導入が可能になります。

架台の機能なども設定できたりと、その架台を制御するためには必須になる存在です。

しかし、最近になってハンドコントローラの役割をスマホや、公式ではありませんがPCに担わせることができる架台が登場してきました。

私はEAAに使用しているスカイエクスプローラー SE-AT100N架台はダイレクトケーブル(ハンドコントローラ無し)でシングルボードコンピュータで直接制御、写真撮影に使用するCelestron Advanced VX赤道儀はハンドコントローラを介してシリアルUSB変換ケーブルを用いてシングルボードコンピュータに接続しています。

DSC(エンコーダーを用いた導入支援装置)は自作した制御ボックスを架台に接続していますが、位置情報の確認などはスマホやPCのプラネタリウムソフトから行っています。

私が使っている機器の中で最も設定が面倒なのは群を抜いてCelestron Advanced VX赤道儀です。
この機種だけがハンドコントローラを持っており、アライメントなどの諸操作をハンドコントローラで済ませてからでないとシングルボードコンピュータで制御できないからです。(いくつか手順を省くことはできますが)
まあ、ハンドコントローラもコンピュータみたいなものですから、PC使用となると、制御するコンピュータが2台あることになるので、それぞれがきちんと設定されていないとトラブルが起きるのも理解できますし、PCのアプリなどもハンドコントローラでアライメント後に接続する操作手順になっているものがほとんどです。

しかし、私がEAAで使用しているSE-AT100N架台をINDIドライバ、KStars・Ekosの操作に慣れるほどハンドコントローラでアライメントなどの初期操作を行うのが面倒になってしまいます。

最近ではArdiunoなどを用いて古い機材を自動導入機として蘇らせるOnStepと呼ばれる機器を自作する方もいます。

このような機器の延長で、架台とPCの間につなぐことでどのようなメーカーの架台でも一様に制御できるコントロールボックス、またはドライバが出てくれたらな。。と思っています。

天体撮影などを行う方の多くはPCで架台を制御していると思います。

一部のメーカーはPCに接続するときにはハンドルコントローラの機能をオフにできるものもありますが、ほとんどのメーカーはPC接続に関して自社のハンドコントローラが円滑に連携できるような配慮がありません。

メーカーが検討してくれると一番ありがたいですが、むずかしそうです。。
どこかのガレージメーカーでチャレンジしてくれないかな。。
(汎用EQDirectみたいな形になれば一番ありがたいな。)

前回曇りで全く見ることができなかったきぼうを見ることができました。
プラネタリウムソフトに情報があれば、いつも使用しているEAAの機材で撮影しようと思っていたのですが残念ながらどのプラネタリウムソフトにも情報がなかったので一眼デジカメを手持ち(300mm)の軽装で望みました。


0381.jpg

2倍に拡大しましたが、小さいです。。ISSの撮影は初めてだったので焦点距離の長い機材で追いきれるか不安だったので手持ち撮影で済ませてしまいましが、やはり拡大率が足りませんでした。
JAXAがプラネタリウムソフトに位置情報などを提供してくれていれば、自動導入機などで映像や、強拡大画像なども手軽に撮れるのにな。。。と思いました。

満月近いので明るかったのですが、その後はお決まりのEAA。

0382.jpg

0383.jpg

満月近くで明るすぎるせいかSolverでエラーが出ることも少しありましたが、いつもどおりの安定感。
暖かくなったら赤道儀も出したいですね。
(それより、自分がしっかり見たいかも)



いえ、私の人生のことではなく(泣)

本日JAXAが打ち上げだISSが見頃だと情報を得たので、天気も良かったのでEAAの機材で撮影でもしてみようと思って家にあるプラネタリウムで探してみてのお話しです。

日本が誇るISSきぼうのデータがどのプラネタリウムアプリにも入っていないことに驚きました。
Solver使えれば、近くの星でアライメントとっておいてすばやく導入すれば撮影できるかなと考えていました。

しかしきぼうの座標データを調べようとして、プラネタリウム持っているもの全て確認したのですが出てきません。。。
JAXAで公開されている情報はこれ。。(星座早見盤以下のデータですね。。)

流石にこれでは正確な位置情報などわかりません。
人工衛星の情報はどのプラネタリウムソフトも入っているのになぜ無いのでしょう???
(海外のISSの情報もはいっているのに。。。)

更新しても情報は入りません。
ネットで調べてもきぼうという名称以外検索方法も無く、お手上げ状態。。。
(本当に情報公開していないのでしょうか?かなり驚きです。)

上記のサイトでざっくりとした時間、場所はわかったのでまあ、撮影は無理でも眼視くらいはできるかなと気持ちを切り替え、出現時刻5分前に外に出てみると

雲。。。(泣)

結局雲が晴れることもなく、完全にお手上げ。

JAXAさん。。

きぼうという名前をつけるならちゃんと情報も開示してください。。

きぼうが無いなんてシャレになりません。。(リアルすぎ(泣))

0380.png




ここ二日間ほどまあまあの天気が夜まで続き、双眼鏡を持って確認→そのまま短時間の観望を繰り返しすることが出来るようになってきました。(長時間は寒すぎてNG(笑))

EAAの機材も置きに行こうかなとも考えましたが、今年に入って数少ない晴れの夜空なので自分が見ることを優先しました。(先週まで雪降ったりしてましたし)

入門編の記事にも記載しましたが、春は観望で楽しめるものが少ない。。
対空双眼くらい出せば話は別でしょうか、手持ち双眼鏡では時間を忘れて見入るような対象はあまりありません。

不思議ですがこの2日間は八時くらいまでがそこそこの透明度でそれ以降は空の透明度が落ちてきました。
なので、冬の対象も見ることはできました。

木が多いので冬の対象が木に隠れると春の対象です。
こちらはM44やらM3やら有名所を確認して撤収の繰り返しです。

このような出たり入ったりの観望スタイルだとやはり双眼鏡は便利ですね。
10×42 L IS WPだと結構暗い対象まで見えます。

手持ちの対空双眼と同じくらいの価格でしたが、価格分の価値はある機材です。
他のサイズは多数後継機が出ましたが、この機種はロングセラーですね。
(他のサイズの機種はアイドルのコンサート需要が高いみたいです。さすがにこのサイズは持ち出さないか(笑))

身体は冷えましたが、久しぶりの観望だったので満足。
もう少し暖かくなったら対空双眼でも出すかな。(機材も私も花粉が怖いけど(笑))

画像処理と銘打っていますが、まだ前段階となる撮影での配慮の話が続きます。(笑)

なぜなら、この部分の工程をきちんと行わないと後処理でいくら頑張ったところで成果が出づらくなる非常に重要な部分になるからです。

前回天体の撮影では多段階露光が非常に有効という話をしました。
今回はその部分を深く掘り下げ、更に撮影後の前処理の部分まで話を進めたいと思います。

説明の例えは非常にアナログ的ですが(笑)、考え方はデジタル処理の内容になります。

0363.jpg

左側のマスがたらい、右側のマスがコップとお考えください。
それぞれが10段タテに積まれています。
低い方から暗い情報、上に行くほど明るい情報が入ります。
それぞれのマスの黒い部分が情報です。

たらいに入っている情報が自然界で人間の目が得ることができる情報量とお考えください。
それに対し、デジカメの撮像素子はコップの容量しかありません。
通常の撮影であれば、シャッタースピードと絞りでそれぞれの段の比率が同じになるように撮影します。

カメラのスタジオではライティングでデジカメの撮像素子の情報量に適切な比率で収められるよう調整します。
(絞りは被写界深度のコントロールになります。)

撮影素子のビット数はタテに積まれたコップに入っているものの数になります。
ビー玉が入っていれば数えられるくらいでしょう。

砂が入っていれば数えるのが大変になると思います。

ビー玉(ビット数が低い)であれば情報の数は少なくなりますが、砂であれば情報の数が増えます。
しかしどちらもコップの容量は変わりません。あくまで入るものの大きさが変わっただけです。

このことからも撮影時のビット数より、適切にコップの中に情報が収められていることの方が重要になります。

では、天体の画像はどのような情報をもっているのでしょうか。
下図をご確認ください。

0364.jpg

天体の場合は輝度情報の偏りが大きく、更に情報自体が少ない状況になります。
そのため、暗部の情報取得をメインにした画像、中間調をメインにした画像、恒星など輝度が高い情報をメインにした画像というように露出のコントロールで必要になる情報にスポットを当てて撮影します。

撮影の際、変更するのは露出時間のみです。ゲインやISOなどの情報はその撮像素子のデフォルトで行ってください。

当然暗部にスポットを当てたものは明るい情報は破綻しますし、恒星など輝度が高い部分にスポットを当てたものは星雲・銀河などの暗い情報は取得できません。

これらをスタッキングすることで情報をまとめます。

このように撮影段階で画像処理を見越した計画が非常に重要になります。

撮像素子の情報取得量には限界があります。
そのため、天体のように情報量が少なく、かつ輝度差の大きい対象は輝度情報を段階的に捉えスタッキングなどの後処理で画像の情報を最大限に取得できるよう撮影段階で計画を立ててください。

天体撮影の情報はどうもビット数や、Raw現像などスペックにこだわるものが多いように感じます。
しかし、どんなにビット数にこだわっても、先程のご説明の通りコップの容量は変わりません。
それよりも、撮影時により天体の情報を可能な限り取得できる工夫をすることが一番大事な要素になります。

撮影時にきちんと情報を取得できれば、その後は画像処理になりますが、デジタルの場合は前処理と呼ばれる部分がいくつかあります。

実は撮影時にきちんと情報を取得しておけば、後処理の多くはスタッキングとカラーバランスなどで終えることができます。

しかし、前処理部分はスタッキング前に行っておかないと画像が破綻します。

一眼デジカメと天体カメラではこの前処理部分の工程が異なります。
共にカラーカメラの情報としてご確認ください。

●補完処理
カラーカメラの場合はベイヤー配列でフィルターが並んでいます。
そのため、輝度情報以外のカラー情報は撮像素子の画素数の1/4〜1/2しか情報量がありません。
これを破綻なく画像にする処理が補完処理になります。
一眼デジカメの場合はカメラの画像処理エンジンが補完処理を行います。ただし、Rawで撮影した場合は現像ソフトで補完処理を行う必要があります。
天体カメラの場合は画像情報はRawのみなのでまずはこの補完処理を行う必要があります。

●ノイズ処理
一概にノイズといってもさまざまなものがあります。
代表的なものとしては撮像素子由来の暗電流ノイズがあります。
暗電流ノイズに関しては一眼デジカメであれば画像処理エンジンでかなり効果的に処理を行っています。(Rawの場合は現像ソフトで)天体カメラの場合は現像ソフトでの処理が前提になります。

