秋の夜空を楽しもう
今年の夏は天候に恵まれず雨や曇りばかりでした。
気がつけば季節は秋。。
秋の夜空を楽しむ方向に気持ちを切り替えましょう。
さて、夏は数回に分けておすすめの観望ポイントなどを記載しましたが、秋の夜空はどうでしょうか。
南の空に関しては1等星がひとつだけ(フォーマルハウト)というなんとも淋しげな夜空になります。
しかし、実は秋は晴れてさえいればかなり観望を楽しめる季節でもあります。
暗い対象が多いため、ぜひとも空の暗い観望地を見つけて楽しんでください。(秋ともなると夜はとても冷えます。防寒対策もしっかりと行ってください。)
おすすめ観望対象その1 月
中秋の名月と呼ばれるように秋は月が非常に綺麗に見える季節です。
月は眼視、双眼鏡、望遠鏡いずれにおいても楽しめる対象です。
団子とともにのんびり月見というのもオツなものです。

月は観望、撮影いずれも楽しめる対象です。
おすすめ観望対象その2 はくちょう座〜ケフィウス座〜カシオペア座〜ペルセウス座あたりまでの天の川と星雲・星団、星群
この記事に掲載した星景写真の辺りは双眼鏡で観望するととてもきれいな星域になります。
一帯に天の川があり、星雲・星団、星群の宝庫となっています。
暗い場所で双眼鏡で観望すれば、見る対象を決めなくても充分に楽しめるほど多くの星群、星雲、星団を眺めることができます。おすすめははくちょう座サドル付近の星群、デネブ付近の北アメリカ星雲、M39、ケフェウス座近辺の星群、M52、カシオペア座ルクバー付近のM103、NGC654、NGC663、NGC659が一望できる星群、ペルセウス座二重星団、ミルファク付近の星群(C39)などでしょうか、非常に見応えがあります。

はくちょう座とカシオペア座を見つけると探しやすくなります。プラネタリウムソフトで確認してみましょう。
おすすめ観望対象その3 土星(今年は)
惑星は年ごとに見える場所が変わりますが、今年の秋は土星が見えます。
秋は夏同様気流が安定することが多いので、望遠鏡をお持ちの方はぜひ観望してみましょう。
土星は撮影対象としても楽しめます。頑張って撮影に挑戦してみるのもいいかもしれません。

土星は毎年輪の幅が異なります。気流が安定していればカッシーニの隙間が見えるかも
おすすめ観望対象その3 流星
この記事に掲載されているように実は流星は年中飛んでいます。秋にも小規模ですが流星群があります。(過去のしし座流星群はすごかったようですが。。)のんびり観望できるときにはいくつか流星を確認できるでしょう。
(経験上、秋は火球を見ることが多いです。)
おすすめ観望対象その4 アンドロメダ銀河
写真を撮影する方はアンドロメダ銀河を狙ってみましょう。月の4倍もの大きさがあるお隣さんの銀河ですが、眼視ではあまり面白くありません。しかし、写真撮影であればかなり満足できる対象になります。
銀河など暗い対象はガイド撮影と呼ばれる撮影方法が必須になりますので機材も本格的になります。
秋の夜長に本格的な撮影方法にチャレンジするのも楽しいかもしれません。
おすすめ観望対象その5 深夜まで粘って冬の夜空を楽しむ
この記事に掲載していますが、秋は冬ほど寒さも厳しくないため夜中まで頑張って冬の観望対象を楽しむのに適しています。冬はオリオン座の脇に天の川(夏と比較して薄いですが)が広がり、さまざまな観望対象があります。夜更かしができる日であれば、冬の観望対象を先取りして楽しんでしまいましょう。

