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EAA(電視観望)のカテゴリー記事一覧


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月と惑星接近を眼視で確認した後、せっかくの晴天なのでリモートEAA観望も行います。
(そろそろ高感度カメラ+電動ズームレンスでの観望の方が楽しくなりそうですが、チェックも兼ねて)

さて、新環境のEAAですが、立ち上げるアプリ数も多いため観望前の準備が面倒です。。。。

観望が出来るまでの工程数を数えるとなんと27。。。(ちなみにINDI環境の時は14です。)
毎回こんな面倒なことをするのは嫌なので、マクロで自動化しました。

WindowsやMacは簡単に使えるマクロアプリが多いので私同様設定などが面倒に感じている方はお試しください。
ちなみに私が使用しているのはUWSCです。


2023-05-24-1.png

マクロを作り終えたらタスクバーに登録します。
あとは、クリックして数分放置。

待っている間にタブレットのSkySafariを接続すれば。。。。


IMG_5412.jpg

デジャブ感たっぷりの準備完了です。

さて、何見ようか


Screenshot 2023-05-24 225113

Solveが遅い。。。が、しっかり解析します。
ピントズレてるな。。。


Screenshot 2023-05-24 225418

アプリ切り替えて直します。


Screenshot 2023-05-24 225534

ちなみにSolveは画像を右クリックして選びます。
機能が豊富ですね。

一回目のSolveは遅いですが、二回目以降はそこそこの速度です。(StellarSolverの速度に慣れた身には少しつらい)

ちなみに以前記載した通り、Solve時もLoopかけたままです。
この辺の操作感や安定感は魅力ですね。

この後も観望続けましたが、安定しています。

次は高感度カメラ+電動ズームレンスで観望かな。(対空双眼で眼視という手もあります。)


追記
ライブスタックした画像をアップしようと開いたらFITSだとモノクロになってしまう。。。デベイヤーかけてもカラーにならない。。。
こりゃ保存形式変えないとダメだ。


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霞がかっていましたが、星が見えたので前の記事で仕上げたWindowsEAA環境で観望、星空での使用感をチェックします。

IMG_5406-1.jpg

前回試したアプリに加え、CielSkyachart(SkySafariがメインなので、確認用)、SharpCap(電子ファインダー用)も追加しています。

Windowsの場合全ての機器のドライバを手動で接続する手間があり、更に私の環境ではASI120MCは物理的にUSB端子を抜き差ししないとカメラが認識されないようでした。


Screenshot 2023-05-21 233517

電子ファインダー画面


Screenshot 2023-05-21 233102

CCDCielはメインカメラ、マウントを接続してPlateSolving、ライブスタッキングを行います。


スクリーンショット 2023-05-21 233722

タブレットのSkySafariはASCOMリモート(Alpaca)で接続、自動導入とマウントコントロールで使用します。
スクリーンショットを撮り忘れましたが、CielSkyachartもPCで同時に立ち上げチェックしました。


チェックした感想

面倒な接続さえ済ましてしまえば安定して使用することができました。
5時間ほど繋ぎっぱなしでしたが、フリーズなども一切無くPlateSolvingも速度は遅いですが失敗なく解析、マウントへの座標送信、同期など問題なく動作しました。

AZGTiのドライバ(SynScanApp)とCCDCielが非常に良い仕事をしてくれます。
SynScanAppはマルチクライアント対応ドライバなので、デバイス(POTH)HUB不要で複数アプリに接続できます。

CCDCielは多機能なPlateSolving(Loop映像を停止せずに行えるPlateSolving、アノテーション機能、多彩な位置合わせ、マウントとの同期など)が便利ですね。
Astroverry.netを使用すれば、速度は遅いですがエラー無く確実に解析します。ASTAPにすれば速度は上がりますが解析ができない対象が増えます。
Astroverry.net・ASTAPの切り替えもLoop映像を停止せずに行えるため非常に使い勝手が良いです。

INDIのマウントドライバが残念な状態(追尾が変)なので、EAAは当分この環境で使用することになりそうです。
遠征だと初期段階で手間がかかるので嫌ですが、家でのリモートEAAであれば室内のPCで操作できますのでそこまで苦にはなりません。

CCDCielはライブスタッキング機能は弱いですが、それを補ってあまりあるほどPlateSolving機能が優秀で他アプリとの連携やアプリの動作が安定しています。(SharpCapをメインにしなかった理由がまさにこの要素になります。リモート環境で使うとなるとPlateSolvingや他のソフトとの連携の安定性が重要です。SharpCapはそのへんの安定感がいまいち。。)

高感度監視カメラ+電動ズームや、赤道儀の撮影環境はINDI(どちらもラズパイ4・AstRPi)、EAAはこの環境になりそうです。

電子ファインダー用のアプリの考察(もう少し軽いアプリにしたい)、CCDCielの機能把握、そして面倒なドライバ接続の簡略化(マクロでも作るか)など試しながら環境の完成度を高めていこうと思います。

復旧というよりは新規構築ですが、数多くのトラブルを乗り越えてなんとか動作するようになりました。(今回は久々にひどい目にあいました。。。)

スクリーンショット 2023-05-17-1

Solverも無事動作(しかしなぜかセンターに来ません。。。そしてたまに認識しません。)


2023-05-17-2

以前記事でも紹介した汎用ライブスタッキングアプリAstraLiteを試します。
接続がEkosを真似たため、Ekosなどでドライバを立ち上げた場合はローカルであってもリモートにしないと接続しません。
現状では画面に表示されている画像を保存するボタンがありませんので、定期的に書き出す設定にする必要があります。(しかも書き出しはTIFFのみ。FITSやJPEGへの書き出し機能とドライバの接続ルールに関しては開発者に要望出しました。実現することを祈ります。)

スタッキング画像の色や明るさを調整する機能もありませんが、このへんは後日実装するそうです。
急ピッチで開発していますので今後の進化が楽しみです。


2023-05-17-3

今回アップデートの救世主CCDCielです。このアプリループ再生時やスタッキング時でもSolverが出来たりとEkosでは出来ないことも可能です。接続がINDIドライバなので当然ながらEkosなどとそのまま共存して使用できますし、SkyChartとはドライバと関係なく連携してくれます。。。がスタッキング機能はやっぱり貧弱ですね。スタッキング機能も充実すればこれとSkyChartでも良いのですが。。。。

Solver時の挙動のバリエーションが豊富(アノテーション表示、SkyChartとの連携、選択した箇所への移動などなど)なので期待しましたが、上手くいかないものもありました。
今後もいろいろ試してみようと思います。

無事動作しましたが、このバージョンではフォーラムを賑わせているAZGTiのトラッキング問題が発生します。
想像以上にトラッキングが不安定なので、まともにスタッキングが出来ません。。。

うーん。。。どうしたもんかな。
Windows環境もアプリを多数起動して操作する面倒はありますがSolverを除いてそこそこ安定しています。

まあ、気分で使い分けながら両環境を仕上げていこうと思います。


EAA環境で使用していたMiniPCのINDI環境がアップデート後起動しなくなってしまいました。。。

考えられることはやってみましたが、INDIだけが使えません。(アップデートで使えなくなるというのはもう定例行事です。。。いつ使えるようになるのでしょうか。。。)

と、いうわけで2年前にデュアルブート環境として構築してあるWindows側でリモートEAAです。

2023-05-03 01

システム切り替えの儀式
WindowsではSynScanAppにSharpCap、ASPS、CielSkychart、MoonLiteフォーカサーアプリと開くアプリが多いので手間がかかります。

2023-05-03 02

以前調整してあるので問題なくSolverも動作します。


2023-05-03 03

マウント同期後、Skychartに切り替えて自動導入
ある程度使えていたのですが、何故かカメラが一台接続できません。。。


2023-05-03 05

そうこうしているとUSBの電力不足の警告が出てドライバが不安定に。。。
今までこの環境では電力不足は出なかったのですが、INDI側のシステムとドライバの更新後のトラブルでさんざんチェックしていたので接続などが前と変わっていたかもしれません。(後ほどシステムチェック用のUSBメモリを抜き忘れていたことを確認しました。)

一度接続しなくなったらもうだめですね。。。全然ドライバが再接続できません。
EAAは当分この環境になると思うので使いながら細部チェックしていきます。


若干霞んではいますが天気が良かったためベランダにEAAシステムを設置しました。


IMG_4981-1.jpg

設置は北向きに置いて、Lanケーブルを刺すだけですが三脚が重いのでカーボン三脚にしようか。。。(どんどんものぐさになっていきます。。。。)


2023-03-10 -1

私はこのように星図にファインダー映像を表示して導入しています。周りが木だらけなのでこのように広い視野で確認できるのは助かります。


2023-03-10 -2

EkosのPlateSolvingは高速で便利なのですが、ストリーミングを見ながら静止画として取り込む機能が無いため、都度モードを切り替えて撮影しなければならないのが若干面倒ですね。。。(動作に問題が出ないので良しとしないといけないでしょうが、EAAで使うと不便です)


2023-03-10 -3

スタッキングはASILIVEで行います。


2023-03-10 -4

スタッキングした画像をFITSファイルで保存し、KStarsのFITSビューアで表示、若干ピンボケしてます。。。
ASILIVEの表示画面よりも多くの情報が表示されます。


2023-3-10-5.jpg

オリオン星雲のように明暗差が大きい対象は多段露光します。
これも、ASILIVEの画面で見えている情報は当てにならないので、ヒストグラムを見ながらスタッキングします。
今回は2秒30枚、5秒20枚、10秒15枚です。


2023-03-10 6

KStarsのFITSビューアで表示するとこんな感じ、ASILIVEでは見えなかった木の存在もはっきりわかりますね。。。。

記事を書きながら、バラ、クリスマスツリー、M41、M46、M47あたりを観望。
今日は春の対象までのんびり見ようと思います。

と、思っていたら雲が。。。。。
撤収ですね。。。。





晴れた日もありましたが、寒すぎてやる気が起きず約1ヶ月ぶりの観望です。
高感度カメラ+電動ZOOMリモートにするか迷いましたが、この季節だとけっこう露出が必要な対象が多く、ライブで見るよりEAAかなと思いEAAシステムのセッティングです。(といっても、外に出してLANケーブルつなぐだけですが(笑))


IMG_4969-1.jpg

寒いのですぐに家の中へ


2023-02-15-2.jpg

いつも通りKStars・Ekosで自動導入→PlateSolvingで位置合わせしたあとASILiveでスタッキング


2023-02-15 -1

KStars・FITビューアで表示


2023-02-15-3.jpg

馬頭も同様です。

願わくばEkosでライブスタッキングも出来ると更に手数が減って更に楽なんですけどね。。。
(まあ、この手順でもそこまで面倒ではありませんが)


matome.jpg

左上から
バラ星雲、クリスマスツリー、M41
M50、M47、M46

個人的にはPCレスでも運用できる高感度監視カメラに長時間露光もついてほしいなと感じています。
以前ベランダで撮影用の赤道儀も使えるようにしたのですが、使ってませんね。。。(なにせ木の隙間から覗くような環境なのでスタッキングが殆どできないことがわかりモチベーションが上がりません。。。)

正月休みも終え、仕事始めの方が多いでしょうか。

本年も拙いブログですがよろしくお願いします。

月明かりも強く若干霞んでいましたが、晴れていたので年明けの最初の観望を行いました。
いつものベランダリモートEAAです。


IMG_4957.jpg

昨年末の雪もほとんど無くなりました。


スクリーンショット 2023-01-05 192252

KStarsのプラネタリウム画面に広視野サブスコープの映像とマウントコントローラーを表示して操作しています。


スクリーンショット 2023-01-05 192756

ライブスタックはASILiveで


スクリーンショット 2023-01-05 194509

スタッキング後はKStarsのFITSビューアで表示


昨年は環境作りなど模索しましたが、現在はこの組み合わせが鉄板になっています。

もう一つ高感度監視カメラ+ズームレンズの組み合わせもありますが、臨場感を楽しみたい場合は高感度監視カメラ+ズームレンズ、ガス星雲などを見たい場合は今回のEAAシステムで楽しんでいます。


20230105.jpg

この日の空はこんな感じでした。
霞と月のゴースト(特にオリオン座付近)がひどく、写真にすると残念な状態でしたが晴れていたので観望は楽しめました。

冬の星座が見えるうちに対空双眼とかも使おうかな。(寒いけど)

春の割にはめずらしく好天です。
平日なのでお気軽EAAです。


IMG_4484.jpg

Lanケーブルを1本接続したら家に入ります。


スクリーンショット 2022-04-12 223807

電子ファインダーで木の無い所を探します。


スクリーンショット 2022-04-12 224223

レンズを少しいじったのでオートフォーカスで大まかにピント出し(追い込みはリモートで手動操作)
その後、PlateSolvingで位置合わせ。


スクリーンショット 2022-04-13 011008

ASILiveスタッキングしたら保存してKStarsのFitsビューアで確認。

スタートが遅かったので夏の対象をほんの少し見て切り上げました。

今年はこの季節にしては珍しく晴れの日が多いように感じます。
一気に暖かくなってきたのでそろそろ外で観望したいです。

新月期も晴れてくれると良いですが。。。

もうタイトルどおりです。(笑)