撮像素子の暗電流ノイズは素子を冷却することで抑えることができます。
冷却機能のついたカメラはほとんど気にならなくなります。

しかし、このノイズはスタッキングで効果的に消すことができますので、前処理としての暗電流ノイズ処理は現在であればそこまで気にしなくても良いでしょう。


ノイズの中で最も厄介で、前処理が必要なものはデッドピクセルとアンプノイズ(熱カブリ)になります。

デッドピクセルはその名の通り撮像素子が機能していない部分になります。
ホットピクセルと呼ばれる白色(撮像素子がオンのままストップ)のものと、コールドピクセルと呼ばれる黒色(撮像素子がオフのままストップ)ものが、ありますが、カラーカメラの場合、ベイヤーフィルターがあるため、黒、緑、赤、青、などの原色で現れます。
このノイズはスタッキング前に取らないと線状にノイズが伸びてしまいます。
露出量によってもデッドピクセルになる撮像素子の量が変わるため、面倒ですがそれぞれの画像をチェックし、消す必要があります。

コールドピクセルは発見しづらいのでそのままで、ホットピクセルはRGBの原色情報をもちますので、フォトショップであればRGBの情報が極端に多いものを選択後、近似色の選択を行い、スタンプツールで背景画像を選択すれば
効率的に処理できます。

もう一つ厄介なのがアンプノイズ(熱カブリ)です。
これは長時間露光時に撮像素子が電子部品が発する赤外線を拾ってしまうことで出てくるものですが、撮影時の気温やカメラの種類によっても出方が全く異なります。
画像を反転させてマスク処理する方法もありますが、ムラができたりしてキレイに取れないことが多いため、フォトショップであればLABモードにして輝度情報をチャンネルから独立させ、輝度チャンネルで恒星部分を選択してカラー情報に戻り構成部分を別レイヤーにコピーしてしまいます。その上で再度恒星を選択し、バッチツールを用いてもととなる画像の恒星情報を消します。その後、アンプノイズ部分を選択し、バッチツールで恒星情報の消えた背景画像を移植します。その後、恒星情報が含まれるレイヤーと合成すればアンプノイズを効果的に消すことができます。

この処理を行う場合は保険として何も操作していない画像をレイヤーの最下層にコピーしてしまいます。(失敗した場合に再度処理をおこなえるようにするため)

ほとんどのノイズはスタッキング処理で効果的に処理できますが、アンプノイズとデッドピクセルだけは前処理が必要になりますので面倒ですが上記手順で取り組んでください。

尚、Jpegで撮影した場合は強調時にパターンノイズが出ますので、これもスタッキング前に処理しておきましょう。
(Jpegノイズは規則性があるため、画像処理ソフトのノイズ処理で問題なく消せます。)

最後に日本が抱える最大のノイズがあります。
それは環境光になります。
日本は非常に夜間に照明を多く使いますので、都市部ではあっという間に環境光で情報が破綻してしまいます。
これらを抑えるにはフィルターが効果的になりますが、カメラの特性などで相性なども出てきます。
カラーバランスなども崩れますので昼の撮影である程度ホワイトバランスを取っておきましょう。

上記を見るとなんとなく察しがつくと思いますが、一眼デジカメで撮影する場合は画像処理エンジンを活用するためにJpegで撮影したほうが効率的でメリットも多いです。

Raw画像で撮影するメリットは撮像素子の適切な校正情報と測定器が無いと正直あまりありません。
むしろ転送が重くなったり、PCの処理に負担が出たりとデメリットが多くなります。
(Jpeg8ビットの情報量はスタッキング時に16ビット領域で展開にすることで補完できます。むしろ、有効な8ビットの天体情報を撮影時に得る努力をすることの方が大事です。)

アマチュアの天文雑誌や、カメラ雑誌でRawがやたらと持ち上げられる傾向がありますが、これらは趣味として現像処理を楽しむものとお考えください。

Raw画像は測定器と撮像素子の適切な校正情報がある場合には、測定器的な面から必要にはなりますが、そうでない場合は趣味的な要素しかありません。(Rawで撮影したから画像が良くなるわけではありません。)

むしろ、屋外での天体撮影環境を構築する上ではPCの処理などで負担がかかるためデメリットが多くなります。

天体カメラはFitsしか選択肢がありませんので、これを使うことになりますが、一眼デジカメの場合はよほど処理速度の高いPCを現地に用意するのでなければ不要かと思います。

むしろ、撮影時に情報をより多く取得する工夫のほうが圧倒的に重要です。
プロのカメラマンがライティングに非常に時間をかける意味はそこにあります。
(撮影現場でRaw現像をしているカメラマンは今まで数十年見てきても一人もいません。私はRaw現像はアマチュアの趣味領域の行為と認識しています。(趣味なのでその行為を否定はしませんが、撮影画像を向上させるために必要なものは上記の通り撮影部分での情報取得がもっとも重要であると考えています。)














この領域は仕事で長く関わっていたため、趣味の天体関連に記載するか悩みました。
(仕事の延長線上になりそうで。。)

天体関連は趣味の幅が非常にひろいのですが、その中でも天体撮影を行う方が主流になっているように感じています。
特に海外ではアカデミックな領域とアマチュアの境界線が薄く、本当にさまざまな情報が飛び交っているように感じます。

表題の画像処理に関してもかなり先進的な技術なども開発されていますが、こと日本のアマチュア領域で画像処理に関する記述にかなり偏りがあるようにも感じています。
(宗派論争にするつもりはないので、あくまで情報記事として御覧ください。)

まず、撮影をする前段階の話になりますが、さまざまな記事を確認しても撮像素子の感度特性に合わせたプロファイルの作成について触れている情報がありません。

現在の撮像素子は非常に性能が高く、きちんとしたプロファイルさえ用意すればスペクトル測定などにも利用できる性能があると思うのですが、天体カメラのメーカーサイドで撮像素子の感度特性に合わせたプロファイルが用意されていません。

その上、画像がFits(位置情報を記載したRawファイル)形式でやりとりされるため、基準となる測定値を出すことができない状態です。
簡単に言えばホワイトバランスが取れない写真しか撮影できない状態になっているということです。

一眼デジカメであれば、メーカーサイドで測定した内容で画像処理された画像が出力されるため、少なくともホワイトバランスが全く取れないということは無いのですが、天体カメラはそのような前処理部分がないため、画像部分はRawになり、ユーザーサイドでプロファイルを作成しないと色が全く合わなくなります。

言い換えれば、カメラの特性にあわせて、RGB各色ごとに適した露出を行わないとある部分は飽和、ある部分は情報不足といった状況になってしまいます。

その上、性能が上がったとはいえ撮像素子のSNでは現状ではフィルムでいうとかなりポジに近い狭いレンジになりますので、そのレンジに効果的に情報を収める必要があります。

例として挙げるとコマーシャルフォトの物撮り(商品撮影)などは光のスペクトルが太陽に似たストロボを用いて、モニターなども色温度を5000度に合わせ、非常に細かくライティング処理を行い、狭いレンジに適切に情報をまとめるように撮影しています。

使用されるカメラは一眼デジカメより撮像素子が大きなものを使用していますが、画像処理(前処理)はカメラ側で行われています。そのため、色のバランスが崩れることなく、狭い撮像素子のレンジにきれいにまとまるように綿密にライティングを行って撮影されているわけです。

天体撮影で言い換えれば、天体カメラの撮像素子のスペクトル特性(色による感度)に合わせた露出量での撮影(各色ごとに異なるはずです。)とプロファイルによる前処理(カラーカメラであれば、ベイヤー配列の最適化処理、ノイズ処理など)が重要な要素になるはずです。

言い換えれば撮影を含めた前処理段階が非常に重要です。

いろいろと情報が溢れているのは後処理の部分の話がほとんどですが、撮影を含めた前処理部分に焦点をあてた情報は少ないように感じています。

・簡単に出来る準備としては、天体カメラで昼に撮影を行って色のバランスが最適になるプロファイルの作成(カラーチャートだと尚良い)

・可能な限り暗い環境で地上の風景を長時間露出してその撮像素子のノイズの処理の最適値を把握


の2点は行っておくと後処理が楽になります。

一眼デジカメであれば、Rawで撮影するよりカメラの画像処理エンジンを効果的に使用したほうが良い結果になる可能性が高いです。(ホワイトバランスは太陽光、ISOはデフォルトが基本、一眼デジカメの画像処理はメーカーが威信をかけた非常に優秀なエンジンです。(Jpegでしか結果を収められないのが難点ですが。。))

前出の通り、撮像素子の情報レンジは少ないので、天体の撮影の場合はコマーシャルフォトのように光を厳密に決め込んで一発撮りということは現実的に不可能です。(ネガフィルムくらいレンジが広い撮像素子が登場すれば別ですが。。)

そのため、多段階露光+スタッキング処理でのまとめを考慮した撮影が非常に重要になります。
ポイントとしては、すべての露出でゲインはメーカーの推奨値で撮影をおこなうことです。
カメラのゲイン(一眼デジカメだとISO)は目に見えやすいように信号レンジを持ち上げるだけなので(一眼デジカメの場合は画像処理エンジンでいろいろやってくれてますが)上げるほどに情報量が減った画像しか手に入りません。

画像の情報量は撮像素子のゲインデフォルトが最大値です

ゲインを上げても感度が良くなるわけではありません。あくまで人間の目に見えやすくなるだけで情報自体は減ります。

天体撮影の場合は、輝度差が大きいため、目的の対象の輝度情報を分割的に扱い、ゲインを一定にして露出でコントロールすることが重要な要素になります。

画像処理と聞いて、後処理部分のテクニックの話題かと思った方も多いと思いますが、撮影において光のコントロール(適切な輝度情報の取得)は最重要要素の一つです。
(まあ、構図などもありますが)

撮影画像を向上させる重要な要素として、撮影方法(情報量を可能な限り取得する、天体の場合は輝度差が多いため、分割的に輝度情報取得の計画を立てる)、前処理要素(プロファイル作成、その撮像素子に最適なノイズ処理値)にも目を向けていただけると幸いです。

(その1と書いたので続く予定です(笑))


月は出ていますが、貴重な晴天の夜なのでいつものセット(ZWO120MC、Cマウント102mmズーム(F2)、自作電動フォーカサ、スカイエクスプローラーSE-AT100N架台)に戻しEAA観望をしました。

IMG_3273.jpg
(手抜き写真で汚くて申し訳ありません。。。)

お手軽セットとはいえ、架台電源ケーブル、カメラのUSBケーブル、電動フォーカサーのUSBケーブル、架台につなぐ自作シリアルUSBケーブルの計4本のケーブルを接続しますのでスマートさには欠けますね。。
(持ち運びのキャリーケースの中にSBCとバッテリー、WIFIの反射板を入れてあります。)
配線が終われば、バッテリーを入れ、部屋に戻ってPCからリモート制御。
(SE-AT100N架台のINDIドライバは若干バグもあるのですが、回避できるので問題なく使用できます。)

