以前からINDIのSkySafariドライバを使用すればマウントドライバをSkySafariで連携して使用できましたが、SkySafari7(Plus以上)からはネイティブにINDIドライバに対応しています。(Alpacaドライバにも対応しているようです、、、が発表されてから大分経つのにドライバが揃いませんね。。。)
試してみたら
非常に便利に使えましたので記載します。
事前準備として
経緯台であれば北、赤道儀であれば北極に鏡筒を向けて、マウントとINDIサーバ・ドライバのあるPCを接続し、電源を入れておいてください。
1.”メニュー”をクリック
2.”設定”をクリック
1.リストから”プリセット”をクリック
2.”プリセットを追加”をクリック以前のバージョンは設定が一つしか持てませんでしたが、
今回のバージョンから複数のプリセットが可能です。
リストから”INDI接続”をクリック
1.プリセット名を入力
2.”次へ”をクリック
1.INDIサーバのIPアドレスを入力
2.時刻と場所を設定のチェックボックスをチェック(マウントドライバに現在の場所と日時情報を送信します。)
3.”保存”をクリックこれで設定は終わりです。
次はINDIドライバを起動します。

私はINDIWebマネージャーでドライバを起動しました。ドライバが起動すると赤枠部分に表示されます。

SkySafariに戻って
1.”望遠鏡”をクリック
2.”接続”をクリック
接続されると赤枠のように表示が変わり操作出来るようになります。
この状態になれば自動導入が可能ですが、接続できない場合は以下を試します。
1.”メニュー”→”設定”→”プリセット”をクリックし、INDIのプリセットを表示
2.”デバイスのIPポートを確認する”をクリック
矢印部分にマウントドライバが表示されれば認識
3.”次へ”をクリック→”保存”をクリックし星図画面に戻り、再度接続ボタンをクリックこの操作で操作出来るようになります。
INDIドライバは複数のクライアントでドライバを共有できるのでこのように別のアプリでも同時に接続できます。(画像はKStars)

試しにベガを導入してみましょう。

このようにKStarsも同期します。(どちらのアプリでも操作可能です。)


マウント以外のドライバも起動(カメラやフォーカサーなど)していれば、EkosでPlateSolvingしたりストリーム画像を表示したり、フォーカス調整する事もできます。
設定なども以前のバージョンと比較して楽ですし、非常に使いやすくなりました。
興味ある方はお試しください。