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AstRPi(配布中)のカテゴリー記事一覧


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メイン

特徴として

・システム、主要なソフトの日本語化、日本語入力にも対応
・本体にハードを追加しなくても使用可能(複数のシステム時刻設定機能、緯度経度情報取得機能など)
・Webインターフェイスでのシステム時刻自動設定
・タッチパネルでの操作を考慮(ランチャー、各アプリのボタン調整により多くの機能がクリックで操作可能)
・リモート操作・天体機器制御→撮影画像のチェック→画像の加工→解析など一通りの流れに対応できる環境の構築
・INDIドライバの初期設定ファイルへのアクセスを容易に(home/astrpi/INDI-configをシンボリックリンクとして設置、設定ファイルの追加や入れ替えが容易に行えます。)
・Astroberry-Jと比較して約150MB〜200MB(ZRAMの動作による)の使用メモリの削減


AstRPiに組み込まれたサーバ・アプリの一覧です。

●天体用アプリ・サーバ
プラネタリウムソフト
・KStars
・HNSKY
・Ciel Skychart
・Stellarium

撮影ソフト
・CCDCiel(天体カメラ用撮影統合ソフト、ライブスタッキング、フォーカス調整、マウント操作、PlateSolving、スケジュール撮影など)
・OaCapture(惑星用動画撮影ソフト)
・OaLive(惑星用動画撮影ソフト、スタッキング機能)
・KStarsのEkos(統合撮影ソフト、フォーカス調整、マウント操作、PlateSolving、スケジュール撮影など)
・VLC(Webカメラなど動画撮影可能な多機能ソフト)
・QDslrサーバ(一眼デジカメの無線リモートサーバ)

オートガイド
・PHD2
・KStarsのEkos
・LinGuider

画像処理
・SiriL(天体用画像処理・スタッキング)
・ASTAP(天体用画像処理・スタッキング)
・GIMP(多機能な画像処理)
・XnViewerMP(マルチメディアビューア・ファイル形式のコンバート)
・AstroImageJ(測光、Solver機能を備えた画像処理ソフト)
・Astro Live Stacker(保存した画像をライブスタッキングして表示するソフト)

ムービー再生
・SERPLAYER(動画再生・ファイル形式のコンパート)
・VLC(動画再生・ファイル形式のコンパート)
・XnViewerMP(動画再生・ファイル形式のコンパート)

画像解析
・Aladin(画像による位置解析など)
・Astrometry.netサーバ+インデックスファイル(画像による位置解析(PlateSolving)
・ASTAP+インデックスファイル(画像による位置解析(PlateSolving)

天体用サーバ・ドライバ
・INDIサーバ・ドライバフルセット(多数の機器の初期設定済)
・INDIWebManager(WebブラウザからINDIサーバ・ドライバの起動)
・GSCインデックスカタログ(シミュレーションドライバ用)
・Astrometry.netサーバ+インデックスファイル(天体位置解析PlateSolving用)
・ASTAP+インデックスファイル(天体位置解析PlateSolving用)
・iGPSサーバ(ネットワークから緯度経度日時情報を取得)
・Nignx(iGPS、phpによるシステム制御、Webフロントエンドの制御など)
・AstroPanelサーバ(極軸や、月、惑星などの情報取得)
・ser2net(シリアル→tcp・IP変換サーバ、SkyFi同様SkySafari(Plus以上)のWIFIハブとして機能)
・QDslrサーバ(一眼デジカメの無線リモートサーバ)
・StellarSolver(SExtractorやマルチスレッドで解析ができるPlateSolvingライブラリ)

リモートデスクトップサーバ
・NoMachine(マルチシステム対応)
・RDPサーバ(Windows標準)
・VNCサーバ(Mac標準)

●システム系
・SpaceFM(GUIからファイルのルート操作が可能なファイルブラウザ)
・Synaptic(GUIから簡単にRepository管理・インストール)
・Gdebi(GUIから簡単にdebパッケージのインストール)
・SMBサーバ(ファイル共有機能)
・SSHサーバ(リモートターミナルでのシステム操作)
・GParted(GUIによるパーテーション操作、フォーマットなど)


●サーバのポート番号一覧

・Nginx+PHP ポート80、443
(ブラウザインターフェイスに使用、PHP、CGIなど稼働、iGPSのSSLリダイレクトに使用)
・SMB ポート137〜139、445
・VPN ポート4500、500、1701(クライアントへのアクセスは5555)
・INDI Web Manager ポート8624
・iGPS ポート5000をSSLでリダイレクト
・AstroPanel ポート8626
・ser2net ポート4030
・ssh ポート22
・vnc     ポート5900
・RDP     ポート3389
・noMachine ポート不明 https://www.nomachine.com/AR01L00770参照


●組み込んだINDIドライバ設定ファイル一覧
ASI EAF_config.xml
ASI EFW_config.xml
Astro-Electronic FS-2_config.xml
Atik 383L_config.xml
Canon DSLR EOS 550D_config.xml
Canon DSLR EOS 600D_config.xml
Canon DSLR_config.xml
CCD Simulator_config.xml
Celestron GPS_config.xml
EQMod Mount_config.xml
FCUSB_config.xml
GPSD_config.xml
LX200 OnStep_config.xml
MoonLite_config.xml
QHY CCD QHY5II-M-1057d5_config.xml
QHY CCD QHY5III174M-a33_config.xml
QHY CCD QHY5LII-C-61b7d_config.xml
ScopeConfig.xml
SkySafari_config.xml
SkySafari_config.xml.default
Skywatcher Alt-Az01_config.xml
Skywatcher Alt-Az Serial_config.xml
Skywatcher Alt-Az_config.xml
SX CCD LodeStar_config.xml
ZWO CCD ASI071MC Pro_config.xml
ZWO CCD ASI120MC_config.xml
ZWO CCD ASI120MM Mini_config.xml
ZWO CCD ASI183MC Pro_config.xml
ZWO CCD ASI290MM Mini_config.xml
ZWO CCD ASI294MC Pro_config.xml
ZWO CCD ASI385MC_config.xml
ZWO CCD_config.xml
(重複分は”SettingFile"フォルダに同封)


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書き込みはご自宅のPCから行います。
動作不良等が起こる場合もありますので、ダウンロードしたイメージを念の為ハッシュコードで検証してください。
書き込みソフトのためのソフトとして以下を用意します。

・SDメモリカードフォーマッター

まずはこのソフトでSDカードをフォーマットします。(Mac、Windows対応)

書き込みソフトは
Windowsの場合
・Eetcher(書き込み専用)
・win32diskimager(バックアップ用)

Windowsの場合は更に
・iTunes
をインストールしてください。

Macの場合
・ApplePi-Baker v2(書き込み、バックアップ両用)

を用意します。

イメージファイルはZipで圧縮されています。
通常はこのまま書き込めるはずですが、書き込みがうまくいかない場合は事前に圧縮を解凍してimageファイルから書き込みを行ってください。

その間に、購入したRaspberryPi4をケースに取り付けましょう。

書き込みが終了したRaspberryPi4にMicroSDカードを取り付け、RaspberryPi4をLanケーブルで接続してから電源を入れてください。

AstRPiはWebインターフェイスにアクセスすることでRTCを持たないRaspberry Piのシステム時刻を設定できます。
(上部に時刻が表示されればシステム時刻設定のスクリプトが動作しています。)
他にもさまざまな機能がありますので簡単にご紹介します。

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・INDI WebManager
INDIサーバ・ドライバの起動・停止ができます。
複数のプロファイルを設定できますので異なるドライバの組み合わせを設定できます。


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・iGPS
ネットワーク接続の機器やGPS内蔵のスマホなどの位置情報を取得できます。こちらでもシステム時刻の設定も行えます。(最下部の”時刻・位置 取得”ボタンを押すことでシステム時刻を設定できます。)
INDIで使用する場合はGPSDドライバを追加してください。
位置情報の取得は上部左側の”GPS-ON”ボタンをクリックするだけです。
INDIGPSDドライバに情報を送信するときはこの画面を表示しておいてください。(画面が表示されていないと接続が切れます。)


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・AstroPanel
極軸、惑星、月、太陽の現在の位置確認が行えます。


・AP Setting
WIFIのアクセスポイント機能のオンオフが可能です。(デフォルトはオン)
有線接続などでWIFIアクセスポイント機能を使用したくない場合はOFFボタンを押してください。
(くれぐれも屋外でWIFI接続しかできない環境でOFFボタンを押さないようにしてください。(ラズパイにアクセスできなくなりますので。。))

・Reboot、ShutDown
システムのリブートやシャットダウンが行えます。
シャットダウンに関してはボタンを押してからある程度電源をオフに出来る状態になるまで時間がかかります。
AstRPiではLEDのハートビート機能を追加しましたのでLEDの点滅が消えてから電源を外してください。
(点滅している状態で電源を外すとシステムが壊れることがあります。)


ラズパイはRTCが無いため、システム時刻の設定が必要ですので、操作としてはQRコードを用いてまずWebインターフェイスにアクセスしてシステム時刻を設定します。
その後、INDIサーバ・ドライバの起動を行い、必要に応じて他の機能を使用します。

