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入門用の理想の天体観望・撮影支援環境を考える。ーその2

※この記事で掲載された内容に合わせてまとめたディストリビューションを配布しました。
今後使い方などこちらに掲載していきます。

前回のその1で実現してほしい要望を記載しましたが、現状では市販品にその要件を満たす製品は現れていません。。。

今回は市販されている製品を組み合わせた現実的な落とし所を探りたいと思います。

まずは予算→すべて合わせて5〜6万円程度
入門用の予算として5〜6万円を設定しました。
大人が趣味としてちょっと頑張ってみよう、子供と一緒に取り組んでみようと考えるとき、都合がつけやすい金額として想定しました。デジカメや廉価なPCなどと同程度の金額設定です。
入門機として1〜2万円程度のものも多数ありますが、以下に記載するような機能を持ち合わせたものは存在しません。

入門用として実現したい機能
・見たい対象を確実に探せる、確認できること(自動導入、PlateSolver、プラネタリウムソフトの星図とシンクロ)
・惑星や月をスマホなどで撮影出来る程度の光学性能
・星雲・星団を眼視でも確認できること
・一眼デジカメなどと組み合わせてある程度の撮影が出来ること(星景、簡便なオートガイド撮影など)
・眼視より暗い対象を電子観望などで確認できること

かなりハードルが高いですが、これだけのことができればやりがいがあります。
(少なくとも月、惑星を確認して押入れの肥やしになるといったことはなくなるでしょう。。)

機材選定

Kenko 天体望遠鏡 Sky Explorer SE-AT100N プラネタリウムソフトセット 反射式 口径100mm 焦点距離450mm 卓上型 簡易追尾機能付 SEAT100N

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【国内正規品】 Sky-Watcher 天体望遠鏡 自動導入 AZ-GTi 三脚付き SW1240020327

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【国内正規品】 Sky-Watcher 天体望遠鏡 鏡筒のみ MAK90 AZGTi用 BK SW1240010741

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架台、鏡筒はこのあたりになりそうです。
どちらもSkyWatcher社ですが、なんとこの価格で自動導入、エンコーダを用いた手動での位置解析が可能です。
この価格でこの2つの機能を併せ持つものは他にはありません。

AZ-GTiの方が形状的に使える鏡筒の種類が多くなりますが、値段は高くなります。
上記マクストフカセグレンタイプの望遠鏡とセット販売されていることもありますので価格が安ければおすすめでしょう。

SE-AT100Nであれば、架台、鏡筒がセットでこの価格で済んでしまいます。
発売されてから大分経つので、これ以下の金額で購入できる可能性もあります。
この機種だけでは自動導入などができませんが、メーカーから専用のオプションが販売されましたのでそれと組み合わせることでAZ-GTi同様の使い方ができます。
私も所有していますが、鏡筒の作りなどプラスチック感満載でお世辞にも上質とは言い難いですが、驚くことに口径なりの性能はしっかりとあります。単焦点の反射なので低倍率での運用が出来ることも魅力です。

眼視で楽しめる天体は実は低倍率の方が圧倒的に多いです。

Sky Watcher SynScan USB
このおもちゃみたいなボックスで上記架台2種類ともPCやSBCとUSB接続できます。
AZ-GTiはWIFIで接続できますが、USBで確実に動作するこのアダプタも購入しておいた方が安心です。
SE−AT100Nは必須です。

LABISTS Raspberry4 4B-32GB(技適マーク入)MicroSDHCカード32G/NOOBSシステムプリインストール/カードリーダ /5.1V/3A Type-C スイッチ付電源/MicroHDMI-to-HDMIケーブルライン/三つヒートシンク/簡単に取り付けケース/日本語取扱説明書/24ヶ月保証

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セット品を記載しましたが、シングルボードコンピュータとしてラズパイ4を選定しました。
MicroSDカードは32GB程度、運用しやすいようにケースなども同時に購入しましょう。
PC同様の環境がパッテリーで動作します。
Linuxの扱いに慣れていない方に向けて後日コピーするだけで動作するディストリビューション(OS、必要なソフト一式)も紹介します。

