オーディオインターフェイスの修理(MOTU 828mk3 Hybrid)

昨年壊れてから放置していた(別のインターフェイスに繋ぎ変え)音楽制作で使用しているオーディオインターフェイスを修理しました。(上に乗っけてあるのが交換したコンデンサです。壊れたネジも。。。)
Mark of the Unicorn(通称MOTU)の製品なのですが、どうやらこの製品電源回路が弱いようです。
Mac、PCいずれでも安定しており、DSPを内蔵していて単独でもデジタルミキサとして利用できたり、数多くのIOを備えていて便利なのでなんとか復活してほしいです。
MOTU 828mk3 Hybrid 基盤修理
で検索したところ私同様電源がオンにならない方が多く、電源回路にあるコンデンサを交換すると復活するとの情報がありましたので部品を購入し交換してみました。
kerokerokero recordsという方がYoutubeでも動画が掲載されていましたのでリンクを掲載します。
電解コンデンサは悪くなると変形することが多いので目視で問題のあるものを判断できます。
ほとんどの方が電源回路部分の3つのコンデンサが壊れているようです。
修理風景の写真などはネットにいくつか上がっていましたのでネットに情報がなかったコンデンサの種類を記載しておきます。
電解コンデンサ
・16V 2200uf(マイクロファラッド) 105°c ☓2
・400V 32uf(マイクロファラッド) 105°c ☓1
この3つになります。
ネットで検索すると電源回路に直付け(おいおい)のフューズが飛んでいる方もいらっしゃいました。(フューズのタイプは T1A250vのようです。)
修理する際、ネジが1本噛んでいて取り外せなかったり、基板がスルーホールで部品が外しづらかったりとアメリカンな作りで地味に苦労しましたが、無事に復帰したようです。
私の所有する赤道儀(セレストロンAdvancedGT、VX、ネットで見るとミード製品なども電源回路のコンデンサが駄目になることが多いようです)などもそうですが、海外製品は電源回路が弱いものが多いように感じます。(多くはコンデンサやフューズ、断線などが原因)
完全に自己責任になりますが、保証が切れており、高額な修理代金などでお悩みの方は挑戦してみる価値はあるかと思います。(電源回路が故障している場合はメイン基板は無事なことが多いです。)
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