これらの操作を行った後に、VNC、RDP、NoMchineなどのリモートデスクトップクライアントでラズパイのデスクトップにアクセスして操作してください。



INDIサーバ・ドライバはデフォルトでは起動していません。

そのためサーバ・ドライバを起動してから天体機器制御用のソフトと接続する必要があります。
INDI WebManagerはWebブラウザからINDIサーバ・ドライバを起動するインターフェイスです。
Ekosにも同様の機能がありますが、INDI WebManagerを使用することでサーバ・ドライバの起動を独立して行うことができるようになります。

0385.png

INDI WebManagerボタンをクリック

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1.任意のプロファイル名を入力
2.プラスボタンで追加
3.クリック→スクロール→クリックして使用する機器のドライバを選択(選択されたドライバはチェックがつきます。)
4.ドライバ設定を保存
5.作成したプロファイルが表示されているか確認
下方向にスクロールして
6.スタート・ストップボタンをクリック
7.ドライバ名が表示されればドライバが起動しています。
8.この部分をクリックするとドライバの再起動ができます。

以上でサーバ・ドライバを起動できます。
停止する場合は6のStopボタンを押してください。



Webインターフェイスからシステム時刻を設定し、INDIサーバ・ドライバの起動が完了したら次のステップとしてリモートデスクトップクライアントでラズパイのデスクトップに接続→システム時刻が反映されているかの確認→KStarsの初期設定、ドライバの動作確認などを行います。

リモートデスクトップクライアントは以下アドレスからコントロールする機器にダウンロードしてください。
・RDP(Windowsは標準、Mac、iOSはアップルストアから、アンドロイドはGooglePlayからインストールしてください。)
・NoMachineはこちらから
・VNCはこちらから

アクセスするためのアドレス、ID、パスワードは以下になります。

アドレス
astrpi.local(ボンジュール環境)
10.0.0.1(アンドロイド環境)
192.168.1.100(LAN、VPN環境)

ID
astrpi

PASS
astrpi


0391.jpg

このようにデスクトップが表示されます。
デスクトップが表示されたらまず、右上の赤枠部分の時計の表示をクリックして現在時刻、日付があっているか確認してください。

万が一時刻が現在時刻と異なっている場合はブラウザインターフェイスをリロード→確認、iGPSの時刻 位置情報取得ボタンをクリック、iOSであればこちらに記載したショートカットアプリから時刻設定を行ってください。

確認が終わったらランチャー左側の赤枠にある"KStars"をクリックして立ち上げてください。


●KStarsの立ち上げ、設定

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ウィザードは設定不要なのでキャンセル(以降同様)


0300.jpg

今日の一言もOKで表示を消してください。(以降同様)


0301.jpg

一箇所設定変更箇所があります。(計画変更箇所)
メニューの"設定"をクリック→"KStarsを設定"を選択してください。


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1.INDIタブを選択→2.ラジオボタンを"KStars Update All Device"に変更→3."適用"ボタンをクリック→4."OK"ボタンをクリックしてください。
(この設定ではKStarsからマウントの緯度経度時刻が設定されます。iGPSをお使いの場合はINDIドライバでGPSDドライバを追加して一番下のGPSから緯度経度時刻を設定するラジオボタンに変更してください。


0303.jpg

1.日時情報がシステム時計と同じか確認してください。(以降同様)→2."地球アイコン”をクリック→3."+"ボタンをクリック→青枠部分を入力してご自身の観測場所の緯度経度などを入力→4."ディスクアイコン"をクリック(設定の保存)→5."OK"ボタンで終了です。

複数箇所ある場合は3〜4を繰り返してください。

重要:緯度経度、日時は自動導入の際に非常に重要です。必ず確認する癖をつけましょう。





今回はドライバ設定に関して説明します。

基本的にINDIの場合はドライバコントロールパネルで設定→動作確認→設定の保存を行ってから使用します。

0307.jpg

赤枠部分は今回は動作確認なので使いませんが、システム時計、KStarsの時刻、設定した緯度経度が正しく表示されているか常に確認する癖をつけてください。

水色枠のアイコンをクリックして制御環境のEkosを呼び出します。


0308.jpg

1.ポッポアップメニューから登録してある"INDI WebManager"を選択(INDI WebManagerで起動したサーバドライバを読み込む設定になっています。。)
2のボタンで登録内容を確認できます。

3.このボタンで登録した機器のドライバを一式接続します。接続したらドライバのコントロールパネル画面が表示されます。

INDI Web Managerで機材を登録、サーバ・ドライバの立ち上げをしておけばEkosの設定は非常に簡単になります。
(以下を参照してください。)



0348.jpg


ドライバが接続されるとコントロールパネルが表示されます。
ドライバのコントロールパネルはタブで整理されています。
最上部のタブはドライバ、その下のタブはドライバの設定項目になります。

ではそれぞれのドライバの確認項目をチェックしていきましょう。

●マウントドライバの確認項目

0310.jpg

1.上部タブからマウントドライバの"SkyWatcher ALT-AZ Serial"をクリック(他のマウントドライバを使用している場合はマウントドライバ名のタブをくりっくしてください。)
2.ドライバ項目タブから"Main Control"をクリック
3.コネクトボタンを押し、表示が緑色なら5の”Site Management"を、赤色なら4の”Conection"タブをクリック

・正常に接続されている(3が緑色)場合

0311.jpg

赤枠の”Site Management"をクリックして、青枠部分に緯度・軽度、日時が以前設定した数値になっているか確認します。空白だった場合や、緯度経度が設定した数値と異なっている場合はこちらの設定を再度おこなってください。その後Ekos画面の緑枠ボタンをクリックし、ドライバ接続を解除してEkos画面3のボタンを押して停止してから再度3のボタンでドライバをスタートしてください。

・正常に接続されていない(3が赤色)場合

0312.jpg

1.ドライバ項目の"Connection"をクリック
2."Scan Port"ボタンをクリック
3.読み込まれたポートがボタン内部に表示されます。表示されたらボタンをクリック
4.3で読み込まれたポートと同じ表記になったかを確認

その後、ドライバ項目タブの”Main Control"タブをクリックし、”Connect"ボタンをクリックして緑色表示が変わればOK

上記で設定が問題なく読み込まれ、ドライバが起動するようになったらその設定を保存します。

0313.jpg

6.ドライバ項目の”Option”タブをクリック、赤枠の”Save”ボタンを押し、上記の設定を保存。

これで次回から問題なく起動、設定読み込みがされるはずです。(念の為、5の”Site Management"タブ項目は毎回確認する癖をつけましょう。)



●CCDドライバの確認項目

こちらはマウントドライバほど面倒ではありません。

0314.jpg

1.最上部のドライバ項目から”ZWO CCD ●●●●"を選択(●●●●は機種名)
2.ドライバ項目の”Main Control"タブを選択
3.赤枠部分が緑色に表示されていればOK

後は、Ekosで動作確認できますが、念の為初回のみ4.ドライバ項目"Image Settings"タブをクリック→下図赤枠部分が正しく設定されているか確認→設定が正しくない場合は青枠部分を入力しセットボタンで反映→5.ドライバ項目"Option"タブをクリックして”Save”ボタンで保存してください。

0315.jpg
0316.jpg

例としてマウントドライバ、CCDドライバの設定を記載しましたが、コネクト→正常に接続されているか→動作確認→ドライバ設定の保存の流れは同様です。

ドライバが接続されれば、Ekosでこのようにさまざまなモジュールを使用できます。
例として赤枠のカメラモジュールを確認して簡単に動作確認してみましょう。
・緑枠部分が露出(左上数字部分)、試し撮り(下のボタン部分)
黄色枠部分がデジカメのライブビューに似た”ライブビデオ”ボタンになります。

確認のため、試し撮りのボタンを押してみてください。

0318.jpg

ポップアップで撮影された画像が出ます。昼間に高感度カメラで1秒も露出をかけるので白1色ですが、カメラは正常に動作しているのでこれでOKです。


次にライブビデオボタンを押します。

0319.jpg

この画面が表示されない?という方はEkosのウィンドウを移動してみてください。(下に隠れています。)
上部赤枠数字部分で露出の数字を入力→ボタン部分で確定します。

Webカメラなどとは異なり、長時間の露出設定も可能です。(2〜3秒に設定すればかなり星が映ります。)

フォーカサーなどを接続している方は同様にフォーカスモジュールで動作確認してみましょう。
以上でドライバ設定〜動作確認は終了です。

天体機器の制御は複数の機器をまとめて扱うため複雑になります。

設定などが間違っていると動作が遅かったり、望遠鏡があらぬ方向を向いて破損する可能性もあります。

そのようなことを起こさないよう操作をする上で重要なポイントになる部分を記載します。

・システム時刻、KStarsの現在時刻、マウントドライバの現在時刻が全て正しい時刻に設定されているか確認
・KStarsの緯度経度、マウントドライバの緯度経度が全て正しく設定されているか確認
・マウントドライバで望遠鏡やガイドカメラの焦点距離などが正しく設定されているか確認
・カメラドライバでカメラのピクセル数、ピクセルサイズが正しい数値になっているか確認
・PlateSolvingを行う場合、撮影視野に合わせたインデックスファイルがあるか確認
・ドライバコントロールパネルで各ドライバがきちんと動作するか確認その後保存をしたか(ドライバ設定時のみ)
・マウントにハンドコントローラーがある→アライメントを事前に行った後ラズパイで操作、無い→ラズパイで操作しながらアライメントポイントを設定
・マウントのホームポジション(INDIの場合赤道儀も経緯台も全て北極)が正しく設置されているか確認

