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遠征時のリモート操作用として購入したアンドロイドタブレットでもこの記事で記載したWi-Fi HaLow対応遠距離中継機を使いたくなったので調べてみました。

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Wi-Fi HaLow対応遠距離中継機はモバイルバッテリーでも動作しますので、PD対応モバイルバッテリーを用意しておけば上記のようなUSB→有線LAN変換機能が付いたHUBを使えば可能です。(対応機種なら電源はPDで供給できます。家のタブレットはNG、PCの方はOK)

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接続手順としては
1.機内モードにする(無線での通信手段を遮断する)
2.有線LAN接続機器(私の場合Wi-Fi HaLow対応遠距離中継機)を上記HUBに接続(電源を入れておく)
3.上記HUBをアンドロイドタブレットに接続(画面上部(WIFI接続などを確認する部分)に <--> マークが出れば接続完了


拍子抜けするほど簡単に有線LAN接続ができました。
但し、アンドロイド端末によっては対応していない機器もあるようです。

アンドロイドタブレットはキーボードやマウスも使えますので、上記HUBがあればPCチックに使うことも出来ますね。

遠征先でルータを使わない場合、天体機器制御側のMINIPCのIPアドレスを固定しておけば通信できるかな→タブレットではNG。PCなら可能(IP固定)

追伸
上記直結(天体機器制御のMINIPCとアンドロイドタブレットをWi-Fi HaLow対応遠距離中継機で接続)は無理でした。(PCだとクロスケーブルなど無くても可能でしたが、アンドロイドはアドホック通信ダメでしたね。。。そもそも有線接続時にIPアドレスを設定する場所がありません。)
送信側をルータに繋いだ場合、いつの間にかアンドロイドでもVNCをボンジュールアドレス(〇〇○.local)で動かせるようになっていました。(いつ対応したんだろう?)
いずれにしてもタブレットを使用する場合はルータが必要なので、ベランダリモート用かな(5Vで動作するモバイルルータを追加するのがもっとも楽そうです。)


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以前の記事で紹介したWi-Fi HaLow対応遠距離中継機ですが、リモート環境においてかなり便利に使うことが出来ましたので概要をまとめておきます。

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●Wi-Fi HaLow対応遠距離中継機とは
1GHz未満のISM Bandを利用した新たなWi-Fiの規格です。(紹介した機器は916.5 ~ 927.5MHz)
非常に省電力で遠距離の通信が可能です。(記載では1Km)
ルーターとも記載されていますが、2台セットで利用して機器間をLANケーブルの代わりに無線を使って延長出来る拠点間中継機器です。

●使用できる電源
同封されているACアダプタは5V1000mA、5.5・2.1mmの一般的なジャックです。
機器自体は5V~12Vまで使用可能になっていますので、ケーブルを用意すればモバイルバッテリーや12Vバッテリーでも使用できます。

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●便利な使い方
RX、TXと記載された二台の機器をセットで使用します。
一台を家のルータ、もう一台をリモート制御したい機器にそれぞれLANケーブルで接続します。
これだけで、リモート機器を家のLAN環境に接続されますので、リモート機器のIPアドレス(またはボンジュールアドレス)で操作可能になります。(それぞれの機器にはRX、TXと記載されていますが、セットの2台で使用する場合、家のルータ、リモート接続機器ともどちらに接続しても同じ動作になります。(原則は送信側がTX))

●設定など
RX、TXとも電源とLANケーブルを繋ぐのみです。
設定などは不要です。

RX、TXにLANケーブルで接続された機器間を916.5 ~ 927.5MHzの無線信号で自動的に接続します。(無線でLANケーブルを延長した感じです。)


●まとめ
WIFIという名称が使われていますが、従来のWIFIとは全く違う使用感になります。
二台ペアで利用しますが、電源を入れれば自動的に二台が無線接続されます。
接続したい機器(RX、TXの二台)にはLANケーブルで接続して利用しますので、WIFIでは電波の届きにくいベランダや庭でのリモート制御に最適です。


使ってみてとても便利だったのでまとめ記事にしておきました。
一番ありがたかったのは通常のWIFIでは困難だったそこそこ長距離(100M位)のリモート制御が設定不要で繋ぐだけで利用できることでした。
一台を家のルータに接続しておけばリモート機器をLANで利用できますので家のどのPCからでも操作が可能になります。(試してはいませんが、IPを割り振っておけば操作する機器とリモート機器でのダイレクト接続も出来るかと思います。)

私のようにWIFIの接続距離でお悩みの方にはおすすめですよ。


追記
外出ついでに諸々テストしました。

・モバイルバッテリーで動作可能(USB→Φ5.5、2.1mm変換ケーブルで接続可能、12Vでの動作は以前チェック済み、PCのUSB端子で動作するかは未検証(電力少ないので動作するかも))→後日検証したところ、上記USB→DC変換ケーブルを用いれば通常のUSB端子で使用可能(通常のUSB端子は500mA以内の電流なので、消費電力2.5W以内で動作可能)
・敷地内隅の駐車場(直線距離約250m程度、障害物は建物数件と多数の木)→通信速度約7Mbps
・直線距離500mの道路脇空き地(障害物は建物数件と多数の木)→通信速度約2Mbps
・室内で隣合わせて計測→通信速度約9Mbps


