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RaspberryPiのカテゴリー記事一覧


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以下の更新がされています。

・Webサーバースクリプトの修正(サーバダウンの不具合対応)
・システム、アプリの最新アップデート
・INDIUNOドライバの不具合対応(この部分だけ動作バージョンにダウングレード)
・astro-soft-buildに対応(不具合時のダウングレードのために)


今後ネットでの更新が必要な場所はChromiumにブックマークしてあります。
今回のバージョンで当家では全ての不具合が消えましたが、最近のINDIはアップデートの度にトラブルが出ますのでこのバージョンで動作がしないドライバがある場合のみアップデートしてください。(アップデートは同封するSynapticで簡単にできます)

今回あまりにもトラブルが多かったので、INDIの開発者の一人nouが提供しているINDI・Kstarsのソースビルドスクリプトに対応しました。
これはあくまでも任意ですが、ソースからのビルドにはなりますが任意のバージョンに変更できるようになります。

作業ディレクトリは
/home/astrpi64/astro-soft-build

このページから任意のバージョンを選び、ソースをダウンロード→解凍して上記作業ディレクトリの該当ファイルを差し替えてください。(ほとんどの場合は build-soft-stable.shだけでOKです。)

2023-06-05 1

まずはここからダウングレードしたいバージョンを選択


2023-06-05 2

”ソースを参照”ボタンを押し


2023-06-05 3

ソースを保存します。

ダウンロードフォルダのZipファイルを解凍し、中にあるファイルを上記作業ディレクトリに移します。

その後ターミナルで

cd /home/astrpi64/astro-soft-build
./build-soft-stable.sh


でINDIサーバ・ドライバ、Kstars全てをソースから変更出来ます。

Linuxではこの方法しかダウングレードできません。

ビルド環境を作ってある上、スクリプトで処理するのでそれほど難しくはありませんが、動作環境を作ってバックアップを取る方がはるかに楽です。アップグレードする場合は必ずSDカードにバックアップを取ってから行ってください。(全て正常に動作するバージョンはとても貴重です。私自身も正直アップデートはあまり行いません。トラブルで振り回されるのは嫌なので。。。)

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hash MD5
DB2D989689F2883043F702F5F60A8156

以前の記事で記載しましたが、スマホのアプリが結構面白くなってきています。
個人的にはAstroHopperがもっとも簡単に導入支援環境を作れるものだと思いますが、同じ作者がOpenLiveStackerというアンドロイドOSで動作するライブスタッキング+PlateSolvingアプリを作っています。

こちらはちょっとマニア向けの香りがしますが、上手くすればアンドロイドだけでEAA環境が完結しそうです。

そこでラズパイ用のカスタマイズアンドロイドOSとOpenLiveStacker、SynScanProアプリなどを入れたEAA用ディストリビューションを作ってみました。

組み込んであるものは以下

・OS:アンドロイド13
・APKPure(簡易GooglePlayアクセス)
・OpenAstroStacker(UVC、ASIカメラ対応のライブスタッキング+PlateSolvingアプリ(インデックスファイル取得済み)
・SynScanPro(SkyWatcher社のマウントドライバ(ネットワーク、シリアル両対応)
・VNCサーバ(リモートデスクトップ接続)


簡単な使い方
1.ラズパイにカメラ、マウント(USB、WIFIいずれもOK)を接続
2.VNCでリモートデスクトップ操作(事前にLAN内でのアドレスは調べる)
3.ラズパイSynScanPro(SkyWatcher社のマウントドライバ(ネットワーク、シリアル両対応)でマウント接続
4.リモートデスクトップ操作を行っているPC、スマホのSynScanProアプリ、またはSkySafariでラズパイ側のドライバに接続
5.OpenAstroStackerでカメラと接続
6.EAA観望

試してみましたが、ラズパイ側のSynScanProでマウントと接続するとリモート側はラズパイのIPアドレスでマウントと接続できます。
スマホやタブレットであればラズパイ側SynScanProでマウントと接続しておけば、リモート側のSkySafariのSkyWatcherドライバで直接接続できます。(SynScanProアプリがINDIなどのようにドライバ以外にサーバ機能があるためこのような接続が可能です。)

まだ動作チェック程度ですが、簡単なEAAであればこれで出来そうです。

興味ある方はお試しください。



ソースはこちら

ラズパイ4クラスのSBCが多数登場し、ハードウェア的にはSBCでの天体撮影環境の構築も制約がほとんど無くなってきました。

あとはArm系のLinuxOSへの一部アプリの対応くらい(ライブスタッキング系)です。
ようやくUSBブートのベータ版が登場しましたしSBC1台で全ての要求に対応できる日も近いかもしれません。

AstRPiをブラッシュアップしながら楽しみに待ちたいと思います。
Astroberry-JはVer2で操作上の不具合は消し込めました。
懸案だったシステム時刻設定も出来るようになっていますし、緯度経度などもスマホから取得できますのでラズパイ4を購入してハードを拡張せずに気軽に環境が構築できます。

