
購入したのは記事で紹介したSwichbotの首振り機能付きの見守りカメラです。
スマホから方位、高度をコントロール出来るので超小型経緯台付きカメラのように使用できます。
暗所性能、防水機能をPRしているATOM Cam Swingと迷いましたが、セールで通常より900円くらい安かったのでこの機種にしました。
使用されている撮像素子がなんであるのか不明なので、感度どのくらいあるのか予想がつきません。
ナイトモードはモノクロになり、赤外線が照射されるタイプです。(オフにも出来ます。)
実際撮影した画像が以下になります。

ナイトモードオン(赤外線照射、モノクロ)

ナイトモードオフ(カラー)
どちらも同じ位置で撮影しています。
ご覧の通りカラーだとほとんど見えません。。。
スマホをスワイプすると画像を拡大できますが、それで明るい星が見える程度です。
ナイトモードだと木が見えますね。
拡大すると星もカラーよりは多い感じです。
観望機材の見守り+室内の防犯カメラとしての使用に決定です。
皮肉にも私が所有している高感度監視カメラの暗所性能がいかに優れているのかが証明される結果になりました。
しかしこのコンパクトさ、気軽さは魅力です。
高感度監視カメラの撮像素子と画像処理機能+電動ズームレンズ+電動架台がセットになった見守りカメラが登場したら天文用途としてもかなり有用そうです。(あるのかな?)
上記のような内容で星を見ることに焦点をあてた商品が登場したら入門用としてかなり裾野が広がりそうです。
残念なのはそのような発想を持った企業が皆無であるということですね。。。
まあ、今の開発競争でみたらスマホのカメラのほうが観望機器として利用できる可能性のほうが高いかもしれません。
今回の検証は久々に残念な結果でした。
上記の通り機材の見守り用+室内の防犯用として利用しようと思います。
追記
今年に入って一番というくらい天気が良かったので検証後我慢できず2台の双眼鏡を持ち出し眼視観望しました。
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キャラが全く異なる2台ですが、どちらも手持ちで大量の星を観望できます。
SkyMasterは星像は悪いですが、口径にものを言わせ天の川を流せば大量の星を見ることが出来ます。
作りがチャチく軽いので、対物付近に手を置けばなんとか手持ちで観望できます。
対して、10x42 L IS WPは優秀な光学性能と防振機能でこれまた口径からは想像出来ないくらいの大量の星を観望できます。
星像もとてもシャープでかなり多くの対象を観望出来るので、金に糸目を付けなければ入門機としても最適なように感じます。
やはり自分の目で見る星は格別ですね。
好天が続いて欲しいです。