そもそもWi-Fi HaLowという規格自体通信速度は速くありませんが、やはり建物などの障害物があると速度が低下するようです。(見通しが良い場所ならもっと伸びそうです。)

VNCリモートなら充分実用になりそうです。
今回検証してみて使用目的がハマれば非常に有用な製品であると感じました。(設定不要ですぐ使えますし)
有線、無線共厳しい距離でリモートを行いたい方はいままでなかなか対応製品がありませんでしたが、この商品は良い選択肢になるかと感じます。








気軽に星空を眺めるをコンセプトにしてゆる天☆を不定期連載していますが、現状では星空を楽しむためにいくつかハードルがあるように感じています。

プラネタリウムアプリをスマホにしのばせておくだけでもかなりの助けになりますし、アプリを使っていくことで天体の知識も増やすことができます。(見るためには天体の知識(特に明るさや大きさ、見る時刻での位置)をつけることがとても大切です)

しかし実際、空に目を向けると様々な障壁が待ち受けています。

・大都市に住んでいると見える星の数が非常に少ない(2等星がやっと、星座すら確認できない)

・カメラで撮影しようにも暗すぎて見えない(オート機能が使えない)

・観望・撮影機器が高額(の上、操作が難しい。)


と、二の足を踏む条件が揃っているような状態です。。。

なんとかもう少し星を沢山見える(しかも簡単に)廉価な機器はないのか?
プラネタリウムアプリで見つけた天体をなんとか見てみたいなど肉眼プラスアルファとなるような機器を紹介します。

まずはじめに
初心者を一番苦しめるのは天体機器の視野の狭さと空の明るさでしょう。

空が明るいので、みたいものが見えない、観望に使用する機器の視野が狭いので探せないと二重苦の状況に陥ります。
視野が広く、肉眼より暗い対象が見える環境を作れば気軽に星空を楽しむことが出来るようになります。


肉眼観望でのおすすめ機材

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肉眼の補強をする目的であれば上記のような星座双眼鏡(レンズの大きいオペラグラスみたいなもの)が非常におすすめです。

いくつかのメーカーで販売されていますが、大体視野が30度ほど(肉眼の1/3)と広く、肉眼より2等くらい暗い星が見えるようになります。

これを使えば都市部であれば星座が確認できるようになり、天の川が見えるような暗い場所であれば代表的な星雲・星団が確認できるようになります。


もう少し多くの対象が見たいという方は、電子機器の力を借りることになります。


電子機器を利用したおすすめの観望機材

PCを利用するのであれば、天体カメラを利用したEAA(電視観望)などですが、現地でPCを設置してアプリを操作して。。。といった具合で気軽ではありません。(そのかわりかなり暗い対象まで見ることが出来るようになります)
この場合も視野が広い機材構成にしておかないと、対象を探す部分でも苦労することになります。

このカテゴリで記載した高感度カメラとCマウントズームレンズの組み合わせも気軽に使えますし、市販品であれば以前記事でも記載したDWARF II(海外通販というのがネックですが)あたりがお手軽に扱えそうです。

天文業界自体がマニアの写真撮影寄り、扱いの難しい大口径・高倍率機器に傾向しているため、広視野+高感度という組み合わせがまだほとんど開拓されていません。。。(初心者にとって星を見るのに非常に有効です)

私自身高感度カメラ+Cマウント電動ズームレンズの観望システムを構築して痛感しましたが、広視界で目的の対象が見える感度があれば複雑な自動導入など無くても簡単に見つける事ができるため、機材構成をシンプルにすることが可能になります。(見えてさえいれば見つけるのは簡単です)

上記の星空双眼鏡で、1.5万ほど、DWARF IIや高感度カメラ+Cマウントズームレンズの組み合わせで5~6万程度です。

肉眼での観望に物足りなさが出てきて、もう一息いろいろな対象を楽しみたいという方は検討してみてください。


追記
高感度カメラ+Cマウントズームレンズを市販品で構成する場合に必要になる機材リストも記載しておきます。

・カメラ
上記リンクで12~120mmCマウントズームレンズをセットで購入できます。

・レンズ
カメラのリンク先でセットで購入(多分同じレンズ)できますが、レンズのみであればこれがおすすめです。

・モニタ+レコーダー+電源

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この機器一つでモニター、ビデオレコーダー、カメラの電源として活用できます。
上記3つと、ビデオ三脚などで気軽に始められます。
尚、カメラがSDIという映像信号を利用しますのでモニタとの接続にケーブルも必要です。

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カメラの設定はこちらを参考にしてください。(一度設定すれば電源を切っても記憶されます)

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色々工夫しながら星空を楽しんでいます。
興味あるカテゴリを選択してお楽しみください。

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