トラブルの殆どは上記事項の確認漏れになります。

マウントに関してはハンドコントローラー有り無し・経緯台or赤道儀、カメラに関しては一眼デジカメと天体カメラで留意事項が変わってきます。

以下に操作、確認の流れを記載します。(全ての機器がラズパイに接続されていると想定します。)

●マウントがハンドコントローラー付き赤道儀の場合
1.マウントをホームポジションに設置
2.マウントの電源をオン
3.ラズパイのWebインターフェイスに接続(ラズパイの時刻設定)
4.INDI WebManagerでINDIサーバ・ドライバを起動
5.リモートデスクトップクライアントでラズパイにアクセス→システム時刻確認
6,KStarsを起動→KStarsの現在時刻がシステム時刻と同じか確認、緯度経度の確認
7.Ekosを表示→接続
8.ドライバコントロールパネル→マウントドライバの緯度経度、時刻を確認
9.ハンドコントローラーにドライバの緯度経度、時刻が転送されたか確認→設定
10.ハンドコントローラーで最も簡単なアライメントを選択→アライメントを完了させる(このときEkosのSolverを利用しても良い)

これでハンドコントローラーに緯度経度・時刻、アライメント情報が設定されますので以降はKStars、Ekosで操作出来ます。


●マウントがハンドコントローラー無しの赤道儀の場合
1.マウントをホームポジションに設置
2.マウントの電源をオン
3.ラズパイのWebインターフェイスに接続(ラズパイの時刻設定)
4.INDI WebManagerでINDIサーバ・ドライバを起動
5.リモートデスクトップクライアントでラズパイにアクセス→システム時刻確認
6,KStarsを起動→KStarsの現在時刻がシステム時刻と同じか確認、緯度経度の確認
7.Ekosを表示→接続
8.ドライバコントロールパネル→マウントドライバの緯度経度、時刻を確認
9.星図上のマウント位置が北極になっているか確認→なっていない場合再度ドライバ設定、KStrsの緯度経度日時、システム時刻などを再確認し、ドライバを再度接続
10.Ekosのマウントモジュールからマウントコントローラーを表示
11.KStarsからGOTO(おかしな方向に動き出した場合はマウントコントローラーでストップ→ドライバコントロールパネルの設定を再度確認→1からやり直し)
12.正しく動いた場合はマウントをトラッキング状態にして、EkosアライメントモジュールでSolverを実施(ラジオボタンはSync)
13.11〜12を複数回繰り返しアライメント完了

ハンドコントローラーを持たない赤道儀の場合は緯度経度・時刻、アライメント情報全てをラズパイで管理することになります。ドライバ接続後はアライメントポイントがありません。このため、初回のGOTOが非常に危険な状況になっています。もし最初のGOTOポイントでおかしな挙動をした場合はEkosのマウントコントローラーですぐに停止して再度ドライバ設定、システム時刻、KStarsの時刻、緯度経度などを確認して全てが問題ない状態であるかを確認しましょう。通常は緯度経度、日時が正しければGOTOすればおおよそ正しい方向に動作しますが、アライメントを行う前の初回のGOTOがもっとも注意が必要になります。
アライメントを取るまでEkosのマウントコントローラーで操作すれば一番安心ですが、赤道儀の場合マウントコントローラーで操作し辛いので上記方法で操作してください。(うまくいかない場合はホームポジション、北極の位置で最初にSyncしてアライメントポイントを作っておくのも一つの方法です。)


●マウントがハンドコントローラー無しの経緯台の場合
1.マウントをホームポジションに設置
2.マウントの電源をオン
3.ラズパイのWebインターフェイスに接続(ラズパイの時刻設定)
4.INDI WebManagerでINDIサーバ・ドライバを起動
5.リモートデスクトップクライアントでラズパイにアクセス→システム時刻確認
6,KStarsを起動→KStarsの現在時刻がシステム時刻と同じか確認、緯度経度の確認
7.Ekosを表示→接続
8.ドライバコントロールパネル→マウントドライバの緯度経度、時刻を確認
9.星図上のマウント位置が北極になっているか確認→なっていない場合再度ドライバ設定、KStrsの緯度経度日時、システム時刻などを再確認し、ドライバを再度接続
10.Ekosのマウントモジュールからマウントコントローラーを表示→マウントコントローラーで移動
11.正しく動いた場合はマウントをトラッキング状態にして、EkosアライメントモジュールでSolverを実施(ラジオボタンはSync)
11.10〜11を複数回繰り返しアライメント完了

ハンドコントローラーを持たない経緯台の場合も緯度経度・時刻、アライメント情報全てをラズパイで管理することになります。ドライバ接続後はアライメントポイントがありません。しかし経緯台はEkosマウントコントローラーで操作した場合矢印方向と星図の進行方向が同じになりますので、最初の移動はマウントコントローラーで行います。
移動→Solver→Syncを複数回繰り返せばアライメントが取れますので後はGOTOで操作出来ます。
(ハンドコントローラー無しの赤道儀と比べれば簡単です。)

要点としては以下になります。

●一眼デジカメ
・ドライバコントロールパネルのピクセル数、CCDのサイズなどが正しいか確認(複数箇所あり)
・コントロールパネルで動作確認(撮影できるか、ライブビューができるかなど)
・SolverやオートフォーカスなどはJPEG、(Solverの場合は更にダウンサンプル)で転送を軽くする。
・撮影時は本体のSDカードに保存(一番高速)、どうしても心配ならUSB3接続のSSDに保存(転送速度は本体のSDカードのみに比べて半分になり、転送中は他の操作ができなくなります。)

●天体カメラ
・ドライバコントロールパネルのピクセル数、CCDのサイズなどが正しいか確認(複数箇所あり)
・コントロールパネルで動作確認(撮影できるか、ライブビューができるかなど)
・Solverやオートフォーカスなどはビニングをハードが対応する最大値で、(Solverの場合は更にダウンサンプル)で転送を軽くする。
・撮影時はUSB3接続のSSDに保存

カメラに関してはここに留意点をまとめてあります。



ラズパイはシステムがマイクロSDカードで動いているため、ここがボトルネックになります。

ラズパイ4であれば高速なUSB3のSSDをつけることが出来ますので撮影で使用する場合は必須になるとお考えください。

なお、ドライバ項目に変更を加えた場合は必ず保存してください。(保存しないと再度同じトラブルが繰り返されます。)

AstRPiはドライバの設定ファイルやAstrmetry.netのインデックスファイルに簡単にアクセスできるようシンボリックリンクを設定しています。

それぞれのディレクトリは以下になります。

●ドライバの設定ファイル(左側がデフォルト)
home/astrpi/.indi(不可視フォルダ)→home/astrpi/INDI-config(シンボリックリンクを設置し、簡単にアクセス可能)

●Astrometry.netインデックスファイル(左側がデフォルト)
home/astrpi/.local/share/kstars/astrometry→home/astrpi/INDI-config/astrometry(シンボリックリンクを設置し、簡単にアクセス可能)

●ドライバのリスト表示設定ファイル(左側がデフォルト)
/usr/share/indi/driver.xml→home/astrpi/INDI-config/driver.xml(シンボリックリンクを設置し、簡単にアクセス可能)

このようにシステムにバラバラに散らばっている設定箇所を全てINDI-configのシンボリックリンクにまとめましたのでINDI-configフォルダにアクセスすれば追加変更が容易に行えます。

INDI-configフォルダはSMBの共有ポイントにもなっていますので他のPCから設定ファイルやインデックスファイルを追加することも簡単に出来ます。

皆様からご提供いただいたドライバの設定ファイルはすでに組み込んでありますが、重複したものはINDI-configフォルダの中に”SettingFile"というフォルダを設けてまとめてあります。

組み込んである設定ファイルでうまく動かないときは”SettingFile"に予備がある場合は上書きして差し替えてみてください。

操作法は以下になります。

0394.jpg

ランチャーからSpeceFMを起動→メニュー→ファイル→Root Windowでルート操作が可能なウインドウを表示します。

0395.jpg

SpeceFMはメニュー→表示→2パネルにチェックを入れることで簡単に2ペイン表示ができます。
この例では左側にINDI-configフォルダ、右側にINDI-configフォルダ内にあるSettingFileフォルダを表示しています。

SettingFileフォルダに入っている設定ファイルは重複分なので既存の設定ファイルでうまく動かないときは重複分の設定ファイルで上書きしてお試しください。

上図のようにSettingFileフォルダからINDI-configフォルダにドラッグすれば上書きされます。

ドライバのリスト表示設定ファイル、driver.xmlもシンボリックリンクでINDI-configフォルダ内にあります。
編集するときはファイルを右クリックしてテキストエディタで開いてください。
通常だとsudo権限が必要ですが、ルートウィンドウで操作しているので保存できます。

