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入門用の理想の天体観望・撮影支援環境を考える。ーその1

廉価なエンコーダ付き自動導入架台や、SBCなどで自動導入、スケジュール撮影、PlateSolverなどが実用的に実現できるようになってきて、この話も単なる夢見がちなヲタ話ではなくなってきているように感じます。

実際に市販品の組み合わせだけでもかなり(と、いうかほとんど)の環境を整えることができるのですが、この記事をみて頂いてもわかるように、いくつか改善できる要素があります。

・鏡筒側に制御要素(カメラ、フォーカサー、ガイダーなど)が多く、その全てがオプション接続になるため配線が煩雑になる。しかも、対象に合わせて動きがあるため配線の取り回しがかなり注意が必要になる。

・架台側は電源、制御信号(しかもデータとしては軽い処理)のみだが、それぞれ別の端子になっており、制御信号を扱う端子は鏡筒側の制御とセットでまとめなければならない。(大きく動きがある鏡筒とある程度固定された架台の制御端子をそれぞれが干渉しないように配線しなくてはならない)

・鏡筒側、架台側とも制御するためには電源が必要になる。(圧倒的に鏡筒側の方が処理要素が多い)

・制御するためには更にPCなどが必要になる→鏡筒側、架台側、バッテリー、PCとそれぞれ位置が異なるため配線が非常に煩雑になる。

・このような複数の制御を一括して簡単に操作できるフロントエンドが無い(通常は複数ソフトを立ち上げて制御、現状ではEkosで一括制御が可能だが複雑)


と、現状ではPCなどで制御しようとするとケーブルだらけになります。

複雑な制御を行っているため、やむを得ないとも感じますが、鏡筒側、架台側に制御を前提にした設計があれば解決できる部分も多々あるのではないかと感じています。

現状の機器で環境を構築する提案も後日行おうと思いますが、上記を解決できる提案要素を2つ記載したいと思います。
(現状では自作しか手立てがありません。)


●解決策その1・望遠鏡の形状を四角(箱型)にする
(電子ファインダー、複数の制御端子、バッテリー、SBCを鏡筒内部に組み込み)

現状で配線が最も複雑になる要因の一つは望遠鏡の機構、形状が私が小学生の頃(40年近く)から全くもって変化していないことです。
変化したのは接続する周辺機器(カメラ、電動フォーカサーその他)や架台のみで、望遠鏡そのものにはほとんど機構の変化がありません。。

望遠鏡を四角くすることで以下の要素が改善されます。

・鏡筒の強度増加
・鏡筒の迷光処理の向上(空間にゆとりが出来るため)
・電子ファインダー兼オートガイダーの組み込み
・SBC、バッテリーの組み込み
・モーターフォーカス機構の内部組み込み
・制御端子の設置(USB、LAN端子など)
・運搬時に転がらない(笑)


四角い箱型になることで、屈折望遠鏡であれば鏡筒後部に、反射望遠鏡であれば鏡筒前部に広いデットスペースができます。(シュミカセなどカタディオプトリック式は結構効率的に光路が使われているのでデッドスペースは少なくなりますが、それでも上記要素を組み込むくらいのスペースを作ることはできると思います。)

メーカーも利益の高い写真鏡筒や、周辺機器に力を注いている割には望遠鏡そのものの機構に手をつけないのには、なにか理由があるのでしょうか?

上記要素のいくつかはオプション扱いでも構わないと思いますが、鏡筒の形が四角くなるだけでこれだけの要素を内部に組み込めるようになることはユーザーにとって大きなメリットになると思います。


●解決策その2・電源ケーブルの廃止
(制御信号と合わせてPoE LAN、USBなどに統一する)

機器それぞれに電源ケーブルが追加されるのもなかなか前時代的です。。
現在ではUSBーC、PoE LANなど信号端子で電力供給ができる機構がありますので制御機器を多数用いる天体機器であれば、これを利用することで非常に配線を整理することが可能です。

上記の機材が実現すれば、現状の配線数を数分の1に減らすことができます。
(機材状況によっては0、もしくは1にすることも出来るでしょう)

最も改善の効果が高いのは鏡筒です。
(メーカーが作ってくれたら楽なのに。。。現状では自作するしかないかな。。。)

無いとは思いますが、メーカーの方、見ていたら是非ご検討ください。(笑)
(草案は固まっています、もし検討してくれるなら打ち合わせ時間作りますよ(笑)、この構造にすることによってオプションによるシステム化の可能性も非常に向上します。(コストメリットも))

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