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ネットを使えば住んでいる街の近くで行われている観望会の情報などが簡単に手に入ります。

天文台が主催するもの、地域が主催するものなどさまざまですが、望遠鏡でいくつかの対象を観望することが出来ます。
中にはイベント化している大規模なものもあり、見て回るだけでも楽しいものもあります。


星祭2
星祭1


写真は長野県の原村で毎年行われている星祭りです。
多くのメーカーが出店しており、購入を検討している機材などが安く販売されていたり、いろいろな情報を聞くことが出来ます。

各地から天体観望を趣味にする方が望遠鏡を持って集まってきますので、夜になると大規模な観望会が始まります。

この星祭りは大規模なものですが、各地でさまざまな観望イベントがおこなわれていますので、星に興味が出てきたら参加みるのも良いでしょう。

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2018.12現在Ekosではまだライブスタッキングを行うことができません。
Macでライブスタッキングが可能なソフトはいくつかありますが、INDIクライアントでライブスタッキングを行うことができるCCDCielでの操作をご紹介します。



前提条件として以下の準備をしておいてください。

・マウントの緯度・経度・時刻の設定、ハンドコントローラーのアライメント操作を完了させる。(マウントが動作状態になっていること)

・プラネタリウムソフトの起動、マウント操作が行えるよう設定を完了していること
KStars・Ekos、またはCiel Sky Chartなど)



おすすめの操作としてはKStars・Ekossでマウント、フォーカサー、CCDなどを動作可能状態にしておいて、CCDCielを併用してライブスタッキングを行う使い方です。

(ここではKStars・Ekosと併用する使い方を紹介します。)

KStars・Ekosで動作確認後CCDCielを立ち上げます。




091.jpg

メニュー:File→Device Setup を選択




092.jpg

インターフェイスタブから

1.ラジオボタンを "INDI" にする

2. Connect and get devices list ボタンを押し、準備したデバイスを認識させる。(デバイスが見つかると下に表示される)




093.jpg

1. Camera タブをクリック

2. フリップメニューから使用するカメラを選択(ここではZWO CCD ASI120MC)

3. Load configuration on startup をチェック

4.ラジオボックスを "Network"




094.jpg

1. Focuser タブを選択

2. Use focuser をチェック

3.フリップメニューから使用するフォーカサーを選択(この例ではMoonLite

4. Load configurarion on startup をチェック




095.jpg

1. Mount タブを選択

2. Use mount をチェック

3.フリップメニューから使用するマウントを選択(この例ではSkywatcher Alt-Az)

4. Load configurarion on startup をチェック

5. OK ボタンで設定を終了。


※ローテーターなど他にも接続しているデバイスがある場合は同様の手順を繰り返します。




096.jpg

メニュー: Edit→Preferences を選択




097.jpg

1. Preview タブをクリック

2. カラー表示をする場合チェック(ドライバによっては外すことでカラーになるものもあり)

3.スライダーでカラー調整

4. Show preview stack oprion をチェック(チェックしないとスタッキングのチェックボックスが表示されない)

5. OK ボタンで確定




098.jpg

1.Control タブをクリック

2.Conect ボタンをクリック(下に動作可能なデバイスが緑色で表示される)

3.Stack チェックボックスをチェック

4.Loop ボタンをクリックして画像を表示




099.jpg

任意の星をダブルクリックして追尾を開始してください。
解除は再度ダブルクリックすることで可能です。

以上でライブスタッキングが可能になります。



Solverなどを実施したい場合は画像を下図のように右クリックしてメニューから選択してください。

100.jpg




Mac版のKStarsはアプリケーションフォルダにコピーするだけでINDIドライバ・サーバ、Astrometryサーバも使用することが出来て大変便利ですが、全て1つにまとまってしまっているため、逆に設定などがわかりづらいという欠点があります。
MacであればCloud Makers社のアプリ群を使用することで同様の統合環境を構築することが出来ます。


このメーカーのソフトの特徴は以下になります。

・INDIと下位互換を持つindigoプロトコルを使用している。(設定、、マルチサーバ構築などが容易)

・indigoサーバ、コントロールパネル、Astrometryサーバ、CCD制御ソフト、プラネタリウムソフト、オートガイドソフトなどが全て別のソフトとして提供されているため、個々の設定などが行いやすい(Ekos、INDIコントロールパネルなどのように重複項目が無い)


ASCOMなどに慣れている方はCloud Makers社のアプリ群で必要となるものを揃えて操作するほうが簡単だと思われる方も多いと思います。

特にサーバやドライバ設定などは個別にわかれているため、非常に直感的に操作できます。キャプチャソフト、オートガイドソフトも同様に使いやすく感じます。



KStars+Ekosと比較して劣ると思われる所は以下になります。

・いくつかのソフトが有料

・日本語環境が無い

・プラネタリウムソフトが貧弱


有料ソフトは試用期間もありますので、KStars+Ekosと使い比べながら使いやすい方を使用しても良いでしょう。尚、indigoサーバのドライバは下位互換があるため、KStars+Ekosでも使用できます。(他のINDIクライアントでも使用できます。)



さらにもう一つの統合環境としてCCDCielがあります。

このソフトはCartes de Ciel SkyChartの開発者が制作したソフトで以下の特徴を持ちます。

・ライブスタッキングが可能(2018.12現在INDI環境唯一)

・同社のCartes de Ciel SkyChartと連動可能

・Plate Solveingが可能、連動できるサーバが豊富(Astrometry.net、Astap、Platesolve2、Elbrus)

・オートガイドとの連動が可能(PHD2、LinGuider)

・フォーカス制御も可能(INDI、ASCOMドライバ)

・INDIドライバ以外にASCOMドライバにも対応(Windows版のみ)

・マルチプラットフォーム対応(Mac、Windows、Linux)

・モーターフォーカサーを使用して、オートフォーカスもマニュアルフォーカスも容易

・スケジュール撮影可能(Ekosも可能)

・スクリプトなどを使用した処理が可能(Ekosも可能)


KStars+Ekosと比較して劣ると思われる所は以下になります。

・マウントコントローラーが無い(Cartes de Ciel SkyChartを右クリックして架台コントロールのため、微調整が困難)

・2018.12現在β版のみ

・撮影画像の保存形式がFITSのみ

・画像が上下左右反転して表示される


どれも一長一短ありますが、INDIサーバ、ドライバの特徴として複数ソフトでドライバを併用することが可能なため、自身で使いやすい部分を組み合わせて使用することが出来ます

CCDCielに関してはライブスタッキング機能もありますので今後操作手順などを記載していこうと思います。

KStars+Ekosでの環境が難しく感じる場合は、上記ソフトとの併用も良いかと思います。

いろいろと試しながら操作しやすい統合環境を構築してください。



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Author:TーStudio
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