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ゆる天☆ 超お気軽観望・リアルタイムカラーズーム観望まとめ

このところいろいろ検証していたSDA高感度防犯カメラを利用したリアルタイムズーム観望環境についてまとめます。

こちらはお気軽編です。
PCなどを利用したセッティングは部品などが揃ったら後日記事にまとめます。
このシステムで観望した記事はこちら

リアルタイムカラーズーム観望のメリット
・PC不要(セッティングの手間がかからない)
・自動導入、導入支援装置不要(ズームを利用すれば容易に導入可能)
・ハイコストパフォーマンス(おそらく手軽な入門用観望環境ではもっとも幅広い対象が確認できる。)
・PCなどを使用したシステム化も可能(こちらは後日)

リアルタイムカラーズーム観望のデメリット
・主要機材となるSDA高感度防犯カメラ、CmauntZoomレンズが海外通販でしか入手出来ない。
・カメラのマウント部の調整機構が不安定(ぐらつく)

購入方法やカメラの建て付けのアバウトさがありますが、これほど簡単に多くの対象を観望できる環境は他にはなかなかないのでは、と感じます。
カメラの調整を事前に済ませておけば、あとはケーブルを繋いで電源を入れるだけで観望をスタート出来ます。そして特筆すべきは昼の景色から散開星団のような非常に淡い対象までフルオートで適正露出になるということです。

実際試してみましたが、カメラの調整も日本語で出来るためそれほど難しくありません。
一度設定しておけば、電源を切っても設定が保存されているためあとは観望するだけです。
対象に合わせて自動で露出やゲインが調整されるため常に適正露出で観望できます。

実視等級で13~14、実視野が約30~3度程度の10倍ズームになりますので、広角側で星座を導入してから見たい対象を中心にしてズームすることで導入できます。(広角側でもほとんどの対象が見えています。)

印象としては星座双眼鏡と大型対空双眼鏡の実視等級をそれぞれ3等くらいアップしてリアルタイムでモニタで見る感じです。
天体に少し詳しい方なら、オリオン座の燃える木がモニタで確認できる程度の感度といえばだいたい想像していただけるとおもいます。

実視野も星座全景が見える位→大型の星雲・星団が画面いっぱいに広がるくらいと非常に絶妙です。
(実際使用した記事はこちら
これ以上倍率が高くなると導入支援装置や自動導入装置がないと都心部では対象の導入が難しくなるでしょう。


おすすめの組み合わせ
カメラは撮像素子の感度が高く、蓄光機能がついたもの。レンズは明るく焦点距離が10~120mm程度がおすすめです。
私が購入した組み合わせは結構おすすめできると思いますので記載しておきます。


●カメラ
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SDA高感度防犯カメラ

撮像素子がIMX385、蓄光機能がついていますのでかなり高感度の製品になります。
大柄ですが軽いです。(中はスカスカ)
マウント部分のフランジバックが調整出来るようになっているので注意が必要です。
私は知らずに締め込んでしまい固着して動かなくなり、レンズで無限遠が出なくなってしまいました。(別途調整リングを購入して対処しました。)
このように建て付けの悪さもありますが、カメラ設定が日本語で出来て、高感度なカメラです。
このカメラ、電源がケーブル直結なので、上記のようなDCケーブルを接続するための端子を揃えておくと接続がしやすいです。


●レンズ

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12~120mmCマウントレンズ

焦点距離が12mm~120mmの産業用Cマウントレンズです。
Fが1.8(レンズ口径で計算するともっと暗いはずですが。。レデューサ機構が入っているのでしょうか)、非球面レンズが使用されているようでズーム全域で歪みは少ないです。
一番のメリットはこの焦点距離と明るさでしょう。
前出のように広角端で星座全景、望遠端で3度位になりますので非常に幅広い対象を観望できます。
しかもF値が小さいので防犯カメラのビデオ映像でもかなり暗い星まで見ることが出来ます。