しかし、カチョレク氏の構築した環境から制御信号周りの設定を変更したためsudo apt upgradeを使用すると氏の設定したスクリプトで構築した環境が壊れてしまうという問題があります。

なんとかこれを解除できないかとあれこれ試してみましたがなかなかの強敵でうまくいきません。
(記事に記載したようにsudo apt updateと個別のアップデートであれば問題は出ません。)

当地は天候も悪かったため空き時間は上記チェックなどをちょこちょこと行う日々が続いていました。
そんな中、にゃあさんがAstroberry-JVer2をラズパイ3でお試しくださり動作したとのご報告をいただきました。

私自身はラズパイ4でしか動かしていませんでしたのでまさか動くとは思いませんでしたが、考えてみればRaspbianを使っているのでシステム自体は3とも共用出来るようです。

しかし、裏で動いているタスクなどが多数あるのでハードに使おうとすると3ではメモリ不足になってしまうでしょう。

で、あれば逆に3で環境を構築して4でも動作する環境を一から作れば上記全ての問題が解決出来るのではと考え、ラズパイ3で作業して新たなディストリビューションを作りました。

Astroberry-Jのときもそうでしたが、やはりRaspbian(Debian)は制約事項が多くUBUNTUのように簡単にはいきません。

ラズパイ4と異なりメモリにゆとりがありませんので組み込みながら調整するということを繰り返しました。
すでに組み込みは終了しており、問題なく動作しますがINDIドライバのコントロールパネルの表示がおかしくなるバグがあり、解消されるのを待っている状態です。

ラズパイ4での使用であればAstroberry-JVer2で充分なので、配布はEkosやKStarsに大幅なアップデートが出たときにそれらを含めて不具合を消しこんでから配布しようと思います。
Astroberry-JVer2で実現した機能は全て組み込み、いくつかの機能の見直し(削減箇所と追加箇所があります)もおこなっていますので配布の際にはそれらの説明も記載します。

それまでの間、バージョンアップのことは忘れてAstroberry-JVer2で星空をお楽しみください。

以前の記事で環境構築を行ったAstroberry2.0ですが、以前のAstroberry(RaspberryPi3or3+用)と比較していくつか変化した部分、若干の修正が必要だった部分がありましたので記載しておきます。


変化した部分

●OSがUbuntuMateからRaspbian(Buster)に変更(一番大きな変更点)
●それに伴いシステムの日本語化設定が変更

sudo raspi-config→(メニューより)4 Localisation Option→I1 Change Locate→ja_JP.UTF-8 UTF-8にチェック
以上で日本語フォント、インプットメソッドなどが入るようです。システムのメニューなども日本語化されます。

KStarsを日本語化するには従来同様の手順です。
sudo apt-get install kde-l10n-ja
KStarsメニューの"ヘルプ"をクリック→アプリケーションの言語を変更を選択→日本語に変更

●リポジトリの追加
これも大きな変化ですね、今までDebian系には天体系のソフトのリポジトリはほとんどありませんでした。
もしかしたらRaspberryPi4以外のSBCでもBusterを使用すれば同様の環境が構築できるかもしれません。
リポジトリの登録方法はこちら

●ASTAPの追加
EkosのSolverがASTAPにも追加されたことによりインストールされています。
環境によりSolverの使い分けができるようになりました。


機能が削除・もしくは調整が必要な部分
大筋順当なバージョンアップでしたが、OSがRaspbianに変更されたことでいくつか以前使用できていたものがインストールされていない、または不具合がある部分もありました。
以下に列記します。

●Synapticがインストールされていない
GUIでリポジトリ管理ができる便利なSynapticがインストールされていません。使用する方は以下コマンドでインストールしましょう。
sudo apt-get install synaptic

●GPSの不具合
GPSDなどはインストールされており、設定を合わせれば使用できましたがシステムとの同期、ドライバへの変更などが機能していませんでした。
raspberryPiは4になってもRTCが内蔵されていないため、屋外でシステム時計を設定するにはその都度手動で合わせるか、GPSと同期して合わせるか、RTCモジュールを追加するしかありません。

以下にインストールされているGPSDから同期する方法を記載します。

sudo apt-get install ntp
sudo nano /etc/ntp.conf
→設定ファイルが表示されたら以下を追加

#server ntp.ubuntu.com
server ntp.nict.jp
server ntp.nict.jp
server ntp.nict.jp
# time from shared memory provided by gpsd
fudge 127.127.28.0 time1 0.512 flag1 1 refid GPS
# Kernel-mode PPS ref-clock for the precise seconds
fudge 127.127.22.0 refid PPS
server 1.server
server 2.server
server 3.server
server 127.127.28.0
server 127.127.22.0

(server ntp.ubuntu.com3つをコメントアウト後上記を追加して保存)

NTPサーバも入っていませんでしたので入れてから設定ファイルを変更してGPSに同期させます。(PPSは自信なし)