ありがたいことにライブスタッキングで使用しているCCDCielにJPEGの保存オプションが付いたのでますます快適に観望ができています。
(似たような記事が多数ブログにありますので操作環境の写真は割愛します。)

観望をしながらこの記事のことを思い出していました。。。

小学生の頃の天体趣味を中断して再開してから早13年。。。(中断期間は23年(笑))、気がつけば大分この趣味を継続しています。

再開してからつくづく感じたのは時代の変化(空の悪化、テクノロジーの進化)と天体機器の変化(と変化していない部分)、そして天体を趣味にする方々の変化(子供世代が少ない)です。

再開当初光害地域に住んでいて星座すら見えない環境で天体導入がままならなかったことから力技と執念(笑)でPCと接続する導入支援機器(DaveEK氏のDSC)を制作し、架台にエンコーダをつけたところからスタートし、なずな工作室さんが考案したDSCArduinoを使用したDSCと複数台制作、エンコーダをつけられない架台には可動式の目盛りを自作して取り付けるなど、持っている架台で自動導入機構が無いものには何かしらの導入支援装置をつけて観望していました。
(自作記事などはこちらにまとめています。)

一通り導入支援や自動導入環境が整ってから、子供の頃にはできなかった惑星撮影や天体写真なども行いましたが、快適な観望環境を作るのになんてお金と労力がかかる趣味なんだろう。。と感じていました。

しかし、ここ数年でお隣の国が開発した機器で面白いものが多数出てきました。
廉価な自動導入経緯台(エンコーダ付き)、カメラ、GPSを内蔵してアライメントを自動化できる架台、廉価な天体カメラなど今の時代に合わせたような製品がようやく出てきた感じです。

私自身も日常的に使用しているシングルボードコンピュータでも自動導入、スケジュール撮影、オートガイド、PlateSolverなどが実用的に使用できています。

これらをうまく組み合わせて廉価で様々な要求に応える汎用機を構築できないかな。。と考えています。


草案はこんな感じです。

・スマホのバッテリーですべて動作可能→架台やデジカメは昇圧回路などを自作
・SBCを活用(手軽な観望、撮影から導入支援、オートガイド撮影まで網羅、しかしGPSやRTCの組み込みが必要)
・廉価なエンコーダ付の架台を活用(SBCやスマホと連動した正確な自動導入、手動操作でも位置解析が可能)
・撮影には一眼デジカメを使用(SBC、スマホからリモート制御、一眼デジカメの画像処理エンジンを有効活用)
・オートガイド、PlateSolverでの天体位置解析に兼用できる電子ファインダー(天体カメラ+35mm)


SBCやスマホにいくつかのアプリをインストールしておき、使用用途によって使い分ける運用になります。(ホントはスマートに一つの制御環境でできるといいのですが。。。)

●お手軽観望したい人はSkySafariを使用してWIFI接続で架台をリモート操作、手動でも星図とマッチングして導入支援可能
●星景写真やインターバル撮影などを行いたい人はスマホアプリのqDslrDashboardを使用してWIFIで無線操作
●直焦点写真を行いたい方は架台を赤道儀モードにしてKStars・Ekosからフルリモート制御のオートガイド撮影
●位置解析やオートガイドは電子ファインダーをEkosで使用(架台とも連携)
●惑星撮影は電子ファインダーを望遠鏡につなぎ直して撮影
●SBCに保存されたデータはPCと簡単にファイル共有
●SBCのリモートデスクトップ制御


・一眼デジカメの候補はCanonのKissシリーズ
・架台の候補はSkyWatcherのAZ-GTi(ウェッジ使えば赤道儀としても使用できる。
・眼視観望だけならSkySafariで無線制御

架台部分だけが候補の機材を私が所有していないので、確認取れていないのですが(写真のSE-AT100N架台でも可能です。)、実はもう私のSBCですべて実装できているんですよ。(INDI環境フルセット(日本語化済み)、単独で一眼デジカメのスマホのリモート制御サーバになるqDslrDashboardサーバの実装、SkySafariと架台をSBCをハブにしてWIFI接続できるser2netサーバ、ほかにも多数。。
一番の難関はSBCにはRTCがついていないので、時計機能が屋外では使用できないことです。
これを回避するにはRTCをGPIOを利用して組み込むか、GPSモジュールを組み込む必要があります。
(私はGPSモジュールを組み込んでありますので、ドライバの設定などは完了しています。)

上記のように、自分自身が観望や星景もやるのでそれに便利な環境も作ってあります。
Solverの使用を電子ファインダー程度の焦点距離に絞ればインデックスファイルも軽くなりますので、動作確認済み、日本語化済みのディストリビューションとして配布もできます。
このブログでそれぞれの使い方を紹介すれば天体環境構築初心者の方でも便利に使えるかな。。と考えていました。
(INDI部分がややこしいですが、設定してあれば大分敷居が下がるはずです。)

上記用途くらいであれば、電力消費量の少ないラズパイ3や3プラスでもストレスなく実現できます。(実証済み)
(ラズパイ4でも環境できていますが、電力消費が多くなったのでスマホバッテリーで対応しているものがまだ探せていません。)

理想を言えば、使用用途に合わせて操作を選べるフロントエンドがあると最高ですがこれは無理。。
(いろいろ模索したのですが、この部分はプログラム組めないと無理ですね)

興味ある方いますか?






今年に入って初めての快晴、いつもは夜に雲が出ますが(笑)本日は晴れています。

と、いうわけで前回消化不良で終わった一眼デジカメを用いたEAA(電視観望)に再挑戦しました。
いつもの広場設置して、前回の設定でSolverを試みますが、なかなか成功しません。

そうするうちに、画面の星が見えなくなっています。。。
部屋から出て空を確認すると快晴。
???しょうがないので機材を設置した広場まで行くと。。。

0292.jpg

凍ってます。。

レンズ前面のフィルターにも盛大に霜が降りています。。(こりゃ見えないわ)
150メートル離れた部屋に持ち帰り、フィルターの霜を取り除き再度設置。

やはりSolverが成功しません。

本腰を入れて設定を確認していきます。

しかし、5分もしないうちにまたフィルターに霜
(今晩はこの霜との戦いになりました。。)

5分毎に150m先の広場を往復しながら(なんのためのリモートでしょう。。)Solver不調の原因を探っていきます。
数往復した後、原因がわかりました。

前回同様デジカメの設定はJpeg・Smallにしたのですが、ドライバのコントロールパネルにデジカメのピクセル数の設定箇所が2箇所(以前は一つimage Settingタブとあと一つは失念)、Ekosのキャプチャモジュールにも1箇所(中段左)あり、ドライバの設定を保存してもEkos側が切り替わらずこの3箇所のピクセル設定を手動で入力して合わせる必要がありました。

ピクセルサイズをCMOSのデフォルトサイズ(5184☓3456)でも確認しました。
諸々設定を調整する中で、一眼デジカメに適した設定が見えてきました。

EkosではAstrometry.netとASTAPがローカルSolverとして使用できますが、この両者でも設定が異なります。

以下に記載します。

●一眼デジカメでのローカルAstrometry.netの設定
(コントロールパネルの設定はその都度必ず保存してください。)

・ファイル形式はJpeg、Nomalに(ノーマルであれば最大のピクセル数でも影響なし)
・コントロールパネル2箇所、Ekosのキャプチャモジュールのピクセル数設定箇所のピクセルサイズを全て揃える
・Ekosキャプチャモジュールの画像変換形式はFitsよりネイティブのほうが若干速い
・Ekosアライメントモジュールのオプションボタン→Solver Optionタブをクリック→DownSampleの数字をSmallJpegの場合は2、最大サイズの場合は4に設定する。(下図赤枠部分)


0293.jpg

上記のように設定を整えれば、転送1秒程度→解析3〜4秒で一眼デジカメでもSolverが完了します。
最大のピクセルサイズであってもJpegノーマルの設定であれば転送は約1秒で済みますので快適です。
解析時に非常に重要になる要素はダウンサンプルです。
画面サイズが最大のときには4、SmallJpegなどピクセルサイズが少ないときには2〜4に設定することでアライメントモジュールの解析のみ画像を自動的にリサイズして計算します。

一眼デジカメは高速な画像処理エンジンがあり、バッファメモリを利用できます。転送はUSB2なので遅いですが、画像処理エンジンとバッファを利用できるJpegファイルで処理を行うことで転送が高速になります。
(天体カメラの場合は転送を高速にするためにはビニングが非常に有効だと考えられます。)
ローカルAstrometry.netを用いたアライメントモジュールの解析にはダウンサンプルを用いてピクセルサイズを減らすことがポイントです。

デジカメの最大ピクセルの場合はダウンサンプルを4、SmallJpegなどでピクセルサイズが少ないときでもダウンサンプルを2〜4に設定することで、事前にリサイズしてから計算しますので処理速度が向上します。
それでも解析に時間がかかってうまくいかない場合は上図の青枠部分をクリックして座標を合わせてみましょう。これでうまくいくはずです。

(天体カメラは画像処理エンジンが無いので、ビニングとダウンサンプル両方を設定しましょう。)


●一眼デジカメでのASTAPSolverの設定
(コントロールパネルの設定はその都度必ず保存してください。)

・コントロールパネルで縦1000ピクセル以上のサイズ(1500〜2000程度が成功率が高い)に画像を設定
・ファイル形式はJpegに(ノーマルが転送速度の観点からおすすめ)
・Ekosアライメントモジュール→オプションボタン→ASTAPタブ→ダウンサンプルは画像のサイズが縦1000ピクセル以上になる範囲で設定(0〜2)


ASTAPを用いたSolverはローカルAstrometry.netと設定がかなり異なります。
ローカルAstrometry.netは画像サイズを小さくするほど解析が速くなりますが、ASTAPは縦方向で1000ピクセルほど確保しないとエラーになります。
ローカルAstrometry.netと比較しても処理する画像の質がシビアに求められます。(ノイズが多かったり、フォーカスが外れすぎているとエラーが出ます。)

よって、一眼デジカメの場合はピクセルサイズは最大、Jpegノーマルにしてダウンサンプルを無しか、2にして運用するのが安定するようです。

上記のように設定すれば、シングルボードコンピュータ(私の場合はNanoPi-M4)のみを使用してSolverを行っても、画像の転送を含めても6〜8秒以内に解析が終了します。

レンズフィルターに霜が降りるので上記解析に大分時間を取られてしまいましたが、なんとかASTAPのライブスタッキングまで試すことができました。


0294.jpg

しかし、ASTAPはSolver同様画像のクオリティに非常にシビアです。
撮影画像の内数枚しかスタックしてくれません。(カメラレンズのモーターフォーカスがドライバから制御できなかったのも原因)
Solverの設定に手こずったため、フルピクセル・Jpegノーマルの設定のままでしたので、画像サイズが大きくスタッキング処理に非常に時間がかかりました。(その割にはスタッキング枚数が少ないしょぼい絵に。。。)