INDI-configフォルダには他にもAstrometry.netインデックスファイルの保存場所もシンボリックリンクで設定してあります。INDI-configフォルダ内にastrometryフォルダがありますので、ここにインデックスファイルを入れればEkosなどで認識されます。

PCなど他の環境ですでにインデックスファイルをお持ちの方はファイル共有でこのフォルダにアクセスしてコピーすれば簡単にインデックスファイルを設置できます。



星景撮影やポータブル赤道儀を使用した撮影に便利な多機能一眼デジカメリモート環境qDslrDashBoardのサーバを内蔵しています。

使用の仕方としては、以下になります。

1.ラズパイ4と一眼デジカメをUSBケーブルで接続
2.ラズパイ4と一眼デジカメの電源を入れる
3.スマホでラズパイ4のWIFIホットスポットに接続
4.スマホアプリのqDslrDashBoardでラズパイ4のIPに接続


スマホアプリが有料になってしまいますが、一眼デジカメのフル機能を制御できますのでおすすめです。
(現状iOS版が利用できなくなってしまっているようです。何があったんだろう。。)
ノートPCやWindowsタブレットで操作する場合、PC用のアプリは無料で以下から入手できます。

https://dslrdashboard.info/downloads/

接続で一箇所だけ分かりづらいところが、4のラズパイ4のIPに接続です。

では実際に接続してみましょう。(私は以前購入したiOS版です。スマホをラズパイ4のホットスポットに接続する以外は操作方法は同じなのでご参考にしてください。)


0338.jpg

WIFIでラズパイ4のホットスポットに接続→接続情報を確認



0339.jpg

赤枠部分がラズパイ4のアドレスです(固定、写真では10.42.0.1になっていますが、AstRPiは10.0.0.1固定です。)



0340.jpg

赤枠部分のボタンを長押し(長押ししないとIPを設定するウィンドウが出ません)



0341.jpg

ラズパイ4のIPを入力(写真では10.42.0.1になっていますが、AstRPiは10.0.0.1固定です。)



0342.jpg

接続されるとこのようにコントロールするボタン類が表示されます。
(赤枠部分がカメラ操作系、黄色枠部分がカメラ撮影パラメータの変更、青枠部分が設定項目という分類になってます)




0343.jpg

左上のライブビューボタンを押すと、ライブビューが表示されます。ライブビュー表示画面に出てきた矢印はフォーカス調整ですね。


と、このようにスマホからデジカメをフル制御できます。スケジュール撮影や、SkyStackなど、天体撮影で便利そうな項目もあります。

WIFIに対応していない一眼デジカメでもスマホからフル制御できるのでとても便利です。

興味ある方はお試しください。


AstRPiはファイル共有としてSamba(Windows標準のファイル共有)サーバを組み込んであります。

そのため、Lanに接続されていればWindows、Macで何も設定を行わなくてもゲストアクセスでファイル共有できます。
共有ポイントとしては以下が設定されています。

home/astrpi(ユーザーディレクトリ)にある以下4つのフォルダ

・INDI-config(ドライバの設定ファイルが入ったディレクトリのシンボリックリンク、その中にドライバの名称設定を行うdriver.xmlとAstrometry.netのインデックスファイルを設置するAstrometryフォルダもシンボリックリンクとして入れてあります。ドライバ設定ファイルの重複分は”SettingFile”フォルダに同封されていますので他のPCから設定ファイルやAstrometry.netのインデックスファイルを追加するのも簡単です。)

・Downloads
・Picture
・Public

上記全てゲストアクセスで読み書き出来ます。

WindowsやMacからは設定なしに上記フォルダにゲストアクセスできますが、ラズパイからWindowsやMacにアクセスを簡単に行うにはsmb4kを使用します。

0393.jpg

ランチャーからsmb4kを起動して左下にある"ネットワーク近傍"ボタンを押せばLan上にあるWORKGROUPが表示されます。
後はアクセスしたいPCのリストをダブルクリックすれば共有ポイントがマウントされます。

このように簡単にアクセスできますが、AstRPiはLanのIPアドレスを192.168.1.100に固定してありますので、ルーターを192.168.0などでお使いの方は表示されないと思います。

そのような場合はWIFIでデスクトップに接続してメニュー右上にあるネットワークマネージャーの有線接続設定を変更してください。


外付けSSDなどを設置した場合、任意のフォルダを上記共有ポイントにシンボリックリンクを設定しておけば共有できます。シンボリックリンクはSpaceFMで簡単に作ることが出来ます。

0396.jpg

共有したいフォルダを選択→右クリック→ポップアップメニューからNEW→LINKを選択


0397.jpg

ポップアップウィンドウが出てきますので以下設定します。
1.シンボリックリンクの名前を入力
2.作成先を選択
3.シンボリックリンク作成

以上です。

追記
B.S.R evolutionさんからご指摘いただき、外部ディスクのシンボリックリンクがWindowsで表示されない症状が見つかりました。
対処法がわかりましたので以下お試しください。

まずはターミナルで

sudo nano /etc/samba/smb.conf

と入力

その後カーソルを移動し
[global]
と記載された場所の直下に以下三行を記載して保存してください。(保存はコントロールキー+Oキー)

unix extensions = no
wide links = yes
follow symlinks = yes

外付けドライブを接続後、SpaceFMを開き、メニュー→ファイル→RootWindowでルートになってから以下のフォルダを選択→右クリック→Properties→パーミッションでチェックボックスを全てチェックしてください。(フルアクセス状態)


/media


この際mediaフォルダ以降のディレクトリにも設定を活かすよう
Recursive(apply changes to folders and thiir contents)

にもチェックを入れてください。

シンボリックリンクを張るフォルダも念の為SpaceFMのルートウィンドウ(操作は上記同様 メニュー→ファイル→RootWindowでルート操作ができる赤いウィンドウになってから該当のフォルダを選択し右クリックProperties→パーミッションを選択してフルアクセス状態にしてください。)

サイトの内容が不十分で申し訳ありませんでした。
内蔵されているser2netサーバを使用すればAstRPiをSkyFiのようなWIFIシリアルアダプタにして、SkySafari(Plus以上)の非常に優れた望遠鏡のリモート操作を利用できます。

PC、スマホの天体ソフト全般を見渡しても対応架台の数、接続の安定性などトップクラスの性能です。

対応する架台リストはこちらをご確認ください。


前提条件として、接続、設定する前に原則として望遠鏡のアライメントは済ませてから望遠鏡とソフトを接続してください。(下図緑枠部分の"Set Time & Location"をオンにすると、アライメント時に日時、場所の入力を省くことが出来ます。)


114-1.jpg

1.画面下部分のSettingボタンをクリック(画像左側)
2.Setting画面をスクロールして"TELESCOPE"項目の"Setup"望遠鏡架台名称部分をクリック(画像中央)

以降Setup画面にて(画像右側)
・赤枠部分の架台名称部分をクリックして架台リストから所有の架台名を選択架台のマウントタイプ(赤道儀、経緯台など)を選択してください。

・青枠部分のIPアドレスは 10.0.0.1 ポート番号は4030に設定してください。
・(スマホにGPSが内蔵されていれば)緑枠部分をオンにするとアライメント時に時間、緯度、経度の情報を架台に送信します。

上記設定が完了したら、画面右側に戻り、黄色枠の"Scope"ボタンをクリックします。
右側にConectボタンが表示されますので、クリックして接続してください。

以上で設定・接続の流れは終了です。

望遠鏡のハンドルコントローラよりはるかに操作が簡単になります。(星図を見ながら見たい対象を選び、導入ができるので直感的に操作できます。)


興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。
皆様から頂いた情報を基にQ&Aをまとめていこうと思います。
迷ったときにはこのページをご確認ください。

Q.無線LANのAPを外したい
A.Webインターフェイスのオン・オフボタンで切り替えてください。(デフォルトはAPオンです。)

Q.無線LANのAPを外したとき、SSIDが出てこない。→現在配布の改訂版は対処済み
A.APを切り替えられるように後からネットワークマネージャーを入れたことで固定しておいたIPがDHCPに変わってしまったようです。

以下お試しください。
メニュー右上にあるネットワークマネージャーアイコンを右クリック→有線接続の設定を選択し、設定をIP固定に修正。

これでおそらくすぐにSSIDが出てくるようになると思います。

Q.固定IPでアクセスできない。→現在配布の改訂版は対処済み
A.APを切り替えられるように後からネットワークマネージャーを入れたことで固定しておいたIPがDHCPに変わってしまったようです。

以下で設定を固定してください。
メニュー右上にあるネットワークマネージャーアイコンを右クリック→有線接続の設定を設定をIP固定に修正。

Q.RDPでアクセスできない、または操作できない→現在配布の改訂版は対処済み
A.これは既知の問題になっています。どうやら配布一週間前にアップデートしたのが原因のようです。
 現在原因究明しておりますので、それまでの間、VNC、NoMchineでご利用ください。
 (修正できた方はぜひご報告ください。)
暫定の修正方法はこちら

