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Astroberry-J-ver2 の変更点 その2

現在は新ディストリビューション移行のため配布を停止しました。
継続してご使用になられている方の参考資料として記事を残しますのでご了解ください。


今回はおすすめの使い方などや、その他の機能、アップデートに関してなどをご紹介します。

おすすめの使い方
●屋外で使用する場合
スマホで前回配布したQRコードを読み込みWebインターフェイスを表示し、INDI Web Manager、iGPSなどを立ち上げてドライバ接続、GPS情報の取得、リブート、シャットダウン操作を行い、タブレットやPCでラズパイ4のKStars・Ekosをリモートデスクトップで操作する。

簡単に言えば目的ごとに操作端末を2つに分ける使用法です。
屋外ではインターネット接続ができるのはスマホだけになると思いますので、iGPSで位置情報、日時を獲得し、INDIドライバの選択や立ち上げをWebブラウザで行ってしまい、諸々のリモート操作は操作しやすいタブレットやPCでリモートデスクトップ環境で行います。

カチョレクがnoVNCを用意してくれているのですが、はっきり言って使いづらいのでタブレットやPCの操作はRDP、VNC、NoMachineいずれかのクライアントをダウンロードして操作します。(サーバはすでに入っています。)

タブレットだと右クリックやドラッグ操作が行いづらいのでこちらの設定をご参考にしてください。(アイコンなどはすでに設定済みです。)

これでほとんどの操作をクリックのみで行うことが出来るようになります。

システム終了やリブートなどもスマホのインターフェイスでボタンクリックで行えます。
データなどは帰宅後、LANにつないでSMBでファイル共有して取り出せますが、MicroSDで大きなファイルの保存はストレスになりますので、USB3接続の外付けSSD(NAND NVMe)を追加して保存領域にすることを強くおすすめします。
データが外付けディスクに保存されていれば家に帰ってから自宅のPCに外付けSSDを接続すれば更に簡単にデータを移動できます。


●遠隔操作などで使用する場合
別棟の観測小屋や、離れた位置で固定設置などをされている方は、WIFI機能を止めて(セキュリティホールになりますので、インターネット接続がある場合は必ずWIFIは止めてください)今回導入したVPNサーバをご利用ください。
LANやインターネット接続で快適に使用できます。
Gigabitであれば、リモートドライバでの使用も現実的になってくると思います。

現状ユーザ名、パスワード、秘密鍵など全てastroberryで設定してありますので、実稼働する場合はこちらからクライアントをダウンロードして設定変更してください。

インターネット接続で使用する場合はラズパイのIP固定、ルータのポートフォワーディング、プロバイダ側でのWAN側IP固定orDDNSへの登録なども必要になります。
現状はスマホなどでもアクセスできるようL2TP接続にしてありますので、ポートはtcp、udp共4500、500、1701の3つをフォワーディングします。

サーバ自体はすでに動作していますので、あとはご自身の環境に合わせて設定してください。
ラズパイ4のMicroSDカードでは大きなファイルのやり取りは現実的ではありません。
HDやSSDをUSB3で接続して画像などの保存はそちらで行うように環境構築してください。
SMBサーバも可動させてありますので、外付けHD、SSDの共有パスを追加すれば遠隔地でもセキュアにファイル共有が可能です。

消費電力の少ないVPNサーバ兼天体機器制御ハブとして遠隔リモート環境でご利用いただけると思います。


アップデートに関して
通常アップデートなどはsudo apt update && upgrade などでRepository全てを更新、アップグレードしますが、
今回のこのシステムはカチョレク氏がディストリビューションとしてまとめたシステムに多数の変更を加えています。

sudo apt update && upgradeを用いるとカチョレク氏が用意したアップグレードスクリプトが働き、変更部分はそのまま放置され、基のAstroberry用の環境アップデートが働くため多くの機能が使用不可能になります。

RaspbianはSystem自体が登録アプリが少ないのでほとんどの操作でRepository登録、CUIによる設定ファイルの書き換えなどが必要になります。(はっきり言って面倒です。)

現状、INDIサーバ・ドライバはじめ、天体機器制御で必要になりそうなものは全て組み込んでおりますので、不具合が出なければそのままお使いください。

もし、ドライバなどにバグがあって動作しないため、ドライバの更新などが行いたい場合は選択的にそのドライバのみアップグレードしてください。

操作としてはSynapticを用います。


0351.jpg

左上アイコンをクリック→”設定”をクリック→”Synapticパッケージマネージャーを選択し、起動


0352.jpg

フリップメニューより”Astroberry”を選択、パスワード(Astroberry)を入力
(AstroberryはpiとAstroberryの2つのユーザー名で登録されているようです。必ずAstroberryを選んでください。)



0353.jpg

1.検索ボタンをクリック
2.検索窓にアップデートしたいアプリやドライバの名称を入力
3.検索ボタンで検索

この操作でインストールされたパッケージを絞り込むことができます。


0354.jpg

検索後の結果から目的のアプリorドライバを探して
1.目的のアプリorドライバの表示を選択してから右クリック
2.フリップメニューより”アップグレード指定”を選択
3.”適用”ボタンをクリック

以上で必要な部分のみアップグレードできます。
一番左端にある”再読込”ボタンがsudo updateになります。
こちらは押して更新していただいても構いません。(読み込み時に更新されるようです。)

しかし、その右隣にある”すべてをアップグレード”は操作しないでください。
こちらがsudo upgradeに該当するボタンになり、環境にインストールされた全ての内容が更新されてしまい、押してしまうと高い確率で動作不良をおこします。

今回環境構築時も非常にアップグレードやインストールでのトラブルが多かったため、アップグレードを行う場合は必ずバックアップをとってからおこなってください。

トラブルがない場合はそのままお使いください。
(環境構築時トラブルの嵐で私自身もへばりましたので。。早くラズパイ4でもUBUNTUが使えるようになってほしいです。。。)






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