●VNCの挙動が遅い
なんかもっさりして使いづらさがあります。以下の方法いずれかを追加して改善しましょう。

・リモートデスクトップサーバ
sudo apt-get -y install xrdp
sudo systemctl enable xrdp
sudo systemctl start xrdp
上記コマンドでインストール、VNCサーバと同居可能

・NoMachine
https://www.nomachine.com/
上記よりダウンロードしてインストール、VNCサーバと同居可能

いずれもVNCサーバと同居できます。
私はずっとx11VNCサーバを使用してきたので入れ替えようかと思いましたが、面倒なので上記を追加して使用しています。

●GUIから自動起動アプリを設定できない。
Mateでは使用できていたgnome-sessionなどが使えないため、気軽に自動起動アプリを設定できなくなってしまいました。面倒ですがsystemdのサービスファイルを設定しないとダメなようです。(新たに自動起動アプリを追加しないのであれば問題ありませんが。。)


ざっとこんな感じです。
RaspberryPi4で作業しましたが、初期段階としては安定していると思います。海外と半年発売のズレがあったのが幸いしたかもしれません。

リポジトリの追加は他のSBCでは試していませんが、使える可能性があります。(Armbian、Busterなど)

体感としてはあまり高速になったとは感じませんでした。(VNCサーバの問題があるかも)
USBブートにもまだ対応していないので他のSBCと比較すると劣る部分もありますが、イメージファイル焼き込みで環境構築終了の手軽さは魅力です。

興味ある方はお試しください。
(他のSBCで導入にチャレンジする方はぜひご報告ください。)


以前の記事で記載したRaspberry4・Astroberry2.0環境をEAAで実践テストしてみました。(満月ですので眼視は望めません。ある意味絶好のテスト日和です。)

KStars・Ekos、CCDCielなど普段使用している環境もアップデートされており初期段階で設定など少し時間がかかりましたが、その後はほぼ問題なく観望できました。

初期設定で一番やっかいなのがシステム、マウントドライバ、プラネタリウムソフトなどの緯度・経度、日時合わせですが、通常は前回組み込んだGPSで同期するのですが、バージョンアップのバグかAstroberry自体のバグかは不明ですが、GPSが問題なく動作しているのですが、同期しませんでした。
情報は拾っていますが、マウントドライバや、システム時刻などが同期しません。
緯度・経度も日本と海外を行ったりきたりするという変な状況だったので、ドライバに手動設定しました。
この辺は後日チェックしてみましょう。


0251-1.jpg

自動導入してSolverで同期(Solver画面取り忘れました。。)


0253.jpg

CCDCielでプレビュー、バージョンアップしており使い勝手が変わりチェックしながら操作しました。


0254.jpg

オートフォーカスでピント調整


0255.jpg

室内で合わせたつもりでしたが色もおかしかったので、ドライバで色調整


その後、数十対象を確認しながら、気づいたところを調整しながらの観望。

すべて室内からのリモートで行いました。
GPSの部分だけ後日調査が必要ですが、それ以外は問題なく使用できるようになりました。

途中で食事したり、風呂も入ったりして機材は3〜4時間屋外に放置状態でしたが、まだまだバッテリーは持ちそうです。

前回のチェックから充電していませんので、けっこうバッテリーは持ちそうですね。

一通り観望、チェックを済ませてから撤収。


20191212moon.jpg

撤収後、機材を変えてお約束のコールドムーン撮影。
たかだか10分程度でしたが、外は氷点下。

最後は震えながら終了。



昨日届いたRaspberryPi4ですが、無事Astroberry、その他自身が使用するソフトなどのインストールを済ませ動作確認を行ったのですが、一つだけ計算外のことがありました。。

アマゾンで以下のケースを購入したのですが、RaspberryPi3から引き抜いたGPSモジュールをインストールすると物理的にファンを取り付けることができません。。。

GeeekPi Raspberry Pi 3B ケース ラズベリーパイ3/2モデルBケース 、冷却ファンと3個入りヒートシンク付き(ラズベリーパイボードは含まれていません) (ブラック)

新品価格
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アルミ製のケースであればファンを横付けする大きめのケースもあったのですが、WIFIや、GPS信号を遮断してしまいそうなのでプラスチック製の中では一番余裕がありそうなものをえらんだのですが。。。


考えた末、出した結論がこちら

RaspberryPi4.jpg

ファンを取り付けるネジ穴をねじ切って蓋上部まで貫通して蓋に取り付け(苦笑
なんとも無骨な姿になりました。。。

GPSモジュールだけ買い替えようかとも思いましたが、サイズを測るとどんなに小さなモジュールでも結局ファンを正規の位置に取り付けると入りません。

USBの外付けGPSでも良かったのですが、貴重なUSB端子が一つ使えなくなるのは非常に残念ですので暫定的にこれで使おうと思います。

しかし、Raspbian(Debian系)はやはり勝手が違いますね。。
現状では環境構築を自身で行える方はNanoPi-M4やRockPi4の方が拡張性はありそうです。
しかし、使用人口が圧倒的に違いますのですぐに追いつくのではないかと思います。