Q.何をどうすればいいか。。
A.まずはこちらのページをお読みください。
順番に読み進めれば操作手順になっています。(飛ばさないようにしてくださいね。)

Q.別の機能をつけたい
A.GPL3準拠になりますので、ご自由にお使いいただけます。SynapticやGdebiなどGUIのインストーラも用意しています。但し、全ての使用に関しては自己責任です。

Q.○○はもっと使いやすい
A.そちらをご使用ください。GPL3準拠になりますのでどのようにご使用頂いてもご使用いただかなくても自由です。
販売商品では無いので原則サポートなどはしません。具体的にご質問いただければ私のわかる範囲でご回答はしますが、私もユーザーであるということをご認識ください。

Q.有料でもいいので使えるようになりたい
A.GPL3準拠になりますので、これらの要望は個別対応になります。
まずはご相談ください。

Q.有料で売りたい
A.GPL3準拠になりますので、改変や販売は自由です。
但し老婆心でご忠告しますが、INDI環境は現状では商品として販売するにはいくつかクリアしなくてはならない事項があります。販売を行うということはそれらの責任を負うことになります。

Q.○○の部分が知りたい
A.ブログでご質問ください。

Q.YouTubeで解説して
A.しません。(気が変わらない限り)

Q.Aladinってなに?
A.GooGleSkyに各研究機関のデータベース情報をソートして検索出来るようなWebサービスのクライアントになります。使用するにはネット接続が必要です。

Q.○○をしたいのでやってほしい
A.個別案件に関してはご相談ください。(但し、ボランティアでは行うつもりはありません。原則ご自身でお取り組みください。)

Q.機材が壊れた
A.自己責任です。保証はありません。そうならないためにもこのサイトや他のサイトで情報を集めトラブルを回避出来るスキルを身につけてください。

Q.〇〇の機能がほしい
A.該当するソフトの開発者にご相談ください。全て海外です。対応してくれる場合もあります。INDIに関してはフォーラムでご質問ください。

Q.ディストリビューションを配布しているのに保証しないなんて無責任ではないか
A.サイトで情報を開示していると一定の確率でこのような意見を言う方が出てきます。(個人的には残念ですが)
まずはGPLの条文をご確認いただき内容を理解してください。
ディストリビューションを使用する時点で責任はご自身にあります。
保証がついたものが必要であれば有料ソフトをご購入ください。(ただしアプリの場合はほとんど操作に関するサポート以外の保証はありません。)

個人サイトが独自に環境構築の難易度を下げるために配布しているディストリビューションです。

有効にご活用いただければ幸いですが、責任転嫁したり、あまりに理不尽な要求をしつこくおこなう方が出た場合は残念ですがアクセスを禁止させていただく可能性があります。(個人的にはこのような措置は望んでいません。同じ趣味を持つもの同士楽しく取り組んで行きたいと考えます。)


以降ご質問いただいた事項はこのページに追加する可能性があります。
さまざまな機能を盛り込みましたので、有効にご活用いただければ幸いです。

Googleハングアウトの定員に達しましたので参加者のお申込みを締め切らせていただきます。

前回お声がけさせていただいた操作法のライブ中継&雑談会の実施日時、方法をお知らせします。


日時:5月1日(金曜日)23:00〜(一時間くらい?)
ご用意いただくもの(必須要素):Google Chromeブラウザ、Gmailアドレス
オプション(任意):ヘッドフォン、マイクなど


●実施方法
いろいろ調べてみたところ、Google ハングアウトが最も規制がゆるいのでGoogle ハングアウトを使用して行います。
そのため、事前に私のところにGmailアドレスを送付してください。

・23:00前に頂いたアドレスに私の方から一斉に招待状を送付します。
・招待状にあるリンクをGoogle Chromeブラウザで開いてください。
私の方からコール(立ち上げ状態)しますので受信してください。
・最初の15〜30分くらいは緩やかに雑談やご挨拶、操作の確認など行いましょう。(チャット、ボイスチャットいずれも出来ますので任意です。)
・その後、参加者が揃い、皆さんの視聴準備ができましたら一連の操作をしながらご説明します。
 (私は音声でご説明しますので、ヘッドフォンをしていただくか、音量がご家族の迷惑にならない程度に下げてください。)
・ご自身もボイスチャットを行う場合はマイクとヘッドフォンをご使用ください。(こちらは任意です。マイクをご使用になる場合はヘッドフォンをしないとハウリングをおこしますのでセットでお願いします。)


今回は操作の流れのご説明なので、架台以外はシミュレーションドライバを使用します。
よって雨天でも大丈夫です。

最初の15〜30分は緩めにご挨拶や雑談をしながら、参加者が揃うのを待ちます。私の方の画面は立ち上げて起きますので、ご質問等を操作してお見せすることも出来ると思います。

その後、
今回のディストリビューションを電視観望で使用する一通りの流れを実演・ご説明します。
その際、チャットや、ボイスチャットでご質問いただければ、わかることであれば実演してご説明します。

雑談多めのゆるい説明会(交流会)ができればと考えています。

日程がご都合つかない方は、この日以外にも設定しますのでご連絡ください。再度お知らせします。
以上、ご不明な点がございましたらコメントいただけると幸いです。






本日ご参加いただきました皆様へ

私のPC環境が原因かと思いますが、当初予定していた全画面表示が機能しない、表示を切り替えると呼び出したい画面やチャット画面が迷子になるなどぐだぐだな状態になってしまい申し訳ありませんでした。

不慣れなため、皆さんの参加状態を当方できちんと確認することができず申し訳ありませんでした。

もし、参加できなかった方がいらっしゃいましたらこの場を借りてお詫び申し上げます。

不手際が多かったですが、私個人としては文章やり取りではなく、初めて声でコミュニケーションが取れたことを大変うれしく思っています。

ブログも含め至らぬところだらけですが、本日はありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいします。


レジュメも準備しておいたのですが、ほぼアドリブになってしまいましたので覚書として記載しておきます。
今後の動作チェックのご参考にしてください。

●使用機器
・システム:AstRPi ラズパイ4、4GB
・架台:スカイエクスプローラーSE−AT100N架台(シリアルUSBアダプタ接続)
・フォーカサー:シミュレーションドライバ
・CCDカメラ:シミュレーションドライバ

●WIFIアクセスポイントに接続

●Webインターフェイスでの操作
・Webインターフェイスの→システム時刻合わせ(SBCの場合は機構上システム時刻取得が非常に重要)
・INDI WebManagerで設定作成→サーバ、ドライバ起動
・オプションとして iGPS操作(観測地の緯度経度がわかる場合はKStarsで登録→ドライバに読み込みを推奨)

●リモートデスクトップでラズパイのデスクトップを表示→システム時刻を確認

●KSrarsの起動→確認ポイント(現在時刻確認、緯度経度)、初期の設定(一回のみ インディペンデントウィンドウ、カメラのプレビューのモノクロ化(Solverなどの高速動作のため、緯度経度・日時の取得法→KStarsで設定がおすすめ)

●Ekos起動→ドライバを接続しドライバコントロールパネルで設定・動作確認
・Ekos、ドライバコントロールパネルを仮想ウィンドウに移動(タブレット操作に便利)

●ドライバコントロールパネルの設定、動作確認(初回のみ、バージョンアップしたときも必要)
重要:ドライバコントロールパネルで操作出来ない場合はEkosでもトラブルが出る。

●マウントドライバの場合
・機器との接続→接続できない場合の操作
・緯度経度・日時
・望遠鏡の焦点距離

★初回のみコントロールパネルの操作でマウントが正しく動作するか確認

確認後、変更点があった場合は必ず保存(オプションタブ共通)

重要:マウントのトラブルのほとんどは緯度経度日時の設定ミス(システム時刻、KStars緯度経度・日時、ドライバ緯度経度・日時のいずれかの確認ミス)


●フォーカスドライバの場合
・機器との接続→接続できない場合の操作(マウント含め複数のシリアル接続の場合は注意)
・フォーカス値の確認

★初回のみコントロールパネルの操作でフォーカスが正しく動作するか確認

確認後、変更点があった場合は必ず保存(オプションタブ共通)

●CCDドライバの場合
・機器との接続
・縦横のピクセル数、ピクセルサイズの確認

★初回のみコントロールパネルの操作カメラが正しく動作するか確認
・静止画撮影(同期転送、秒数を変えて)
・ストリーム動画(非同期転送)の動作確認
・ファイル形式
・カラーカメラの場合は以下追加→ゲイン、カラーバランス

確認後、変更点があった場合は必ず保存(各ドライバオプションタブ共通)

重要:CCDのトラブルの殆どは上記設定要素の不足

各ドライバで設定を保存しないと毎回同じトラブルが出るので必ず保存することが必要。


●Ekosモジュールでの動作チェック

●キャプチャーモジュール
・プレビュー撮影の確認
・ビニング値の設定
・ファイル保存場所
・ライブビデオ(ライブビュー)の動作確認→ドライバにエラーが無いかチェック