唯一の欠点としてラズパイ4には電源OFFの後、時刻を保持する機能がありません。以下のモジュールを本体に取り付けてください。

・Raspberry Pi用RTCモジュール v1.1


25800mAh 大容量モバイルバッテリー パワーバンク Type-C QC3.0 急速充電器 3つ出力ポート(2USBポート type-C) 2つ入力ポート バッテリー残量表示 携帯充電器 チャージャー 旅行/出張/アウトドア活動などの必携品 USBケーブル付 PSE認証

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Mauknci USB 12V 昇圧 ケーブル USB A(5V) → DC(12V) 5V 12V 昇圧 DC USB 変換 外径5.5mm内径2.1mm 5V-12V DC ケーブル

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ポータブルバッテリー、USB12昇圧回路内蔵アダプタです。
これで架台、シングルボードコンピュータの電源を確保します。

私はラズパイ3で同様の構成を使用していますが、3〜4時間観望しても余裕があります。しかし、ラズパイ4になり消費電力が最大3Aにアップしています。
対応しているバッテリーを確認して購入しましょう。


ZWO ASI 120MM-Mini
モノクロですが高感度の天体カメラです。
電子ファインダー兼、オートガイダーとして使用します。
ラズパイ4のディストリビューションと組み合わせることで高速なPlateSolver(撮影した天体の位置解析→架台同期)が可能になります。

以下のレンズと組み合わせることで手持ち双眼鏡程度(光学ファインダー程度)の視野になります。

(バシュポ) Pixco CCTVレンズ 35mm f/1.7 Cマウント テレビカメラレンズ - Pentax Q カメラ ( ブラック ) Cマウントアダプター 撮影 用 (C-Pentax Q)

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上記にスマホなどがプラスされます。

天体望遠鏡/望遠鏡/双眼鏡/単眼鏡/顕微鏡アダプター 金属制 スマホ取り付け 携帯電話アダプター 撮影用クランプ スマートフォンホルダー iPhone/Android機種対応 フィールドスコープ 天体望遠鏡の接眼レンズ ユニバーサルアクセサリー パーツ 軽量 接眼レンズ径25mm-48mm

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スマホでちょっとした撮影するのに上記のようなアダプタもあると便利です。

アマゾン価格を中心に掲載しましたが、SE−AT100Nを中心とした構成でだいたい6万円ちょいくらいですね。。
SE−AT100Nならば頑張って探せばもっと安いところもあるかもしれません。

次回はこの構成で実際にどんなことが出来るのか記載します。





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No title

お題と直接関係ないですが、オヤジのBlogにろんろんさんが書き込まれた方法で、AZ-GTiの経緯台モードをINDIで使えました。
オヤジのAZ-GTiで確認しました。
コメントをご覧ください。

Re: No title

オヤジさん

ご連絡ありがとうございます。ブログ拝見しております。
皆様のご協力でAZiーGTの動作確認が取れましたことを感謝しております。
先程ディストリビューションアップしました。
配布するディストリビューションはすでにいただいた設定ファイルを組み込んであります。

当ブログでは個人宛で情報をいただきましたので今の所お名前を記載していませんが、了解得られましたら記事に追加する予定です。

No title

Amazonのラズパイ4を一式と、RTCモジュールを注文しました。
月曜に来るようです。
ラズパイは、初期の奴で、植木12鉢を自動で水撒きするコントローラーで使っただけで、SDカードへのOSのインストールとか、忘れました。(笑)

T-Studioさんがまとめられたディストリビューションですが、今までは、ubuntuをrufus-3.8でUSBメモリーに焼いて、ノートPCにインストールしてました。
これで出来そうですね。
月曜まで時間があるので、色々やってみます。
面白くなりそうです。
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