NanoPi-M4との比較記事や、Debian系に変わったことで、環境構築方法も若干変わりましたので後日記載しようと思います。



こちらの記事でこんなことを記載していましたが、RSコンポーネンツの売価が思ったより安かったこと、AstroberryがバージョンアップしてRepositoryとイメージファイルの両方で対応したことなどからつい購入してしまいました。(天気も悪いし。。。(苦笑)

昨日注文して本日到着!(速い)

諸々セットアップ、動作確認を済ませました。

現在RaspberryPi4では3つのディストリビューションが対応しています。

・StellarMate(ベータ版)
特徴
・開発元が販売、唯一スマートフォンのアプリでの制御が可能
・OSはUbuntuMateからAntergos(Archディストリビューション)に変更?(未確認)

・Astroberry
こちらの記事で紹介しました。
特徴
・天体系のソフトが多数組み込み済み
・独自のDiy機器用のドライバが付属
・OSはUbuntuMateからRaspbianに変更
・今回のバージョンよりイメージファイルの焼き込みか、aptでのインストールかを選択可能(Repositoryに対応)

・IndigoSky
こちらの記事で概要を紹介しています。
特徴
・Webベースのインターフェイスで多くの操作が可能
・INDIと互換性を持つindigoドライバで制御
・OSはRaspbian
・同社のMac版アプリとの親和性が高い


最初はStellarMateOSを購入しようと考えていましたが、上記の通りUbuntuMateがRaspberryPi4に対応しておらず、まだベータ版であること、そしてどうやらAntergosといるArchディストリビューションを採用しているという情報があり、すっかり手が止まってしまいました。(さすがにArchは手におえなそう。。)

他のディストリビューションはすべてRaspbianです。
Raspbianだと天体系のソフトを組み込むときにRepositoryが用意されていないので大変なのですが、Astroberryに関してはよく使うものがすべて組み込まれています。
Repositoryも用意されたので、組み込まれたソフトはすべてRepositoryから更新できるのであれば、Ubuntu系と変わらない操作で環境を構築できそうです。

実際インストール、追加の設定などしてみましたが、Ubuntu系と比べるとやはりOSのGUIなどは使いづらく感じますが、面倒なくアップデートもすることができました。

NanoPiーM4もだいぶ環境が整ったので比較しながら使用していこうと思います。


Raspberry Pi3以降に関しては、シングルボードコンピュータでは唯一INDI関係のディストリビューションがあるので、機能強化されたRaspberry Pi4には大いに期待しています。(買う気満々でした。)

しかし、9月に技適通過してから一向に日本で発売される気配がありません。

海外サイトなどを覗いて現状を確認してみました。
(2019年11月1日の情報です。)

・Ubuntu系のOSの対応がまだ。
・USBブートへの対応がまだ。
・StellarMateはβ版にて対応(OSがUbuntuMateから変更?)
・INDIGO Skyは対応
・ASIAirは未対応

うーーーーん。。。。微妙
海外では6月末に発売されていますが、結構対応に時間がかかっているようです。
日本で発売されても上記項目がクリアされていないことが予想されます。

仕様変更が大きかっただけに対応に時間がかかるようですね。。。

私の場合はNanoPi-M4が一年かかってようやく使用する環境全てが問題なくなりましたので、当座こちらをブラッシュアップして使用したほうが良いかもしれません。

この記事に記載しましたが、私の環境ではAstroberryを入れてあるRaspberryPi3がシステムのアップデートに伴い、LANケーブルを繋いでネットに接続しないとWiFiのアクセスポイントが出てこない状態になってしましました。

以前は外で使うときはWiFiのアクセスポイントに直接接続、家で使用するときはルーターにLANケーブルを接続してインターネット環境で使用と、異なる環境での使い分けが出来ていたのですが、上記のような症状では屋外での使用ができません。。(二度外で確認して症状がわかりました。なんともわかりづらいトラブルです。)

ここで情報を見て、記載のスクリプトなどで設定してみましたが改善せず。。

ベースとなるUBUNTU Mateでは本来WiFiのアクセスポイント機能がシステムの機能としてGUIで設定できるのですが、Astroberryの場合この機能をKillしてあり、作者のスクリプトを活かす設定になっていますので簡単に治りませんでした。。。(復活させようといくつか設定をいじりましたがNG)

このまま使えないと不便なので作者のスクリプトでのAP構築もKillして、新たに環境を構築しました。
幾通りがチャレンジしましたが、最終的にはOrangePi2+のWiFiをアクセスポイントにするための設定をベースに構築することでなんとか解決しました。(予想以上に手こずりました。。。)

せっかくの休日がトラブルの修復にかなり時間を割かれてしまいました。。。
重なるときは重なりますね。。

現在バックアップ中なので、修復内容は後ほど


追伸
環境構築に関してはトラブル記録だと検索しづらくなると思いましたので記事を独立させてこの記事に記載しました。





シングルボードコンピュータで天体機器制御用のディストリビューション(システムまで含めた操作環境)があるのはRaspberry Pi(3以上)のみになります。

他の環境では自身で環境を構築しなくてはならないため導入難易度があがります。

Raspberry Pi4が発売になり、Raspberry Pi3でボトルネックとなっていたメモリ容量、USB(2→3)、イーサネット(1Gbit)が解消され、天体機器制御といった複雑な処理もかなり快適に行える環境が整ってきました。