IMG_4454.jpg

冬の間にベランダ観望環境作っておいて良かったです。(すごく楽)


スクリーンショット 2022-04-06 225357

広角電子ファインダーはとても役立ちますね。
ベランダからだと木の間を縫って観望するような環境ですが、見たい対象の状態が非常にわかりやすいです。


スクリーンショット 2022-04-06 225850
スクリーンショット 2022-04-06 225918

PlateSolvingも快調、高感度監視カメラズームレンズシステムのほうのラズパイはアップデートして調子悪くなり、古いバージョンに戻しましたがそちらでも若干バグが出ます。。。それに比べてこのリモートEAA観望環境のMiniPCは安定バージョンで固定しているのですこぶる快調です。


スクリーンショット 2022-04-06 230146
スクリーンショット 2022-04-06 230308

冬に見つけたスタッキング→KStarsのfitsビューアでの観望スタイルですが、よく見えます。(スタッキング枚数が少ないのでノイジーですが)

設置もLanケーブル1本繋ぐだけだし、安定した使いやすい環境で安心してリモートEAA観望できました。
しかし春は見る対象が少ないですね。。。

今日は早めに切り上げます。

AZ-GTi架台は鏡筒の長さの成約を受けないので以前のカメラレンズを使用したEAA環境を望遠鏡も使えるように調整しました。


IMG_4366.jpg


リモートEAA観望で使用しているMiniPCをアリミゾ仕様にして、お手軽撮影用のブランカ80EDTにフォーカサーを取り付けました。
カメラがZWO224MCなのでレデューサを使用して384mmF4.8仕様にして使います。(ちょうど月が画面いっぱいになる画角です。)


IMG_4367.jpg

組み上げるとこんな感じです、運良く夜晴れたのでテスト観望をします。


スクリーンショット 2022-01-12 192326

想定通り月が画面いっぱいに映りますね。


スクリーンショット 2022-01-12 231546

以前記事で紹介したKStarsのfitsビューアで開いた月です。(月はASILiveでスタッキング出来ないので一枚取り)


スクリーンショット 2022-01-12 214205

M42だとこのくらいのサイズ


スクリーンショット 2022-01-12 231630

スタッキング画像


スクリーンショット 2022-01-12 214727

M46はドーナツ星雲も見えますね。


スクリーンショット 2022-01-12 231712

スタッキング画像


ブランカ80EDTは3枚アポなので星像の向上を期待したのですが、期待したほどシャープな星像ではありませんでした。
自動導入やPlateSolving、作成したフォーカサーなどは問題なく動作しました。

画角的に球状星団などは楽しそうです。
組み換えも簡単に出来ますので季節の対象に合わせて利用していこうと思います。


いつ追加されたのか不明ですが、以前からフォーラムで要望があった機能が追加されていました。

1.マウントコントローラーでのカーソルキー操作

2.シリアル機器の固有名管理機能の追加

地味ですがいずれも非常にありがたい機能追加です。

スクリーンショット 2022-01-08 212812

上記のマウントコントローラーを表示してウィンドウがアクティブになっている時、キーボードのカーソルキーでマウントの操作ができます。
以前は細かい移動などが煩わしかったのですが、カーソルキーで操作出来るようになったので大分楽になりました。(もちろんVNCなどのリモート環境でも可能)


スクリーンショット 2022-01-08 213136

Macでは以前からシリアル機器を固有名管理していましたが、Linux環境でもudevルールの書き換え無しにデフォルトで固有名管理の機能が追加されました。
これはEkosなどで複数機器を連携操作する際非常にありがたい機能追加です。

コントロールパネルで一度設定を保存してしまえばあとは複数機器を一括で起動、操作が出来ます。(オートコネクトの際、以前のように迷ったり別のシリアル機器を間違えて起動するようなことがなくなります。)


そして最後になりますが、以前ASILiveで多段露光が有効に使えることを記事で書きましたが、ASILiveで保存した画像をKStarsのFitsビューアで開くことで多段露光の情報量がフルに表示、書き出しが出来ることがわかりました。
なにをいってるのかわかりづらいですね。。。

では実際にどのように変化するのかをご説明します。


スクリーンショット 2022-01-08 214418

ASILiveで赤枠部分を押すとスタッキングされている画像が保存されます。(Jpegファイルとfitsファイルが保存されます。)


スクリーンショット 2022-01-08 222433

試しに馬頭星雲を多段露光で撮影して保存してみました。
ASILiveでは上記のような画像になります。

これをKStarsのFitsビューアでfitsファイルを開くと。。。


スクリーンショット 2022-01-08 222628

このように多段露光の情報がフルに表示されます。


スクリーンショット 2022-01-08 223649

クリスマスツリーも


スクリーンショット 2022-01-08 223958

このように星雲部分まで見えます。


スクリーンショット 2022-01-08 224933

M46も


スクリーンショット 2022-01-08 225232

驚くほど情報量が増えますね。ASILiveを操作している時には見えなかった情報がかなり写っています。

KStarsのFitsビューアは画像の調整機能や書き出し機能もありますので調整した画像をJpegやpngで書き出すことも可能です。


スクリーンショット 2022-01-08 224141

別名で保存を選び、書き出しの形式を選べば書き出せます。この際ファイル名に必ず対応した拡張子も記載してください。(拡張子の記載が無いとfitsで書き出されます。)


以前の記事でも記載しましたがASILiveの多段露光はどうやら輝度差が著しく異なる場合はその部分を省いてスタッキングされるようなので、最初に短い露光時間でスタッキングを行ったものをベースにすれば、長時間露光したものを重ねても星が変形しません。

多段露光した画像を保存して、KStarsのFitsビューアで調整すれば、経緯台でもかなり整った画像を得ることが可能です。

実はこの機能は今日EAAで観望している時に発見したのですが、かなり強力な機能ではないかと思います。

興味ある方はお試しください。


追伸
画像の変化があまりに大きいので他のfitsビューアでも試してみましたが、カラー画像で情報を引き出して見えるのはKStarsのfitsビューアだけでした。
fitsビューアはそれぞれ画像の表示のされ方がバラバラです。。。(何が正しいのかさっぱりわかりません。。。。)

ASILiveの多段露光とKStarsのfitsビューアは最適の組み合わせですね。



新年初の晴れた夜になりました。
今年の初陣は昨年末作った環境でEAAをしました。

IMG_4357.jpg

室内で配線を接続してあるのであっという間に準備完了です。


スクリーンショット 2022-01-04 212919

ウインドウの配置が若干面倒ですが観望準備完了。
嬉しいことにいつの間にかマウントコントローラーがカーソルキーで操作できるようになっていました。(いつの間に?)


スクリーンショット 2022-01-04 212957

定番のM42


スクリーンショット 2022-01-04 213444

これまた定番の馬頭


スクリーンショット 2022-01-04 214330

バラは写りませんね。。


スクリーンショット 2022-01-04 220851

季節外れのクリスマスツリー



スクリーンショット 2022-01-04 221556

M35


スクリーンショット 2022-01-04 221931

NGC2174(だったかな?)


スクリーンショット 2022-01-04 222250

M47


スクリーンショット 2022-01-04 223903

M46


スクリーンショット 2022-01-04 224325

M93


他にも多数見たのですが、スクリーンショットを撮り忘れました。。。

ベランダでの観望なのでかなり視界が狭いですが、広角電子ファインダーがあるので事前に状況が把握できます。
EAAシステムの方は広角電子ファインダーやカメラレンズのフォーカス合わせの手間がありますが、以前に比べるとかなり楽に観望ができます。

AZ-GTiもすこぶる快調なのでストレス無く観望することが出来ました。

今度晴れた時はリモートで高感度ズーム観望かな。


IMG_4329.jpg

天気が良かったので、組み上がったリモート改造した高感度ズームカメラをベランダでチェックしてみました。
家のハブを取り付け、ありあわせのLanケーブルを使用してPOEスプリッタから電源を取って試しました。

スクリーンショット 2021-12-20 233256

カメラは問題なく使用できます。


スクリーンショット 2021-12-20 234833

が、しかし、Platesolvingが必ず3回キャプチャエラーが出て解析できません。。

通常の撮影やライブビューは可能ですが、残念ながらPlatesolvingは使用できませんでした。(おそらくドライバ更新の際のバグでしょう、早速フォーラムにログを送りました。)

スクリーンショット 2021-12-21 000947

作成した制御ボックスはリモートでも問題なく動きます。

が、しかしラズパイが何度か不調になりました。

いくつかの原因が推測されます。

・気温が低いため、、ケーブル類が固くなり接触不良
・電力不足(リレー回路が大食いか?)
・ハブがエラーを出し、通信不全に(ケーブルの問題か)

かなり大幅にシステム更新したので、いろいろな原因が考えられますが、はっきりしていることはPlatesolvingに関してはドライバが原因です。

安定感はイマイチの状態でしたが、このシステムだとズームがきくのでズームアウトして対象を探し、中心に移動してズームインすればPlatesolving利用しなくても対象が導入できてしまいます。
ズームインして対象を中心にもってきてから、KStarsでマウントをSyncすればそこそこの精度で自動導入も可能です。

安定感さえ良くなればこれはこれで快適そうですが、本日はイマイチでした。。

何度か利用しながら検証ですね。
(以前もドライバでトラブったような記憶が。。。)


追伸
後日PlateSolving成功しました。


久しぶりの晴れです。
外はすでに氷点下なので久しぶりにリモートEAAです。

来月観望会ということもあり、当地のフィールドワークの方たちにzoomで呼びかけて説明しながらの観望です。(当日はズームレンズ高感度カメラを使用予定)

前回お持ちした時に曇りだったので実際の星空を見ることができなかったので再挑戦です。
メッセンジャーで呼びかけたら幸い前回参加した方が全員いらっしゃるようです。


スクリーンショット 2021-11-29 203532

ドライバ立ち上げる前からご参加頂いたので設定に少し時間がかかり、待たせてしまい恐縮です。
(部品が少しずれておりフォーカス合わせに手間取りました。)


スクリーンショット 2021-11-29 220554

フォーカスが決まってからはいつもどおりです。星図で導入して


スクリーンショット 2021-11-29 220517

PlateSolverで位置解析


スクリーンショット 2021-11-29 220444

ASILIVEでスタッキング
M42は時間が早く木の枝の間でしたがなんとか見ることができました。


スクリーンショット 2021-11-29 222631

その後も着々と


スクリーンショット 2021-11-29 222703

PlateSolverも安定しています。


スクリーンショット 2021-11-29 224017

クリスマスツリーが見えました。

ベランダからだと木に阻まれて限られた対象しか見えませんが、一通りの流れを見ていただくことができました。

説明しながら一通り見ていただいた後、解散。

後はプライベートでのんびり観望しました。
前回のブラッシュアップで配線などのセットアップは非常に楽になったのですが、カメラが2台に増えた分フォーカスに時間がかかります。(メインカメラは最初に無限遠にしておいてから開始したほうがいいかもしれません。)

遅くまで粘ろうかとも思いましたが体調もイマイチだったので早めに撤収。
今年の冬は沢山晴れますように。


金・土と好天続きでした。(当地では珍しいことです)
いつものリモート観望や、整備したマルチカメラシステムを使って観望&諸々のチェックをしました。

IMG_4203.jpg

いつも使っているリモート観望で試したこと、覚書は以下
・モバイルバッテリーのみでも動作するか?→大丈夫そう
・アップデートでドライバの設定がまた消えていたので設定(UDEVルールを設定した初期設定が消失)
・いつも利用しているWhat,s interesting機能の一部が動作不良(クリックした場所に移動しないことがある)


本当に何回設定消せば気が済むのでしょうね。。。
What,s interesting機能の挙動が少しおかしいですが、問題なく観望は出来ました。(観望風景は代わり映えしないので省略)

問題だったのは写真のマルチカメラの機材の方です。
何故かバックフォーカスがおかしくなっていたり、久しぶりなので使い方をすっかり忘れていたりと調整に時間がかかりました。

ケーブル配線は見た目ゴチャついていますが、電源、マウントのUSB、Lanケーブルの3本を差し替えるだけでEAA用のシステムから移行できるようにしてあります。(こちらはラズパイ4で利用するため)

ズーム観望機材やリモートEAAは今回の整備でかなり使いやすくなりましたが、マルチカメラはまだブラッシュアップが必要そうです。(このシステムはもう少しコンパクトにまとめたいのですが、どのように調整するのか悩ましい所です。。)

