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久しぶりの晴れです。
外はすでに氷点下なので久しぶりにリモートEAAです。

来月観望会ということもあり、当地のフィールドワークの方たちにzoomで呼びかけて説明しながらの観望です。(当日はズームレンズ高感度カメラを使用予定)

前回お持ちした時に曇りだったので実際の星空を見ることができなかったので再挑戦です。
メッセンジャーで呼びかけたら幸い前回参加した方が全員いらっしゃるようです。


スクリーンショット 2021-11-29 203532

ドライバ立ち上げる前からご参加頂いたので設定に少し時間がかかり、待たせてしまい恐縮です。
(部品が少しずれておりフォーカス合わせに手間取りました。)


スクリーンショット 2021-11-29 220554

フォーカスが決まってからはいつもどおりです。星図で導入して


スクリーンショット 2021-11-29 220517

PlateSolverで位置解析


スクリーンショット 2021-11-29 220444

ASILIVEでスタッキング
M42は時間が早く木の枝の間でしたがなんとか見ることができました。


スクリーンショット 2021-11-29 222631

その後も着々と


スクリーンショット 2021-11-29 222703

PlateSolverも安定しています。


スクリーンショット 2021-11-29 224017

クリスマスツリーが見えました。

ベランダからだと木に阻まれて限られた対象しか見えませんが、一通りの流れを見ていただくことができました。

説明しながら一通り見ていただいた後、解散。

後はプライベートでのんびり観望しました。
前回のブラッシュアップで配線などのセットアップは非常に楽になったのですが、カメラが2台に増えた分フォーカスに時間がかかります。(メインカメラは最初に無限遠にしておいてから開始したほうがいいかもしれません。)

遅くまで粘ろうかとも思いましたが体調もイマイチだったので早めに撤収。
今年の冬は沢山晴れますように。


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今晩は月はありますが、晴れています。

EAAは真冬のお楽しみということにして、寒いので短時間で個性の違う双眼鏡3機種を見比べ観望しました。

最初の双眼鏡はこちら

Kenko 双眼鏡 プロフィールド 7X32 ポロプリズム式 7倍 32口径 031599

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¥7,980から
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プリズムがBak7、非防水とスペックだけ見るとイマイチ(昼の景色もイマイチ)な機種ですが、夜星を見ると評価が良い方に変化する不思議な双眼鏡です。
軽量、広視野、周辺像の良さ、そして32mmと僅かではありますが30mm双眼より口径が大きいこともあり、結構な情報量で星空を楽しませてくれます。
30mm6倍の双眼鏡も何台か持っていますが、それらより視野が広いため開放感があります。

車で例えるならオープン2シーターといった感じでしょうか。ライトに空を楽しむことができます。


お次はこちら

Celestron Skymaster 15x70 ポロプリズム望遠鏡 71009 並行輸入品

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そこそこの口径ですが、作りがチャチく、視軸が合わない機種に当ることもあったり、若干口径がケラれていたりと残念な部分も多い(昼の景色も。。。)機種ですが、夜星を見るとなかなか痛快です。
作りのチャチさが幸を奏し、なんとか手持ちでもつかえますし、一脚があれば安定して観望できます。視野角も5°近くあり小型の手持ち双眼鏡に近い感覚で星を楽しめます。ケラれているとはいえ口径が大きいので二重星団やスバルなどメジャーどころは大迫力で観望できます。
メジャーな星雲・星団は中々の情報密度で収差も味方して(笑)カラフルで派手な見え方になります。

車に例えるならアメ車(笑)
細かいことは気にせずたくさんの星を眺めるのに向いています。


本日の最後はこちら

Canon 双眼鏡 10×42 L IS WP ポロII型プリズム 10倍42口径 小型防水性能 10×42L IS WP

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Canonがおそらく天文ファンのために作ってくれた防振双眼鏡です。
42mm、10倍、6.5°の視野角、Lレンズを贅沢に使用してシャープな星像(周辺像も良好)、しかもこの機種はポロII型という凝った作りのプリズムを使っています。そして防振機能とまさに天体を楽しむために生まれてきたような双眼鏡です。(太文字ばかりです(笑))

ネックは価格ですが、手持ちでこれだけきれいに星を見せてくれるなら納得してしまいます。

防振機能も単三のエネループで動いてくれますし、下の部分に三脚穴があるのでアダプターが無くても一脚や三脚と接続できます。

車に例えるとハイスペックでスポーティーな高級セダンですかね。スポーツカーのように尖ったピーキーな性格ではなく、上質な感じです。(でもスポーツカーをカモれるほどの性能)


落ち着いてゆっくり見る時は、大型の対空双眼をエンコーダー付きの架台に取り付けて楽しみますが、短時間の観望であればこのように個性の違う双眼鏡や望遠鏡を複数並べて観望するのも楽しいものです。

上の二機種は時期を選べば二つ合わせても2万を切る価格で買えてしまいます。

Canonの10☓42LISは星を見るならいまだに防振シリーズの中でトップと思える良くできた機種です。

双眼鏡は気を抜くと沢山生えてくる(苦笑)恐ろしさはありますが、初心者からベテランまで星空の楽しみ方を豊かにしてくれる機材だと思います。

数台個性の異なるものを持っておくと楽しく観望できますのでおすすめですよ。(撤収の手間もありませんしね)

昨日は限りなく皆既に近い月食でした。

いつもは月食などの天体現象は8cmの屈折望遠鏡で撮影するのですが、今回はズームレンズ観望システムで挑戦してみました。

IMG_4234.jpg

カメラを新調したため、調整してあります。今回購入したカメラもマウントのフランジバックが調整されておらず、調整してみるとCSマウントのようでした。

今回の月食は高度が低い状態なので当地のようなまわりを木に囲まれた環境では非常に厳しい条件になりました。


vlcsnap-2021-11-20-23h21m47s792.jpg

ズームアウトするとこんな場所での撮影です。。。


vlcsnap-2021-11-20-23h22m27s139.jpg

ズームするとこのくらい、若干フォーカスがずれてしまっていました。
いずれもビデオ撮影からの切り出し、無調整です。

カメラに接続しているVideoAssistがモニタ兼録画機の枠割を果たしてくれます。

フォーカスをきちんと合わせてスタッキングなどすればもう少しマシな写真になるかもしれませんが、今回の月食は条件が悪かったので、記録として撮影しました。

このシステムはフォーカスさえキチンと合わせれば、後は電動ズームスイッチを押してズームするだけです。
露出なども対象に合わせて最適に調整してくれますので楽で良いのですが、月などの拡大撮影では画質においてはやはり一眼デジカメでの撮影には敵いません。

後日満月を同じシステムでフォーカスを合わせてスタッキング処理してみました。


tuki.jpg

やっぱりデジカメの静止画と比較すると厳しいですね(笑)
このシステムはテレビなどに映してリアルタイム画像を気軽に楽しむには最適です。

この感度で4Kくらいの解像度が出たらおもしろそうなんだけどなあ。。

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色々工夫しながら星空を楽しんでいます。
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