そんな中、いち早くRaspberry Pi4に対応したディストリビューションが現れました。(2019.7.4現在)

INDIGO SkyはINDIサーバ・ドライバを拡張したINDIGOサーバ・ドライバのディストリビューションです。

開発した会社はCloudMakersという、Mac用のINDIサーバ・ドライバ、INDI用アプリを制作していたところです。

LinuxのINDI環境を、Macに移植、Guiで簡単に構築できる素晴らしい製品でした。
初期の頃はこちらの製品を愛用していましたが、Mac用のKStarsがINDIサーバ・ドライバ、Astrometry.netサーバまで組み込んで移植されたため、こちらばかり使用するようになっていました。

INDIドライバの機能拡張版とも言えるINDIGOがその後登場しましたが、INDI環境から乗り換える必要性があるのか疑問があり、導入していませんでした。

INDI環境にはこちらや、こちらの記事で記載したような独特な癖(操作上の矛盾箇所)があります。

INDIGOサーバ・ドライバはそれらを払拭する目的で提案されたものです。
(対応機器一覧はこちら、INDIGOドライバはINDIドライバ互換なので、INDI対応アプリで使用できます。)

実際操作してみましたが、組込み用に特化したディストリビューションという印象を受けました。ドライバの扱いなどはWebブラウザからリモートで簡単に行なえます
INDIサーバ・ドライバに見られるような操作系の癖はなく、使いやすいです

対応している機器はINDIより少ないですが、動作検証は多くのドライバで行われているようです。
残念ながら私のEAA環境では、スカイエクスプローラー SE-AT100N架台+自作ダイレクトケーブル、自作MoonLiteフォーカサーが正常に動作しませんでしたが、これは特殊環境とも言えるので仕方ないかもしれません。

メーカー機器の動作確認はしっかり行われているようですので、用途が合えば非常に優れたディストリビューションだと感じました

以下にブラウザの操作画面を掲載します。


120.png
サーバ・ドライバ制御画面
ドライバの選択、Wifi設定、シャットダウン、ドライバ更新(またはダウングレード)など


121.png
ドライバコントロールパネル
起動したドライバの設定、制御確認



122.png
カメラ制御画面
接続したカメラの制御、設定変更、フォーカサー、フィルターホイール制御



123.png
マウント制御画面
自動導入マウントの制御、ドーム制御、GPS接続時の緯度経度日時同期、ジョイスティックでのマウント操作など



124.png
オートガイド画面
ガイドカメラによるマウントのオートガイド制御



他にもマウントのアライメントドライバがあったりと、ブラウザ画面だけでもほぼ撮影に必要な操作はできてしまうようです。

PlateSolverは内蔵されていないようなので、そのような処理能力が必要なことはリモート操作するPCでという考え方なのでしょう。

ディストリビューション自体はブラックボックス化して、ブラウザ画面のみでLinuxのデスクトップ画面にふれることなく必要となる操作を行い、より複雑な操作が必要になった場合は、PCからお気に入りのINDI対応アプリでリモート制御といったコンセプトなのでしょう。
(個人的にはこれだけのことができるなら、PlateSolverは内蔵してほしかったですが)

Webブラウザでの操作も、PCでのドライバのリモートもわかりやすいと感じました。

興味ある方はお試しください。





海外でRaspberry Pi4が発売されました。(2019.6.23)
Raspberry Pi4USB3、ギガビットイーサネット対応とこれまでのシリーズのネガを潰しこんだ内容なので、天体用としてはかなり満足ができる環境が構築できる可能性があると思います。

正常に動作さえすれば、シングルボードコンピュータで天体機器の制御を行うスタンダード環境になると思います。

私はRaspberry Pi3が出たばかりの頃に天体用に環境を構築してみることからはじめ、OrangePi2Plus、NanoPiーM4と環境構築しましたが、どれも動作させるまで大分時間がかかりました。


Linuxで天体環境を構築する情報は日本では非常に少なく、シングルボードコンピュータ自体の情報も天体用で無いものがほとんどです。

これから始める方にとって、シングルボードコンピュータで環境構築を行う注意点を記載します。

1.ハードを発売するメーカーがUbuntu系OSを配布、もしくは対応しているか確認(重要)
天体用のアプリはドライバの依存関係が非常に多く、手動でそれらをインストールするのは大変です。
ほとんどの開発者はRepositoryと呼ばれるアプリの管理・登録場所に環境構築のための依存関係が満たされた状態で登録されています。
サーバOSや、Repositoryを使用できないOS(Raspberry PiであればRaspbain)は依存関係をすべて自身でインストールしないと動作しないため、非常に環境構築が大変になります。