天気もそこそこ良かったので(結構雲ありましたが。。)早速広角カメラを追加したリモートEAA環境を試してみました。


IMG_4168.jpg

広角カメラのレンズは以前購入したCマウント12-120mmのズーム、これを12mm側で使います。
カメラはIMX385を積んだ高感度セキュリティカメラを取り付けたかったのですが、良い取り付け場所が見つからず、ケーブル類も増えてしまうため、以前使用していたASI120MC互換機を使用しました。

動作確認はもう出来ていますので追加したカメラの感度調整や位置合わせを最初に行いました。

ループモードとストリームモード両方を試しましたが、ループの方が明るくみえますが使い勝手が著しく悪いためストリームモードを利用することにしました。

カメラのゲインを上げ、露出を2秒かけても高感度セキュリティカメラの感度に敵いません。。。
やはり天体カメラにも画像処理エンジンが欲しいですね。。。

とはいえ、まあ許容出来る明るさになったのでこれで観望します。


スクリーンショット 2021-11-05 220823

120MC互換カメラの撮像素子が1/3なのでIMX385高感度セキュリティカメラと比較して少し視野角が狭くなりますが、目論見どおりかなり広い視野を見渡せるようになりましたので臨場感があります。

ありがたいのは事前に雲や障害物(我が家の場合は主に木)を確認できますし、自動導入前の手動操作の時も景色を見ながら場所を決められるので簡単です。
星図との見比べも非常にしやすいです。

スクリーンショット 2021-11-05 223918

家の屋根からスバルが登場しました。


スクリーンショット 2021-11-05 224443

メインカメラをASILiveで観望とスタッキング(画像はスタッキング前)、広角側のライブ映像はつけっぱなしで作業です。


スクリーンショット 2021-11-05 232607
スクリーンショット 2021-11-05 234102

曲芸のように木の隙間からM42を狙います。(笑)
広角側で状況が常に確認できるので非常に楽です。

テスト中雲だらけだったのですが、広角側で事前に状況が確認できるので非常に観望しやすくなりました。

やはりリモートEAAのように家の中で操作する場合、広い視野を見渡せるカメラがあると快適です。
INDI環境はPlatesolvingが非常に高速で相当に悪い条件でも解析してくれるのでリモートでもストレス無く使用できていましたが、広角カメラを追加することで臨場感や使い勝手を更に向上させることができました。

高感度セキュリティカメラを使えば更に暗い対象まで見ることが出来ますが、補助的や役割であればこのカメラでも十分事足ります。

星図と広角カメラの映像で大まかな位置を確認しながら細かな位置決めはPlatesolvingで解析。
リモートEAAで感じていた物足りなさや使いにくかった部分が大分払拭されました。

天気が良い日にでも次はマルチカメラ環境で観望もしたいです。



久しぶりに晴れましたので、当家の冬の定番メニューであるリモートEAAで観望しました。

IMG_4154.jpg
スクリーンショット 2021-10-29 214738

以前のメンテナンス時についでにデスクトップ環境も変更しました。
Xubuntuにしたので、ラズパイそっくりです。


スクリーンショット 2021-10-29 221558
スクリーンショット 2021-10-29 221124
スクリーンショット 2021-10-29 223342

画像貼り忘れましたが、INDIWebマネージャーでドライバを立ち上げ→KStarsを起動→Ekosで機器と接続→INDIコンパネでドライバチェック→マウントコントローラーで手動で適当に移動→PlateSolbingでSync(この時アライメントポイントも自動的に登録されます)

いつもと同じ手順です、これで準備完了。
サーバ、ドライバの起動にINDIWebマネージャーを利用するのは以下の理由です。

・万が一のトラブル時ドライバを個別に再起動出来る。
・Wan越しの際、INDIHubが利用できる。



スクリーンショット 2021-10-29 223709

ライブスタッキングにはZWOのASILiveを使用します。
このアプリINDIドライバと共存出来ますし、赤枠の部分を変更すると露出秒数を変えながら多段露光が簡単に出来るので便利です。


スクリーンショット 2021-10-30 003757

バラ星雲


スクリーンショット 2021-10-30 005612

馬頭星雲


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スバルは正直この画角だとつまらないです。


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オリオン大星雲

どれもスタッキングしているとマウントの追尾能力の関係で縁がずれてきます。(この架台は5秒露出が限界ですね)


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静止画でもこのくらい写りますので、場合によってはライブスタックもいらないかもしれません。


この環境での観望は何度も記事にしていますので目新しさはありませんが、ドライバの連動動作やPlatesolvingが非常に安定して行うことが出来るため安心して利用できます。

暖かくなるまでは当分この環境かな。






以前職場が遠かった時、自宅に遠隔リモート用のファイルサーバー一式を構築していましたが久しく必要性が無くなり環境を止めていました。(その当時はダイナミックDNS+VPN+WEBDAVサーバとVPN接続でのVNCリモートでやっていました。)

最近また遠隔リモート環境が必要になってきたので改めて環境を検討しています。(その当時よりは選択肢が増えたとおもいますので)

天体機器の制御だとINDIやINDIGOはネットワークドライバなのでTCP/IPを使った分散処理環境が組めるのですが、WAN越しとなると一気に敷居が高くなります。

また文字ばかりの記事になりそうですが、いくつかの候補を記載してみます。

制御信号そのものをやり取りする方法
これはINDIやINDIGO限定になります。
LANなら簡単にネットワークドライバの利点を活かせますが、WANだと遅延やらセキュリティやら色々懸案事項が増えます。

現状考えられる方法は以下

1.VPNやSSHトンネリングを使う(WAN側の固定IPか、ダイナミックDNSなどによるアドレス固定が必要)
AstRPiにVPNサーバインストールしたのもこの方法で利用できるように考えてのことでした。
しかし、環境を作るのも手間がかかりますし安定させるのに苦労しそうです。。。(AstRPiとラズパイ4を常設してVPNサーバ・ファイルサーバをすでに作ってあるのですが、いまいち安定していないので今回の考察になりました)

2.INDIHUBを利用する
こちらはINDIに限定されますが、INDIWebマネージャーを使用するとクラウド経由でファイヤウォール超え出来るINDIHUBサービスを使うことが出来ます。

クラウドサーバから接続IDとPWを取得してクラウドサーバ経由で接続する方法です。
クラウドサーバを経由する分更に遅延などが増えそうですが、自身でサーバなどを構築しなくても良いので少しは楽になりそうです。

制御信号を直接送信する場合は画像やストリーミング映像などがかなり問題になりそうです。


遠方の制御マシンをリモートデスクトップなどで操作する方法
私が冬場の天体観望で利用しているWIFIリモートEAAに近い考え方になります。
制御マシンで処理を全て行い、リモートデスクトップで制御マシンをコントロールする方法になります。
信号処理が機器に接続したマシンで全て行われるので、速度的には最も快適になりますが、遠方の場合、撮影した画像データをどのようにして送受信するかが問題です。

こちらもいくつか方向性があります。

1.VPNやSSHトンネリングを使ってリモートデスクトップ接続をおこなう。(WAN側の固定IPか、ダイナミックDNSなどによるアドレス固定が必要)
VPNサーバなどを構築するとWAN越しにLAN環境に接続できます。そして、LANで行っていることが全て可能になります。
VPNの場合はSMBなどでファイル共有、SSHトンネリングの場合はSFTPなどでファイルのやり取りも可能になります。

2.クラウド認証を行うリモートデスクトップアプリを使う(ファイルの送受信も可能なものを利用する)
これが一番お手軽かもしれません。
クラウド認証を行うリモートデスクトップアプリはファイアーウォールを超えて簡単にリモートデスクトップ環境を構築できます。

但し、ファイルの送受信まで出来るとなるとかなり限定されます。

諸々使用した結果、Anydeskというアプリがラズパイまで含めたマルチOSが環境で問題なく動作してくれることがわかりました。他のは、OS環境によって対応の可否があり結局全ての環境で問題なく動作して、ファイル転送が行えたのは私が試した中ではAnydeskのみという結果になりました。

リモートで利用する予定のマシンに全てインストールしたので、当座これで様子を見てみようと思います。
(他にも良いのがありましたら是非ご連絡ください。)


追記(注意事項)
クラウド系のサービスを使うアプリの場合は当然ながらインターネット接続環境が必須です。
遠征地などでインターネットに接続出来ない場所では従来どおり制御マシンに各種サーバをインストールする必要があります。
クラウド系サービスでインターネット接続不要(オフライン利用可能)なサービスがあるといいんですけどね。。。

現状そのような都合の良いものはありませんので、追加で環境を作る必要があります。




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動画アプリを久しく使用していなかったので、練習がてら私が普段行っているリモート観望の様子を動画にしてYouTubeにアップロードしました。(アプリも以前使用していたものと違うので、操作方法など調べながらで作ったので中々のストレスでした(苦笑))

動画の視聴はこちら

音楽なども含め全部お手製です。(効果音だけ面倒になり版権フリー)
INDI環境に興味があり、KStarsやEkosの操作の方法がわからない方はご参考にしてください。
(お役に立てたようでしたらチャンネル登録もぜひ)

チャンネルは作りましたが、時間がかかるのでそんなに動画を作るつもりはないです。

天体だと映像ではあとは高感度防犯カメラのZoom観望は紹介したいですね。

一昨日SharpCapでかなり遊びましたが、おいしい機能は有料版でないと使えなかったので、とりあえずASILiveを試してから決定しようと考えました。

ラズパイではこのソフトが使えなかったので今更ですが、昨日は霞→曇りのため動作確認しか出来ませんでしたが、本日は快晴なので色々試してみます。

前回確認したときにINDIドライバと併用が出来ることを確認しましたが、本日色々試してみると強力な裏技的な使い方が出来ることがわかりました。

目から鱗、かなり強力な機能です。ASILiveは全てのOS(ラズパイはNG)なので、興味ある方はお試しください。

手順
1.ゲインは高いに設定(星の認識率が高くなるため)
2.1~2秒といった少ない秒数でスタッキング→画像のノイズが減ったところで停止ボタンを押す。


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3.上記の画像のようにダイアログが表示されるので”NO”ボタンを押す
4.露出の秒数を長く変更してスタッキングを再スタートする。
5.3と4の手順を繰り返す。(星が飽和したときは少ない秒数に変更する。)


このようにして簡単に多段露光ができます。これだけなら驚きませんが、2の手順で基準となる画像を作ってからスタッキングをおこなうと架台の追尾限界を超えても星が流れずスタッキングされます。

私が使用しているスカイエクスプローラーSE-AT100N架台は追尾精度が悪く、5秒露出で撮影すると星が線状に流れてしまいますが、上記の方法を使うと経緯台でも30秒などの露光時間にしても星が流れません。

まるでオートガイドで追尾しながら多段露光でスタッキングしているような画像ができます。(いったいどのような処理をしているのでしょう?)

経緯台だと普通なら長時間露光すると視野回転も起きますが星が点のままです。

本当に凄いとしかいいようがありません。。。

操作したときはパラメーターが少ないのであまり大したことが出来ないかな、と思いましたがとんでもありません。

私の理解を超えた機能です。。。(ライブスタックはこれに決定です。。。が、なんでこのようなことが出来るんだろう?なにか勘違いしてるんだろうか(でもスタッキングはされています。。。???))