一眼デジカメを使用したEAAは労力の割には得られる効果は低く感じました。
(Jpegスモールで運用すれば違うかもしれませんが)

結論
・一眼デジカメのSolverにはJpeg形式、ダウンサンプルを忘れずに
・ピクセル数の設定をしっかり確認、設定、保存まですること(箇所がコントロールパネルで2箇所、Ekosキャプチャモジュールに1箇所)
・ASTAPはSolver、ライブスタッキング共画像クオリティが必要
・氷点下環境でEAAを行う場合は機材の霜対策が必要
・INDIドライバはバージョンが上がるたびに設定項目が増え、その都度設定を保存しないとエラーが出る可能性が高い。重複項目もあるため、使用するには事前確認が重要。
・氷点下環境でリモートでの動作確認は著しく効率が悪い(霜との戦い)



以上です。。


昨日は昼から快晴が続き、天気予報も終日晴れの予報。

以前記事にした一眼デジカメを使用したEAA環境を使用してみることにした。

まずは室内で動作チェック


機材構成は以下

・スカイエクスプローラーSE-AT架台(自作シリアルUSBケーブルで接続)

・EOSKissX5+28〜300mmズームレンズ(タムロン製)

・自作昇圧デジカメバッテリー(USBからデジカメの電源補給)

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上記モジュールに、USBケーブルを接続してUSB端子から電源供給できるようにしました。
カメラ側のバッテリーボックスに入れるアダプタは純正のACアダプタを共用できるように端子をあわせて作ってあります。
(今だとアマゾンで上記の構成が直接できるものもあるようです。)

・L型アリガタ、ベルボン・スーパープレート

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一眼デジカメだとレンズ側が重くなるため、そのままではバランスが取れません。
上記組み合わせで対処しました。

・NanoPi-M4

・ポータブルバッテリー

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気軽な持ち運びセットとして、以前使用していたEAAのカメラ部分のみを変更した構成です。
INDIドライバで一眼デジカメは久しぶりです。
かなりバージョンアップがあったので無事に動くか若干心配。
一眼デジカメは機能がいろいろあるのでINDIドライバで制御する場合は以下の設定を事前に行う必要があります。

・撮影モード→マニュアルに変更
・メニューボタン→カスタム機能→シャッターボタンの設定をAEロック(AFはしない)に設定
(これをしておかないとシャッターを切るときにAFが働いてしまい、INDIドライバでフォーカスモーターの制御ができなくなります。)


カメラ側の設定を済ませ接続してみると案の定EOSKissX5をリモート操作すると認識するけどシャッターが落ちない。
いろいろ調べてみると自作昇圧デジカメバッテリーの電源補給をNanoPi-M4のUSB端子から行っていたこと(電力不足)が原因のようで、ポータブルバッテリーから電源供給すると問題なく動作するようになりました。

ドライバの設定を進めていくと、カメラレンズのフォーカス制御がアウト側しか動作しないことがわかりました。。
このレンズの問題か、それともドライバの問題かを検証しようかと思いましたが時間がかかると観望ができなくなりそうなので宿題にしていつもの広場に設置しました。(まあ、フォーカスは事前に合わせておけばなんとかなりますし)

0257.jpg

スマホ写真なので、写りはいまいち。。
フォーカスの不安があったため、設置前にマニュアルフォーカスでライブビューを確認しながらざっくりフォーカスを合わせました。
NanoPi-M4、ポータブルバッテリーなどはキャリーケースの中に入っています。(以前考案したWIFI反射板も)
一眼デジカメを架台に接続するのにアダプタ類が必要になるし、カメラの電源供給のため配線が一つ増えますので以前のEAA環境より少しスマートさがなくなります。。

外はマイナス気温です。
早々と設置を済ませ、自宅に帰還。

ここからは自宅からリモートで制御です。


0260.jpg

動作チェックであらかた行いましたが、EAA用にデジカメのドライバを設定します。(ファイルをJpegSmall、ISOをチェック用として1600あたりに、設定したらオプションタブにある保存ボタンを押すのを忘れずに


0259.jpg

機材の構成(レンズの焦点距離など)が変わっったのでEkosのマウントモジュールの赤枠部分を記入して追加します。


0258.jpg

その後はいつも同様KStarsの星図に移りマウントコントローラを使用して適当な場所に移動


0261.jpg

EkosアライメントモジュールでSolver。ローカルAstrometry.net、ASTAPいずれのSolverも問題なく動作しました。
(ASTAPはやはり画像のサイズが縦1000ピクセル以上は必要なようです。デジカメだと問題なく動作しました。)


・・・さて、あらかた準備も整いました。
いよいよ撮影→ASTAPでのライブスタッキングを試してみましょう。
その前に念の為テスト撮影をしてみましょう。


0262.jpg

・・・あれ、星がいない。。。。。


外に出てみると空全体に薄雲が。。。。。。。。

・・・まあ、こんなときは気を落ち着けるためにも風呂にでも入り様子をみましょう。

風呂から出て確認、ドラマを見て確認、ネットを見て確認とその後数回撮影を試みましたが星は写りません。。。。

3時間程粘りましたが結局星が見えることはなくあえなく撤収。。。(機材が軽いのがせめてもの救い)


長い記事でしたが、一眼デジカメでのEAAは途中までの動作確認でライブスタッキングまでは試せませんでした。。。


本日の成果(とわかったこと)

・一眼デジカメだとローカルソルバー(ASTAP,Astrometry.net)が両方使用可能(ピクセル数が多いため、快適に使用するにはドライバ設定でJpegSmall(ピクセル数を減らす)、ネイティブ(Fits変換をしない)、Ekos→アライメントモジュール→オプションボタンからダウンサンプルを2〜4に設定しましょう。

・一眼デジカメのライブビューは想像どおり暗すぎて観望には使用不可(フォーカス合わせにも別ウィンドウで立ち上がるため使いづらい)

・一眼デジカメを架台に接続するにはバランスをとる部品類が必要

・自然は非情



以上です。












年が開けてからずっと曇天、もしくは雪。。。

トピックスとなるような新機能も出てこないためなかなかブログが進みません。
リアルな引っ越しとブログの引っ越しが重なった昨年の3月〜4月のペースに近くなっています。

前回お知らせした一眼デジカメを使用したEAAのテストもずっとチェックできません。

まあ、晴れたとしても外は氷点下、そう長時間の観望やチェックは寒くて行なえません。
冬眠期間があけるまでじっと我慢の日が続きます。

皆様もお体ご自愛ください。

今年に入ってから当地は天候が優れません。(去年と変わらないような。。。)

タイトルに記載した件は、いつか試したいと考えることですがなかなか実行できませんので備忘録として記載しておきます。

私は当地に引っ越してから手軽に設置できるEAA(電子観望)をよく利用しています。
小型の天体カメラ(ASI120MC)、Cマウントレンズ(17〜102mmのズーム!)、自作フォーカサー(Moonlite互換)、自動導入経緯台(スカイエクスプローラーSE-AT100N架台)を用いたこのシステムはINDIドライバでマウントのバグが若干ありますが、コンパクトで快適に遠隔操作ができ快適に使用できます。

しかし、唯一の欠点が画質が悪いことです。

素直に天体カメラを新調するのが一番ですが、撮影で使用している一眼デジカメに望遠レンズをつけて観望するとどうだろうかと以前から考えています。


理由は以下

・Ekosから望遠レンズのフォーカスを操作できるため、フォーカサー分のUSBケーブルが不要になる。(1本減る)
・ファイルをJpegファイルにすれば、一眼デジカメの優れた画像処理エンジンを使用できる。(動作が軽い)
・ASTAPのSolver機能がASI120MCでは正常に動作しない(Pixel不足)
・ASTAPのSolver、ライブスタッキング機能がデジカメと親和性が良い


と、なんとなく良いことが多そうだからです。
撮影ではなく観望用ならピクセル数も1600☓1200もあれば充分なので一眼デジカメの画像処理エンジンを使えばサクサク見ることができそうです。


若干不安な点は

・明るいズームレンズを持っていないため、4〜8秒程度の露出でどこまで写るか?
・ライブビューを使用できるが、29.97フレーム固定なので明るい星以外確認できない。
(明るい星でのピント合わせ専用、観望では使用できそうもない)
・ISO感度を高くした場合の画質(ASI120MCより悪くなっては意味がない)
・ビニングが使えないため、ゲインアップはISO頼みになる。



一眼デジカメのライブビューは天体カメラのストリームモードと異なり、29.97フレーム固定なのでライブビューでの観望は難しいでしょう。(これができれば最高ですが)
よって、観望用の少ないピクセル数の画像を順次撮影して、スタッキングしながら見る、という形式になると思います。

現在私が使用しているEAA環境よりレンズが暗くなるため、快適に観望できる露出時間でどれだけ写ってくれるかが鍵になりそうです。

実際に使ってみて良ければ改めて記事にしてみようかと思います。(とても良ければ特集に、悪ければ報告程度(笑)、晴れることを祈ります。。。)


CCDCielのアップデート情報を確認していたら見慣れないAlpacaというワードが。。
調べてみると、ASCOMのリモートドライババージョンのようです。

詳細はこちら

ASCOMのネットワークミドルウェアみたいなものでしょうか。
機能的にはINDIとかぶるような感じですが、マルチプラットフォームを謳っています。
どのような実装になるのでしょう、詳細が不明です。
環境構築の選択肢が増えることは良いですが、もう少し情報がほしいですね。

詳細をご存知の方はいらっしゃいますか?
以前の記事に記載しましたが、現在の我が家は私有地内に広場があり、視界も開けているため観望や撮影などはその広場まで機材を運んでいました。

直線距離で50m、通路を通れば150mほどでWIFIの電波がギリギリ届くか届かないかといったところです。
なんとか室内で操作できないものかと試してみましたが、電波が弱く快適とは言いづらい状況でした。

そこで若干工夫をしました。
ラズパイ4やNanoPiM4などシングルボードコンピュータを刷新したのでテストも兼ねて再挑戦です。

追加されたものはこちら2点

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風防をWIFIのリフレクタにしてシングルボードコンピュータの後ろに設置し、運搬時に使用したキャリーボックスの中にSBCとともに収めます。

0251.jpg

その後はこの記事のように機材をキャリーボックスの上に乗せ設置完了、室内に戻ります。

購入した子機を室内のPCに接続し、SBCのWIFIと接続。
当初は受信側もリフレクタで受けて受信感度を向上させていましたが、設置がシビアなため受信側は外付けの感度がいい子機を購入しました。

更に遠距離から接続するなら下記のような機材もありますが、本来の性能を発揮するには2台購入する必要があります。

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結果としては前回受信感度が2〜3だったところが常時4(5段階)に向上しました。
私はリモートドライバで使用せず、SBCをVNCやRDPでリモートするのでこのくらい感度が上がれば快適に操作できます。(リモートドライバで使用するとWIFIでは画像のダウンロードが遅すぎて快適性が薄れます。)