Raspberry Pi4も現状(2019.7.2)ではUbuntu環境が完成していません。
Ubuntu環境やドライバが揃ってから使用するのが無難です。



2.チップセットのドライバの確認
Arm系のCPUで最も苦労したのはネットワークやビデオのチップセットが何を使用しているのかを明記していないことが多く、対応したドライバを探さないと動作しないものがありました
インテルチップセットのUbuntuではチップセットのドライバが揃っており、システムの機能としてWifiのアクセスポイントはGUIから簡単に行えますが、Arm系のOSだと、ドライバが不足していたり、その設定環境が無いといったことが多く、ドライバのインストール、設定サーバの組み込みなど多岐にわたる調整を行わないと使用できないといったことが多々ありました。
(初期のRaspberry Pi3もネットワーク系は情報がほとんど揃っておらず、設定に苦労しました。)


3.天体で使用するにはRTC(リアルタイム・クロック)やGPSが必要(重要)
普通のコンピュータであれば当たり前にRTC(リアルタイム・クロック)が装備されていますが、RaspberryPiを始めとしたシングルボードコンピュータの殆どは装備していません
天体用のアプリでは正確な時計が必須になるため、RTC(リアルタイム・クロック)の接続・ドライバ設定、もしくはGPSを使用した環境構築(ドライバ、サーバ、設定など)が必要になります。


4.天体機器のドライバの有無
INDIドライバがArm系チップに対応してくれたことによりかなりの数の天体機器のドライバが揃いましたが、INDIドライバはメーカーが動作確認を行っていません。
(対応とされていても動作しないものも多々あります。)
Arm系チップも複数あり、チップによって動作しない場合もあります。(初期のOrangePi2Plus、NanoPiーM4もいくつかドライバが機能しないものがありました。)
これに関しては開発者に要望を出すしかありません。


と、このように落とし穴が多数あり、自身で一から構築して問題なく動作させるにはなかなか苦労が伴います。
RaspberryPi3にはディストリビューションと呼ばれる天体用の統合セットアップがありますが、他のマシンでは存在しません。

RaspberryPi4はまだUbuntu系のOSでの動作確認もされていないようですし、ドライバの対応状況も不明です。(おそらく現行のディストリビューションも動作しないでしょう)

私は今回は様子見をしてから導入の検討をしようと思います。
(今までが人柱ばかりでしたので。。)

昨年ZWO社からINDIドライバを使用したASiairという機器が発売されました。
INDIドライバを搭載した初の市販製品ということで一部で話題になりましたが、あまり使用例などがサイトにあがっていません。

本体はRaspberryPi3+、電源アダプタ、ケーブルなどが付属して2万弱という価格がどうなのか?と感じている方が多いように思えます。

私はRaspberryPi3にKStars・EkosをインストールしてiPadからリモートで同様の操作をしていますが、ASiairの取説で確認したところ、できることは同様でもスマホやタブレットでリモート操作するのであればASiairのほうが操作がかなりしやすいのではないかと感じています。

KStars・EkosはPCでの操作を想定しているため、マウスの右クリック中心の操作体系になっておりVNCなどのリモート操作でタッチパネルから操作する場合お世辞にも使いやすいとは言えません。(アプリの設定などで大分改善はされますが)

対してASiairはフロントエンドとなる操作系がタブレットの専用アプリを使用するため、タッチパネルからの操作が行いやすくなっているようです。
(制御ソフトがスマホ側にあるため、KStars・Ekosよりも動きも軽快になるかと思います。)

価格の違いはこの専用アプリの有無と、INDIドライバとの最適化になるのではないかと思います。

KStars・Ekosですと使用するドライバの自由度はありますが、操作における不具合などは自身で調査する必要がありますし、場合によっては開発者とやり取りしながら解決(英語で)していかないといけません。

そして、タブレットでの操作はしづらいです。(設定などをして使いやすくしたとしても)

ASiairであれば、ZWO社のカメラを使用している方であれば、メーカーサイドでドライバとアプリの整合性は取られていると思います。
唯一の欠点は本体がRaspberryPi3+なので、USB2、ギガビットイーサなども速度に頭打ちがあることかと思います。

RaspberryPi3+は時刻の保持ができないため、SkySafari(Plus以上)と連動して時刻、緯度・経度を同期させる手法をとっていると思います。
逆を返せば快適な環境構築のためにはSkySafari(Plus以上)も必要になります。

KStars・Ekosでも同様の設定は可能ですが、設定が非常に煩雑です。)

タブレットでの操作性、ドライバとアプリのサポート費用として1万数千円を投資する価値があるか否かがポイントになるでしょう。

私はRaspberryPi3含め多くの環境でKStars・Ekosで環境をすでに構築してしまったので悩めるところですが、StellaMate同様ディストリビューションのみの販売がされるようでしたら購入したいです。(遠征先での操作がiPadでのリモート操作なので操作性向上や設定の簡素化はとてもありがたいです)