●マウントモジュール
・マウントコントローラーの表示
・マウントドライバで設定した望遠鏡の焦点距離など確認

●フォーカスモジュール
・フォーカスステップの設定
・フォーカスボタン・オートフォーカスボタンの動作確認

●アライメントモジュール
・ラジオボタンをSync
・カメラのビニング設定
・カメラのダウンサンプル設定
・ローカルソルバーの選択
・探索範囲の設定
・架台の位置表示が反映されているか→反映する方法

ポイント
・フォーカスやSolverはビニングやダウンサンプルを使用してファイルを軽くする。(大きく速度が変わる)
・データの転送では遅い部分に重いデータを流さない。(一眼デジカメは本体SDカード、天体カメラは外付けSSD)
・圧倒的に重いのは画像、ストリーム映像のみ(その部分のみより高速な転送経路を使用する)


●実際の操作

●WhatsInterrestingの設定→Ekosのローカルルール回避が可能、ドライバ毎の再起動が可能
・クリックで移動→情報表示、架台のGOTO、トラッキングなど

●マウントコントローラーでパークオフ(パーク機能の注意事項)
●マウントコントローラーで停止
●マウントコントローラーで東方向に適当に移動(経緯台の場合)
●アライメントモジュールでSolve→Sync
●移動
●アライメントモジュールでSolve→Sync

●アライメント完了→GOTOで移動→Solverで真ん中に表示

●ライブスタッキングを使う

●CCDCielを起動
●ドライバ読み込み
●設定 ライブスタッキング、カラーバランス
●操作

完了
Webインターフェイスでドライバ・サーバ切断
シャットダウン
ハートビート終了後電源OFF(システムトラブル防止のため)


組み込みされているxrdpサーバが表示されるのにマウス、キーボード操作を受け付けない問題を対処する方法が見つかりました。

以下お試しください。

ターミナルより
sudo raspi-config→7.Advanced Option→A6 Screen Blanking→はい を選択→raspi-configを終了。

sudo nano /etc/lightdm/lightdm.conf
カーソルで一番下の行に移動して以下を追加

xserver-command=X -s 0 -dpms

その後、リブート


これでうまくいくと思います。

システムデフォルトのスリープさせない設定だとマウス操作やキーボード操作を受け付けないということらしいです。
(なんだかよくわかりませんね。。)
なので、システムのスリープオフをオンにして、設定でスリープを行わない状態にします。
Xディスプレイ周りが気難しいですね。。


お使いになりたい方はお試しください。


追記
治ったと思いましたが、再起動すると立ち上がったりコネクトできなくなったりと非常に不安定です。
ラズパイのフォーラムでも問題になっているようですが、残念ながらまだ解決方法は無いようです。

現状では最初にRDPで接続すると大丈夫そうですが、VNCやNoMachineの方がおすすめですね。。

困ったものです。
(複数のリモートデスクトップ環境をインストールしてあるのはこのような正体不明のトラブルを回避するためです。)





基本情報などはこちらに記載しておりますが、操作手順の概念などを詳しく記載しておいた方がわかりやすいかと思いますので独立した記事として取り上げます。

すでにお使いの方は実感されていると思いますが、INDIサーバ・ドライバの組み合わせは撮影画像の転送などに配慮すれば、シングルボードコンピューターで充分快適に動作します。

特に以下の特徴は他の環境では得られない部分になります。
・PlateSolvingの速さ(数秒で解析)
・各アプリでドライバ共有(アプリを連動して操作可能)
・ローカル・ネットワークいずれでも使用できるドライバ(インターネット経由でも操作可能)


AstRPiは操作体系を2ブロック(Webインターフェイス、リモートデスクトップ操作)、3ステップ構成にして、どのような機材、使用環境でも共通の手順で使用できるように設定してあります。

INDI関連の場合、ドライバの設定などが面倒なのが欠点ですが、操作体系が統一されている利点は使い慣れるほどありがたみが出てくるかと思います。


●共通となる操作手順・基本概念

★INDIドライバはホームポジションが全てのドライバで北極になります。機材を設置するときは鏡筒が北極を向くように設置してください。(赤道儀、経緯台共通)

1.Webインターフェイスにアクセスしてシステム時刻の取得→ドライバの起動など

ラズパイなどシングルボードコンピューターはRTCと呼ばれるシステム時計の時刻保持機能がありません。
天体観望・撮影環境ではネットなどが手軽に接続できない環境のため、ブラウザにアクセスする機器から時刻情報を取得してシステム時刻をあわせてしまいます。
煩わしいRTCの組み込みやGPSの組み込み(または接続)の必要がありません。
ブラウザで表示すれば表示している機器からすぐにシステム時刻を取得→設定されます。

その後、WebインターフェイスのボタンからINDIWebマネージャーを起動して使用するドライバを起動してください。

尚、Webインターフェイスから追加機材無しでiGPSを用いて現在地の緯度経度情報も取得できますが、観望地の緯度経度が事前にわかっていればKStarsに登録しておいたほうが設定がはるかに簡単なのでそちらの方法をおすすめします。

スマートフォンなどであればこちらのページに記載してあるQRコードでアクセスすれば都度アドレス入力の手間もありません。


2.任意のリモートデスクトップ(RDP,VNC、NoMachine)でラズパイのデスクトップにアクセス→KStars(必須)他、使用するアプリの立ち上げ

1の手順でシステム時刻の設定、INDIサーバ・ドライバの起動が終了していますので、以降はリモート操作でラズパイのデスクトップにアクセスしてKStars(必須)他、使用するアプリを立ち上げます。

KStarsは天体機器の制御の中心的な存在になるので必ず起動してください。
起動後に確認、設定する事項は以下になります。

・星図左上に表示されている地方時刻がシステム時刻と同じになっているか→なっていない場合は時刻を同期して合わせる。
・星図左下に表示されている緯度経度が現地の情報になっているか→なっていない場合は設定する。

3.KStars・Ekosを起動(星図画面右側のドームアイコンをクリックすることで起動します。)ドライバの接続、設定→保存

Ekosでまず行うことはドライバの接続と設定・保存になります。

AstRPiではすでにINDIWebマネージャーからドライバを読み込む設定を用意してありますので、これを使用すればすでに立ち上げてあるドライバと接続できます。


各ドライバの確認・設定項目は以下になります。(Ekosで起動するとコントロールパネルが表示されるのでそこで確認・設定します)
各ドライバ共通事項としてコントロールパネルのオプションタブに設定の保存がありますので、設定後は必ず保存してください。

●マウントドライバ
・緯度経度・日時が取得されているか
・使用する鏡筒の焦点距離が入力されているか
・(初回のみ)マウントコントローラーで架台が動くか

●カメラドライバ
・ピクセル数、ピクセルサイズの設定がされているか
・コントロールパネルでシャッター、ライブビューが動作するか
・(初回のみ)カラーカメラの場合色は適正か

●フォーカスドライバ
・現在のフォーカスポジションが取得されているか
・(初回のみ)フォーカスモーターが動作するか


上記確認、設定ができたら必ず保存します。

長くなりましたが、上記手順はどのような機材を使用していても共通です。

(唯一遠隔リモートでVPNサーバを使う場合はVPNサーバの接続が一番最初になります。)

その後はEkosや各アプリで操作する流れになります。
KStars・Ekosの機能などはこちらのページにまとめてありますのでご確認ください。

INDIはネットワークドライバなので、快適に使うためにはデータの流れに留意する必要があります。
使用機器によっても留意点が異なりますのでそのあたりは後日記載します。






現在配布しているAstRPiですが、配布後に確認できた不具合部分を解消し、幾つかのソフト追加したバージョンを作成しました。

お願い事項:SDカードに焼きこみ前にハッシュ値の確認、マイクロカード焼きこみ後にSSHでアクセスしファイル領域の拡張を必ず行ってください。(MacでApplePi BakerV2をお使いの方は自動的にファイル領域が拡張されます。)
ターミナルから
sudo raspi-config
7 Advanced Options→A1 Expand Filesystem
今回配布のイメージは容量が大きいためか最初にファイル領域を拡張しないとデスクトップにアクセスできないようです。

オヤジさん、情報提供ありがとうございました。

デスクトップにアクセス出来たら、ランチャーにRaspi-configが登録されていますので、ご自身のお使いの環境に合わせてキーボードの配列を変更してください。

その後、画面右上にあるネットワークマネージャーアイコンを右クリックして接続されている有線Lanを編集し、DHCPになっているようであればIPを192.168.1.100に固定してください。(ネットワークマネージャーの特性で私が設定しても自動的にDHCPでの接続が追加されてしまうようです。)

初回のみ有線接続で上記設定をしてください。

お手数をおかけしますが上記部分は当方では対応できないため、よろしくお願いします。



ダウンロードはこちらのページのリンクからお願いします。(新しいものと差し替えてあります。)

以下に解消した不具合箇所と新規に追加したソフト、項目を記載します。

●解消した不具合箇所

・RDPがうまく表示されない不具合を解消

・ファイル共有で外部ディスクのシンボリックリンクが表示されない不具合を解消

・有線LanのIPアドレスが固定されていなかった不具合を解消(192.168.1.100)→別のマシンにインストールすると、私が設定した内容を読み込まず、自動的にDHCPで設定ができてしまうようです。Windowsの方はお手数ですがiTunesをインストールしていただくか、初回のみIPアドレスを確認してアクセスしてください。
アクセスができればデスクトップ右上にあるネットワークマネージャーアイコンを右クリックすれば設定を編集できます。