私の購入した子機はビームフォーミングという機能をもっており、接続した機器側に電波を強く送受信できます。
今回は窓際から離れたデスクトップPCで作業しましたが、ノートブックやminiPCに接続してアンテナを窓際まで持っていけば更に受信感度が上がりそうです。

WIFIの電波は超短波なので、アルミなど金属のリフレクタを使用すると特定方向の電波強度を高くすることができます。

若干心配でしたが、リフレクタと子機の組み合わせでもなんとかなりそうです。


0248.jpg

Solverも快適に機能、SBCでも数秒で解析が完了します。(機材はコンパクトですが、Cmosサイズが1/3インチのため、35mm換算で700mm程度の視野になります。)


0247.jpg

M42


0250.jpg

M44(深夜なので春の対象まで)


EAAなので、大した画像ではないので掲載しませんでしたが、上記以外にも2〜30対象を観望しました。
Ekosで自動導入、オートフォーカス、Solverを室内から操作できるのは快適です。
スタッキングや画像鑑賞にはCCDCielを使用しています。
(INDIドライバは複数のソフトでドライバを共有できますのでこのようなことができます。)


冬はこの観望スタイルがメインかな。(すでに外は氷点下ですし。。。。)






今年は本当に天候に恵まれませんでしたが、ここにきてようやく夜も晴れました。
(今年はまともに星見れたのが4〜5回です。。。)

もう、この季節ともなると深夜は冬の夜空が広がります。
なんと、今日は冬の天の川まで見える夜空でした。

しかし、秋とは思えない寒さ。。
こんな時は手軽に双眼鏡でお気軽観望です。
二重星団、M34、35、36、37、41、プレアデス、ヒアデスといった散開星団や、冬の淡い天の川散策、オリオン座のM42から三ツ星にかけてなど見どころが沢山です。

EAAや撮影に使用する環境はラズパイ3からNanoPi-M4に移行したので、実際の星空で調整しようと思います。
実家もそうでしたが、現在の居住地も私有地内とはいえ機材を出しっぱなしに出来ない環境なので比率的にEAAやDSCなどが増えそうです。

久しぶりに対空双眼でも出すか、寒さに負けて室内からEAAにするか(苦笑)迷う所です。
(このまま晴れが続いてほしいですね。)

私はEAA(電子観望)を行うときに感度を稼ぐためにビニングを使用しています。

通常天体カメラのハードウェアビニングは複数のピクセルの輝度情報を加算(2☓2ビニングであれば縦横2ピクセル)してまとめるので、カラーカメラのベイヤーフィルター情報がなくなりモノクロ画像になります。

しかし、ZWO社の天体カメラのドライバを使用する際、ビニングにしているのにカラーデータが取得できる設定があります。

後処理で使われるソフトウェアビニングは取り込んだ画像のピクセルを加算するため、カラーの画像であればカラーのまま輝度情報を加算することができるのですが、ハードウェアビニングでは不可能なはずです。

調べてみると、どうやらZWO社の天体カメラはハードウェア上でソフトウェアビニングを行うモードを持っているようです。(名称が紛らわしいですが、、要はカメラ内にカラー画像の処理エンジンとソフトウェアビニングエンジンを処理機能として内蔵しているということです)


INDIドライバではコントロールパネルからRGB24を選択するとこのモードを使用することが出来ます。(Raw16やRaw8を使用すると通常のハードウェアビニングになります。)

このモードですとカラー画像のままビニングによって画像の転送量を減少することもできるためEAA向けと言えるでしょう。(意外と使用している方が少ないようです)

EAAはまだ新しい観望スタイルなのでそのための環境構築方法が確立されていません。
(現状ではWindowsのSharpCapを使用するのがもっとも無難ですが、今後さまざまなアプリが登場するでしょう)
写真撮影ではRawファイルが重視されますが、観望スタイルによってはこのようなカメラの機能を利用したお気軽な環境構築が良い場合もあります。

ZWO社のカメラのようにハードウェアでソフトウェアビニングを組み込んであればカラー画像を気軽に扱えますし転送速度も速くなります。

願わくば更に進歩してデジカメ並みの処理エンジンを積んだ天体カメラも出てきてほしいです。
(EAA向きの処理エンジン付きの天体カメラとか。。)



夜、空を見て曇っていることを確認するのが日課(苦笑)になっていましたが、なんと今日は晴れています!!!

しかし、深夜のため大きな機材を持ち出せなかったので手持ちの双眼鏡での観望に留めました。
深夜の秋は冬の夜空も楽しめますので、以前こちらに記載したルート(白鳥座付近は間に合いませんでしたが)と冬の対象を一通り楽しんで撤収。

久しぶりの星空を楽しみました。
撮影やEAAも楽しいですが、私は結構小型の双眼鏡で空を眺めるのが好きだったりします。(星が密集したところだと視界が星で満たされる状態になり、充実感があります。)

こちらに来てからずっと昼は晴れても夜は曇る状態でしたが今日は反対に夜晴れてくれました。
すでに夜はだいぶ寒くなっていますが、願わくば今日のように夜晴れる日が続いてほしいですね。


この週末トラブル続きでいささか疲れましたが、赤道儀のトラブルは電源スイッチに起因していることばかりだったことが思い起こされました。

過去に赤道儀のトラブルは二度ありましたが、いずれも運搬時などで電源スイッチがオンになっている状態でした。

私の使用している赤道儀は初代(今もありますが)はCelestron Advanced-GT、上記トラブルで電源が入らなくなり、その後同じメーカーのAdvanced-VXを購入しました。

Advanced-GTはその後テスターなどで調べたところ、配線の一部が断線していることがわかり、ハンダで配線を治したら無事復旧しました。(新しい架台を買ってからというのがなんともでしたが。。)

Advanced-VXに関しては発売後すぐに購入しましたが、購入時いろいろトラブルがあり、交換になりましたがそれ以降は問題なく動作していました。しかし、先週末ハンドコントローラーのファームウェアが壊れました。
このときも運搬時に電源スイッチが入っていることに気づかずに電源ケーブルを接続したのが原因と思われます。

新旧どちらの赤道儀も電源スイッチが入った状態で電源ケーブルを接続するとトラブっています。

通常、突入電流などに対処した機材はこのようなトラブルは起きないと思いますが、このメーカーの赤道儀は突入電流の保護回路が入っていないかもしれません。(予想ですが)

もしそうだとすると、運搬時などでうっかり電源スイッチが入ったままで電源ケーブルをつなぐと高い確率で機器が壊れる可能性があります

遠征や屋外での使用だとだいたい設置後にトラブルに気づくことになるため、トラブルが出たときにはすでに手遅れになってしまいます。

なんとか安全に運用できる方法があるといいのですが。。。
(皆さんはなにか対策されていますか?)


昨夜のリベンジで惑星撮影の準備をしましたが、表題のとおりADVANCED-VXのハンドコントローラーが起動してくれず、観望もせずに撤収しました。

Astroberryサーバの入ったラズパイも無線のAPが昨日同様機能しません。

こちらも撤収してから再度調べないといけないようです。

せっかくの休みなのに残念な日でした。
引っ越してからほとんど曇り、雨が続き赤道儀を出して観望や撮影が行えていませんでしたが、本日ようやく晴れました。
惑星を観望・撮影できるよう以前購入したキャリーワゴンに全て機材を詰めて150m先の広場に向かいました。
道が細く、けっこう坂もあるので心配しましたが無事に運搬できました。
(帰りは上り坂のため重かったですが。。)


206.jpg

積み込みの際、若干順番を間違えたので少しかさばりましたがなんとか一回で運搬が出来ました。
(若干計算が狂った部分もありましたが、収まってホッとしました。)


以前のベランダ撮影と異なり、ACが引けませんのでバッテリーでの運用になります。


207.jpg

久しぶりに赤道儀を使用できました。
今回はバッテリー環境下でラズパイとiPadでのリモート操作、惑星の撮影まで行いたいと考えていましたが、アライメントを終え、木星、土星の観望を行っている途中で雲が。。。。。

1時間ほど粘ったのですが、残念ながら結局撮影は行なえませんでしたが、機材のテストはある程度行えました。
想定外の不具合等も出たため、帰宅後システムのチェックなども行いましたが、家で同じ環境で確認すると問題なく動作します。

ラズパイは2台を別々の設定にしてありますが(一つはTinyAstroカスタマイズ、もう一つはAstroberryカスタマイズ)、外で使用する場合たまにAstroberryのWiFiの調子がおかしくなります。
同じマシンなので電源の問題でもなさそうですし原因究明が難しそうです。

撮影が出来なかったのが残念でしたが、気流が良かったため、木星も土星もシャープな像を楽しめました。
なかなか全ては上手くいきませんね。。。

しかし、ようやく赤道儀を使用できたので良しとします。


追伸
0時頃空を確認してみると、雲が消え一面に星空が!
もう秋の空になっているため、北天を双眼鏡で楽しみました。
晴れてくれさえすれば、白鳥座付近ーケフィウス座ーカシオペア座ーペルセウス座辺りまでしっかりと天の川が見えます。二重星団も目で確認できますので、このあたりを双眼鏡で流すと最高の景色です。

このような気軽な楽しみ方の方が私の性にあってるかもしれません。。

一通り楽しんだ後、ポータブル赤道儀を持ち出し記念写真撮影で締めました。

208.jpg

白鳥座デネブあたりからケフェウス座、カシオペア座にかけての天の川


209.jpg

カシオペア座を中心にした天の川
二重星団、アンドロメダ銀河、ペルセウス座ミルファク付近の星群など賑やか



遠征して観望・撮影するときはある程度長丁場の滞在になります。
山の方に行くとかなり気温も下がり温かい物が欲しくなります。

以前は途中のコンビニで買い出して小腹が空いたときにサンドイッチなどを食べていましたが
寒い中で冷たいものを食べるのはなんとも辛い状態でした。(手も汚れますし。。。)

チョコレートやおにぎりなども寒いと恐ろしく食べづらくなります。。。

キャンプ場ならクッカーやカセットコンロ、アウトドアコンロなど持ち込んで温かいものがその場で作れますが、公園の駐車場などではなかなか勇気のいる(本来禁止されている)行為になります。

そんな中、かなりおすすめの組み合わせがありましたのでご紹介します。

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この辺は以前キャンプにハマったときに購入したのですが、キャンプ場ではクッカーやアウトドアバーナーなどを使用するため全く使っていないものでした。

しかし、天体用にはとても相性が良かったです。

一番上のスープジャー(フードコンテナ)はOLさんたちに人気のようですが、スープデリなどのインスタントのパスタを入れて放置しておけば簡単に出来ます。
更にかなり保温が効くため、残っても蓋をしておけば温かいまま食べることが出来ます。

