Beelink-AP34でハマる
以前Windowsでの天体システムからINDIに移行する際、機材と接続するのをSBCにするかMiniPCかタブレットにするか迷ったときがありました。
ラズパイ3→転送系が遅い
タブレットPC→UBUNTUに不具合
NanoPi=M4→グラフィック系のドライバが不安定、使用できないソフトがある(最近ようやく改善)
と、どれも帯に短し襷に長しといった状態で決定打がないと感じていました。
・天体機器を接続するのでUSB端子が多数欲しい
・そこそこの処理能力で省電力(バッテリーで動く)
・安定環境(システム、ドライバ共)
・4GB程度のメモリ(画像処理の高速化Ubuntuならこれだけあれば充分)
あたりを考察するとNUCあたりが最善かなと思っていました。
そんな折、ネットを徘徊していたら中華の海外通販サイトで表題のBeelink-AP34を見つけました。
・インテルチップセットを使用(システムのドライバで悩まなくて済む)
・ギガビットイーサ、USB3搭載(足回りがしっかりしている)
・eMMC64GB搭載(NUCは別売り、NVMe.M2 SSDも追加可能(ハーフサイズで高いが。。)
・メモリも4GB搭載(NUCは別売り)
と良い線いっているように感じ、思わず購入(昨年ですが)
確かに上記要素満たしており、ドライバなども安定して使用でき、これが天体用のシステムをまとめる予定でした。。。
しかし、購入後一箇所だけ計算外の項目がありました。
なんとUbuntu標準のGRUB(システムブートローダー)が使用できず、UbuntuのインストールにrEFIndが必要だったのです。。。
このrEFIndがなかなかの曲者でときたま起動ディスクを取り違えることがあります。
(使用できないGRUBで起動してしまう)
そうなると、リモートでは操作出来ないのでモニターやキーボードを接続してGRUBを終了し、rEFIndで立ち上げ直さないと駄目。
現場でこんな面倒な作業が起こったら、時間ばかり過ぎてしまいます。
で、結局無難に使えるラズパイ3に戻る。。と
しかし、それから1年以上経過し、最近になってNanoPi-M4はシステムなど安定してきました。
この調子であればBeelink-AP34も改善できるかも、と淡い期待を込めて本日作業の合間に設定を試してみました。
システムが立ち上がらない。。。
まあ、もともとがWindowsマシンなのでこんなときは慌てずにBIOSを呼び出せばなんとかなるでしょう。
BIOSも表示されない。。。
。。。
しょうがないので、SSDを取り出し、外付けドライブにしてNanoPi-M4で中身を確認します。
確認した所システム・SSDも無事なようです。
しかし設定した箇所に付随するファイルのみ無くなっているようでもとの状態に戻せません。。。。
。。。うーん
結局SSDを数度出し入れして、設定をその都度調整してみましたが一向にブラックアウトしたままです。
。。。これはダメかもしれない。。
と、考えた矢先ふとあることに気が付きました。
このマシンはBIOSの呼び出しがDeleteキーみたいですが(これもネットで確認、F7とか書いてあるところも。。)
接続していたのがMacのキーボードでDeleteキーが2つあります。
。。。ひょっとして、キー配置ずれてます?
つないであったキーボードを変更した所、あっさりBIOS登場、システムを選び直した所、無事復旧。。。
ネットで調べること数時間、SSDの出し入れ5〜6回(その都度分解)、それがキーボードを変更するだけで治るとは。。。。
なかなかハマった一日でした。
ラズパイ3→転送系が遅い
タブレットPC→UBUNTUに不具合
NanoPi=M4→グラフィック系のドライバが不安定、使用できないソフトがある(最近ようやく改善)
と、どれも帯に短し襷に長しといった状態で決定打がないと感じていました。
・天体機器を接続するのでUSB端子が多数欲しい
・そこそこの処理能力で省電力(バッテリーで動く)
・安定環境(システム、ドライバ共)
・4GB程度のメモリ(画像処理の高速化Ubuntuならこれだけあれば充分)
あたりを考察するとNUCあたりが最善かなと思っていました。
そんな折、ネットを徘徊していたら中華の海外通販サイトで表題のBeelink-AP34を見つけました。
・インテルチップセットを使用(システムのドライバで悩まなくて済む)
・ギガビットイーサ、USB3搭載(足回りがしっかりしている)
・eMMC64GB搭載(NUCは別売り、NVMe.M2 SSDも追加可能(ハーフサイズで高いが。。)
・メモリも4GB搭載(NUCは別売り)
と良い線いっているように感じ、思わず購入(昨年ですが)
確かに上記要素満たしており、ドライバなども安定して使用でき、これが天体用のシステムをまとめる予定でした。。。
しかし、購入後一箇所だけ計算外の項目がありました。
なんとUbuntu標準のGRUB(システムブートローダー)が使用できず、UbuntuのインストールにrEFIndが必要だったのです。。。
このrEFIndがなかなかの曲者でときたま起動ディスクを取り違えることがあります。
(使用できないGRUBで起動してしまう)
そうなると、リモートでは操作出来ないのでモニターやキーボードを接続してGRUBを終了し、rEFIndで立ち上げ直さないと駄目。
現場でこんな面倒な作業が起こったら、時間ばかり過ぎてしまいます。
で、結局無難に使えるラズパイ3に戻る。。と
しかし、それから1年以上経過し、最近になってNanoPi-M4はシステムなど安定してきました。
この調子であればBeelink-AP34も改善できるかも、と淡い期待を込めて本日作業の合間に設定を試してみました。
システムが立ち上がらない。。。
まあ、もともとがWindowsマシンなのでこんなときは慌てずにBIOSを呼び出せばなんとかなるでしょう。
BIOSも表示されない。。。
。。。
しょうがないので、SSDを取り出し、外付けドライブにしてNanoPi-M4で中身を確認します。
確認した所システム・SSDも無事なようです。
しかし設定した箇所に付随するファイルのみ無くなっているようでもとの状態に戻せません。。。。
。。。うーん
結局SSDを数度出し入れして、設定をその都度調整してみましたが一向にブラックアウトしたままです。
。。。これはダメかもしれない。。
と、考えた矢先ふとあることに気が付きました。
このマシンはBIOSの呼び出しがDeleteキーみたいですが(これもネットで確認、F7とか書いてあるところも。。)
接続していたのがMacのキーボードでDeleteキーが2つあります。
。。。ひょっとして、キー配置ずれてます?
つないであったキーボードを変更した所、あっさりBIOS登場、システムを選び直した所、無事復旧。。。
ネットで調べること数時間、SSDの出し入れ5〜6回(その都度分解)、それがキーボードを変更するだけで治るとは。。。。
なかなかハマった一日でした。
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