●追加した項目・ソフトなど

・StellarSolver&Testerの追加
SExtractorを利用した新しいPlateSolving環境です。
ソフトのインストールだけでなく、Ekosでも使用できるように設定してあります。
非常に高速に解析します。

・ALS(Astro Live Stacker)の追加
ASTAP同様、撮影した画像をスタッキングするソフトです。

・AstroImageJの追加
測光、Solverなどが可能な画像解析ソフトです。

・共有ポイントにINDI-Configフォルダを追加
ドライバ設定ファイル、Astrometry.netのインデックスファイルなどに簡単にアクセスできるよう共有ポイントを設定

・共有ポイントのINDI-Configに現在のドライバ設定のバックアップを追加
バージョンアップなどの際にまれに設定ファイルが消えることがあるため、Backupフォルダに現状の設定をコピーしてあります。
BackupフォルダからINDI-Configフォルダに移動すれば設定を元通りにできます。

・ダウンロードフォルダにiGPSのバックアップファイル、SkyChartの日本語ファイル、HNSkyの日本語ファイルを追加
アップデートや不具合に備えて差し替えがきくように


考えられるものはだいたい詰め込みました。
ファイルサイズの関係上、Astrometry.netのインデックスファイルはガイド鏡程度の4206までにしてあります。(前回と同じ)
Astrometry.netのインデックスファイルやドライバの設定ファイルなどは事前に外付けドライブなどにバックアップしてからアップデートしてください。


(INDI-Configフォルダからコピーすればバックアップできます。)

表示領域を広くしたい場合はランチャーに用意されているRasPi-Configを使用して解像度を変更してください。
その際はビデオメモリを現在の128MB→256~512MB程度に変更してください。

(この設定はメモリ容量の関係からラズパイ4でのみ可能です。)


Astroberry-J ver2の機能をベースにして一から環境構築を行った新ディストリビューションを公開します。
(現在配布しているのは不具合を修正したバージョン2です。)

お願い事項:SDカードに焼きこみ前にハッシュ値の確認、マイクロカード焼きこみ後にSSHでアクセスしファイル領域の拡張を必ず行ってください。(MacでApplePi BakerV2をお使いの方は自動的にファイル領域が拡張されます。)
ターミナルから
sudo raspi-config
7 Advanced Options→A1 Expand Filesystem
今回配布のイメージは容量が大きいためか最初にファイル領域を拡張しないとデスクトップにアクセスできないようです。

オヤジさん、情報提供ありがとうございました。

デスクトップにアクセス出来たら、ランチャーにRaspi-configが登録されていますので、ご自身のお使いの環境に合わせてキーボードの配列を変更してください。

その後、画面右上にあるネットワークマネージャーアイコンを右クリックして接続されている有線Lanを編集し、DHCPになっているようであればIPを192.168.1.100に固定してください。(ネットワークマネージャーの特性で私が設定しても自動的にDHCPでの接続が追加されてしまうようです。)

初回のみ有線接続で上記設定をしてください。

お手数をおかけしますが上記部分は当方では対応できないため、よろしくお願いします。



公開にあたりドライバ初期設定ファイルをご提供いただきました皆様にお礼申し上げます。

名称はAstRPi(Astro+Raspberry Piの造語)、アストアールピーアイです。

ラズパイ3で動作確認を行いながら一から環境構築しました。
サーバ機能を統合したり、あまり使用していないサーバをオフにしたりなど調整し、Astroberry-J ver2と比較して約200MBほどメモリ使用量を減らしました。
が、やはりラズパイ3ではメモリ容量が少ないため、使用するのであれば軽い作業が無難です。

Astroberry-J ver2とかなり機能が重複しますのでこのページをインデックスとして目的に合わせてリンクをご確認いただく構成にしました。

ダウンロードはこちらから

HASH
MD5
A62A4874D7B4370A95B35E0987E49688

SHA256
6D34EE03A3EAD100D40AAF3CF1257E74228463AF3EA2AC168D3134BEA9ADBE85

インストールにあたってはSDカードは64GB以上、FitsやRaw画像取り込みを行うのであれば、消費電力の少ないNand M.2 タイプのSSDとUSB3ケースを使用することをおすすめします。

Western Digital SSD 250GB WD Blue PC M.2-2280 SATA WDS250G2B0B-EC 【国内正規代理店品】

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(2020/4/20 14:53時点)


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(2020/4/20 14:55時点)




(2.5インチのSSDだと消費電力の関係でエラーが出ることがあるようです。)

前回Astroberry-Jを配布時にダウンロードにファイルの不具合も出たようなのでハッシュコードも記載しますので、ダウンロード後ご確認ください。

以下に情報を記載します。

Astroberry-J ver2からの変更点
・ZRAM容量を256→512MBにアップ(ラズパイ3でメモリ不足を解消するため)
・Apache+Webmin+NGINX→NGINXに一本化(機能は同じ、メモリ使用量削減のため)
・NoVNCサーバをオフに→使いづらい、3種類あるリモートデスクトップサーバで代用可能と判断。(メモリ使用量削減のため、インストールはしてあります。)
・GPSViewerサーバをオフに→INDIドライバのGPSDで表示可能なので不要と判断。(メモリ使用量削減のため、インストールはしてあります。)
・LEDによるハートビート機能を追加→シャットダウン時の死活確認のため
・Aladinの追加→天体の対象検索、Fits画像で多数のサーバから位置情報を取得可能。
・XnViewerMPを追加→動画、Raw、Fitsなどにも対応したマルチメディアビューア、ファイル形式のコンバートも可能
・ブラウザからWIFIのAP機能のオンオフ機能を追加→Lanケーブルでリモートを行う方が簡単にWIFIのAP機能を切り替えるボタンを追加。
・ブラウザのコントローラーを改定→機能をまとめ、操作を簡便に
・ランチャー機能の追加→主要なアプリをワンクリックで立ち上げられるように
・Linguiderの追加→複数のオートガイドアルゴリズムがチェックできるように
・SMB4kの追加→Sambaサーバへのアクセス向上のため
・GIMPの追加→画像処理用として
・StellarSolver&Testerの追加→SExtractorを利用した新しいPlateSolving環境です。ソフトのインストールだけでなく、Ekosでも使用できるように設定してあります。
非常に高速に解析します。
・ALS(Astro Live Stacker)の追加→ASTAP同様、撮影した画像をスタッキングするソフトです。
・AstroImageJの追加→測光、Solverなどが可能な画像解析ソフトです。
・共有ポイントにINDI-Configを追加→ドライバ設定ファイル、Astrometry.netのインデックスファイルなどに簡単にアクセスできるよう共有ポイントを設定
・Lan環境でのIPアドレスを固定→VPNでの使用を容易にするために(192.168.1.100)
・WIFIのAPを10.0.0.1に変更→覚えやすくするため

・多数のドライバ初期設定の組み込み→初期動作不良を減らすため(ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。)
・ドライバ初期設定ファイルの入れ替えを容易に(不可視フォルダでアクセスしづらかった.indiフォルダをhome/astrpi/INDI-configとしてシンボリックリンクを設置、設定ファイルの追加や入れ替えが容易に行えます。(提供いただいた設定ファイルで重複した機器の設定は簡単に差し替えられるよう内部別フォルダに同封)

インストールされたアプリ・サーバの詳細はこちら


●インストール・操作手順など(重要)

・イメージダウンロード後、まずはハッシュコードでダウンロードファイルの破損確認を行ってください。
・インストールに必要なもの、インストール方法などはこちら
・インストール後、マイクロSDカードの使用領域の拡張を行ってください。
ターミナルから
sudo raspi-config
7 Advanced Options→A1 Expand Filesystem


●ユーザー名・パスワードなど
パスワードのみ2種類あります。
・ユーザー名:astrpi
・パスワード:astrpi(SSH、リモートデスクトップ各種、VPNクライアントなど)、astrpiastrpi(WIFI接続、VPN秘密鍵)


●天体機器の接続、各種アプリ・サーバの設定など

以下数字が記載されている部分は操作順になります。(操作するための共通事項)
基本的にはまずブラウザインターフェイスでシステム時刻設定や、サーバ・ドライバの起動→リモートデスクトップクライアントでラズパイのデスクトップにアクセス→KStars・Ekosを中心として他のソフトと連動して使用の流れになります。

1.天体機器の準備→ラズパイのUSB端子に接続
・ホームポジション(架台の初期状態の向き)は経緯台・赤道儀共北極です。
・天体機器の電源は接続後にオンにしてください。

2.ブラウザインターフェイスへの接続→ラズパイのシステム時刻設定(以下のQRコードで)

astrpi-ios.png
iOS用(http://astrpi.local/i.html)

astrpi-a.png
アンドロイド用(http://10.0.0.1/a.html)

