Macでのスタッキングソフトあれこれ
最近天体写真を撮影していないのであまり確認していませんでしたがMacで使用できるスタッキングソフトが増えてきました。
以前こちらの記事で記載したソフトのいくつかを入手して少し試してみました。
表題のスタッキングソフトは主に動画を位置合わせして一枚の絵にまとめる惑星用と、写真を位置合わせ、フラット、ダークなど合わせて複数枚を一枚の絵にまとめる星雲・星団用のソフトがあります。
今回は星雲・星団用のスタッキングソフトのいくつかを紹介します。
・Nebulosity(英語のみ、有料)
キャプチャソフトにも記載したが、天体カメラ、一眼デジカメ(一部のEOS)のキャプチャ、スケジュール機能、スタッキング機能、画像処理機能と、天体写真で必要となる画像処理機能を網羅しています。
私が天体を始めたころ、Macで星雲・星団のスタッキング機能をもったソフトがとても少なかったので購入しました。
キャプチャ機能に関しては現在では他の選択肢のほうが優れた機能を持っているソフトがありますが、スタッキング機能、画像処理機能のみの利用でも十分に役割を果たしてくれます。
Macのスタッキングソフトでは唯一画像処理に何回か使用したことがあるソフトなので使い方をまとめようかと思っていましたが、ペンディング中。。。
・ASTAP(英語のみ、無料)
こちらはスタッキング、画像処理、PlateSolverの機能がセットになったソフトです。
PlateSolverに関してはローカルAstromtry.netも使えますが、独自に機能を持っておりローカルAstromtry.netと比較してもかなりインデックスファイルが軽量なのが魅力です。
PlateSolverに関してはCCDCielと連動して使用できるようです。
スタッキング、PlateSolver共少し試してみましたが、まだ使いこなせていません。
使いこなせれば軽量なPlateSolverとPlateSolverの位置解析を利用したスタッキング処理ができるようなのでかなり便利そうです。
・Siril(英語のみ、無料)
このソフトはWindows版のIRISというソフトのLinux版だったようです。
IRISに関してはWindowsを天体撮影に使用していた頃、Drizzle機能に惹かれて一度使用してみましたが難しすぎて轟沈しました。。。
INDIに環境を移す頃、INDIフォーラムで話題にのぼっており存在は知っていましたが、その当時はMacで使用するにはソースからコンパイルする必要があったため気に留めていませんでした。(Linuxはラズパイでしたし、ラズパイで画像処理までは考えていませんでした。)
しかし、最近Mac版のインストーラーができ、簡単に導入できるようになったので改めて調べてみました。
特徴としては以下になります。
・豊富な画像処理機能
・動画(SERファイル)、静止画両方に対応したスタッキング機能(惑星の処理にも使用できるようです。)
・多くのスタッキング処理方法
・スクリプトによる他のソフトとの連携(CCDCiel、Ekosなどと連携できるようです。)
・半自動のライブスタッキング(フォルダ内にある静止画を連続的にスタッキングできるようです、他のソフトと連携すれば半自動のライブスタッキングができそうです。)
・・・と、ASTAPとはまた違った意味でかなり魅力的な内容になっています。
以前挫折したIRISよりは使いやすそうにも感じます。(少しだけ試しました。)
と大分環境が充実しました。
しかし、日本で使用している人は。。。。
私自身も環境が変わり、気軽に天体撮影ができなくなってしまったため、時間がかかるかもしれませんが、使ってみて便利であったら説明記事を書こうと思います。(撮影場所の確保からになりますので、いつになるやら。。。。)
以前こちらの記事で記載したソフトのいくつかを入手して少し試してみました。
表題のスタッキングソフトは主に動画を位置合わせして一枚の絵にまとめる惑星用と、写真を位置合わせ、フラット、ダークなど合わせて複数枚を一枚の絵にまとめる星雲・星団用のソフトがあります。
今回は星雲・星団用のスタッキングソフトのいくつかを紹介します。
・Nebulosity(英語のみ、有料)
キャプチャソフトにも記載したが、天体カメラ、一眼デジカメ(一部のEOS)のキャプチャ、スケジュール機能、スタッキング機能、画像処理機能と、天体写真で必要となる画像処理機能を網羅しています。
私が天体を始めたころ、Macで星雲・星団のスタッキング機能をもったソフトがとても少なかったので購入しました。
キャプチャ機能に関しては現在では他の選択肢のほうが優れた機能を持っているソフトがありますが、スタッキング機能、画像処理機能のみの利用でも十分に役割を果たしてくれます。
Macのスタッキングソフトでは唯一画像処理に何回か使用したことがあるソフトなので使い方をまとめようかと思っていましたが、ペンディング中。。。
・ASTAP(英語のみ、無料)
こちらはスタッキング、画像処理、PlateSolverの機能がセットになったソフトです。
PlateSolverに関してはローカルAstromtry.netも使えますが、独自に機能を持っておりローカルAstromtry.netと比較してもかなりインデックスファイルが軽量なのが魅力です。
PlateSolverに関してはCCDCielと連動して使用できるようです。
スタッキング、PlateSolver共少し試してみましたが、まだ使いこなせていません。
使いこなせれば軽量なPlateSolverとPlateSolverの位置解析を利用したスタッキング処理ができるようなのでかなり便利そうです。
・Siril(英語のみ、無料)
このソフトはWindows版のIRISというソフトのLinux版だったようです。
IRISに関してはWindowsを天体撮影に使用していた頃、Drizzle機能に惹かれて一度使用してみましたが難しすぎて轟沈しました。。。
INDIに環境を移す頃、INDIフォーラムで話題にのぼっており存在は知っていましたが、その当時はMacで使用するにはソースからコンパイルする必要があったため気に留めていませんでした。(Linuxはラズパイでしたし、ラズパイで画像処理までは考えていませんでした。)
しかし、最近Mac版のインストーラーができ、簡単に導入できるようになったので改めて調べてみました。
特徴としては以下になります。
・豊富な画像処理機能
・動画(SERファイル)、静止画両方に対応したスタッキング機能(惑星の処理にも使用できるようです。)
・多くのスタッキング処理方法
・スクリプトによる他のソフトとの連携(CCDCiel、Ekosなどと連携できるようです。)
・半自動のライブスタッキング(フォルダ内にある静止画を連続的にスタッキングできるようです、他のソフトと連携すれば半自動のライブスタッキングができそうです。)
・・・と、ASTAPとはまた違った意味でかなり魅力的な内容になっています。
以前挫折したIRISよりは使いやすそうにも感じます。(少しだけ試しました。)
と大分環境が充実しました。
しかし、日本で使用している人は。。。。
私自身も環境が変わり、気軽に天体撮影ができなくなってしまったため、時間がかかるかもしれませんが、使ってみて便利であったら説明記事を書こうと思います。(撮影場所の確保からになりますので、いつになるやら。。。。)
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