下にその方法で撮影した対象をいくつか貼っておきます。(全て上記の方法で多段露光しています。架台の追尾限界は超えていますが星は流れていません。)
同社のカメラをお持ちの方はぜひお試しください。

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追伸
この機能赤道儀と撮影用の冷却カメラ使ったらどうなるんでしょうね?
上手く使えば強力なお手軽撮影法になるかもしれません。
(どういう理論で処理されているのか本当にわかりません。。が、使える機能です。)


マウントドライバのバグが解消されていませんが、天気も良かったので二晩に渡って天体カメラ(ASI224)EAAと防犯カメラ(IMX385SDI高感度防犯カメラ他2台)の見比べ観望を行いました。

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高感度防犯カメラEAA(3台の画角の異なるカメラ、ネットワーク対応ビデオレコーダー(DVR)、RaspberryPi4(AstRPi)をマウントに同架)
画角は2.8mm(約100度)、12mm(約30度)、120mm(約3度)を全てDVRに接続し、120mmのカメラの信号を分岐してUVCキャプチャを介してラズパイ4に接続しています。(詳細はこちら
120mmのカメラにはフォーカサーも設置してあります。



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天体カメラEAA(ASI224、70~200mmのカメラ用EDズームレンズ、RaspberryPi4(AstRPi)を同架)
こちらはASI224をベースにしたシステムです。フォーカサーも組み込んでありますのでリモートでフル制御可能です。

IMX224と385なので感度はほぼ同じですが、天体カメラ(PCとUSB接続)、防犯カメラ(SDI、画像処理機能付き)と全く性格が異なります。(天体カメラは長期露光(星雲炙り出し)、防犯カメラは画像処理エンジンを利用した高感度リアルタイム観望(対象確認、星団向き))
一応どちらのシステムも遠隔リモート制御ができるようにしてありますので、部屋の中からフルリモートでコントロール、観望します。


では高感度防犯カメラEAAから

コメント 2021-01-20 203112

DVRに接続した3台の映像はイーサネットを介してPCのアプリで確認できます。(VMSというDVRコントロールアプリ)120mmのレンズが付いたカメラはHDMIに信号変換してHDMIUVCキャプチャを介してRaspberryPi4に接続していますのでPlateSolvingなども可能になります。マウント、フォーカサーもRaspberryPi4で制御します。
・・・が、これだけ広い画角があるので正直自動導入すら必要ありません。
KStars+Ekosで自動導入もできるようにしてありますが、マウントコントローラーしか使いませんでした。

リモートなので画角毎にカメラを分けましたが、このシステムは手軽なズーム観望が一番楽しめると感じています。
当地は非常に寒いので、冬季はリモートで部屋から操作して観望しようと思いますが、暖かくなったらズーム観望で楽しもうと思います。(このシステムはライブ映像用かな)

ズーム観望のイメージとしては眼視で星座双眼鏡と対空双眼を使う場合と比べそれぞれ3~4等級暗い対象までモニタで見えるようになった感じです。ビデオ雲台とスマホのプラネタリウムアプリで見たい対象は充分導入できます。


天体カメラのEAAはこんな感じです。

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こちらは電視観望として利用されている環境に近いですが、Windows+SharpCapという定番の組み合わせではなく、INDIサーバ・ドライバを使用して、KStars+Ekosで制御、CCDCielでライブスタッキングしています。
INDIサーバ・ドライバ、KStars+Ekos、CCDCielを全て架台に同架したラズパイ4で立ち上げて、ラズパイ4の画面をリモート操作しています。(これだけアプリを立ち上げてもメモリを半分も使用していません)
このシステムの特徴は、INDIサーバ・ドライバの特徴にもなりますが、軽いこと、映像信号なども含め、全て複数アプリを連動して使えること、PlateSolvingが優秀なことなどです。

INDI環境では上記の通り映像信号さえ複数アプリで連動して使用できるので、自動導入やPlateSolvingやオートフォーカスなどの解析はKStars+Ekos、ライブスタッキングを利用する際はCCDCielを併用しています。
PlateSolvingが優秀(ラズパイでも数秒で解析が終わります)なので、アライメント不要でオートフォーカスなども含め全て遠隔リモートで制御できます。

今回の2つのシステムは撮像素子の感度自体は天体カメラもSDI防犯カメラもほぼ同じような感じですが、使い比べてみると得意な領域がだいぶ異なります。

リモート観望には天体カメラのシステムの方が向いているように感じました。(長時間露光可能、スタッキング、PlateSolvingとの相性など)

対して、高感度SDI防犯カメラは明るいズームレンズを接続してPCレスのリアルタイム高感度観望に適しています。(眼視の楽しみ方に似ています。気軽に、そしてよく見えます、今回のシステムは遠隔リモートでも使えるよう複数の画角分カメラを同架しましたが、外で観望できるのであればズーム操作をしながら観望したほうが気軽に楽しめます。)

バッテリーの消費は上記の2つのシステムで比較すると接続している機材が多いため、防犯カメラEAAのほうが消費電力が多いですが、私が使用するポータブルバッテリー(220WH)でも5時間以上使用できましたので充分でしょう。

願わくば10~200mmの明るいCmauntズームレンズが欲しいですね。

コロナ渦で海外通販の流通が遅れて完成に時間がかかりましたが、一通りまとまりました。
(INDIドライバがアップデートでバグりましたが。。。。)

比較チェックしてそれぞれの良さが確認できたので、細かく調整してより楽しめるようにしていこうと思います。






EAA用に使用していたSBC(ラズパイ4、NanoPi-M4)が年末のアップデートでマウントドライバが不調のままになってしまっているため、事務用に使用していたMiniPCを新調して、現在使用しているMiniPCを天体用に変更することにしました。

いつもの通り(笑)中華サイトからの通販です。(追加したマシンはこちら

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写真は今まで事務用に使っていたMiniPCです。(新調したMiniPCはモニタ裏に取り付けました。)
以前の事務用マシン(写真のPC)はM2.SSDを2台内蔵してWindowsとXUBUNTUのデュアルブートにしてありましたが、Windows側のHD容量がいっぱいになってしまったため、起動ディスクをXUBUNTUに変更して天体用に、新調したマシンはWindowsオンリーで使用します。

新調したマシンのセッティング(ディスク容量が大きいので、Windows用の天体アプリもインストールする予定)と、お下がりマシンのアップデートなど黙々とこなしています。

INDIは環境によってドライバの出来不出来があるように感じます。(総じてARM64系はトラブルが多い)
MiniPCはインテルチップなのでトラブルが少ないと思いますが、無事に動いてくれるでしょうか。。

このマシンでも不具合が出るようであれば、ドライバが治るまで間は短時間双眼鏡観望かな。
(せっかく防犯カメラの観望システムもできたのに。。はやくトラブル解消しますように。。。)



このところ高感度SDA防犯カメラを使用することが多かったのですが、DVRが中国から届かないので今回はもう一つの観望システムであるASI224MCを使用したEAAでリモート観望します。

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Ekosは観望だと若干手間な部分もありますが、PlateSolvingに関しては本当に快適です。
他のプラネタリウムアプリの同期と同じ感覚でPlateSolvingができてしまいます。
(非力なラズパイ4でも解析2~3秒、画像のダウンロードをあわせても5~6秒です。)


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Ekosはライブスタッキング機能がありませんので私はいつもCCDCielも同時に立ち上げています。
しかし、以前よりスタッキングの精度が低くなったようで思ったように星を追いかけてくれません。。


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やはりEDレンズが使われていてもカメラレンズだと青ハロは避けられませんね。。
CCDCielを使用するメリットはもう一つあります。

画像をJpegに書き出せることです。

EkosのFitsビューアはこの機能がありません。

このようにドライバを共有しながらそれぞれのアプリの得意な部分を使用できるのもINDIの利点ですね。

しかし、簡易的でも使用できていたライブスタッキングの位置合わせの精度が下がってしまったのは非常に残念です。。
LinuxにもSharpCapのようなライブスタッキングアプリができるといいのですが。。。

噂ではASISTUDIOがプラネタリウムアプリも備えた統合環境に生まれ変わると言われています。
INDIやASCOMドライバと共存する使い方が可能であれば面白い事ができそうです。
(と、いうかそうなってほしいですね。PC版ASIAirって魅力ですよね。(有料でも欲しい))





高感度SDI防犯カメラでのシステムと共にASI224MCのシステムも仕上げています。
こちらは使っていた鏡筒をカメラレンズにするだけで簡単に済むと思っていましたが、レンズの変更に伴い取り付け部品なども必要になり、更には使用していた自作フォーカサーが故障しており作り直すなど予想外に手間取ってしまいました。


IMG_3656.jpg

交換したレンズはようやくヤフオクで落札できたニコンのズームレンズです。
予想以上に大きく重かったので以前使用していた取り付け部品では取り付けることができませんでした。

動作確認をしてみたらフォーカサーの故障が発見されたりと環境を変えるとすんなりとは済みません。。

一通り動作は確認できたので実際の星空でチェックしました。
と、ここでもまたトラブルが発生、新規に購入したマウントアダプターでは無限遠が出ません。。
幸いなことにアダプタの部品を外してフランジバックを調整できるアダプタだったのでいくつかの部品を外してなんとかフォーカスが出ました。(本当はカメラに31.7mmスリーブを装着してカメラの向きを自由に変更できるようにしたかったのですが、すべて外して42mmネジをねじ込まないとフォーカスが出ませんでした。。フランジバックは再度合わせ直さないとだめですね。)


224MC

ここまでくればあとは順調です。
リモートでフォーカスもPlateSolverも今までどおり問題なく動きます。

フランジバックがいい加減なので正確な星像チェックはできませんが、以前使っていた古いCマウントレンズよりはかなりまともな絵が出てきます。

80~200mmのズームレンズなので、いくつかの焦点距離でチェックしたのですが、私の観望スタイルだと135~150mmくらいで使用するのが良いかなと感じました。(対空双眼で観望する延長で考えているので)

高感度SDI防犯カメラの方は追加部品がまだ届きませんので、届いたら比較しながらどのように運用するか決めようと思います。
(高感度SDI防犯カメラはリモートより現地でズーム観望の方が楽しそうですが。。)




私が既存遠隔リモートで操作していたEAA環境を使いやすいようブラッシュアップを施し、追加して以前観望会で手応えを得た高感度防犯カメラでの環境作りにも取り掛かりました。

両者それぞれの特徴を記載しておきます。

●従来のEAA環境のブラッシュアップ

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機材構成
・ZWOASI224MC
・スカイエクスプローラーSEーAT架台
・ラズパイ4(ASTRPI)
・ポータブルバッテリー
・ルーター
・Cマウントレンズ(17~102mmズーム)
・moonlite互換自作フォーカサー
・VideoAssist5(モニタ兼レコーダー)

特徴
・コンパクト・省電力
・フル遠隔操作対応
・天体カメラなので長期露光、ビニングが可能

こちらはすでに稼働状態にあるものを使いやすいようにまとめました。
ラズパイをレンズ側に取り付け、配線をシンプルにまとめられるようにしました。

惑星用の高感度天体カメラなのでどうしてもPCが必要になりますが、制御に関してはラズパイで全て行えますので非常にコンパクトなシステムになっています。
ポータブルバッテリーでも充分動きますので、バッテリーも架台に取り付けてしまう予定です。


●高感度SDI防犯カメラEAAシステム

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機材構成
超高感度SDI防犯カメラ(IMX385)
・スカイエクスプローラーSEーAT架台
・ラズパイ4(ASTRPI)→オプション扱い
・USB3HDMIエンコーダー(ラズパイに取り付け)→オプション扱い
・ポータブルバッテリー
・ルーター→オプション扱い
・Cマウントレンズ(17~115mmズーム)
・moonlite互換自作フォーカサー→オプション扱い
・VideoAssist5(モニタ兼レコーダー)

特徴
・省電力
・防犯カメラの画像処理エンジンが使用できるのでリアルタイム性が高い
・SDI信号で映像を扱うため分岐や廉価なHDMIに変換して運用が可能
・HDMIに信号変換してUVCHDMIエンコーダーでラズパイに画像や動画としても取り込み可能
・VideoAssist5(モニタ兼レコーダー)でリアルタイムに動画確認、取り込みが可能

AliExpressで超高感度SDI防犯カメラ(IMX385)が低価格で販売されていたため購入しました。
以前の防犯カメラは映像信号がアナログでしたが、今回は放送用でも使用されているデジタル信号のSDIです。

カメラが画像処理エンジンを持っているため、非常にリアルタイム性の高い操作ができます。
大きな特徴としては映像信号で扱いますので、信号を分岐しての作業(観望とデータ取り込みの同時作業)や、信号を廉価なHDMIに変換することもできますのでHDMI端子のあるポータブルテレビなどでも運用ができます。
UVCHDMIエンコーダを使用すればPCに映像を取り込むことやPlateSolvingなど処理がモニタで観望しながらできるようになります。(予定通りに動けばですが)

天気が悪く試運転が出来ていませんが、私のシステムの場合VideoAssist5でモニタ兼レコーダー兼HDMIコンバーターとして使用できますのでラズパイなどのPC制御を行わなくても観望も録画もできます。

画像処理がしたければ、VideoAssist5で撮影した動画でスタッキング処理をと考えています。

ラズパイ4を取り付けることも考慮してUVCHDMIエンコーダも用意しました。
INDIドライバで対応しているはずなので(まだ未検証)ラズパイ4で行っていたPlateSolvingやフォーカス制御なども可能になるはずです。

新システムは能書き通り(最小感度0.000001Luxの高感度、信号分岐して並列に使用可能)に進めば、かなり多様な使い方ができそうです。(写り次第ですが。。)
DSS(デジタルシャッタースピード?)が32倍とのことなので、実質1秒程度のフレーム加算でしょう。
0.000001Luxが本当か疑問ですが暗い星雲や銀河は難しいかもしれませんが、対空双眼鏡のデジタル版みたいな使い方ができれば良いなと考えています。
INDIのドライバ次第ですが、信号分岐が出来ますのでラズパイで処理しながら観望も同時にといった使い方もできるはずです。
(天体カメラはバルブができるので用途が異なってきますね。)

あとは天気だけですね。。。




以前の記事でEAA(電視観望)においての画角シミュレーションを行いました。

その際、気づいたのですが撮像素子のサイズの違いで画角がどのように変化するかを一望できる情報が意外に無いのでKStarsでシミュレーションしてみました。

前提条件としては以下

・レンズの焦点距離は300mmに固定

・撮像素子のシミュレーションにはZWO社のカメラを使用(フルサイズ=ASI2400MC Pro、APS-C=ASI071MC Pro、4/3=ASI294MC Pro、1インチ=ASI183MC Pro、1/2インチ=ASI385MC、1/3インチ=ASI224MC)