Astroberry Serverは多くの設定やアプリがすでに同封されておりとても便利ですが、海外のディストリビューションのため日本語化されていません。
簡単な手順で日本語環境をインストールできるので設定しましょう。

Astroberry Serverに使用されているRaspberryPi用のUbuntuMATEでも同様の手順で日本語化ができるはずです。
(私の環境はすでに日本語化されているため、メニュー位置などで判断してください。)



086.jpg

システムメニュー→Setting(画面では"設定")→UserSetting(画面では"ユーザー向け"(英語が違うかも。。))→Languege Support(画面では"言語サポート")を選択します。



087.jpg

そうすると上図のポップアップ画面が登場します。
1のボタンをクリック→さらに下図のようなポップアップ画面が出るので"Japanese"をチェック



088.jpg

これで日本語環境一式がインストールされます。
その後、2のメニューから"日本語(日本)"をドラッグして一番上に移動→3のボタンで確定。

上記でメニューなどが日本語表示されます。
日本語の入力もしたい場合はIMを"fcitx"にしてください。

PHD2などはこれだけで日本語を使用できますが、KStarsでは残念ながらもうひと手間必要になります。



089.jpg

メニュー→システム→システム管理(Sytem Setting)→Synapticsを選択します
ダイアログボックスが表示され、パスワードを求められますので"astroberry"と入力します。



090.jpg

1.検索ボタンをクリック→2.検索窓で kde-l10n-ja と入力→3.検索ボタンをクリック→4. kde-l10n-ja のラジオボタンをチェック→5.適用ボタンをクリック


以上でKStarsで使用する日本語環境がインストールされます。


それ以降は以前Mac版で記載した設定方法と同様です。(メニューの"ヘルプ"をクリック→アプリケーションの言語を変更を選択→日本語に変更)


以上で日本語環境が構築できます。





前々回前回の記事Astroberry Serverを構築し、SpaceFM、ser2net、LeafPad、Gnome Sessionなどシステム構築に便利なソフトを追加しました。

今回はSpaceFM、ser2net、LeafPadを使用して、RaspberryPi3以降をSkyFiにしてみようと思います。(SkyFiの機能についてはリンクページをご確認ください。簡潔に説明すると望遠鏡制御を無線LANで行うためのインターフェイスです。)

今回記載するSpaceFMの操作を行えば、今までSSHでターミナルからコマンドラインで設定していた設定ファイルの変更や、システムファイルの移動、コピーなどが簡単にGUIから行うことができます。

まずはよく使うSpaceFMをデスクトップアイコンから起動できるよう設定しましょう。



079.jpg

システムメニュー:システムツール→SpaceFMを右クリック→ランチャをデスクトップに追加
上記操作でデスクトップにランチャアイコンが作成されます。

ではアイコンをダブルクリックしてSpaceFMを立ち上げます。



080.jpg

アプリメニュー:ファイル→Root Windowを選択(パスワード入力が求められますのでパスワード:astroberryを入力します。



081.jpg

ウインドウ色が赤色のルートウィンドウが表示されます。
赤枠のホームボタンを押し、ディレクトリルートを表示して、赤枠の"etc”フォルダをダブルクリック



082.jpg

"etc”フォルダの中から”ser2net.conf"ファイルを見つけたら右クリック→開く→Leafpadを選択



083.jpg

”ser2net.conf"ファイルをLeafpadで開いたら、赤枠で示した最終行に以下の行を追加して保存。

4030:raw:0:/dev/ttyUSB0:9600 NONE 1STOPBIT 8DATABITS'



上記でSkyFi同様の機能を実現できます。(別途シリアル・USB変換アダプターが必要になります。)

この機能を使用するにはAstroberry ServerのWifiを親機にする必要があります。
iPhoneやiPadのシステム設定でWifiのアクセスポイントを確認して "astroberry" が表示されているか確認してください。

通常は表示されているはずですが、万が一表示されない場合は以下の設定を行います。

システムメニュー:システム→設定→インターネットとネットワーク→WLAN Configurationを選択→パスワード入力(astroberry)→アクセスポイント名:astroberry、パスワード:astroberry を入力。


以上で利用できます。




前回Astroberry Serverをインストールしました。
実はこれだけでほとんどの天体環境が揃っており、ほとんど他にすることが無いような状態ですが、より便利な環境を構築するため、いくつかのソフトを追加してインストールします。

通常LinuxではSSHを使用してコマンドラインからインストール操作を行いますが、Astroberry ServerではSynapticsというGUIでソフトをインストールできるソフトがすでにインストールされているため、特殊なアプリ以外はGUIから簡単にソフトをインストールできます。

私はMacからリモートで操作しますので、Chicken of the VNCを立ち上げVNCを使用したリモート操作を行います。(LANケーブルでラズパイを接続してくださいね)

アドレス:astroberry.local
パスワード:astroberry



078-1.jpg

このように新規接続を設定してコネクトボタンを押します。
デスクトップが表示された後、メニュー→システム→システム管理(Sytem Setting)→Synapticsを選択します。

