以前に記載しましたが、Ekosのドライバ起動、接続に関して若干癖がある部分がありました。
このことは以前フォーラムでも話し合いがあり、活発に意見がかわされました。(私も意見した記憶があります。)
Ekosはモジュールという単位(カメラ、フォーカス、アライメント、ガイド、マウント、そしてそれらを統括するスケジュールモジュールがあります)になっており、各モジュールで必要なドライバを選択し、モジュール単位で設定を変更して使うという流れなのですが、モジュールの中には複数ドライバを使用(フォーカスモジュールやガイドモジュールなど)するものもあるため、起動した複数のドライバや、使用する望遠鏡の焦点距離などを用途に合わせてセットにして扱うというのが”Optical Trains”の機能になります。
そうするとどうなるのかを以下に記載します。
・各モジュールのドライバ設定箇所が一つにまとまる。
・(将来のアップデートによっては)複数カメラのスケジュール撮影などがやりやすくなる。
・ドライバのxmlファイルの送受信概念に矛盾がなくなる。(Optical Trainsで起動ドライバを受信して登録するため)
・ひと手間増える
ドライバのxmlファイルの送受信概念に矛盾がなくなってくれたのはありがたいですが、正直現状ではひと手間増えるだけであまりメリットを感じられません。(私が望んでいたものではないなあ。。。)
実際の使い方としてはEkosやINDIWebマネージャー、INDIスターターなどでドライバを起動すると初回のみ(Optical Trainsの設定がなされていない場合のみ)EkosでOptical Trainsの設定画面が表示されます。(下図参照)

赤枠部分で使用するドライバを選択(起動しているドライバの中から選ぶ形になります。)
緑枠部分で使用する望遠鏡やレンズの焦点距離、バロー、レデューサなどの設定(ここで設定した内容で各モジュールが動作します)
青枠部分で上記のセットアップを”Optical Trains”として登録(名前をつけて複数の登録が可能)
モジュールには以下のように表示されます。(下図参照)

例としてフォーカスモジュールを表示しましたが、赤枠部分が従来のドライバ名ではなく、先程登録した”Optical Trains”の名前が表示されます。モジュールの機能に合わせて”Optical Trains”を切り替えて使用する形になります。
設定した各Optical Trainsは上図赤枠の鉛筆ボタンで再編集できます。(ドライバを切り替えたり、削除したり)
ドライバのxmlファイルの送受信概念に矛盾がなくなったのはありがたいですが、現状の実装では”Optical Trains”に登録する手間が増えただけのようにも感じます。。。(先にも記載しましたが、求めていたものではないです。。。)
まあ、この先の機能拡張で使いやすくなる可能性もありますので様子をみましょう。
アップデートして面食らった方は上記をご参考にしてください。
このことは以前フォーラムでも話し合いがあり、活発に意見がかわされました。(私も意見した記憶があります。)
Ekosはモジュールという単位(カメラ、フォーカス、アライメント、ガイド、マウント、そしてそれらを統括するスケジュールモジュールがあります)になっており、各モジュールで必要なドライバを選択し、モジュール単位で設定を変更して使うという流れなのですが、モジュールの中には複数ドライバを使用(フォーカスモジュールやガイドモジュールなど)するものもあるため、起動した複数のドライバや、使用する望遠鏡の焦点距離などを用途に合わせてセットにして扱うというのが”Optical Trains”の機能になります。
そうするとどうなるのかを以下に記載します。
・各モジュールのドライバ設定箇所が一つにまとまる。
・(将来のアップデートによっては)複数カメラのスケジュール撮影などがやりやすくなる。
・ドライバのxmlファイルの送受信概念に矛盾がなくなる。(Optical Trainsで起動ドライバを受信して登録するため)
・ひと手間増える
ドライバのxmlファイルの送受信概念に矛盾がなくなってくれたのはありがたいですが、正直現状ではひと手間増えるだけであまりメリットを感じられません。(私が望んでいたものではないなあ。。。)
実際の使い方としてはEkosやINDIWebマネージャー、INDIスターターなどでドライバを起動すると初回のみ(Optical Trainsの設定がなされていない場合のみ)EkosでOptical Trainsの設定画面が表示されます。(下図参照)

赤枠部分で使用するドライバを選択(起動しているドライバの中から選ぶ形になります。)
緑枠部分で使用する望遠鏡やレンズの焦点距離、バロー、レデューサなどの設定(ここで設定した内容で各モジュールが動作します)
青枠部分で上記のセットアップを”Optical Trains”として登録(名前をつけて複数の登録が可能)
モジュールには以下のように表示されます。(下図参照)

例としてフォーカスモジュールを表示しましたが、赤枠部分が従来のドライバ名ではなく、先程登録した”Optical Trains”の名前が表示されます。モジュールの機能に合わせて”Optical Trains”を切り替えて使用する形になります。
設定した各Optical Trainsは上図赤枠の鉛筆ボタンで再編集できます。(ドライバを切り替えたり、削除したり)
ドライバのxmlファイルの送受信概念に矛盾がなくなったのはありがたいですが、現状の実装では”Optical Trains”に登録する手間が増えただけのようにも感じます。。。(先にも記載しましたが、求めていたものではないです。。。)
まあ、この先の機能拡張で使いやすくなる可能性もありますので様子をみましょう。
アップデートして面食らった方は上記をご参考にしてください。
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