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新しいPlateSolving方法を追加できるようになりました。

INDI環境をMacに移植してくれているロバートが新しいPlateSolving方法を追加できる環境を作成してくれました。

https://github.com/rlancaste/sexysolver-tester

0399.jpg

Astrometry.net、ASTAP、Sextractorの3つのSolving環境を調整して最も高速な組み合わせで使用できるようにするライブラリ、設定を調整できるエディターの組み合わせのような感じです。
マルチプラットフォーム対応、各種アプリの内部ライブラリとして使用が可能とのこと。
彼いわくSolvingの速度も設定により大きく変化するためAstrometry.net、ASTAP、Sextractorの最適設定を調整するエディタを作り、内部ライブラリとしてそれぞれのアプリで使用できるようにしたとのこと。

私個人としては最適化された後の設定ファイルとサーバが欲しいのですが、INDIドライバでも同様のことが言えるので理由は納得できます。
(INDIドライバの設定ファイルにも着目してほしいところです。)

早速AstRPiにインストールして試してみましたが、細かなパラメータ設定などはしていないのですがSextractorというPlateSonvingが超高速です。

Ekosで使用するにはアライメントモジュールオプションに追加されたSextractorを使用するチェックボックスにチェックを入れるだけ。(下図参照)

0398.jpg


ASTAPもすでに対応したようです。
個人的にはSextractorといる第3のPlateSolvingが使用できるようになったことが嬉しいですね。

Astrometry.netのローカルソルバーでも大した不満は無かったのですが、それよりも数倍早いため待ち時間がほとんどありません。

シミュレーションドライバで試しただけなので実際に使用してどうなるかはまだわかりませんが、このテスト結果の速度で動作すれば今以上に快適にPlateSolvingが使用できます。
Windowsのみ若干制限あるようですが、Mac、Linux、Windowsで使用できるようです。

興味ある方はお試しください。
(かなりおすすめ)



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No title

kstars-3.4.2で、確認しました。
シュミレーターSextractorを使用するにチェッを入れただけですが、動いてますね。
今夜も雨らしいので、お預け状態が続いてます。(汗)

Re: No title

オヤジさん

この速度で本当に動いてくれれば決定版になりそうです。
良さそうなので普段使うNanoPiM4にも入れて、ついでにKStarsのアップデートかけたらKStars、INDIドライバが・・・
今まで以上に不具合連発(消えたままインストールできない、よって使えない)。。。
晴れるまでに治せるか心配です。
(こいつじゃないと広場から送信できない。。)
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