以上の2点が海外通販でしか購入できません。
どこかの販売店が輸入代行してくれれば。。。と思っています。(某販売店にメールで相談しましたがスルー)

映像信号がSDIという業務用の画像信号なので、実使用では扱いやすく機器も多いHDMIに変換して使用します。


●SDI→HDMI変換

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私は1世代前のVideoAssist5という製品で代用していますが、上記の製品も現地でモニタを使わないPC制御用(電力消費量を抑えるため)に購入しました。
問題なくテレビやHDMIのモニタに写ります。


●バッテリー

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このカメラは12V必要ですが、消費電力が非常に少ないので上記のようなスマホ用のモバイルバッテリーとUSB・12V変換アダプタで充分運用出来ます。(私もこの組み合わせ)
SDI→HDMI変換器は5Vなのでそのまま使えます。
出力が3A出るものにしておくと将来ラズパイなどを繋ぎたくなったときにも使用できます。


●モニタ

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上記カメラ、レンズ、SDI→HDMI変換器があれば家などで使用するのであればテレビに繋げば観望できますが、フィールドで使用するのであればフォーカスアシストや、バッテリーが使用できるフィールドモニターが便利です。
(私は前出のVideoAssist5を使用しています。)

架台はカメラ、レンズ、さらに上記フィールドモニタをセットしても1kg弱の重さしかありませんので小型のビデオ三脚などで充分事足ります。
ヤフオクなどで古い撮像管時代のパネ式の雲台や、オイルフリュードタイプの雲台があれば快適に使用できるでしょう。

あと一点、スマホ用のプラネタリウムアプリは用意してください。
おすすめはSkySafariです。
プラネタリウムアプリで確認しながら探せば、ズーム観望であれば視野が広いので問題なく対象が見つかります。

だいたいこんな感じでしょうか。
映像信号をHDMIに変換すれば家庭用のビデオや、PC用のUSBコンバーターなどで録画もできます。

本当に簡単に非常に多くの対象が、手間いらずで観望できます。
初心者やPC操作が苦手な方も、難しい部分がほとんどありません。(購入が一番むずかしいです。。。)

天体趣味を再開してから十数年経ちますが、私の中では近年の一番ヒット作かもしれません。(とにかく楽に良く見える、どんな対象でも調整なし(ピント合わせだけは必要ですが)に見て確認できるというのは本当に快適です。)
初心者の方でも、上級者以上に多くの対象を自力で導入できると思います。

興味ある方は、海外通販の障壁がありますがお試しください。





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No title

1から全部そろえると4万円くらいでしょうか? ファインダーサイズのカメラを同架するとEKOSで自動導入もできそうですね! あんまりアドオンしすぎると、お手軽さが失われてしまいますが、拡張性も含めていろいろ楽しめそうです。

Re: No title

にゃあさん

一からだとそのくらいでしょうかね、架台とかバッテリーお持ちの方はカメラ、レンズ、SDI→HDMI変換器の三点セットでOKです。(ズーム使うと自動導入とかなくても殆ど導入できちゃいますよ、広角端でわずかですが燃える木見えましたし、散開星団とかは全く問題なく見えますので、対象をセンターにしてズームで完了です。)

設定変えずに昼の景色から微光星までカメラ側が露出やシャッターを制御して適正露出で見えるので本当に楽ちんです。

自動導入はカメラ同架しなくてもUSBのHDMIキャプチャ使うとINDIでフル制御できますよ。(PlateSolvingも)
映像信号の場合分岐して使用できますのでカメラは一つで複数のことができます。(その場合はスプリッターを追加が必要です。私の環境だとVideoAssist5が一台で全部やってくれます。)

モニターで映像見ながら、分岐した信号をPCに取り込んで制御できますが、PCを使う場合PCドライバの制約を受けます。

そのへんの検証はこちらにまとめてあります。

https://tstudioastronomy.blog.fc2.com/blog-entry-372.html

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