LAN、VPNでの接続は
http://192.168.1.100/ip.html

0385.png


になります。上記アドレスにアクセスして上部に時刻が表示されればシステム時刻が設定されます。インターフェイスにある各機能はこちら

3.INDIサーバ・ドライバの起動はこちら
4.リモートデスクトップ接続、KStarsの設定はこちら
5.ドライバの動作確認などはこちら
6.一連の操作手順はこちら


●各種機能の使用、設定など
・iGPSの使い方はこちら
・ser2netサーバ(WIFIシリアル通信)の使い方はこちら(SkySafariでのお気軽自動導入環境のハブとして便利)
・VPNサーバの使い方→概要説明はこちら→動作確認・準備などはこちら→サーバ設定の変更はこちら
・Qdlsrサーバの使い方はこちら(多機能な無線一眼デジカメリモートが可能)
・ファイル共有の利用はこちら
・ドライバ設定ファイルの変更、Astrmetry.netのインデックスファイルの追加はこちら


●様々な使い方が可能です。
★撮影でご使用の場合は、上記NAND M2 SSDを追加することを強くおすすめします。(天体カメラの場合は必須、一眼デジカメの場合はカメラのSDカードへの保存を推奨)

・SkySafariのWifiHubとして(ラズパイに有線接続することで無線シリアル化が可能)
・CanonやNikonの一眼デジカメの無線リモートとして(ポタ赤での撮影に便利)
・フル制御の天体撮影環境として(KStars・EkosまたはSkyChart+CCDCielでの制御と各種オートガイダーを完備)
・遠隔リモート撮影のハブ兼サーバとして(INDI+VPNサーバを使用したセキュアなリモート撮影環境が可能)
・高速なPlateSolvingで正確な位置解析(アライメント手順の簡略化)
・撮影~撮影画像のチェック~スタッキングなど一連の操作が可能
・軽量バッテリーでの動作(スマホ用のポータブルバッテリー(3A推奨)でも動作可能
・様々なPCとファイル共有可能(Mac、Windows、Linux)
・惑星撮影も可能

ライトな撮影・観望支援からヘビーな天体機器のフル制御まで対応します。
新しいPlateSolvingエンジンで更に解析が高速になりました。(実測2~4秒程度)
リモートデスクトップでの操作も実用上問題ない速度で動作しますのでPC不要な撮影・観望環境が可能です。

今回はほぼ一から環境を構築していますが、このディストリビューションは海外版Astroberry同様GPL3準拠とします。
使用方法などはご質問いただければ私の分かる範囲でご回答いたしますが、私も一ユーザーですのでわからない部分も当然あります。その場合は相互のやりとりでの解決ができればと考えております。
私が今まで体得した使用法やトラブル回避の情報は可能な限り記載しておりますが、ご利用にあたっての責任はご自身にありますことをご了解ください。











以前SexySolverーTesterと呼ばれるAstrometry.net、ASTAP、Sextractorの3つのSolving環境を調整して最も高速な組み合わせで使用できるようにするライブラリをご紹介しましたが、実際に使用してみたところとても高速に解析してくれるので今回AstRPiの改訂版に追加、Ekosde使用できる状態にしておきました。

本来はエディタソフトに画像を読み込みパラメーターなどの最適値を調べるためのアプリのようですが、すでにいくつかプリセットがあり、設定したEkosで使用できるようなのでご紹介します。


コメント 2020-06-20 160931

赤枠に記載したランチャーかデスクトップのショートカットからエディターを立ち上げます。


コメント 2020-06-20 161201

左上のProfileEditerタブをクリック→プリセットを変更(いずれも赤枠部分)

上記操作でプリセットされた設定が読み込まれEkosで使用できるようです。
(Ekos側はすでにこの設定を使用できるようにしてあります。)

本来はこのエディタソフトに画像を読み込み、パラメーターを調整して最適な状態を確認するためのソフトですがこのようにしてすでに設定されているパラメーターのみ利用できます。


コメント 2020-06-20 160350

今回ディストリビューションを配布するためのチェックマシンとしてRaspberryPi3でシミュレーションドライバでいくつかの対象を導入→PlateSolvingしてみました。

以前のAstrometry.netではRaspberryPi3で使用すると、取り込みから解析終了までだいたい8~10秒くらいでしたが何回かストップウォッチを使って計測してみましたがすべて5秒以下で終了します。

RaspberryPi4だと3より1.5~2倍高速になるので前回確認したとおり2~4秒程度で取り込み→解析が終わると思います。

もっとも非力なラズパイ3でもこの速度でPlateSolvingが使えますので、本格的にEkosに組み込まれた時にはかなり期待できそうです。

Astrometry.netでは対応していなかったマルチスレッド解析などもできるようです。
かなりおすすめなので、AstRPi改訂版をお使いになった際にはぜひお試しください。





AstRPiではローカル環境(ネット接続しなくても使用できる)で3つのPlatesolvingが利用できます。

サーバとインデックスファイルの一部はすでにインストールされていますので、電子ファインダー程度(50mm)の焦点距離であればなにもせずにすぐにご使用いただけますが、ご使用になる鏡筒の焦点距離に応じてインデックスファイルを追加する必要があります。
(本当は全て含めておきたいのですが、非常に容量が大きいためインデックスファイルを全てインストールすると配布できなくなります。)

Platesolvingの種類によっても扱いなどが異なりますのでそれぞれにインストールやバックアップ方法などを記載します。

●StellarSolver
SExtractorの画像処理を利用したPlatesolvingになります。
Platesolvingの処理エンジン自体はAstrometry.netを使用しますのでインデックスファイルの追加などはAstrometry.netのものを利用します。

インストール方法としては2種類あります。
・Ekosのアライメントモジュールオプションを利用する方法はこちら

ドライバを起動する必要がありますが(ドライバ起動しないとアライメントモジュールが表示されないので)、シミュレーションドライバなどで起動すれば簡単にインデックスファイルを追加できます。
この方法でインデックスファイルをインストールすると以下のディレクトリにインデックスファイルが配置されます。

/home/astrpi/.local/share/kstars/astrometry

面倒なことに不可視フォルダになっていますので通常では見ることができません。
そのため、AstRPiはこのディレクトリへのシンボリックリンクを作成してあります。

/home/astrpi/INDI-config/astrometry

INDI-configフォルダは共有フォルダになっていますのでファイル共有でインデックスファイルにアクセスすることも可能です。

ここにあるインデックスファイルを外付けSSDやファイル共有でアクセスしたPCにコピーすれば簡単にインデックスファイルのバックアップが取れます。(新しい環境へのインストールはバックアップしたインデックスファイルをこのフォルダにコピーするだけ)

・インストーラーを使用してインストールする方法はこちら

開発者のサイトにインデックスファイルをdebファイルにまとめてあります。
インストールするには
SpaceFMを立ち上げてメニュー→ファイル→RootWindowを選択→ダウンロードしたDEBファイルを右クリック→GDebiで開くを選択
これでインストーラが立ち上がりますのでインストールできます。

この方法には2つ欠点があります。
・オプションのTycho2インデックスをインストールできない(サイトに用意されていません。)→AstRPiではすでにインストール済みです。
・インストールされるディレクトリがシステム領域のため、上記SpaceFMを使用してRootWindowで操作しないと変更ができない(Root権限が必要)

/usr/share/astrometry

KStarsがインストールされていれば、Astrometry.netサーバ自体はどちらのディレクトリにインデックスファイルがあっても認識されます。

後々のことを考えるとユーザー領域にインデックスファイルがある方が取り扱いが楽なので、インストーラでインデックスファイルをインストールした場合は

/home/astrpi/INDI-config/astrometry

にインデックスファイルを移動してください。


●Astrometry.net
上記StellarSolverと同じです。


●ASTAP
全く異なる方法で解析するため上記Astrometry.netのインデックスファイルを使用しません。

こちらからインストーラタイプのインデックスファイルをダウンロードしてインストールします。

インデックスファイルはG17、G18の2種類あり、通常使用ではG17を使用します。
G18インデックスは焦点距離が長いシュミカセなどを使用する場合に使います。

AstRPiではすでにデフォルトのインデックスファイルG17がインストールされています。

ASTAPのインデックスファイルは排他になっており、長焦点の鏡筒でG18のインデックスファイルを使用したい場合はG17インデックスは削除する必要があります。
上記Astrometry.netインデックスのインストール同様SpaceFMでG17のインストーラをGDebiで立ち上げるとデイントール(削除)ができますので、その後、G18のインデックスファイルをインストールしてください。

ASTAPは上記の通り、G17、18のいずれかのインデックスファイルをインストールすればよいだけなのでバックアップしなくても簡単に環境構築できます。
AstRPiではG17インデックスをすでにインストールしてありますので、よほど焦点距離の長い望遠鏡を使うのでなければそのままご使用いただけます。


Platesolvingはインデックスファイルの追加など初期段階で作業が必要ですが、非常に便利な機能です。
(使うとこれなしでは天体観望・撮影を考えられなくなるほど快適です。)

上記ご確認の上、ご自身が使用する環境に合わせて準備してください。
(AstRpiの場合、ファイルサイズが大きく扱いが面倒なAstrometry.netのインデックスファイルは共有フォルダとしてもアクセスできるため、一度インストールすれば、後はバックアップのコピーなどで簡単に構築できます。)


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