・300mmレンズの画角(白枠)は9度に設定


注意が必要なのはインチ表記の撮像素子は実際のインチサイズよりかなり小さいということです。(撮像管素子時代の悪しき名残りです。)
ZWO社のサイトは縦横のミリ表記ピクセル数、画素ピッチサイズが明記されていますので明快です。


AREA.jpg

白い外枠が想定したレンズの撮像エリア(9度)になります。
このエリアはあくまで想定ですが、フルサイズでケラレがない状態を確認し導き出された数字です。(あくまで想定数字ですよ)

撮像素子の画角は大きい順にフルサイズ→APS-C→4/3→1インチ→1/2インチ→1/3インチになっていますが、上記の通りインチ表記の撮像素子は実際には大分小さくなります。

サンプルの対象としてはオリオン大星雲を選びました。

一覧にすると結構色々なことに気づきます。

・フルサイズの撮像素子はレンズ全域を使用することになるため、レンズ性能がシビアに問われる。

・APS-Cと4/3は想像していたより画角の違いがない。

・1インチ以下の撮像素子はレンズの中心部しか使用していないのでレンズ性能の高い部分を活かせる。



以前は撮像素子が小さいと画質や感度が。。。と言った心配がありましたが、大きな撮像素子でもピクセルピッチが小さくなると同様に感度や画質は厳しくなります。(ピクセルピッチのサイズはASI2400MC Pro(5.94um)>ASI071MC Pro(4.78um)>ASI294MC Pro(4.63um)>ASI385MC=ASI224MC(3.75um)>ASI183MC Pro(2.4um)となり1インチサイズのASI183MC Proが一番小さく、ASI385MCとASI224MCは全く一緒、ASI071MC ProとASI294MC Proもほぼ一緒、ASI2400MC Proが頭一つ出ている感じです)

1/2や1/3インチの撮像素子は防犯カメラや車載カメラの需要があるためかなり感度が高い設計になっています。(天体撮影向き)

EAAを1/2や1/3インチといった小さな撮像素子で楽しむ場合は前回検証したとおりカメラレンズとの相性が良さそうです。
(真ん中のレンズ性能が美味しい部分しか使いませんので選択肢も多そうです。)

どのサイズの撮像素子でもデジタルの場合は軸上色収差が少ないものと絞り開放の際解像度は必要になりますが、その点を意識すれば面白い組み合わせができそうですね。
(私は前回の検証で150から200mm位のレンズを狙っています。)






前回の記事で私が所有するZWO社のASI224MCで画角のシミュレーションをしてみました。

見たい対象は人により異なるので一概には言えませんが、撮像素子が小さい天体カメラや防犯カメラなどでお気軽にEAAを行う場合は100~300㎜程度の焦点距離が観望できる対象が多く、楽しむことができそうです。

この程度の焦点距離となると、望遠鏡より写真レンズの方が選択肢が多そうです。
Cマウントレンズでもマシンビジョン用や医療用などでこの焦点距離のものがあれば結構いけそうです。

撮像素子サイズを1/2~1/3程度に限定すれば、Cマウントレンズも使えますし、カメラレンズもアダプタを使用すればCマウントに変更できます。

ネットで調べて面白そうだったものを覚書として記載しておきます。


●Cマウントレンズ
aliexpressを徘徊したら面白そうなものが、、、

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3Mピクセルのカメラの解像度に対応した超望遠ズームです。
説明文を読むと広角から望遠までかなり歪みが抑えられています。(マシンビジョン用でしょうか)
中華物なので博打要素もありますが、スペック通りであれば結構楽しめそうな感じですね。
(なんと、IMX385を使用した防犯カメラもありました。日本より進んでる。。。)

この手の焦点距離の長い(Cマウントレンズとしては)レンズは、残念ながら国産品はほとんど廃盤になってしまっています。
(日本製だと現状コレでしょうかね。1/2サイズまでの対応というのが心配です。)
ヤフオクで探す場合、CCTVレンズなどの名称で気長に探せば程度の良い中古が出てくることがあります。
ポイントとしてはテレ端で100mm以上、撮像素子サイズ2/3に対応したものを選択しましょう。(1/2~1/3インチの撮像素子で使用する場合収差を抑えられます。まあ、このくらいの焦点距離のものは大体2/3インチ用です。)


●カメラレンズ
これは非常に選択肢が多いです。
ポイントになる部分は以下になります。

・可能な限りF値が低い明るいレンズ
・絞り開放から解像度の高いレンズ
・歪みなどはあまり気にしなくてよい(レンズの中心しか使わないため)
・Cマウントアダプタがあるマウント形式の選択(Canon、Nikon、Pentaxのみ)



カメラレンズの場合、天体撮影で一眼デジカメ(特にフルサイズ)を使用する場合には周辺画像の球面収差などが懸念されますが、1/2~1/3インチの撮像素子であれば、レンズの中心部分しか使用しないため周辺画像の収差には寛容になります。
むしろ、絞り開放でもシャープな画質が得られるもの(と色収差も少ないもの)が適しているといえます。


単焦点なら135~200㎜くらいのもので、絞り開放でもシャープなレンズなら楽しめそうです。(作例などはネットで山のようにあるので参考にしましょう。)
ズームなら70~200(150でも)くらいのものが良さそうです。

Cマウント変換アダプタがあるのが上記3社のマウントになるので、その中から選びましょう。

いろいろ調べてみると古いレンズでも結構楽しめそうなものがあります。
ヤフオクなどで廉価に購入できるものもありますので上記注意点を確認の上、お選びください。
(私はニコンの古いズームレンズを追加購入しようかなと考えています。)


●天体望遠鏡
この焦点距離の製品がなかなかありません。。。
(ε-130Dでも430mm。。。金額もメンテナンスもお気軽ではありません。。)
焦点距離の短いED屈折などで相性の良いレデューサなどを探すことになりそうですが、それでも焦点距離が長くなる傾向があります。(売りもので200㎜の焦点距離をうたっているのはBorgの55FL+レデューサセットくらいでしょうかね)

やはり、カメラレンズかCマウントレンズの方がお気軽で選択肢が多そうです。
(小口径の反射に補正レンズ組み込めば用途に合ったものが安くできそうですが、EAA特化の鏡筒は現状ないですね)


EAA(電視観望)自体がまだ創世記のような状態なので、気軽に使えるセット品などがまだ登場していません。
そのため、現状ではありものの組み合わせになりますが、天体写真とは大分異なる商品選定になりそうです。

上記はあくまで私の持論ですが、商品として未完成な領域なのでそれぞれのスタイルに合わせて楽しめそうですね。

私も気づいたことは記事に書き留めていこうと思います。


追記
天体望遠鏡でもEAAに良さそうなものを見つけました。
https://ja.aliexpress.com/item/4000756510682.html

Borgの36EDや55FLにレデューサつけてというのも有りですが、そのコンセプトがまんま製品化されています。
レデューサ付きで180mm、F4.5ってEAAのために出来たようなスペックです。

価格が後少し経ったらUS $465.65→US $372.52に。。。

しかし、また中国ですね。
私が興味持つ部分は常に中国で開発されます。
日本も本当に頑張ってほしいです。。。

更に追記
Kenkoからもこの焦点距離のが出てました。

MILTOL 200mm F4レンズ
https://www.kenko-tokina.co.jp/optics/miltol/miltollens/4961607419823.html
これは価格も手頃でコンパクトですね。
レンズはこの値段なのでアクロマートみたいですが、4枚玉のテレフォトタイプになっているので周辺像も良さそうです。

Sky Watcherからも少し焦点距離が長いですがこんなのがありますね。
Sky Watcher EVO GUIDE50ED
https://www.syumitto.jp/SHOP/SW2070060001.html

この価格でSPL53とは。。。(中国おそるべし)

望遠鏡で組むならこのあたりのサイズが手頃でいいですね。






当地に引っ越してからベランダでは観望・撮影ができないため、150m先にある私有地の広場まで移動して観望・撮影などを行っています。

広場まで行く道も狭く、傾斜もあるため引っ越してからはもっぱら機材を手軽に運べる眼視観望やEAA(電視観望)が中心になってきました。
そのため、カメラをASI224MCに変更し、ラズパイ4の弱いWIFIの補強のためルーター+反射板などを作りました。
広場までは直線距離だと50mほどなので上記の工夫でEAAを行う際は工夫して家からリモート操作できるようにしています。

いつも使用していたのは102mmのCマウントレンズ(F2)、この前のチェックではスカイエクスプローラーSE-AT100N鏡筒(450mm、F4.5)を使用しましたが、ASI224MCの形状では以前のASI120MC互換機(形はQHY5L2と同じ)で使用していた0.5倍レデューサが使用できません。

SE-AT100N鏡筒の焦点距離450mmだと拡大されすぎでちょっと使いづらかったので、ASI224MCを使用する場合どのくらいの画角が最も楽しめるかKStarsでシミュレーションしてみました。


0405.jpg

赤枠部分のアイコンをクリックして”FOV記号を編集”を選択します。


0406.jpg

上記画面で焦点距離、縦横のピクセル数、ピクセルサイズなどを入力すると画角を計算できます。


では代表的な天体の画角をシミュレーションしてみましょう。一番大きな枠が102mmCマウントレンズ、次が200mm、300mm、一番小さな枠がSE-AT100N鏡筒(450mm)です。


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M6(大型の散開星団)です。300mmでぎりぎりですね。


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M22です。(大型の球状星団)、やはり300mmでぎりぎり。


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アンドロメダ銀河(超大型の銀河)、102mmでも少しはみ出ます。


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二重星団(散開星団)、200mmでピッタリくらいです。


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蟹座のプレセペ星団(超大型の散開星団)、これは200でも少しはみ出ますね。


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オリオン座大星雲(大型のガス星雲)、200mmで本体がピッタリ、102mmだとランニングマンまで入りそうです。


0413.jpg

アレイ星雲(大型の惑星状星雲)、これは450mmがちょうどいい感じです。

今まで使っていた102mmは大型対空双眼とほぼ同じ画角(約3度)で設定していました。
この画角はリッチフィールドと呼ばれていて視界内に最も多く星を見ることができると言われていましたが、このようにシミュレーションしてみると少し対象が小さくなるようです。

ASI224MCの撮像素子サイズだと意外と150〜200mm位のほうが万能に使えそうです。

このようにシミュレーションしてみると結構発見がありますね。
EAAの観望システムどうしようかな。。


以前新しい環境のチェックを二度行ったが、二度目はあっという間に曇ってしまい、純正アダプタではあと一歩でフォーカスが出ないところで終了してしまいました。(時間にして30分もチェックできなかった。。。)

前回の履歴を調べたら二回目のチェックを行ったのが6月17日。。
ほぼ一ヶ月半曇りまたは雨でチェックができなかったことになります。

日課の空のチェックに外に出たところ、空全体に薄雲がかかっているが数個の星が確認できました。

月も丸いし、チェック環境としてはかなり厳しいのですが、次にいつ星が見えるか不明なので半ば強行的に三度目のチェックを行いました。

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久々すぎてセットアップに少し手間取りました。。(しかもルータの電源を入れ忘れるおまけ付き)


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かなり微妙な空です。ASI224MCの感度に期待します。


コメント 2020-08-04 220612

前回同様ルータの電源を入れ忘れたのでラズパイ4の僅かなWIFI電波を拾って作業しましたが、あまりにも誤動作が多く、カメラドライバの調子もおかしいので広場までルータの電源を入れに行き、AstRPiも再起動しました。


コメント 2020-08-04 221916

今回は変更したアダプタでフォーカスが出るかのチェックですね。
(あの悪天候でフォーカスがズレているにも関わらず星が確認できるとは。。)


コメント 2020-08-04 223635

無事フォーカスが出ることを確認し、Solverで位置解析、初回マウントモジュールの焦点距離が変更されていないというポカミスで解析エラーが出ましたが、正しい設定を選んだらあっという間に解析終了。(やはり新しいPlateSolving高速です。)

CCDCielも立ち上げEAA(電視観望)が出来ないか一時間半ほどいろいろな領域をチェックしながらながら待ちましたが残念ながらほとんど星は確認できませんでした。

まさに前回やり残したチェックをこなしただけでしたが、心残りでしたので良しとします。

しかし、晴れません。。。
早く満点の星空をみたいものです。。。。。
(夏の夜空が。。。。。)







前回新しい環境のチェックを行い、ルータの接続を除いて大体設定を進めることができました。

昨日晴れたので問題点になっていたルータの設定、使いやすくするための工作、以前準備した100N鏡筒にASI224MCをつけて再挑戦してみました。

新しく追加したのは下の写真のものです。

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アストロショップダ○ソー(笑)で桐のまな板を購入し反射板を作成しました。

