キラーアプリになるか? Ain INDIGO Imager
以前の記事でINDIGOSkyをご紹介しました。
ラズパイの新しいディストリビューションということで期待しましたが、その当時はINDIGOの本領を発揮出来るアプリケーション群がMacのみで、WindowsではCielSkychartとCCDCiel、APTが実装を始めた頃でした。(その後アストロアーツが同様の環境をギアボックスとして発売しました)
INDIGOはINDIドライバの進化版で、下位互換があると触れこんでいましたが、実際に使ってみるとKStars・Ekosでは動作に不具合が見られたり、INDIGOSky単体で操作するためのブラウザアプリなど目新しさも有りましたが、PlateSolvingが実装されていなかったり、Windows環境ではあまり安定していなかったりと未成熟な感じが拭えませんでした。
そのような状況を打破するためかは不明ですが、オールインワン環境のAin INDIGO Imagerが登場しました。

機能にしてもキャプチャ、フォーカス、フィルター制御、GPS、オートガイド、マウント制御、PlateSolvingに対応とかなり充実した統合環境になっています。
INDIGOSkyのシミュレーションドライバで接続して操作してみましたが、インターフェイスは癖もなくだいぶ使いやすいです。(文字は小さいけど。。)
但し、KStars・Ekosのように星図からの操作ができなかったり(CielSkychartとの接続が必要)、シミュレーションドライバでさまざまな動作チェックが行えないなど動作がこなれていない部分もありました。(実機ではどうでしょうね)
CloudMakersのアプリ群はとても使いやすかったのですがいかんせんMacにしか対応していません。
それに対してAin INDIGO ImagerはWindows、Mac、Linux(ラズパイ含む)にフル対応しています。
実機での動作が安定していれば、INDIGO環境を普及させるキラーアプリになるかもしれません。
INDIGOの場合、INDIと同様Windowsでネイティブにサーバ・ドライバを組み込ませることができません。
そのため、MacやLinux環境が必要になりますが、INDIGOSkyが機能アップしてAstrometly.netサーバが組み込まれて、ブラウザアプリから簡単にインデックスファイルを追加出来る環境が追加されましたので撮影に便利なものが一通り揃いました。
ドライバの起動などもリモート機器のブラウザから全て制御出来ますので、INDIGOSkyをインストールしたラズパイ+Ain INDIGO Imagerという組み合わせは手軽にINDIGO環境を試すには良い組み合わせになりそうです。(INDIGOSkyはLinuxのGUIに一切アクセスせずに使えるコンセプトで開発されていますので新たにLinuxをおぼえなくても問題なく使えます。)
興味ある方はお試しください。
追記
INDIGOSkyの最新イメージを入手して余っているラズパイ3にセットアップしてWindows版のAin INDIGO Imagerへの接続を試してみました。
ドライバなどはINDIGOSky側で起動します。
Astrometly.netのインデックスファイルもブラウザ画面から問題なくインストールできました。(自宅のインターネット環境とLanケーブル接続することを忘れずに)
ドライバの設定などはブラウザ画面で行いますので、INDIとはまた違った煩わしさがあります。。。
接続した結果は
スカイエクスプローラーSE100N架台→☓(接続されるが正常に動作しない)
自作moonlite互換フォーカサー→○
ZWOASI224MC→○
結局昨年同様スカイエクスプローラーSE100N架台が正常に動作しません。。(またおまえか。。)
それ以外は正常に動作しました。
使い勝手は良さそうですが画面の文字が小さすぎます。。。。(APTとかもこの問題で苦痛です)
同じAPIを使用するAZGTiとかの場合はどうなんでしょうかね?
興味ある方はチャレンジしてみてください。
ラズパイの新しいディストリビューションということで期待しましたが、その当時はINDIGOの本領を発揮出来るアプリケーション群がMacのみで、WindowsではCielSkychartとCCDCiel、APTが実装を始めた頃でした。(その後アストロアーツが同様の環境をギアボックスとして発売しました)
INDIGOはINDIドライバの進化版で、下位互換があると触れこんでいましたが、実際に使ってみるとKStars・Ekosでは動作に不具合が見られたり、INDIGOSky単体で操作するためのブラウザアプリなど目新しさも有りましたが、PlateSolvingが実装されていなかったり、Windows環境ではあまり安定していなかったりと未成熟な感じが拭えませんでした。
そのような状況を打破するためかは不明ですが、オールインワン環境のAin INDIGO Imagerが登場しました。

機能にしてもキャプチャ、フォーカス、フィルター制御、GPS、オートガイド、マウント制御、PlateSolvingに対応とかなり充実した統合環境になっています。
INDIGOSkyのシミュレーションドライバで接続して操作してみましたが、インターフェイスは癖もなくだいぶ使いやすいです。(文字は小さいけど。。)
但し、KStars・Ekosのように星図からの操作ができなかったり(CielSkychartとの接続が必要)、シミュレーションドライバでさまざまな動作チェックが行えないなど動作がこなれていない部分もありました。(実機ではどうでしょうね)
CloudMakersのアプリ群はとても使いやすかったのですがいかんせんMacにしか対応していません。
それに対してAin INDIGO ImagerはWindows、Mac、Linux(ラズパイ含む)にフル対応しています。
実機での動作が安定していれば、INDIGO環境を普及させるキラーアプリになるかもしれません。
INDIGOの場合、INDIと同様Windowsでネイティブにサーバ・ドライバを組み込ませることができません。
そのため、MacやLinux環境が必要になりますが、INDIGOSkyが機能アップしてAstrometly.netサーバが組み込まれて、ブラウザアプリから簡単にインデックスファイルを追加出来る環境が追加されましたので撮影に便利なものが一通り揃いました。
ドライバの起動などもリモート機器のブラウザから全て制御出来ますので、INDIGOSkyをインストールしたラズパイ+Ain INDIGO Imagerという組み合わせは手軽にINDIGO環境を試すには良い組み合わせになりそうです。(INDIGOSkyはLinuxのGUIに一切アクセスせずに使えるコンセプトで開発されていますので新たにLinuxをおぼえなくても問題なく使えます。)
興味ある方はお試しください。
追記
INDIGOSkyの最新イメージを入手して余っているラズパイ3にセットアップしてWindows版のAin INDIGO Imagerへの接続を試してみました。
ドライバなどはINDIGOSky側で起動します。
Astrometly.netのインデックスファイルもブラウザ画面から問題なくインストールできました。(自宅のインターネット環境とLanケーブル接続することを忘れずに)
ドライバの設定などはブラウザ画面で行いますので、INDIとはまた違った煩わしさがあります。。。
接続した結果は
スカイエクスプローラーSE100N架台→☓(接続されるが正常に動作しない)
自作moonlite互換フォーカサー→○
ZWOASI224MC→○
結局昨年同様スカイエクスプローラーSE100N架台が正常に動作しません。。(またおまえか。。)
それ以外は正常に動作しました。
使い勝手は良さそうですが画面の文字が小さすぎます。。。。(APTとかもこの問題で苦痛です)
同じAPIを使用するAZGTiとかの場合はどうなんでしょうかね?
興味ある方はチャレンジしてみてください。
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