蓋にパッキンがついているため漏れません。食べ終わったら蓋をしておけば汚れませんしゴミもスープデリが入っていた袋のみなのでかさばりません。

実際使ってみたらかなり便利だったので私は食べ物用と飲み物用の二つを揃えました。
カップラーメンなどは時間が経つとすぐに冷えてしまいますが、温かいまま食べることが出来、蓋さえすれば保存もできる、更には手も汚れずに汁物特有のゴミも出ないといいことづくめでした。

あとはお湯の確保ですが、私は上記のアルポットと山専ボトルを両方持っていきます。
(距離と滞在時間によっては山専ボトルだけで済ませることもあります。)

アルポットに関してはアルコールストーブを自作しているときに流れで購入しましたが、かさばる、料理がし辛いなどから、キャンプの際には他のクッカーやバーナーばかり使用していました。
しかし、観望・撮影を行うような環境では実に使いやすいです。
一番大きなポイントはどんなに寒かろうが、風が吹こうが確実にお湯が沸くことです。更に火をつけたたまお湯を注げます。形もそうですが音も全くしませんので単なる水筒くらいにしか見えません
なので、火を使っているという罪悪感が無い(笑)

アウトドア用のバーナーや、カセットコンロなどは火を使っていることが丸わかりですし、音も大きく、カセットガス用のコンロなどは寒くなると火が弱くなり使い物にならなくなることがあります

その点、アルポットはどんな環境でも確実に使用でき、かなり安全に目立たずお湯を沸かすことが出来ます

唯一の欠点はガスバーナーよりお湯が沸くのに時間がかかることですが、山専ボトルのお湯を入れればあっという間に沸騰します。(山専ボトルは家でお湯を沸かして入れて持っていきます。)

山専ボトルの容量が900mlなので、一応予備としてコンビニで水も買っていきますが、私の場合は料理、飲み物などに使用してもほとんど空になることがありません。

ちょっとした飲み物を作るのであれば、山専ボトルのお湯で充分です。(数時間経っても7〜80度くらいをキープしています。)

キャンプではイマイチと思っていたものが、遠征ではとても役に立ちました。

特にスープジャー(フードコンテナ)は家庭でもキャンプでも使いみちがないように感じていましたが、パッキンのついた蓋がある容器が観望・撮影との相性がこれほど高いということを使ってから気づきました。
(手が汚れない、汚れ物が出ない、食べ物が温かいまま)

スープの種類を変えれば遠征ではなんとも残念になってしまうおにぎりなども雑炊としてアツアツで楽しめます

遠征時の食事や飲み物でお悩みの方はぜひお試しください。


EAA(電視観望)で便利なLive Stacking機能ですが、現状ではストリーム画像(動画)をリアルタイムに処理するものがほとんどです。

SharpCapはその代表のようなソフトですが、残念ながらWindows版しかありません。

CCDCielにもひっそりとライブスタッキングがありますが、スタッキングの処理方法などが選べない、画像の調整が出来ないなどあくまで限定的なものです。(使い方はこちら
但し、CCDCielのスタッキングは静止画をループさせる方法で処理しています。

この機能をもう一段発展させて、撮影した画像を順次リアルタイムにスタッキング処理するソフトがあれば状況によっては便利に使用できるかなと思いました。
この方式であれば、現場で通常の撮影を行いながら、その画像を利用してスタッキングした際のプレビューを見ることが出来ます。
天体カメラでも使用できますし、一眼デジカメでも利用できます。

同じようなことを考える方はいるようで、WindowsではAstroToaster、LinuxではALSというソフトがこの機能を使えるようです。(残念ながらMac版は見つからず)
スタッキングソフトのSIRILでスクリプトを作成すれば同様のことができるようですが、難易度が高そうです。。。

通常のストリーム画像(動画)を用いたライブスタッキングと比較すると以下の点が異なります。

1.撮影画像をそのまま使用するため、撮影環境にスタッキングソフトを追加するだけで良い(ライブスタッキング用の環境を構築しなくても良い)

2.静止画をスタッキングするので画質が良い(その分遅い)

3.スタッキング機能のみ別アプリとして立ち上がるので操作が簡単



ストリーム画像(動画)を用いたライブスタッキングはほぼそれに特化した環境を作る必要がありますが、上記方式であれば撮影環境と共存できます。(リアルタイム性は落ちますが)

今まで家に帰ってからしていた処理を現場で自動にやるわけですから、実用的に使用するとなるとPCのスペックも必要かもしれません。

まあ、この観望スタイル自体が創生期のような感じですので、これからもっと発展していく可能性はあります。(カメラにスタッキング機能がつくとか)

発展が楽しみなジャンルだと感じています。
(できれば設定や使用方法も簡単になってほしい。。現場でPCのトラブルとか勘弁してほしいですから。。。。)


以前の記事にも記載しましたが、新しい我が家は観測機器を置ける広場や、駐車場まで150mほど距離があります。(もう少しあるかも。。)
観望だけでも2〜3回、望遠鏡などで撮影を行おうと思うと機器の構成にもよりますが、4〜6回の往復が必要になってしまいます。

歩道の舗装もあまり良い状態とは言えず、坂などもあるためずっと天体機器の運搬方法を考えていました。
私が所有している機材サイズと照らし合わせなんとか移動回数を1回で終えられる運搬機材をと考えていましたが、考えた挙げ句これにしました。

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長さが心配でしたが、三脚(もしくはピラー)や、屈折望遠鏡など、使用しているものが90cm以内に収まっているため横にして入れられます。
(我が家で一番の大物のビクセン対空双眼(125mmとC9も余裕です。)

高さがあるので下に折りたたみのコンテナなどを引いて2段に収納できます。
更に、荷物を多く入れても、上部のフレームが全方法にあるため三脚などはフレームに乗せて運ぶこともできそうです。(意外とこれができそうなものが無かった。)

まだ届いていませんが、計画どおりならひとまとめにして運搬することが可能になるはずです。

準備はできました。

あとは晴れるのを待ちましょう。。

以前記事にしましたが、現在の我が家では庭先から観望が出来ません。。。

直線距離にして50mほどのところに広場があり、引っ越し当初はそこで観望すればいいやと、たかを括っていましたが、最短距離で移動すると林をくぐっていかねばならず、最低でも4回(望遠鏡、架台、赤道儀、電源・接続機器・PC(もしくはタブレット)の移動が必要になります。。。

機材類は二階にしか置くところが無いため、二階から重い機材を四往復。。。。しかも暗く足場が悪い状態です。
歩道を通れば150mくらいになってしまうため、なんともきつい状況になります。。。。。。

幸い(不幸?)なことに今年はあまり天候に恵まれず、撮影機材を持ち出す状況になっていません。(泣)
ロケハンで観望地も見つけましたが、駐車場までも同様に150mほどあるため、上記の四往復する状況は変わりません。。

幸い天候が悪く(苦笑)考える時間だけはあります。
移動回数を減らすのであればキャリーワゴンとか有用かもしれません。

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なんとか移動は一回に抑えたいので、(移動している間に曇られたくない)運搬機材のリストアップとサイズの確認をしないといけませんね。。
(失敗した場合、キャリーワゴンも荷物になりますし。。。。)


て、いうか、晴れてください。。。。。。今が見頃の木星・土星が。。。。。。。



12の夜(正確には日をまたいで13日)、予報では曇りでしたがダメ元で家の近くの広場まで確認にいってみました。
夜中の2時過ぎくらいでしたが、驚くことに快晴!

そのまま1時間半くらい観望しました。
ちょうどその時間だと冬の星座も登ってきますので、途中で双眼鏡を取りに行き、流星群と夏(はくちょう座あたりの天の川付近)、秋(二重星団、カシオペア、ペルセウス座、ケフェウス座付近)、冬(スバル、ぎょしゃ座、牡牛座の星雲星団)なども合わせて観望しました。

流星は流れは早いですが明るいものが多く、45個も見ることができました。
今年初の天の川も見ることができ、充実した観望ができました。

せめてポータブル赤道儀くらい持ってくれば良かったとあとから思いましたが、一年ぶりの天の川が見える空だったので観望を楽しむことを優先しました。

次はいつ晴れてくれるでしょうか。
夏のうちに木星・土星も挑戦したいです。

3月末に引っ越ししてから、全く天候に恵まれずほとんど観望できていませんでしたが、ようやく梅雨も明けて晴れ間も見えて来ましたので週末に観望・撮影候補地のロケハンをしてきました。

以前都市部にいたときには大きめのベランダがあり、そこに機材を広げっぱなしにできたので空の状態はかなり残念でしたが、そこそこ撮影もできていました。

しかし、2年前に引っ越した実家は、地方都市ですが、中心部にあり、四方が道路に囲まれており、ベランダも木造でぐらつくため撮影機材を利用していませんでした。
そのためこの頃、EAA(電子観望)のセットアップを作り、ベランダからでもEAA(電子観望)ができるようにして普段はベランダからリモートでEAA(電子観望)、遠征に行くときには双眼鏡で観望と変化しました。


.....と前振りが長くなりましたが、3月末に引っ越してきたところは空の暗さは以前住んでいたところと比較してとても良いのですが、ベランダ部分からだと木が邪魔をして満足に観望できません。。。

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歩いて50mくらいのところに広場があるためそこで望遠鏡をと思っていましたが、舗装されていない歩道を通らねばならず、重い機材を複数回往復して運ぶのが予想以上に大変(一度試してこりました。。)

と、いうことで近くの公園などを調べ、先週末ロケハンに行ってきました。
複数箇所回ったのですが、家から6kmくらいの公園の駐車場が結構良さそうです。

移動中に残念ながら曇ってきてしまったため、あまり観望できませんでしたが手持ちの双眼鏡と対空双眼鏡で少し観望も楽しみました。

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自宅から駐車場までも結構距離があるので面倒ですが、今年中にはなんとか赤道儀も持ち出して撮影もしたいですね。


実家に帰ってから2回、引っ越してから初めての合計3回目の参加になります。

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同じ長野県内なのに結構時間がかかりました。

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販売店やメーカーのブース


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毎年すごい機材が並ぶ駐車場は機材紹介で人が集まっていました。


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昨年も夕日が綺麗でした。

会場では以前宿泊でお世話になったスター☆パーティーのご夫妻にもお会いしました。
毎年参加されているそうです。

ご挨拶を交わしたあと、自身の機材のセットアップを行いました。
(慌てて写真を取り忘れました。)

今年は自作したDSCEAA用にいつも使用しているラズパイのシステム、星景用のポータブル赤道儀などを持ち込みましたが、あいにくの曇り空。。。

一番役に立ったのはEAA用にいつも使用しているラズパイのシステムと気楽に少しの晴れ間から観望した双眼鏡でした。
ポータブル赤道儀は曇りのため極軸合わせができずに挫折、DSCには大型のフィールドスコープをつけましたが、かすんでいたため、暗い天体は残念な感じでした。
広範囲を気楽に楽しめる双眼鏡や、晴れてるところを撮影して位置を分析できるラズパイのシステムは結構曇天でも楽しめました。(眼視よりはるかに見えます)

