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INDIドライバ制御の流れ

前回最も簡単な構成図を用いてINDIサーバ・ドライバの特徴をご説明しました。

018.jpg

今回は上の図の読み込まれたドライバ(黒部分)の制御の流れを記載します。

黒部分のドライバ名をDSLR、制御機器を一眼デジカメと仮定します。

では初回接続時の流れを見てみましょう。

150.jpg

このように初回起動時はドライバを判別するためのxmlファイルがクライアントアプリに送信されます。
クライアントアプリはこれを自動保存し、照合できる状態を作ります。
(例えるならビジネスマンが相手に名刺を渡すようなものでしょうか。)

クライアントは自動保存されたxmlファイルでドライバを呼び出すことができるようになります。
呼び出しが成功するとコントロールパネルが表示され、ドライバの初期設定、接続・制御→設定情報の保存(手動)が可能になります。

この時、注意が必要なのは、コントロールパネルで接続を行わないと制御機器と接続されないこと、接続後でないと各種設定が行えないこと、各種設定を行ってもその設定を保存しなければ、次回コントロールパネル呼び出し時に反映されないことです。ドライバ設定に関しては自動で保存されません。必ず設定後保存を行いましょう。

一眼デジカメであれば、画素数、保存ファイル形式などの基本情報はここで設定して保存する必要があります。
(一眼デジカメ側の準備(USBでの接続の挙動、オート→マニュアル設定になど制御のための準備もお忘れなく)




xmlファイル読み込み後の流れは下図になります。

151.jpg

ドライバの各種設定は一度保存すれば次回以降はコントロールパネルに反映されます。

クライアントアプリは原則としてその情報をもとにして各種制御を行います。

この流れを念頭に置き、各機器の接続・制御を行ってください。

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