
今回は天体とは関係ない話です。
以前の記事でも記載しましたが、4年前に実家に戻ってから(2年前に当地に引っ越し)刃物を砥ぐことが趣味の一つになっています。
前職影響からかやり始めると調査・分析・技術の体系化もしてしまい(笑)、そこそこ技術もついたので顧客サービスとして自社業務の一環にもしていました。
当地に引っ越してから市民講座などでPC教室とともに包丁研ぎの講座も開設しましたが、包丁研ぎが予想以上に需要があったため会社のイベントとして場所を借りて3日間(各4時間)刃物研ぎを行いました。
イベント期間中だけで包丁、裁ちばさみ、枝切り鋏、鎌など合計で7~80本は研いだでしょうか。。(屋外で使用する刃物の錆落としが一番大変でした。)
写真は1本いくらの有料イベントだったので、久しぶりに自分へのご褒美です。
(包丁は2年前に当地に引っ越した時に購入したもの、側面の肉抜きなどをして使いやすく形を整形しています。しょっちゅう研いでいるのでかなり減りました(笑))
購入したのは砥石2本です。
このメーカーの砥石は以前から興味があったのですが、結構高額な上、すでに人工砥石は使用する番手をだいたい揃えていたので躊躇しておりましたが、今回購入に至りました。
粒度は1000番と3000番、1000番は他の砥石でも所有していますが比較も兼ねて購入です。
(本当は3000番だけで良かったのですが、2本購入すると送料が無料になるためどれにするか悩み抜いて1000番にしました)
人様の刃物を砥ぐ場合、実は一番使用するのは荒砥なのですが、その工程は状態がひどいもの(欠け、変形がひどいもの)はベルトサンダー、状態が軽いものは蒸着ダイヤモンドで削ってしまうので、刃付けで使用する番手のパリエーションを増やしました。
(荒砥のみで対応すると時間が非常にかかります。。)
今までは時間に縛られず対応していましたが、今回のように限られた時間の中で行うとなると設営・撤収なども含め段取りが重要になりますね。
けっこうハードでしたが多くの方と交流でき、良い経験になりました。
天体のほうは今年の夏も夜間は天気が悪く(流星群も不発)、しっかり観望できたのは二晩だけでしたが、秋の天体に移る前に晴れることを期待したいです。
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