いつ追加されたのか不明ですが、以前からフォーラムで要望があった機能が追加されていました。
1.マウントコントローラーでのカーソルキー操作
2.シリアル機器の固有名管理機能の追加
地味ですがいずれも非常にありがたい機能追加です。

上記のマウントコントローラーを表示してウィンドウがアクティブになっている時、キーボードのカーソルキーでマウントの操作ができます。
以前は細かい移動などが煩わしかったのですが、カーソルキーで操作出来るようになったので大分楽になりました。(もちろんVNCなどのリモート環境でも可能)

Macでは以前からシリアル機器を固有名管理していましたが、Linux環境でもudevルールの書き換え無しにデフォルトで固有名管理の機能が追加されました。
これはEkosなどで複数機器を連携操作する際非常にありがたい機能追加です。
コントロールパネルで一度設定を保存してしまえばあとは複数機器を一括で起動、操作が出来ます。(オートコネクトの際、以前のように迷ったり別のシリアル機器を間違えて起動するようなことがなくなります。)
そして最後になりますが、以前ASILiveで多段露光が有効に使えることを記事で書きましたが、ASILiveで保存した画像をKStarsのFitsビューアで開くことで多段露光の情報量がフルに表示、書き出しが出来ることがわかりました。
なにをいってるのかわかりづらいですね。。。
では実際にどのように変化するのかをご説明します。

ASILiveで赤枠部分を押すとスタッキングされている画像が保存されます。(Jpegファイルとfitsファイルが保存されます。)

試しに馬頭星雲を多段露光で撮影して保存してみました。
ASILiveでは上記のような画像になります。
これをKStarsのFitsビューアでfitsファイルを開くと。。。

このように多段露光の情報がフルに表示されます。

クリスマスツリーも

このように星雲部分まで見えます。

M46も

驚くほど情報量が増えますね。ASILiveを操作している時には見えなかった情報がかなり写っています。
KStarsのFitsビューアは画像の調整機能や書き出し機能もありますので調整した画像をJpegやpngで書き出すことも可能です。

別名で保存を選び、書き出しの形式を選べば書き出せます。この際ファイル名に必ず対応した拡張子も記載してください。(拡張子の記載が無いとfitsで書き出されます。)
以前の記事でも記載しましたがASILiveの多段露光はどうやら輝度差が著しく異なる場合はその部分を省いてスタッキングされるようなので、最初に短い露光時間でスタッキングを行ったものをベースにすれば、長時間露光したものを重ねても星が変形しません。
多段露光した画像を保存して、KStarsのFitsビューアで調整すれば、経緯台でもかなり整った画像を得ることが可能です。
実はこの機能は今日EAAで観望している時に発見したのですが、かなり強力な機能ではないかと思います。
興味ある方はお試しください。
追伸
画像の変化があまりに大きいので他のfitsビューアでも試してみましたが、カラー画像で情報を引き出して見えるのはKStarsのfitsビューアだけでした。
fitsビューアはそれぞれ画像の表示のされ方がバラバラです。。。(何が正しいのかさっぱりわかりません。。。。)
ASILiveの多段露光とKStarsのfitsビューアは最適の組み合わせですね。
1.マウントコントローラーでのカーソルキー操作
2.シリアル機器の固有名管理機能の追加
地味ですがいずれも非常にありがたい機能追加です。

上記のマウントコントローラーを表示してウィンドウがアクティブになっている時、キーボードのカーソルキーでマウントの操作ができます。
以前は細かい移動などが煩わしかったのですが、カーソルキーで操作出来るようになったので大分楽になりました。(もちろんVNCなどのリモート環境でも可能)

Macでは以前からシリアル機器を固有名管理していましたが、Linux環境でもudevルールの書き換え無しにデフォルトで固有名管理の機能が追加されました。
これはEkosなどで複数機器を連携操作する際非常にありがたい機能追加です。
コントロールパネルで一度設定を保存してしまえばあとは複数機器を一括で起動、操作が出来ます。(オートコネクトの際、以前のように迷ったり別のシリアル機器を間違えて起動するようなことがなくなります。)
そして最後になりますが、以前ASILiveで多段露光が有効に使えることを記事で書きましたが、ASILiveで保存した画像をKStarsのFitsビューアで開くことで多段露光の情報量がフルに表示、書き出しが出来ることがわかりました。
なにをいってるのかわかりづらいですね。。。
では実際にどのように変化するのかをご説明します。

ASILiveで赤枠部分を押すとスタッキングされている画像が保存されます。(Jpegファイルとfitsファイルが保存されます。)

試しに馬頭星雲を多段露光で撮影して保存してみました。
ASILiveでは上記のような画像になります。
これをKStarsのFitsビューアでfitsファイルを開くと。。。

このように多段露光の情報がフルに表示されます。

クリスマスツリーも

このように星雲部分まで見えます。

M46も

驚くほど情報量が増えますね。ASILiveを操作している時には見えなかった情報がかなり写っています。
KStarsのFitsビューアは画像の調整機能や書き出し機能もありますので調整した画像をJpegやpngで書き出すことも可能です。

別名で保存を選び、書き出しの形式を選べば書き出せます。この際ファイル名に必ず対応した拡張子も記載してください。(拡張子の記載が無いとfitsで書き出されます。)
以前の記事でも記載しましたがASILiveの多段露光はどうやら輝度差が著しく異なる場合はその部分を省いてスタッキングされるようなので、最初に短い露光時間でスタッキングを行ったものをベースにすれば、長時間露光したものを重ねても星が変形しません。
多段露光した画像を保存して、KStarsのFitsビューアで調整すれば、経緯台でもかなり整った画像を得ることが可能です。
実はこの機能は今日EAAで観望している時に発見したのですが、かなり強力な機能ではないかと思います。
興味ある方はお試しください。
追伸
画像の変化があまりに大きいので他のfitsビューアでも試してみましたが、カラー画像で情報を引き出して見えるのはKStarsのfitsビューアだけでした。
fitsビューアはそれぞれ画像の表示のされ方がバラバラです。。。(何が正しいのかさっぱりわかりません。。。。)
ASILiveの多段露光とKStarsのfitsビューアは最適の組み合わせですね。
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