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高感度ズームカメラリモート対応完成

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昨日チェックしたINDIDUINOスイッチャーも制御ボックスになんとか組み込み、動作確認が全て完了しました。
(INDIDUINOスイッチャーまで組み込むと配線も多く、ボックス内の配置もギリギリ。。なかなか大変でした。)

写真では接続してありますが、リモートで使用する場合はモニタが不要なので外し、レンズ下部分に設置してあるSDI→HDMI変換ボックスからUVCキャプチャボードを介してラズパイに接続します。

HDMI分岐ボックスも接続してありますので、テレビなども接続できます。


スクリーンショット 2021-12-25 234322

このようにINDIコントロールパネルとライブビュー画面で操作(室内でリモート操作をしている私)


スクリーンショット 2021-12-25 234614

リモートでズームイン(笑)


スクリーンショット 2021-12-25 235616

ライブビュー画面を全てのウインドウの最上位で表示する設定にしておけばコントロールパネルでズーム操作の時も、このように星図で自動導入する時も常に表示されます。(Solverを利用する場合はライブビューは停止します。)

PlateSolvingも動作しますので以前仕上げたEAA同様このシステムでも完全リモート操作が可能になりました。

ズームで画角を変えながら自動導入や、PlateSolvingができる便利な環境になりました。
EAAシステムと共に活用していこうと思います。(こちらの方が稼働率が高くなるような気が。。。)


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No title

T-Studioさん、完成しましたね。おめでとうございます。

私の場合、ベランダから撮影しその後の画像処理に時間がかるので、いつもPCと格闘している時間が長く、本来の天体鑑賞から遠ざかっているような気がします。その点高感度カメラによるライブビューは本来の趣味の趣旨である「観望」をその場で味わうことができるので素晴らしいですね。

ターゲットにGoTo -> PlateSolving -> 観望 -> 次のターゲットに GoTo ・・・
 
このスタイルだとハードルが大幅に下がるので、子供から老人(私?)まで多くの方に楽しんでもらえると思います。素晴らしいコンセプトだと思います。

Re: No title

タックさん

ありがとうございます。ようやく全ての項目を実現できた感じです。

このシステムを作るきっかけは以前オートガイドで使用していたアナログカラー防犯カメラがその後置き換えたモノクロのLodeStarと遜色ない感度で利用できていたことで防犯用の画像処理エンジンが天体観賞に適しているのではないか、と感じてきたのが始まりでした。

アナログカメラの場合は画質が甘くなる問題がありましたが、デジタル信号を扱えるカメラが出てきてUSBに直結するカメラより利点が出る部分(映像信号の分岐利用など)もありますので試してみようと購入したことでシリーズ化するほど深堀りしてしまいました。(中華製だと安く手に入れられますし、何より楽に沢山の対象をリアルタイムに見ることができます)

試していく中でカメラの性能も思惑通り天体観望で楽しめるものでしたが、Cマウント用に開発されたZoomレンズが非常に観望に有効なことに気づきました。

広角にすると、カメラの感度、レンズの明るさなどで星野写真のように代表的な対象がリアルタイムで見えるのです。
そのため手動操作でも画面を見ながら簡単に対象導入ができてしまいます。
そしてズームすれば対象がリアルタイムに見ることができます。

ちょっとした発想の転換をすることで多くの気付きを与えてくれたシステムでした。
PCを利用することも、PCから開放されてお気軽に見たい対象を見れることもありがたい点です。

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