引っ越してからず〜〜っと天候に恵まれず、長時間観望のために過ごしたのは3月以降はじめてでした。
天気が良い日が増えて欲しいですね。。

ようやく私の住んでいる地域も梅雨明けしたようです。
今年の3月末くらいにこの地域に引っ越したのですが、それからというもの夜全く天候に恵まれていません。。。
本日も昼は少し晴れ間が見えたのですが、夜になったら曇天です。。。。。

気温だけは急激に暑くなりましたが、いつ快晴は訪れるのでしょうか。。

我慢の日々は続きます。
EAA(日本では電視観望と呼ばれています。)は今までの星空観望の可能性を拡げてくれる可能性があると感じています。
私も環境構築をしていますが、現状では初心者の方が気軽に使用するには程遠い内容です。

少なくとも電動架台、カメラ、フォーカサーを制御できるようにしなくてはなりません。
制御するアプリも場合によっては複数になります。(プラネタリウムアプリ、フォーカス制御アプリ、カメラ制御アプリ)

観望形態自体はお気軽系に属しますが、環境構築、及び操作はとてもお気軽とはよべない内容です。

上記環境が全て組み込まれていて、配線などの必要なしにスマホなどから簡単に操作できたら最高なのにと使うたび考えていましたが、世界を見渡すとそういった製品も出てきたようです。



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eVscope

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Hiuni

いずれも自動導入架台、カメラなどを組み込み専用のスマホから操作出来ます。
特にHiuniはファインダーと望遠鏡用にCCDを2台内蔵しており、15cmのカセグレン式反射望遠鏡を採用しています。
個別に揃えれば最低でも15万円以上はするでしょうし、操作環境も現状のPC環境では寄せ集めで複雑になるでしょう。
それをハード・ソフトともオールインワンにまとめ、スマートに使えるようにしたことは称賛に値すると思います。

いずれも海外のガレージメーカーが提案し、キックスターターで募集したものです
残念ながら募集期限は過ぎてしまいましたが、Hiuniは価格も含め新しい観望スタイルとして提案できる商品力があると感じました。
(当初予定の10倍の金額が集まったそうです。)

小型化がお家芸だった日本ですが、こういったコンセプトの製品が日本から出てこないのが残念でなりません
スマホ一台で簡単に操作できて、楽しみながら専門知識も憶えていけるような優秀な製品がたくさん登場して日本でももっとこの趣味が普及してほしいと思います。


追伸

Hiuniに関してすでに終了から一年が経過しているようですが、まだ手に入れた方がいないようです。
キックスターターは計画が失敗したときの保証がありません。
(保険をかけてくれるサービスもあるようですが。。)

魅力的なプロジェクトでも実現されなければ絵に描いた餅です。
機能からすると格安ですが、高額商品でもありますのでプロジェクトが実現することを願います。
(くれぐれも詐欺まがいの集金手段になりませんように)
引っ越してきてからずっと天候に恵まれませんでしたが、昨日ようやく晴れたのでストロベリームーンということもあり、観望、撮影を行いました。

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20190617_1106-4.jpg




満月で明るいため経緯台でのお気楽撮影です。
その後月以外も観望しましたが、やはり月明かりの破壊力は大きくメシエ天体クラスでもほとんど見えるか見えないかといったくらいの明るさでした。

今年の梅雨は晴れの日が少なくなかなか星空に恵まれません。
観望候補地もいくつか見つけたので新月時に晴れたらチャレンジしようと思います。
このブログではMacやシングルボードコンピュータを星空観望・撮影に活かす情報を発信していますが、常に感じている事項があります。

それは観望機器や、操作環境の構築の難易度が高いことです。

特に天体撮影を行おうと思うと一気に敷居が高くなります。

学生、大人の初心者の方が気軽に始められる値段のものはほとんど電子デバイスを使用しない簡易的な製品が多く、天体を自動導入、撮影する機器となると専門性も高く価格も高くなり、主としてハイアマチュア向けの商品が主流になります。
最近の機器で一部例外はありますが)

私は以前仕事で某メーカーのカーナビ・オーディオなどの広告制作を行っていたことがありますが、こういった電子デバイスのユーザー層へのアプローチは非常に面白い傾向があります。
カーナビを例にしていますが、家庭用電子機器も同様の傾向です。

●黎明期
機器そのものの情報発信→認知促進
そもそも最初は顧客層が製品を知りませんので製品の魅力(主として機能)の紹介〜興味喚起をはかります。
※最近は他の業種では初期段階からライフスタイル提案(○○のある生活、○○系スタイルなど)の訴求アプローチも多いですね、それだけモノを売ることが大変になったのでしょう。

●過度期
顧客層に商品認知が行き渡るとそれぞれのメーカーが他社より優れた機能項目を列記し、アピールします。
(最もメカメカしい外観になり、主として男性マニア層が上級機を比較購入します。)

●成熟期
機能競争のネタも尽きてくると、使いやすさなどユーザビリティの訴求に変化します。
テクノロジーアレルギーのある方、女性層の開拓のアプローチに変化します。
他の業種ではファッション、ライフスタイル提案をベースにして定着させたりもします。
(価格競争が始まるのもこの頃ですね。本来価格競争は商品に魅力がないと発生しません。(競争がないため))

天体系の機器やアプリも当然時代と共に進化していますが、なぜかアプローチの方法が創世記〜過度期を行き来するのみで成熟期のアプローチができる商品やコンセプトが登場してこない傾向を感じます。
(某メーカーが○ガールとかやってますが、商品との連携は。。。)

おそらく、ユーザー層のメインが少数のマニアに限定されており、メーカー自身も開発・研究職としての意識が強いことが原因になると思います。

私が紹介しているINDIサーバーやそのフロントエンドのEkosなども機能は魅力ですが完全にエンジニア視点UIですし、Windows環境のASCOMなどもユーザー数が多いだけで同様の傾向が見受けられます。(簡潔に言えば専門性が高く難しい)

電子デバイスの進化はすごいものがあります。
おそらく数年後には現在の数十倍の感度を持つ撮像素子なども開発されるかもしれません。

そういった電子デバイスもうまく利用した成熟期のコンセプトの天文機器が日本で登場してくれればと願っています。

キーワードは『感動体験』、『星見の楽しさの発見』でしょうか。
やはり、ユーザーの心を動かす要素がないと成立しないと思います。

例えばですが、 星楽見(笑 楽ナビのパクリ
ボタン一つで見たい対象をゲーム感覚で導入、観望、スマホで情報共有など(笑

電子デバイスを利用して簡単に見たい対象を探し、実際にその対象を見ることもできたり、気軽に動画や写真にしてSNS連携できるようなコミュニティができれば裾野が拡がりそうです。
発見の楽しみ(見えないものを探せる)や、見る驚き(発見したもので感動できる)があるくらいの性能と、モノ寄りではなく、人寄りの開発コンセプトの製品。
さらにそれら高性能な技術が簡単に使えることがポイントです。

現在でも要素となる技術は揃っているかと思いますが、それらを満たせる商品がありません。。
(実際にインターネット望遠鏡なども公開されていますが、研究向けですね。遊び要素がありません。電視観望などもかなり専門知識を必要とします。)

こういったものの登場には、製品開発者の意識の変化が最も必要な部分になるかもしれません。
そういった意味では皮肉にも中国のほうがそういった製品の開発が進むかもしれません。。

日本頑張れ
天体観望・撮影を行っている方はタイトルでピンと来る方が多いと思いますが、この趣味はアウトドア・車中泊と関連性が強い(しかも過酷な)です。

観望・撮影地として適しているところは人里離れた灯りのない山奥などです。。
撮影機材や、望遠鏡などに目が行きがちですが、観望・撮影を快適にするにはアウトドア・車中泊などの装備があったほうが便利です。(そしてそちらでもまた機材にハマるという。。。)

私は天体機器もそうですが、アウトドア・車中泊などの装備も自作でできるものは作ってしまいます。

その中でハマったものの一つがアルコールストーブです。

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アルミ缶などで自作でき、性能もなかなかです。
制作したものはCHSという炎がトルネードするタイプです。

アルコールストーブを自作する趣味の方も世界中にたくさんいるようで、Youtubeなどで検索すると様々な形式が開発されています。

夜間人里離れた屋外で長時間過ごすという非日常を楽しむには、アウトドア・車中泊の情報収集もしておくとより一層楽しむことができると感じています。
(全て道具沼が待っていますが。。。)




来月引っ越すため、今さまざまな手続きを行っています。
現在リフォーム中なので、様子を見に行きがてら外食〜家族で天体観望を行いました。
現地についたらあいにくの霞空・・
そのような状況でもDSCがあれば容易に目的天体を探せます。
近隣で星見に適した環境を探して、引き続き観望を楽しんでいきたいと思います。
今度の引っ越しは軽井沢近辺です。

お近くにお住まいの方はお声がけください。
本日は快晴で観望日和です。
いつもは焦点距離102mmF2のCマウントレンズでEAAを行っていますが、今回はこのマウントについてきた口径100mmのニュートン反射鏡でEAAを行ってみようと思います。
口径100mmF4.5なので、そのまま使用するとASI120MCでは画角が狭くなりすぎますので、0.5倍のレデューサをつけて225mmにしました。

フォーカサーには自作のモータフォーカサーを取り付けてありますので、そのテストも兼ねて観望します。




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(散らかっていて見苦しくて申し訳ありません。。。)
計算上の画角が上下が1度くらいになりますので、102mmF2のCマウントレンズの倍以上の拡大率になります。

反射望遠鏡の場合、高度角によってカメラが傾いてしまうためSolverが機能するか心配でしたが問題ありませんでした。(撮影時の傾きが星図に反映されます。)

自作のモータフォーカサーも問題ありません。快適にピント合わせできました。




100-2.jpg

上の画面はM48ですが、ちょうど画面いっぱいくらいになります。

操作していて気づきましたが、Ekosのライブビューでは露出の上限が10秒になるようです。私はEAAを行うときはライブビューを2x2ビニングして明るさを稼いでいます。(Ekosのライブビューでビニング設定を反映するには一度プレビューで試し撮りする必要があります。)




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10秒の露出では馬頭星雲が見えてきませんでしたので、CCDCielを立ち上げ15秒露出にしてスタッキングをしてみました。




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CCDCielはムービーベースのEkosのライブビューと異なり、静止画ループを動画として扱うため、10秒以上の長時間露出にも対応します。
2x2ビニングしてスタッキングで8枚重ねて見ましたが、コマ収差が見えてきてしまいました。。
このくらいの長時間露出にすると色ノイズもかなり目立ちます。

