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今週末は思いの外天気が良く、暖かかったので一階のベランダ(当家は2階にはベランダがありません。。)で夕食と星空観望を楽しみました。


IMG_3954-1.jpg

作ったのはカレーリゾットです。
6時過ぎから開始したのですが日が長くなりましたね、明るいです。
自作したアルコールバーナーでお湯も沸かしています。


IMG_3956.jpg

食事が終わる頃に日が沈みました。
よく見るとスピカが見えます。
周りは木だらけです。。木の間から観望するような環境です。
自宅にいるのに林間キャンプに来ているような錯覚に陥ります。。(苦笑)


IMG_3958.jpg

暗くなってからは高感度防犯カメラを用いたZoom観望です。
冬場にリモート用観望用に構築した複数カメラの設定のままなので仰々しいですが、使っているのは12~120mmのレンズが付いたカメラだけです。

Zoomで画角を変更すればだいたいの対象を導入できますのでPCには接続せず、SkyWatcher SE-AT架台を手動で操作しました。

この架台は本体のボタンでモーターを動かせるので微動操作も簡単です。

久々だったので動作のチェックも行いながら双眼鏡片手に観望しましたが、春の対象は銀河など小さいものが多いので、120mmの望遠側でもイマイチですね。。

夏の対象が登ってくるまで待とうかと思いましたが、雲が出てきたので撤収。

前回の投稿でも記載しましたが、Zoom観望をもう少しオールラウンダーで使用できるように画策しています。

うまくいったら、夏はこのシステムと対空双眼鏡などで楽しもうかと考えています。


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昨年の秋ぐらいから、気軽に観望できる環境をあれこれ考えてきました。

その結果、天体カメラを使用した遠隔リモートEAAと高感度防犯カメラを使用したZoom観望環境、複数の防犯カメラを利用した遠隔リモート複数画角観望環境が整いました。

天体カメラを使用したEAAに関してはほぼ完成形になったかなと思います。(冬場のお供には最適)

しかし、暖かくなってくると遠隔リモートではなく、自分が観望場所で楽しみたくなってきます。
昨年試した高感度カメラと12~120mmのCマウントレンズを用いたZoom観望はそのような用途には最適かと感じましたが、欲を言えばもうひと押し望遠側がほしいところです。(人間は強欲ですね。。)

12~240mmくらいのCマウントZoomレンズがあればあっさり解決してしまいそうですが、ネットを徘徊しても望遠側がそこまで伸びているCmauntレンズが見つかりません。。。

そこで幾つかの考察をしてみます。

・昨年作った複数カメラシステムのレンズ構成を変える(一番手軽か)
・12~120mmのCマウントレンズにフロントテレコンを付ける(画質はどうなるか?)
・12~120mmのCマウントレンズをレデューサーにして望遠鏡とセットで運用(このサイトの計算だとCマウントレンズを望遠鏡のレデューサーにできるかも)
以前試したガレリオコリメートを利用する(望遠鏡にバローを付けてZoom観望システムとドッキング)


お気軽さが売りのシステムなので正直あまりゴテゴテつけたくありません。。
なるべくシンプルに望遠側をもうひと押し伸ばせば更に多くの対象が楽しめそうです。
高感度防犯カメラのZoom観望はとにかくお気軽に観望できるのでなんとか夏までにより多くの対象をリアルタイムに楽しめる環境を作りたいところです。

幸い手持ちの機材で上記いくつかは検証できそうですので後日検証してみようかと思います。

昨日は皆既月食でした。

夕食前にビデオ三脚に望遠鏡を接続し、直焦点撮影ができるように準備しておきました。
早めに夕食を済ませプラネタリウムソフトで月の位置を調べるとかなり地平線よりです。。。

気軽に観望・撮影できるよう庭先のベランダに設置しましたが、当家の周りは木に囲まれているためこのままでは観望も撮影もできません。。。

歩き回って観望場所を探してみると私有地への出入り口だと見えそうです。

機材もそちらに移動して準備しましたが、地平線近くは厚く雲に覆われています。。。
肉眼でかろうじてぼんやりと存在がわかる程度しか見えません。

カメラのライブビューだと真っ暗で殆ど確認できない状態です。。。
確認のためISO1600にして露出を変更していくと6秒でようやく全貌が見えます。


IMG_3946.jpg

ビデオ三脚なので、6秒も露出すると月が移動してぶれてしまいます。。。

光量は不足しますが、2秒で撮影することにしました。
心眼(殆ど見えないのでヤマカン)でフォーカスを合わせ、分厚い雲の中の月を撮影します。

肉眼では雲が若干光っている程度ですので、撮影した画像で観望します。
2秒露出をむりやりゲインアップした画像がこちら。

20210526_0462のコピー

ノイズの中に水墨画のように月が浮かび上がっています。。(苦笑)

ポタ赤などに載せ替えればある程度の露出にも耐えることが出来たかもしれませんが(この焦点距離では無理か。。)
以前の皆既日食に続き、月食も雲の中から無理くり撮影になりました。。

次回は2035年。。。。。

まあ、なんとか形がわかったので良しとしましょう。。





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