需要はありそうなのですが、まとまった情報をあまり見かけませんのでインターフェイスを作ったときに調べた情報をまとめておきます。
●セレストロン架台のHC、AUX端子について(ダイレクト制御する際、接続する端子)
・HC端子もAUX端子もピン端子配列、信号の取り扱いは同じ(RJ12 6ピン)
・信号線は3.3VTTLシリアル、vccは12V

・ピン配列は上図の番号の場合
1.使わない
2.RX(3.3VTTL、5VもOK)
3.Vcc(12V)
4.TX(3.3VTTL、5VもOK)
5.GND
6.RTS(かな?信号セレクタとして利用されるようです。3.3VTTL、5VもOK)
・信号を扱うために74HC125などのようなステートバッファが必要(みたいです)
・上記理由から単純にuartシリアルチップを接続しても使えない
・信号線には50kΩ程度のプルアップ抵抗をつけると安定する。
SkyWatcher社のマウントのようにuartシリアルチップを直接架台に接続しても使えないようです。
私はこちらのインターフェイスをGPSを外して自作しました。
自作した記事はこちら(必要な部品類のリストも掲載しています。)
この回路を作るとHC端子、AUX端子から直接接続してダイレクト制御できました。
私はWIFIで接続していますが、BluetoothやUART接続(ESP32のUSB端子から接続)も出来るようです。
端子に流れているVccが12Vのままな上、TTL信号が3.3Vなので、きちんと回路を作らないとマウントの電子回路が破損します。
マウントを壊す可能性があるので自作するのは完全な自己責任です。
セレストロン架台のダイレクトケーブルなどは海外でも発売されていませんので自作するしかダイレクト制御できません。
唯一セレストロンのSky Portal Wi-Fi Moduleを利用すればWIFIでダイレクト制御は出来ます。(日本では技適でNGですが。。。)
ダイレクト制御に対応したアプリ、ドライバは以下
・SkyPotal(スマホ用アプリ)
・SkySafari(Plus以上)
・Celestron PWI Telescope Control Software(CPWI) Windowsのみ
・INDIドライバ Celestron AUX(2022.2.26現在、経緯台、フォーク赤道儀のみ対応) Mac、Linux
以上です。
セレストロン架台をダイレクト制御したい方は参考資料としてご利用ください。
(ただし、完全に自己責任案件です)
追伸
開発者とやり取りしていたらシンプルなUART接続インターフェイスも開発していることを教えてくれました。
こちらはArduinoProMicroと整流ダイオード、プルアップ抵抗だけを使用する非常にシンプルなものです。
架台のVcc12Vからは給電せず、ArduinoのUSB端子から電源を供給するので安全ですね。
WindowsのCelestron PWI Telescope Control Software(CPWI)で使うには上記の回路よりこちらの方がはるかに簡単そうです。
どちらにしてもCelestron架台のAUX端子から直接制御するには信号の整流、プルアップなどは必須のようです。
ArduinoProMicroは手元にありませんが、nanoクローンはフォーカサー自作のために幾つか手元にありますので試してみようかな。
更に追記
調べたらProMicroはチップが違いますね。書き込みできませんでした。(開発者からも指摘されました)
気が向いたらProMicroで試してみようかな(INDIドライバまだ対応してませんが。。。)
ProMicro購入して試してみましたが、INDIドライバで動作しませんでした。
開発者にフォーラムで質問中です。
動作したら簡単だしダイレクトケーブルの決定版になると思うのですが。。。(WIFI版は作るの面倒です。)
更に更に追記
WindowsのCPWIだと問題なく繋がります。
AUX→USBダイレクト接続でつながらないのはINDIドライバの問題ですね。
フォーラムに投稿しましたが、治るでしょうか。。。。(せめてドイツ式赤道儀の座標くらい治してほしいです。。)
●セレストロン架台のHC、AUX端子について(ダイレクト制御する際、接続する端子)
・HC端子もAUX端子もピン端子配列、信号の取り扱いは同じ(RJ12 6ピン)
・信号線は3.3VTTLシリアル、vccは12V

・ピン配列は上図の番号の場合
1.使わない
2.RX(3.3VTTL、5VもOK)
3.Vcc(12V)
4.TX(3.3VTTL、5VもOK)
5.GND
6.RTS(かな?信号セレクタとして利用されるようです。3.3VTTL、5VもOK)
・信号を扱うために74HC125などのようなステートバッファが必要(みたいです)
・上記理由から単純にuartシリアルチップを接続しても使えない
・信号線には50kΩ程度のプルアップ抵抗をつけると安定する。
SkyWatcher社のマウントのようにuartシリアルチップを直接架台に接続しても使えないようです。
私はこちらのインターフェイスをGPSを外して自作しました。
自作した記事はこちら(必要な部品類のリストも掲載しています。)
この回路を作るとHC端子、AUX端子から直接接続してダイレクト制御できました。
私はWIFIで接続していますが、BluetoothやUART接続(ESP32のUSB端子から接続)も出来るようです。
端子に流れているVccが12Vのままな上、TTL信号が3.3Vなので、きちんと回路を作らないとマウントの電子回路が破損します。
マウントを壊す可能性があるので自作するのは完全な自己責任です。
セレストロン架台のダイレクトケーブルなどは海外でも発売されていませんので自作するしかダイレクト制御できません。
唯一セレストロンのSky Portal Wi-Fi Moduleを利用すればWIFIでダイレクト制御は出来ます。(日本では技適でNGですが。。。)
ダイレクト制御に対応したアプリ、ドライバは以下
・SkyPotal(スマホ用アプリ)
・SkySafari(Plus以上)
・Celestron PWI Telescope Control Software(CPWI) Windowsのみ
・INDIドライバ Celestron AUX(2022.2.26現在、経緯台、フォーク赤道儀のみ対応) Mac、Linux
以上です。
セレストロン架台をダイレクト制御したい方は参考資料としてご利用ください。
(ただし、完全に自己責任案件です)
追伸
開発者とやり取りしていたらシンプルなUART接続インターフェイスも開発していることを教えてくれました。
こちらはArduinoProMicroと整流ダイオード、プルアップ抵抗だけを使用する非常にシンプルなものです。
架台のVcc12Vからは給電せず、ArduinoのUSB端子から電源を供給するので安全ですね。
WindowsのCelestron PWI Telescope Control Software(CPWI)で使うには上記の回路よりこちらの方がはるかに簡単そうです。
どちらにしてもCelestron架台のAUX端子から直接制御するには信号の整流、プルアップなどは必須のようです。
ArduinoProMicroは手元にありませんが、nanoクローンはフォーカサー自作のために幾つか手元にありますので試してみようかな。
更に追記
調べたらProMicroはチップが違いますね。書き込みできませんでした。(開発者からも指摘されました)
気が向いたらProMicroで試してみようかな(INDIドライバまだ対応してませんが。。。)
ProMicro購入して試してみましたが、INDIドライバで動作しませんでした。
開発者にフォーラムで質問中です。
動作したら簡単だしダイレクトケーブルの決定版になると思うのですが。。。(WIFI版は作るの面倒です。)
更に更に追記
WindowsのCPWIだと問題なく繋がります。
AUX→USBダイレクト接続でつながらないのはINDIドライバの問題ですね。
フォーラムに投稿しましたが、治るでしょうか。。。。(せめてドイツ式赤道儀の座標くらい治してほしいです。。)
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