ダイアログボックスが表示され、パスワードを求められますので上記のパスワードを入力します。
そうするとソフトが以下のように立ち上がります。



078.jpg

その後、以下の操作を繰り返し、必要なソフトをインストールします。

1.検索ボタンをクリック

2.検索窓に検索ワードを入力(この例ではspacefm)

3.検索ボタンを押す

検索結果が表示されます

4.検索したソフトのチェックボックスをチェック

5.適用ボタンを押し、インストール


上記をインストールするソフトの数だけ繰り返します。
検索するワードは以下です。

spacefm

leafpad

ser2net

gnome session



・SpaceFMは高機能なファイルマネージャーソフトです。このソフトと特徴として、GUIからルートでファイル操作ができるためLinuxで良く行う設定ファイルの書き換えをコマンドラインを使用しなくても行うことができます。

・LeafPadは高機能なテキストエディタです。上記SpaceFMと併用して設定ファイルの書き換えをGUIから行うことができます。

・ser2netはTCP/IPからシリアル通信を行うことができるシステムの追加機能です。
これを利用するとSkyFiと同様の機能をRaspberryPi3以降に持たせることができます。

・Gnome Sessionはシステム起動時に自動的に起動するソフトをGUIから設定できるソフトです。


後々の環境構築に便利なソフトばかりです。
Astroberry Serverにはインストールされていないため、上記を追加インストールしておくと今後の操作が簡単になります。


次回はSkyFiの機能をRaspberryPi3以降に追加する方法を記載します。




シングルボードコンピュータは数多くありますが、最も普及しているのはRaspberryPiシリーズになるでしょう。
RaspberryPi3以降のシリーズに関しては無線LANも内蔵され日本の技適マークも取得しています。

今回からは数回に渡りRaspberryPi3以降を天体用として設定していく方法をご紹介していこうと思います。
数多くのシングルボードコンピュータがあるのになぜRaspberryPi3以降を使用するのかは以下の理由になります。

・天体用のディストリビューションがある(構築が非常に簡単になる。)

・シングルボードコンピュータに使用されているARMチップセットはそれぞれのボードメーカーが配布するシステムの完成度により動作範囲が異なってしまう。(普及度により、動作させるまでの環境構築の難易度が変化する。)

・無線LANが使用できる。


2018年12月現在、天体用のディストリビューションがあるシングルボードコンピュータはRaspberryPi3以降のみです。



私自身天体用としてシングルボードコンピュータは、RaspberryPi3、OrangePi2+、NanoPi-M4、ミニコンピュータはBeelink AP34、Gole1、DellノートPCをUbuntuにして環境構築しました。
Macに関しては、現在はKStarsアプリをコピーするだけで環境構築が可能です。

Macを除けば難易度としては、天体用のディストリビューションをもつRaspberryPi3以降がもっとも簡単です。
UbuntuなどLinuxを構築する場合はチップセットのドライバが容易に導入できるかが鍵になります。

その意味ではインテルのチップセットで構成されたMINIPCもトラブルが少ないです。


前置きが長くなりました。
ではインストール方法を紹介します。

まずは天体用のディストリビューションをダウンロードします。


●Astroberry Server
無料で利用できるディストリビューションです。
KStars、INDIサーバ、ドライバを始め、PHD2、Skycharts、CCDCiel、oaCaptureなど多くの天体ソフトが導入できます。

https://drive.google.com/file/d/1zGwXLWDD8hubpuarafMWPft6F6Q4bV8R/view


●Stellamate
KStars、INDIサーバ、ドライバの開発者が販売するディストリビューションです。
連動するユティリティなども同封されています。

https://www.stellarmate.com/products/stellarmate-os.html


私は無料のAstroberry Serverを利用します。

ダウンロードが終わったらQuickHash GUIでファイルをチェックしてください。



次にSDフォーマッターを使用してminiSDカードをフォーマットします。

077-12.jpg

ラジオボタンからクイックフォーマットを選択し、オプションボタンを押しポップアップウィンドウから”倫理アドレス調整→する”を選択し、OKボタンを押します。
その後フォーマットボタンを押せばフォーマットが完了します。


その後、ApplePi Bakerを起動します。

077.jpg

1.画像左側の先程フォーマットしたSDカードの名称部分を選択します。

2.ボタンを押しダウンロードしたイメージファイルを選択します。

3. Restore Backup ボタンを押しSDカードにディストリビューションをインストールします。



以上でシステム、天体アプリ、各種天体用サーバなどがインストールされた状態で使用できる環境が整います。
Astrometry.netサーバのインデックスファイルに関しては必要最小限しかインストールされていませんので、こちらの記事を参照にしてインストールしてください。

何故かサイズの大きなインデックスファイルがチェックボックスをクリックしてもダウンロードできない場合があります。

その際はここからインデックスファイルをダウンロードしてGDebiを使用してインストールします。(インデックスファイルファイルを右クリックで選択してGDebiを選択するとインストールできます。)

非常に簡単に環境構築ができますのでお試しください。



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