ルータが増えたこともあり、前回こんな状態だったので対策です。


IMG_3454.jpg

大分スッキリ収まるようになりました。


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セットアップするとこんな感じです。
反射板の裏には同じくダ○ソーで購入したキッチン用のボード(穴に差し込んで棚を作れるもの)ワンセットが取り付けてありますので、ラズパイや電源タップを上に乗せて空間を有効活用します。
(棚の下にはバッテリーがあります。)


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組み上がるとこんな感じです。


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懸案だったルーターは無事つながったのですが、ここでまた問題が。。。。。

ASI224MC付属の31.7mmアダプタではあと一息のところでピントがでません。。。。。

純正のアダプタは約1mmほど取り付け部分に出っ張りがあります。
この出っ張り分撮像素子が遠くなり、本当にあと一息ピントがでません。。。。

一応この状態でもSolverなどは使えますが、なんとも微妙な画像ですので後日対策します。

すんなりとはいきませんね。。。





MacBook Proの故障を機に一気に新遠隔リモートEAA環境を構築しました。

ようやく夜晴れたので実践でのテストです。

変更箇所も多いのですが、可能な限りチェックしていきたいと思います。

●使用した機材
・マウント:スカイエクスプローラーSE-AT100N架台(変更なし)
・レンズ:CmauntZoomレンズ(変更なし、17~102mmの焦点距離、102mmで使用)
・WIFIルーター:TP-Link Archer C6(新規追加)
・自作モーターフォーカサー(Moonlite互換、変更なし)
・天体カメラZWO Asi224MC(新規追加)
・天体制御環境:RaspberryPi4+AstRPi(遠隔リモートでは初のチェック、ルーターに有線接続)
・リモート操作:BMAX X14(新規追加、Windowsノート)
・無線子機:TP-Link T9UH(遠隔リモート用として以前購入)
・バッテリー:suaoki ポータブル電源 S601(変更なし)

●今回のテスト項目
・新規ルータを使用した遠隔リモートの動作確認
・ルータ追加によるバッテリー使用時間の変化
・RaspberryPi4+AstRPiの動作確認
・リモート操作用BMAX X14のバッテリー持続時間(バッテリーのみで使用できるか)
・AstRPiのチューンアップ要素の確認(メモリ使用量の削減、新Solverの動作確認)
・ZWO Asi224MCのドライバ調整(最適化)

セットアップしているときに気づいたのですが、懸案要素が一つ出てきました。
以前使用していたAsi120MC互換機を接続していたときに架台に取り付けてカメラの水平出しをしていたのですが、Asi224MCに変更すると約90度ほど傾きます。

同じマウントのはずなので取り付ければ水平が出ると思っていましたが、傾くということはよりねじ込まれるか、以前のカメラよりねじ込めないかのいずれかです。

と、いうことはフォーカス位置が変わってくる可能性があります。
無限遠でピントが出るかも心配な要素です。


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ルータが増えましたがなんとか運搬できそうです。(相変わらず雑・・・)


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やはりルータが増えた分若干接続に時間がかかりましたが設置完了、あとは家から遠隔リモートです。


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ここでいきなり問題が出ました。
WIFI子機を接続したWindowsノートからルータに接続がうまくいきません。(おそらくWindowsのセキュリティ設定に引っかかっている可能性があります)
反射板の効果か、なんとラズパイ4のWIFIがギリギリ拾えますので今回はこちらで接続します。
今晩はやることが多数あるのでルータ、Windowsノートのネットワーク設定は宿題にします。
(トラックパッドも誤動作が出まくりなので、トラックボールを接続しました。遠征のときはどうしよう。。。)


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心配事項が的中、カメラのフォーカスがかなりズレています。
Ekosのオートフォーカスでは処理しきれないようなので、遠隔から手動で地道にフォーカスを追い込みます。(地味に時間がかかりました。。。)

ラズパイ4+AstRPiは大きな問題は出ませんでした。
新しく追加されたSolverエンジンもチェックしました、非常に高速です。
体感ですが、今までの半分くらい(2~4秒)で解析が終了します。

カメラのドライバなどは操作しながら追い込みます。


コメント 2020-06-08 225517

今回操作のためにAstRPiの設定を大画面用に調整しましたので動作がスムースです。
ほとんどの処理をメモリで実行する設定にしましたが、KStars、CCDCielを両方立ち上げて操作してもメモリが1GBを超えることはありませんでした。

途中から雲に見舞われ、晴れた部分を探しながらのチェックになりました。風呂にも入ったりなどで中断しながら立ち上げっぱなしで約4時間ほど操作しましたが、残念ながらWindowsノートのバッテリーは3時間ほどで空に(遠征の操作用は無理かな。。)、
ルータが追加されて心配されたポータブルバッテリーは全く減っていません。(表示本当に大丈夫?)
中断しまくりでしたが一通りのチェックを終え、久々のリモート観望を終了しました。

●本日チェック部分のまとめ
・新しいSolver非常に高速です。(エラーも少ない)
・WIFI関連、Windowsノートの設定に多数問題あり(セキュリティ、トラックパッドなど)
・ポータブルバッテリーはルータが追加されても問題なし、Windowsノートはバッテリーのみの運用は厳しそう
・Asi224MCは感度・画質とも良好(特性がピーキーなので観望用、解析用の調整が必要)
・ラズパイ4、AstRPiは大きな問題なし、このくらいのファイルサイズであれば、全てメモリで操作しても1GB以内で収まる。


遠隔リモートを快適にするための環境構築でしたが、遠隔リモートの要となる電波(WiFi)、操作部分(Windowsノートのトラックパッド設定など)宿題が残ってしまいました。。(一筋縄ではいかないですね)

この部分は今後追い込んでいきたいと思います。
収穫としてはより高速になったSolver、224MCが予想以上に良いパフォーマンスだったことでしょうか。

夏前には諸々快適になるようにしたいですね。






ここのところ天気が良かったのでEAAや赤道儀などでの観望・撮影の準備を行いました。

Cマウントレンズの画角(102mm、対空双眼程度(3度))に飽きてきたので、付属していた鏡筒に0.5倍レデューサをつけて225mm、電子ファインダー用の35mmレンズを装着したカメラと合わせ手持ち双眼鏡程度の画角と1.5度程度の画角を両方観望してしまおうという考えです。

週末楽しめればとセットアップしましたが、スズメバチの襲来(さすがに怖かった。。)やら強風やらに邪魔をされ、ベランダに出しっぱなしにしながらできるときにチョコチョコと調整。

IMG_3417.jpg

なんとか一通り準備したのですがお約束のように晴れていた天候がドン曇り。。。
夜になっても雲が切れません。

ようやく暖かくなってきたのに準備すると曇りますね。。。。

赤道儀、一眼デジカメの方はディストリビューション配布時に一通りチェックしてあるのでであとは好天を待つのみです。(いつになるやら。。)

月は出ていますが、貴重な晴天の夜なのでいつものセット(ZWO120MC、Cマウント102mmズーム(F2)、自作電動フォーカサ、スカイエクスプローラーSE-AT100N架台)に戻しEAA観望をしました。

IMG_3273.jpg
(手抜き写真で汚くて申し訳ありません。。。)

お手軽セットとはいえ、架台電源ケーブル、カメラのUSBケーブル、電動フォーカサーのUSBケーブル、架台につなぐ自作シリアルUSBケーブルの計4本のケーブルを接続しますのでスマートさには欠けますね。。
(持ち運びのキャリーケースの中にSBCとバッテリー、WIFIの反射板を入れてあります。)
配線が終われば、バッテリーを入れ、部屋に戻ってPCからリモート制御。
(SE-AT100N架台のINDIドライバは若干バグもあるのですが、回避できるので問題なく使用できます。)

ありがたいことにライブスタッキングで使用しているCCDCielにJPEGの保存オプションが付いたのでますます快適に観望ができています。
(似たような記事が多数ブログにありますので操作環境の写真は割愛します。)

観望をしながらこの記事のことを思い出していました。。。

小学生の頃の天体趣味を中断して再開してから早13年。。。(中断期間は23年(笑))、気がつけば大分この趣味を継続しています。

再開してからつくづく感じたのは時代の変化(空の悪化、テクノロジーの進化)と天体機器の変化(と変化していない部分)、そして天体を趣味にする方々の変化(子供世代が少ない)です。

再開当初光害地域に住んでいて星座すら見えない環境で天体導入がままならなかったことから力技と執念(笑)でPCと接続する導入支援機器(DaveEK氏のDSC)を制作し、架台にエンコーダをつけたところからスタートし、なずな工作室さんが考案したDSCArduinoを使用したDSCと複数台制作、エンコーダをつけられない架台には可動式の目盛りを自作して取り付けるなど、持っている架台で自動導入機構が無いものには何かしらの導入支援装置をつけて観望していました。
(自作記事などはこちらにまとめています。)

一通り導入支援や自動導入環境が整ってから、子供の頃にはできなかった惑星撮影や天体写真なども行いましたが、快適な観望環境を作るのになんてお金と労力がかかる趣味なんだろう。。と感じていました。

しかし、ここ数年でお隣の国が開発した機器で面白いものが多数出てきました。
廉価な自動導入経緯台(エンコーダ付き)、カメラ、GPSを内蔵してアライメントを自動化できる架台、廉価な天体カメラなど今の時代に合わせたような製品がようやく出てきた感じです。

私自身も日常的に使用しているシングルボードコンピュータでも自動導入、スケジュール撮影、オートガイド、PlateSolverなどが実用的に使用できています。

これらをうまく組み合わせて廉価で様々な要求に応える汎用機を構築できないかな。。と考えています。


草案はこんな感じです。

・スマホのバッテリーですべて動作可能→架台やデジカメは昇圧回路などを自作
・SBCを活用(手軽な観望、撮影から導入支援、オートガイド撮影まで網羅、しかしGPSやRTCの組み込みが必要)
・廉価なエンコーダ付の架台を活用(SBCやスマホと連動した正確な自動導入、手動操作でも位置解析が可能)
・撮影には一眼デジカメを使用(SBC、スマホからリモート制御、一眼デジカメの画像処理エンジンを有効活用)
・オートガイド、PlateSolverでの天体位置解析に兼用できる電子ファインダー(天体カメラ+35mm)


SBCやスマホにいくつかのアプリをインストールしておき、使用用途によって使い分ける運用になります。(ホントはスマートに一つの制御環境でできるといいのですが。。。)

●お手軽観望したい人はSkySafariを使用してWIFI接続で架台をリモート操作、手動でも星図とマッチングして導入支援可能
●星景写真やインターバル撮影などを行いたい人はスマホアプリのqDslrDashboardを使用してWIFIで無線操作
●直焦点写真を行いたい方は架台を赤道儀モードにしてKStars・Ekosからフルリモート制御のオートガイド撮影
●位置解析やオートガイドは電子ファインダーをEkosで使用(架台とも連携)
●惑星撮影は電子ファインダーを望遠鏡につなぎ直して撮影
●SBCに保存されたデータはPCと簡単にファイル共有
●SBCのリモートデスクトップ制御


・一眼デジカメの候補はCanonのKissシリーズ
・架台の候補はSkyWatcherのAZ-GTi(ウェッジ使えば赤道儀としても使用できる。
・眼視観望だけならSkySafariで無線制御

架台部分だけが候補の機材を私が所有していないので、確認取れていないのですが(写真のSE-AT100N架台でも可能です。)、実はもう私のSBCですべて実装できているんですよ。(INDI環境フルセット(日本語化済み)、単独で一眼デジカメのスマホのリモート制御サーバになるqDslrDashboardサーバの実装、SkySafariと架台をSBCをハブにしてWIFI接続できるser2netサーバ、ほかにも多数。。
一番の難関はSBCにはRTCがついていないので、時計機能が屋外では使用できないことです。
これを回避するにはRTCをGPIOを利用して組み込むか、GPSモジュールを組み込む必要があります。
(私はGPSモジュールを組み込んでありますので、ドライバの設定などは完了しています。)

上記のように、自分自身が観望や星景もやるのでそれに便利な環境も作ってあります。
Solverの使用を電子ファインダー程度の焦点距離に絞ればインデックスファイルも軽くなりますので、動作確認済み、日本語化済みのディストリビューションとして配布もできます。
このブログでそれぞれの使い方を紹介すれば天体環境構築初心者の方でも便利に使えるかな。。と考えていました。
(INDI部分がややこしいですが、設定してあれば大分敷居が下がるはずです。)

上記用途くらいであれば、電力消費量の少ないラズパイ3や3プラスでもストレスなく実現できます。(実証済み)
(ラズパイ4でも環境できていますが、電力消費が多くなったのでスマホバッテリーで対応しているものがまだ探せていません。)

理想を言えば、使用用途に合わせて操作を選べるフロントエンドがあると最高ですがこれは無理。。
(いろいろ模索したのですが、この部分はプログラム組めないと無理ですね)

興味ある方いますか?