深夜2〜3時ころの南東の空のシミュレーション、水色文字部分が星雲・星団・銀河になります。
秋の夜空の楽しみ方をご紹介しましたが、南天の地味さとは裏腹に結構幅広く観望が楽しめる季節です。
くれぐれも防寒対策をしっかりとして澄んだ秋の空を楽しんでみてください。
気がつけば季節は秋。。
秋の夜空を楽しむ方向に気持ちを切り替えましょう。
さて、夏は数回に分けておすすめの観望ポイントなどを記載しましたが、秋の夜空はどうでしょうか。
南の空に関しては1等星がひとつだけ(フォーマルハウト)というなんとも淋しげな夜空になります。
しかし、実は秋は晴れてさえいればかなり観望を楽しめる季節でもあります。
暗い対象が多いため、ぜひとも空の暗い観望地を見つけて楽しんでください。(秋ともなると夜はとても冷えます。防寒対策もしっかりと行ってください。)
おすすめ観望対象その1 月
中秋の名月と呼ばれるように秋は月が非常に綺麗に見える季節です。
月は眼視、双眼鏡、望遠鏡いずれにおいても楽しめる対象です。
団子とともにのんびり月見というのもオツなものです。

月は観望、撮影いずれも楽しめる対象です。
おすすめ観望対象その2 はくちょう座〜ケフィウス座〜カシオペア座〜ペルセウス座あたりまでの天の川と星雲・星団、星群
この記事に掲載した星景写真の辺りは双眼鏡で観望するととてもきれいな星域になります。
一帯に天の川があり、星雲・星団、星群の宝庫となっています。
暗い場所で双眼鏡で観望すれば、見る対象を決めなくても充分に楽しめるほど多くの星群、星雲、星団を眺めることができます。おすすめははくちょう座サドル付近の星群、デネブ付近の北アメリカ星雲、M39、ケフェウス座近辺の星群、M52、カシオペア座ルクバー付近のM103、NGC654、NGC663、NGC659が一望できる星群、ペルセウス座二重星団、ミルファク付近の星群(C39)などでしょうか、非常に見応えがあります。

はくちょう座とカシオペア座を見つけると探しやすくなります。プラネタリウムソフトで確認してみましょう。
おすすめ観望対象その3 土星(今年は)
惑星は年ごとに見える場所が変わりますが、今年の秋は土星が見えます。
秋は夏同様気流が安定することが多いので、望遠鏡をお持ちの方はぜひ観望してみましょう。
土星は撮影対象としても楽しめます。頑張って撮影に挑戦してみるのもいいかもしれません。

土星は毎年輪の幅が異なります。気流が安定していればカッシーニの隙間が見えるかも
おすすめ観望対象その3 流星
この記事に掲載されているように実は流星は年中飛んでいます。秋にも小規模ですが流星群があります。(過去のしし座流星群はすごかったようですが。。)のんびり観望できるときにはいくつか流星を確認できるでしょう。
(経験上、秋は火球を見ることが多いです。)
おすすめ観望対象その4 アンドロメダ銀河
写真を撮影する方はアンドロメダ銀河を狙ってみましょう。月の4倍もの大きさがあるお隣さんの銀河ですが、眼視ではあまり面白くありません。しかし、写真撮影であればかなり満足できる対象になります。
銀河など暗い対象はガイド撮影と呼ばれる撮影方法が必須になりますので機材も本格的になります。
秋の夜長に本格的な撮影方法にチャレンジするのも楽しいかもしれません。
おすすめ観望対象その5 深夜まで粘って冬の夜空を楽しむ
この記事に掲載していますが、秋は冬ほど寒さも厳しくないため夜中まで頑張って冬の観望対象を楽しむのに適しています。冬はオリオン座の脇に天の川(夏と比較して薄いですが)が広がり、さまざまな観望対象があります。夜更かしができる日であれば、冬の観望対象を先取りして楽しんでしまいましょう。

深夜2〜3時ころの南東の空のシミュレーション、水色文字部分が星雲・星団・銀河になります。
秋の夜空の楽しみ方をご紹介しましたが、南天の地味さとは裏腹に結構幅広く観望が楽しめる季節です。
くれぐれも防寒対策をしっかりとして澄んだ秋の空を楽しんでみてください。
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