やはり、ここまで暗い対象になるとEAAでもレンズやカメラの性能をあげないとだめかもしれません。
しかし、廉価な鏡筒の割には結構善戦したのではないかと思いました。

カメラはASI385MCあたりを使用したらどのくらい写るでしょうか、興味があります。(物欲が。。。。)




小学生の頃、天体に興味を持ったときは兎にも角にも望遠鏡に対する興味といっても過言ではなく、本などを見るにしても口径ごとの分解能やどこまでの倍率に耐えうる性能を持つかなど、光学性能にばかり興味を持っていました。

小学校の高学年に小遣いをためて望遠鏡を購入してからもその傾向は変わりませんでした。とにかく大きく光学性能が高い望遠鏡が欲しくてたまりませんでした。

その後20数年経過してから再開したときも同様の考えでしたが、天の川が見える場所に遠征した際、C8とともに、ついでに携帯したSafari BC25x100という直視型の双眼鏡、と手持ちの双眼鏡(たしか5cmくらいのもの)で様々な対象を見比べたとき考え方が大分変わりました。Safari BC25x100は双眼鏡も大口径でと考え再開初期に購入しましたが、散開星団などとにかく迫力がある観望ができました。片目で見るC8より見やすく、両目の効果か大型の球状星団などもかなり見応えがありました。

多くの対象はこれだけでも十分楽しめそうとも感じました。(その後大型の双眼鏡は対空双眼鏡に変更しました。)

しかし、最も驚いたのは手持ちの小型双眼鏡で天の川を流したときです。

C8やSafari BC25x100で観望した散開星団も小さいながらも全て見える上、視界が全て星で埋まるような今までに見たこともない密集した星の塊が天の川を流す際、ずっと続くのです。

それまで、手持ちの小型の双眼鏡などでは口径が足りないため、集光力がなく、たいして観望対象を見ることができないと考えていましたが、双眼効果と空の暗さが重なるとこれほどの景色を見せてくれるのかと思い知りました。

まさに星の洪水でした。



090-2.png


(縮尺は異なりますがプラネタリウムソフトでシミュレーションしてみました。(拡大してみてください)実際にはこれより確実に星が多くキラキラ輝いていました。天の川が星の集まりであることを実感できました。視界全体にびっしり星があるため、実際に双眼鏡で観望したときは、星の形で双眼鏡の収差もまるわかり状態でした(笑))


小型の双眼鏡はかさばらず、一部の高額商品を除き気軽に購入できるため増え続け、気がつけば大型のケース2箱が双眼鏡で埋まるまでに増殖しました。

実は望遠鏡より複雑な光学系のため、機器により個性もかなり異なり更には当たり外れも大きい傾向があります。



090-1.jpg

倉庫で久しぶりに広げてみようかと思いましたが、数が多いためあっさり途中で挫折しました。(下の箱の中に更に数台、隣にも同じ大きさの箱があり、そちらにも10数台あります。。。。更に上の段には対空双眼鏡が2台。。。。。)ここに出ている機種はその中でもよく使うものですね。
値段もピンきりですが、私は視界全体が、平坦にシャープに見えるのが好みなようです。(多分ハマるきっかけになった星の洪水を隅々まで見たいからだと思います。)

手持ちの双眼鏡はすぐに観望、撤収できますし、暗い空の下では本当に驚くほどの星を見せてくれます。
安い機種でも根気強く探せば観望に適したものもありますし、見え味も本当に個性があります。

ひょっとしたら望遠鏡より中毒性が高いかもしれません。。




風呂上がりに空を確認したら快晴です。

まだ月も出ているのでさすがに20km先の観望地まで行く気にはなりませんでしたが、久しく使用していなかった対空双眼鏡を庭(私道)に設置して一通り観望しました。


IMG_2820.jpg


自作のAudiunoDSCを使用して、無線にてiPadのSkySafariで導入支援です。
対空双眼は旧式のビクセン20倍、月で空が明るくても口径でなんとかと思いましたが、イマイチです。

この双眼鏡の視野は3度ですが、このくらいの視野になるとDSCは便利です。
あっという間に10数個対象を観望して撤収。

今日はそんなに寒くはなかったのですが、防寒対策で購入した電熱ベストの効果は絶大です。
全く寒くありません。

久しく遠征もしていませんが、寒さに負けず頑張って行ってみたくなりますね。





昨年名古屋から長野県に引っ越しました。
名古屋もまあまあ冬は寒かったのですが、こちらは比較にならない寒さです。。

以前はベンチコート、防寒ブーツ、ハクキンカイロ、手袋くらいでなんとかなりましたが、こちらではもう一段対策をしないと寒くて耐えられません。
なので、若干装備を追加しました。

インナーの電熱ベストワークマンの防寒パンツです。

Vinmori 電熱 ベスト ほっとベスト USB充電 温度調整 洗濯可 ほっとチョッキ ヒー トベスト 電熱ウェア ヒートベスト 防寒ベスト オートバイ アウトドア スキー ス バイク 防寒 作業 自転車 防寒着

新品価格
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2つ合わせても1万円しません。わたしは割引のときに購入したので2つ合わせて7500円位でした。

たった2つの追加ですが、相当効果がありました。
膝下、腰まわりなど寒さが蓄積されるように冷える部分が全く気になりません。

インナーの電熱ベストに関してはカイロ5個分くらいの効果がありそうです。

以前は高額だったので、そこまでは必要ないかと考えて購入しませんでしたが、最近は非常に廉価なタイプも登場しています。
あまりかさばらないので重ね着しても気になりません。

あとはむき出しの顔くらいでしょうか。
年明けに流星群も控えていますので、その時までには万全にしておこうと思います。







日記っぽい記事ですが、本日12月5日は双子座流星群でした。
ポータブル赤道儀でも出そうかと迷いましたが寒さに負け観望のみです。
夜9時ころ5分程度、11時に20分くらい見ましたが、11個確認することができました。

夏のペルセウス座流星群も絶望的な天気から回復後大量に見ることができました。この趣味を再開してから流星群に関しては曇りや雨ばかりでさっぱりだったのですが、今年は私にとって当たり年です。
(2001年のしし座流星群のときはまだ天体観望をまだしていませんでした。。)

生涯に一度でいいからその頃くらいの流星雨を見てみたいですね。先程ベランダにビデオカメラを設置したので1時間後くらいに撤収しようと思います。
どれくらい写っているか楽しみです。
このところ急に寒さがましてきました。
INDIの紹介記事などもあり、最近はEAAで観望していましたが、一昨日は空も綺麗だったため、久しぶりに眼視観望をしました。

大型の双眼鏡を設置しようと思いましたが、寒さに負け、フィールドスコープと手持ち双眼鏡でのお気軽観望です。

私が所有しているフィールドスコープはもう廃盤になってしまったCelestron Regal 100 F-EDです。

5年ほど前に海外通販で購入しましたが大型双眼鏡や望遠鏡を出すのが面倒なときよく使用しています。
出た当初フローライトレンズが使用されていると謳われており、海外通販では価格も安かったため購入したのですが、フローライトレンズというのは???でした。

しかし、100mmの口径、アメリカンサイズの接眼レンズが使用できるなど望遠鏡と併用できる点など、結構利用頻度の多い鏡筒になっています。

双眼鏡の方は今回は最初はKenkoのプロフィールド 7X32を使用し、その後Canonの防振双眼鏡10×42 L IS WPに切り替えました。

10×42 L IS WPはすでに多くの天体愛好家に高い評価を得ている定評のある双眼鏡ですが、Kenkoのプロフィールド 7X32も価格やスペックから想像できない良像を提供してくれます。

双眼鏡や望遠鏡は一時期沼にはまり、そこそこの数を揃えましたがここに挙げた3機種は使ってみた結果、結構気に入ってよく使用しています。
このようなお気軽観望機器は何かと便利ですね。

家の外での観望でしたが、外にいると寒さが手先や足先からどんどん広がります。
しかし、それも忘れるほど冬の星空は美しく、しかもひさびさの眼視観望だったので、観望風景を撮影することも忘れ(笑)結構長時間観望しました。

とりとめの無い記事になってしまいましたが、やはり星見は楽しいということで。。

追伸:なぜ、大型双眼鏡をださなかったのか?答えは上に挙げた機材は全て金属に直接触れる必要が無い冬向き(笑)のヘタレ仕様なためです。(フィールドスコープの三脚はカーボンです。(笑)寒い時にアルミは触りたくない。。。)
昨年超光害地から実家の地方都市に戻り、マンション住まいから一戸建てに住居が変わりました。
星見としては良くなるかと期待したのですが、商業区域、全面が道路に囲まれた環境で、ベランダも簡易的なものになってしまい自宅付近では赤道儀をひろげて撮影が困難になってしまいました。(空の状態も商業区域だけにあまり良くありません)

地方に来たのに遠征しないと満足に星が見れなくなってしまいました。

その上、赤道儀など大型の機器も以前のようにベランダで気軽に設置できなくなり、大型の対空双眼鏡をもって空の状態が良い公園の駐車場まで遠征して観望していました。

自宅から気軽に見る環境を作りたいと思い、あれこれ考える中、EAA(電視観望)の記事を見つけました。

数年前に双眼鏡の架台にと、ケンコーのスカイエクスプローラーSE-AT100をジャンク品として廉価に購入したまま放置していたことを思い出し、この架台部分を使用してEAA環境を作ってしまおうと考えました。

不足している要素は自作し、EAA(電視観望)で実績のあるSharpCapで観望しようとWindows環境を構築したのですが、スカイエクスプローラーSE-AT100架台のダイレクトドライバを使用するとPOTHHubでエラーを起こしてしまい、満足に使用できませんでした。(星図ソフトと連携ができない、PlateSolverが遅い、エラーが出て解析が満足にできない、フォーカス移動中にフリーズなど)

そこで、昨年までベランダで使用するために構築したRaspberryPi3のINDI環境を部屋のMacからリモートで操作し、星図ソフトと連携、PlateSolver、フォーカス制御などを行ってみたところあっさりと実現できたため、こちらで環境を構築しました。

当初ライブスタッキングができないと思っていましが、調べたところ CCDCiel というアプリで機能を持っていることがわかり、試したところこちらも問題なくスタッキングが実現できました。

これを期に天体環境を全てMac、RaspberryPi3に切り替えました。
操作に癖がありますが、やりたいことができています。

かなりマイナーな環境なのですが、対応する機器も多く早いピッチで環境が整ってきていましたので紹介できればと思いブログを立ち上げました。
こちらの記事にEAAの操作を記載しましています。

私は大型の対空双眼鏡の視野とほぼ同じになるように機器を構築しました。(約3度の視野です。)
自宅付近の空も三等星が見えるか? といったかんじですが、遠征して対空双眼鏡でみる星空くらいの情報量で星を見ることができます。(しかも色付き)

環境構築が面倒ですが、機材をお持ちの方は天体カメラの感度が良ければ都市部でも意外と楽しめますので挑戦してみてはいかがでしょうか。



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