今年に入って初めての快晴、いつもは夜に雲が出ますが(笑)本日は晴れています。

と、いうわけで前回消化不良で終わった一眼デジカメを用いたEAA(電視観望)に再挑戦しました。
いつもの広場設置して、前回の設定でSolverを試みますが、なかなか成功しません。

そうするうちに、画面の星が見えなくなっています。。。
部屋から出て空を確認すると快晴。
???しょうがないので機材を設置した広場まで行くと。。。

0292.jpg

凍ってます。。

レンズ前面のフィルターにも盛大に霜が降りています。。(こりゃ見えないわ)
150メートル離れた部屋に持ち帰り、フィルターの霜を取り除き再度設置。

やはりSolverが成功しません。

本腰を入れて設定を確認していきます。

しかし、5分もしないうちにまたフィルターに霜
(今晩はこの霜との戦いになりました。。)

5分毎に150m先の広場を往復しながら(なんのためのリモートでしょう。。)Solver不調の原因を探っていきます。
数往復した後、原因がわかりました。

前回同様デジカメの設定はJpeg・Smallにしたのですが、ドライバのコントロールパネルにデジカメのピクセル数の設定箇所が2箇所(以前は一つimage Settingタブとあと一つは失念)、Ekosのキャプチャモジュールにも1箇所(中段左)あり、ドライバの設定を保存してもEkos側が切り替わらずこの3箇所のピクセル設定を手動で入力して合わせる必要がありました。

ピクセルサイズをCMOSのデフォルトサイズ(5184☓3456)でも確認しました。
諸々設定を調整する中で、一眼デジカメに適した設定が見えてきました。

EkosではAstrometry.netとASTAPがローカルSolverとして使用できますが、この両者でも設定が異なります。

以下に記載します。

●一眼デジカメでのローカルAstrometry.netの設定
(コントロールパネルの設定はその都度必ず保存してください。)

・ファイル形式はJpeg、Nomalに(ノーマルであれば最大のピクセル数でも影響なし)
・コントロールパネル2箇所、Ekosのキャプチャモジュールのピクセル数設定箇所のピクセルサイズを全て揃える
・Ekosキャプチャモジュールの画像変換形式はFitsよりネイティブのほうが若干速い
・Ekosアライメントモジュールのオプションボタン→Solver Optionタブをクリック→DownSampleの数字をSmallJpegの場合は2、最大サイズの場合は4に設定する。(下図赤枠部分)


0293.jpg

上記のように設定を整えれば、転送1秒程度→解析3〜4秒で一眼デジカメでもSolverが完了します。
最大のピクセルサイズであってもJpegノーマルの設定であれば転送は約1秒で済みますので快適です。
解析時に非常に重要になる要素はダウンサンプルです。
画面サイズが最大のときには4、SmallJpegなどピクセルサイズが少ないときには2〜4に設定することでアライメントモジュールの解析のみ画像を自動的にリサイズして計算します。

一眼デジカメは高速な画像処理エンジンがあり、バッファメモリを利用できます。転送はUSB2なので遅いですが、画像処理エンジンとバッファを利用できるJpegファイルで処理を行うことで転送が高速になります。
(天体カメラの場合は転送を高速にするためにはビニングが非常に有効だと考えられます。)
ローカルAstrometry.netを用いたアライメントモジュールの解析にはダウンサンプルを用いてピクセルサイズを減らすことがポイントです。

デジカメの最大ピクセルの場合はダウンサンプルを4、SmallJpegなどでピクセルサイズが少ないときでもダウンサンプルを2〜4に設定することで、事前にリサイズしてから計算しますので処理速度が向上します。
それでも解析に時間がかかってうまくいかない場合は上図の青枠部分をクリックして座標を合わせてみましょう。これでうまくいくはずです。

(天体カメラは画像処理エンジンが無いので、ビニングとダウンサンプル両方を設定しましょう。)


●一眼デジカメでのASTAPSolverの設定
(コントロールパネルの設定はその都度必ず保存してください。)

・コントロールパネルで縦1000ピクセル以上のサイズ(1500〜2000程度が成功率が高い)に画像を設定
・ファイル形式はJpegに(ノーマルが転送速度の観点からおすすめ)
・Ekosアライメントモジュール→オプションボタン→ASTAPタブ→ダウンサンプルは画像のサイズが縦1000ピクセル以上になる範囲で設定(0〜2)


ASTAPを用いたSolverはローカルAstrometry.netと設定がかなり異なります。
ローカルAstrometry.netは画像サイズを小さくするほど解析が速くなりますが、ASTAPは縦方向で1000ピクセルほど確保しないとエラーになります。
ローカルAstrometry.netと比較しても処理する画像の質がシビアに求められます。(ノイズが多かったり、フォーカスが外れすぎているとエラーが出ます。)

よって、一眼デジカメの場合はピクセルサイズは最大、Jpegノーマルにしてダウンサンプルを無しか、2にして運用するのが安定するようです。

上記のように設定すれば、シングルボードコンピュータ(私の場合はNanoPi-M4)のみを使用してSolverを行っても、画像の転送を含めても6〜8秒以内に解析が終了します。

レンズフィルターに霜が降りるので上記解析に大分時間を取られてしまいましたが、なんとかASTAPのライブスタッキングまで試すことができました。


0294.jpg

しかし、ASTAPはSolver同様画像のクオリティに非常にシビアです。
撮影画像の内数枚しかスタックしてくれません。(カメラレンズのモーターフォーカスがドライバから制御できなかったのも原因)
Solverの設定に手こずったため、フルピクセル・Jpegノーマルの設定のままでしたので、画像サイズが大きくスタッキング処理に非常に時間がかかりました。(その割にはスタッキング枚数が少ないしょぼい絵に。。。)

一眼デジカメを使用したEAAは労力の割には得られる効果は低く感じました。
(Jpegスモールで運用すれば違うかもしれませんが)

結論
・一眼デジカメのSolverにはJpeg形式、ダウンサンプルを忘れずに
・ピクセル数の設定をしっかり確認、設定、保存まですること(箇所がコントロールパネルで2箇所、Ekosキャプチャモジュールに1箇所)
・ASTAPはSolver、ライブスタッキング共画像クオリティが必要
・氷点下環境でEAAを行う場合は機材の霜対策が必要
・INDIドライバはバージョンが上がるたびに設定項目が増え、その都度設定を保存しないとエラーが出る可能性が高い。重複項目もあるため、使用するには事前確認が重要。
・氷点下環境でリモートでの動作確認は著しく効率が悪い(霜との戦い)



以上です。。


以前の記事に記載しましたが、現在の我が家は私有地内に広場があり、視界も開けているため観望や撮影などはその広場まで機材を運んでいました。

直線距離で50m、通路を通れば150mほどでWIFIの電波がギリギリ届くか届かないかといったところです。
なんとか室内で操作できないものかと試してみましたが、電波が弱く快適とは言いづらい状況でした。

そこで若干工夫をしました。
ラズパイ4やNanoPiM4などシングルボードコンピュータを刷新したのでテストも兼ねて再挑戦です。

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風防をWIFIのリフレクタにしてシングルボードコンピュータの後ろに設置し、運搬時に使用したキャリーボックスの中にSBCとともに収めます。

0251.jpg

その後はこの記事のように機材をキャリーボックスの上に乗せ設置完了、室内に戻ります。

購入した子機を室内のPCに接続し、SBCのWIFIと接続。
当初は受信側もリフレクタで受けて受信感度を向上させていましたが、設置がシビアなため受信側は外付けの感度がいい子機を購入しました。

更に遠距離から接続するなら下記のような機材もありますが、本来の性能を発揮するには2台購入する必要があります。

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結果としては前回受信感度が2〜3だったところが常時4(5段階)に向上しました。
私はリモートドライバで使用せず、SBCをVNCやRDPでリモートするのでこのくらい感度が上がれば快適に操作できます。(リモートドライバで使用するとWIFIでは画像のダウンロードが遅すぎて快適性が薄れます。)

私の購入した子機はビームフォーミングという機能をもっており、接続した機器側に電波を強く送受信できます。
今回は窓際から離れたデスクトップPCで作業しましたが、ノートブックやminiPCに接続してアンテナを窓際まで持っていけば更に受信感度が上がりそうです。

WIFIの電波は超短波なので、アルミなど金属のリフレクタを使用すると特定方向の電波強度を高くすることができます。

若干心配でしたが、リフレクタと子機の組み合わせでもなんとかなりそうです。


0248.jpg

Solverも快適に機能、SBCでも数秒で解析が完了します。(機材はコンパクトですが、Cmosサイズが1/3インチのため、35mm換算で700mm程度の視野になります。)


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M42


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M44(深夜なので春の対象まで)


EAAなので、大した画像ではないので掲載しませんでしたが、上記以外にも2〜30対象を観望しました。
Ekosで自動導入、オートフォーカス、Solverを室内から操作できるのは快適です。
スタッキングや画像鑑賞にはCCDCielを使用しています。
(INDIドライバは複数のソフトでドライバを共有できますのでこのようなことができます。)


冬はこの観望スタイルがメインかな。(すでに外は氷点下ですし。。。。)






台風前でしたが、奇跡的に快晴。

帰りが遅かったため、赤道儀までは出しませんでしたがいくつかチェックしたいことがあったのでお手軽なEAAで試してみました。

と、いうのも環境を構築してからも若干不安定だったNanoPi−M4がアップデートによって不具合があった部分が解消したように思える状態になったからです。

今までインストールしても起動しなかったASTAPが動作するようになり、動作が不安定だったステラリウムも若干重いながらも問題なく動作するようになりました。

テストしていたときにあった若干の不具合(Ekosと星図ウインドウが別の仮想ウィンドウに表示できない)も設定を見直すことで無事解消しました。(この辺は別記事に記載します。)


0233.jpg

時間も限られていたので移動するボックスに収める際に接続した状態で移動しました。
(見苦しい写真で申し訳ありません。。)


0232.jpg

設置場所の広場に到着、ボックスの蓋を三脚として利用して設置します。


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このキャリーワゴンは蓋をすると座れるくらいの強度があるため、このようなお気軽観望にはぴったりです。


設置したので家に戻ります。
家を出る前、朝にチェックしたときにWIFIの電波が部屋からギリギリ(5段階中2〜3)入る状態だったので、広場に設置した機材をリモート操作で室内から観望できるかを確認するのが今日の課題です。


0228.png

なんとか接続できました。しかしシステムの時計が狂っています。(日時もおかしい。)
内蔵したGPSから自動的に取得するように設定してあるのになぜ?

調べてみると以前調整したときに日時を手動設定にしたままでした。
自動取得するよう再度設定し直したところ無事GPSから情報を拾いました。


0229.png

スカイエクスプローラーSE-AT架台はハンドルコントローラなしで直接自作のシリアル→USBケーブルに接続しているため、ハンドルコントローラのように架台が正確に動く初期情報(ホームポジション、日時、緯度・経度)を持っていません。
そのため、私はいつもシステムとKSTarsの日時情報を確認してから接続しています。(ここが狂っていると架台がとんでもない方向に動く可能性があるため)
その後、マウントドライバでGPSの情報を取得しているかを確認してから操作します。

ハンドルコントローラ有りの架台は先にアライメントを行うのでおかしな挙動はおきませんが、ハンドコントローラー無しの場合はこの状態ではアライメント情報がありません。

そのため、最初はEkosのマウントコントローラーを操作して星図の動きと架台の動きがある程度マッチングしているか確認します。

大丈夫そうならプレビューを行い、星が見えるか確認して問題なければEkosのアライメントウインドウでSolver→Syncを行い、アライメント情報を記録します。

この動作を数回行えばアライメントが取れるのでその後に自動導入を行います。
(ここまで用心深くならなくても良いかもしれませんが、過去に何度かトラブルがあったので。。)


0230.png

二重星団を導入してみました。
若干上にずれていますね。。


0231.png

やはり電波が弱いのでVNCの表示が荒くなったり、接続が何度か切れてしまうことがありましたが、なんとか操作はできました。


冬場に備えて移動〜設置のみ外で作業して、後は家から観望という環境を実現したかったので今回実験しましたが、ぎりぎりで操作ができるといった感じでした。(あまり快適ではありません)

送信電波を強くしてしまえばなんとかなるかもしれませんが、私有地内とはいえ(広場はマンション敷地内です。)あまり電波を強くするのは周囲への悪影響などが出る心配もあり、憚られます。

電波の悪影響を排除しつつ、更に受信感度を高めるローテクなアイデア(本体には手を加えない)を思いついたので、本日アマゾンで部品を購入しました。

冬の観望はこの計画がうまくいくかにかかっている(なんてものぐさ。。笑)ので寒くならないうちにチェックして実稼働に移行できればと考えています。

チェックをしたことで確認できましたが、私が天体用にインストールしたソフトはすべてNanoPi-M4で使用できるようになりました。(アップデートのおかげ?)
ラズパイと比較すると、ディストリビューションがないため、自身で環境構築を行う手間がありますが、処理能力などは日本でまだ発売されていないラズパイ4より上です。

ラズパイ4も購入予定なので、使い比べて快適な方をメイン環境にしようと思います。





本日は快晴で観望日和です。
いつもは焦点距離102mmF2のCマウントレンズでEAAを行っていますが、今回はこのマウントについてきた口径100mmのニュートン反射鏡でEAAを行ってみようと思います。
口径100mmF4.5なので、そのまま使用するとASI120MCでは画角が狭くなりすぎますので、0.5倍のレデューサをつけて225mmにしました。

フォーカサーには自作のモータフォーカサーを取り付けてありますので、そのテストも兼ねて観望します。




100-1.jpg

(散らかっていて見苦しくて申し訳ありません。。。)
計算上の画角が上下が1度くらいになりますので、102mmF2のCマウントレンズの倍以上の拡大率になります。

反射望遠鏡の場合、高度角によってカメラが傾いてしまうためSolverが機能するか心配でしたが問題ありませんでした。(撮影時の傾きが星図に反映されます。)

自作のモータフォーカサーも問題ありません。快適にピント合わせできました。




100-2.jpg

上の画面はM48ですが、ちょうど画面いっぱいくらいになります。

操作していて気づきましたが、Ekosのライブビューでは露出の上限が10秒になるようです。私はEAAを行うときはライブビューを2x2ビニングして明るさを稼いでいます。(Ekosのライブビューでビニング設定を反映するには一度プレビューで試し撮りする必要があります。)




100-3.jpg

10秒の露出では馬頭星雲が見えてきませんでしたので、CCDCielを立ち上げ15秒露出にしてスタッキングをしてみました。




100-4.jpg

CCDCielはムービーベースのEkosのライブビューと異なり、静止画ループを動画として扱うため、10秒以上の長時間露出にも対応します。
2x2ビニングしてスタッキングで8枚重ねて見ましたが、コマ収差が見えてきてしまいました。。
このくらいの長時間露出にすると色ノイズもかなり目立ちます。

やはり、ここまで暗い対象になるとEAAでもレンズやカメラの性能をあげないとだめかもしれません。
しかし、廉価な鏡筒の割には結構善戦したのではないかと思いました。

カメラはASI385MCあたりを使用したらどのくらい写るでしょうか、興味があります。(物欲が。。。。)




KStarsのバージョンが3.00になり、室内テストで問題がなさそうだったので、実使用に向け諸々の設定や動作確認のため、ベランダにEAAの機材を出して試してみました。


081-1.jpg

操作の手順などはこの記事この記事で記載したものと同様です。

前回の記事ではドライバチェックが主だったので今回は実使用での設定まで行います。(設定に関してはこちらの一連の記事をご確認ください。

ドライバの初期設定を済ませ操作を行おうとしたのですが、薄雲が多くなかなかはかどりませんでした。



081-2.jpg

ローカルでのSolverも快適な速度で行えます。(RaspberryPi3でも遅くありませんが体感的に倍くらい早いです。)




081-3.jpg

以前は使用できなかったASI120MCも問題なく動作します。(薄雲が多く色が。。)




081-4.jpg


別ウィンドウでCCDCielも立ち上げライブスタッキングも確認しました。
こちらも問題ありません。(やはり薄雲で長時間露光はかけられませんでした。。)

すでにGPSを取り付けてありますので、今回設定をつめたことでRaspberryPi3の置き換えで外に持ち出して使用することも可能になったと思います。


今回のバージョンアップでEkosのフォーカスタブでライブビューを操作できるようになりましたので、オートフォーカスではなく、ライブビューを見ながらモータフォーカサーでフォーカス確認をするという他のアプリでよく使う操作が行いやすくなりました。
諸々動作を試しましたが、総じてRaspberryPi3の倍くらいの速さに感じます。(RaspberryPi3でも遅いとは感じませんが、更に快適になりました。)

Ekosにライブスタッキングが搭載されればもっと便利になりそうですね。
(一番欲しいのはASiairのようなスマホ&タブレットのフロントエンドアプリですが、そこまでは無理かな。。)



RaspberryPi3の後継の検討機器として導入したNanoPi-M4ですが、ZWO社のASI120MCがクラッシュしてしまい、ドライバのバージョンアップでようやく使えるようになったのでテストも兼ねてEAAを行いました。

RaspberryPi3もそうですが、ARM系のウブンツは機器そのもののドライバ(グラフィック、Wifiなど)が不足、もしくは設定が必要なものが多くインテル系のチップセットより苦労することが多いです。

RaspberryPi3は出た当初に購入しましたが、Wifi親機にするのに手こずりました。

今回のNanoPi-M4はVNCやグラフィック周りの不具合が多く、メーカーから提供されるOSも18.04とバージョンが新しくINDIのARM64系のドライバの不具合もあり、購入後使用できませんでした。

ドライバのアップデートにより、私の環境での不具合がほぼ解消されたのでテストも兼ねてのEAAになります。



077-1.jpg

EAAは天体写真のように本格的な機器を使用しなくても楽しめるのですが、天体カメラ、フォーカサー、マウントと最低でも3つの機器を接続しますので観望環境構築はけっこうPCにとって荷が重いものになります。

出先で使用するとなると、さらにGPSや、リモートコントロール用のタブレットなども必要になりますので、大きな赤道儀と重いバッテリーを使用する物理的に大掛かりな天体写真環境とは別の意味で大掛かり(機器の数や設定など)な環境構築になります。



077-2.jpg

今回は部屋のPCからVNCでリモートしています。GPSに関してはRaspberryPi3同様GPIOがありますので、内部に組み込みました。
無事すべての機器が立ち上がり、時刻、緯度経度も自動的に取得されました。



077-3.jpg

マウントを動かし、試し撮りをしたところカラー設定のままでした。
FITファイルのカラー画像はへんてこりんな色になるため、私は通常プレビューに関してはモノクロで行っています。



077-4.jpg

設定を変更してSolverをしてみました。
少し時間がかかりましたが、無事終了しました。
この後気づきましたが、オンラインでSolverになっていました。

オフラインにしたところそれほど時間がかからず解析が終了しました。



077-5.jpg

これでアライメントも取れましたので、M36を導入してみます。



077-6.jpg

ライブビューはカラーにしたのですが、緑っぽいですね、位置もまだずれているようです。



077-7.jpg

色をコントロールパネルで手動調整します。



077-8.jpg

さっきよりは大分ましになりましたので、まずこれでドライバ設定を保存します。



077-9.jpg

そしてもう一度Solverを実行します。
今回はマウントをトラッキング状態にして位置合わせも同時に行います。



077-10.jpg

ほぼ真ん中に来ました。
次期バージョンでEkosのライブビデオでもライブスタッキングが可能になるようですが、現状ではできません。

CCDCielを立ち上げてライブスタッキングしてみましょう。



077-11.jpg

ドライバを読み込みライブスタッキングします。
INDIドライバの特長はこのように複数のアプリでドライバを共有できることです。

今回はINDI環境に関しては問題なく動作してくれました。
しかしやはりVNCサーバとして使用しているX11VNCサーバが不安定で落ちまくります。

そのためNoMachineを導入しました。
UbuntuなどのLinux環境でも非常に簡単に導入でき、安定しているためおすすめです。(VNCとの共存もできます。)



このような複雑な操作がNanoPi-M4だけで処理されているわけです。

明らかにRaspberryPi3より動作も軽いですね。

RaspberryPi3も出た当初は不具合だらけでしたので、時間とともに改善されていくと思います。(使用者の数にもよりますね、RaspberryPi3は使用者が多く、開発者がディストリビューションまで販売しているので他のARM環境とは比較にならない使用者がいます。RaspberryPi以外で安定した環境を望むのであれば、インテルのチップセットを使用したNUCが一番無難です。)


ライブスタッキングまで含めて、早くEkosだけで完結できる環境が完成してほしいです。




昨年超光害地から実家の地方都市に戻り、マンション住まいから一戸建てに住居が変わりました。
星見としては良くなるかと期待したのですが、商業区域、全面が道路に囲まれた環境で、ベランダも簡易的なものになってしまい自宅付近では赤道儀をひろげて撮影が困難になってしまいました。(空の状態も商業区域だけにあまり良くありません)

地方に来たのに遠征しないと満足に星が見れなくなってしまいました。

その上、赤道儀など大型の機器も以前のようにベランダで気軽に設置できなくなり、大型の対空双眼鏡をもって空の状態が良い公園の駐車場まで遠征して観望していました。

自宅から気軽に見る環境を作りたいと思い、あれこれ考える中、EAA(電視観望)の記事を見つけました。

数年前に双眼鏡の架台にと、ケンコーのスカイエクスプローラーSE-AT100をジャンク品として廉価に購入したまま放置していたことを思い出し、この架台部分を使用してEAA環境を作ってしまおうと考えました。

不足している要素は自作し、EAA(電視観望)で実績のあるSharpCapで観望しようとWindows環境を構築したのですが、スカイエクスプローラーSE-AT100架台のダイレクトドライバを使用するとPOTHHubでエラーを起こしてしまい、満足に使用できませんでした。(星図ソフトと連携ができない、PlateSolverが遅い、エラーが出て解析が満足にできない、フォーカス移動中にフリーズなど)

そこで、昨年までベランダで使用するために構築したRaspberryPi3のINDI環境を部屋のMacからリモートで操作し、星図ソフトと連携、PlateSolver、フォーカス制御などを行ってみたところあっさりと実現できたため、こちらで環境を構築しました。

当初ライブスタッキングができないと思っていましが、調べたところ CCDCiel というアプリで機能を持っていることがわかり、試したところこちらも問題なくスタッキングが実現できました。

これを期に天体環境を全てMac、RaspberryPi3に切り替えました。
操作に癖がありますが、やりたいことができています。

かなりマイナーな環境なのですが、対応する機器も多く早いピッチで環境が整ってきていましたので紹介できればと思いブログを立ち上げました。
こちらの記事にEAAの操作を記載しましています。

私は大型の対空双眼鏡の視野とほぼ同じになるように機器を構築しました。(約3度の視野です。)
自宅付近の空も三等星が見えるか? といったかんじですが、遠征して対空双眼鏡でみる星空くらいの情報量で星を見ることができます。(しかも色付き)

環境構築が面倒ですが、機材をお持ちの方は天体カメラの感度が良ければ都市部でも意外と楽しめますので挑戦してみてはいかがでしょうか。



INDI、Ekosについて一通りの設定、基本説明は終わりましたので実際に使ってみましょう。

この記事で紹介した機器を使用してEAA(電視観望)を行ってみます。




067.jpg

まずは機器を接続したらコントロールパネル設定を念の為確認して問題なければ、マウントモジュールを開き、マウントコントローラーを表示します。




068.jpg

私のマウントはハンドコントローラー無しで直接コンピュータとダイレクトケーブルで接続していますので、最初はマウントコントローラーで適当な位置に移動します。




069.jpg

キャプチャモジュールに移りプレビューして空の様子を確認




070.jpg

雲があまりなければ、アライメントモジュールに移り、Capture & Solve を実行します。Solver Action は Sync にします。
自動撮影後程なくして解析が終了し、その場所とSyncします。




071.jpg

撮影画像の枠がKStarsに表示されます。(驚くことにほとんどズレがありませんでしたね。)
これで、望遠鏡のワンスターアライメントもできましたので、次からは星図から対象を選んで導入ができます。




072.jpg

星図から見たい対象を右クリックで選択してマウントドライバ→Slewを選択します。
ターゲットが移動して選択した対象で停止します。




073.jpg

移動終了後、その対象を再度右クリックして、マウントドライバ→Trackを選択します。これで対象を追尾します。(マウントによりこの操作が必要ないものもあります。)




074.jpg

再度アライメントモジュールに戻り、Capture & Solve を実行します。Solver Action は Sync にします。

そうすると自動的に選択した対象が中心に来るように自動的にマウントが動きます。(キャプチャ画像の白い枠と赤いターゲットがずれて表示されているのはそのため)

上記を見たい対象ごとに行います。



075.jpg

対象をライブ映像で見るには、キャプチャモジュールに移り、Live Video をクリックします。ウィンドウ右上に露出設定がありますので、露出を設定後、一度ウィンドウを閉じて再度Live Video をクリックすると設定した露出でライブ映像が表示されます。(天体カメラのみの機能です。デジカメのライブビューは露出固定です。)

雲が出てしまい残念な映像ですが、晴れていればきれいに表示されます。

2018年11月現在のEkosではライブスタッキング機能がありません。(今後搭載されるようです。)

現場でライブスタッキングを行いたい場合はCCDCielと併用してください。



076.jpg

最後に二重星団を導入してみました。(アンテナが。。。。)




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