RTL-SDRを味見(電波観測準備)
以前の記事で天体の電波観測について触れました。
かなり未知なる世界ですが、道具だけは気軽に揃えられるので試しに買ってみました。
私が購入したのはこの3つです。



うっかりしていましたが、LNAと呼ばれるブースターは両側ともメス端子だったので、オス端子に変換するアダプタが必要なことに後から気づき、後日追加注文しました。(まだ届いていない)
ロッドアンテナが付属したものを購入したのでとりあえずはこれだけで本体の動作確認は出来ます。
天体用のアンテナ(1.2GHz)やLNAの接続は環境が整ってから作る予定です。
では環境づくり
●Windows
・SDR#
まず最もメジャーらしいSDR#というアプリをインストールします。
このアプリで手動になりますが、RTL-SDRアダプタのドライバもインストールできます。
アプリのフォルダーの中にある”install-rtlsdr.bat”というファイルをダブルクリックすることでドライバーがインストールされます。
通常だとこれだけでドライバを選択出来るようになり使えるはずですが、RTL-SDRドライバが表示されない場合は”zadig.exe”を起動して登録します。(下図参照)

・HDSDR
これもメジャーなアプリらしいのでSDR#でドライバなどをインストールして動作確認した後にインストールします。
●ラズベリーパイ4
INDI環境さえ作ってあればINDIで利用するRTL-SDRドライバはすでにインストールされていますのでドライバを選択すれば使用できます。なぜかINDIWebマネージャーでは選択出来ず、EkosのProfileEdhiterからしか設定できませんでした。(ProfileEdhiterにしてもAUX→otherという分かりづらいところにあります。。。)
INDIドライバが動かない場合に備えてターミナルから以下のアプリもインストールしておきます。
sudo apt install rtl-sdr
sudo apt install gqrx-sdr
上のコマンドがWindowsのSDR#とネットワークで接続出来るようにするドライバ、下のコマンドはラズパイ用の受信アプリです。
環境が整ったので諸々チェックします。

INDIのドライバは接続は問題なくしてくれますが、動作不良なところが多々あります。。。一通り動かしながらチェックしてログをフォーラムに送信。(またもや不具合報告)

ラズパイからWindowsに接続するにはターミナルから以下のコマンドを入力します。
rtl_tcp -a 0.0.0.0

Windows側のドライバを”RTL-SDR TCP”に変更してラズパイ4の固定アドレスとポート番号1234を指定すればラズパイ4に接続されたRTL-SDRモジュールからLANでWindowsのSDA#で受信出来ます。

ラズパイ4にインストールしたGqrxという受信アプリでも問題無く接続できました。
今回はWindowsでの環境づくりと受信チェック(FMのみ)、ラズパイ4のINDIドライバのチェックと環境づくり、ラズパイ4とWindowsのネットワーク受信までを確認しました。
ソフトウェアラジオ(RTL-SDR+アプリで構築する環境をそのように呼ぶらしいです)は私にとって完全に未知な世界なので、手探りで動作確認を行っていますが、なかなかややこしいですね。。。
とりあえずは覚えながら環境を作っていこうと思います。
かなり未知なる世界ですが、道具だけは気軽に揃えられるので試しに買ってみました。
私が購入したのはこの3つです。
![]() | RTL-SDR Blog V3 R820T2 RTL2832U 1PPM TCXO HF バイアスティー SMAソフトウェア定義無線 ダイポールアンテナキット付き 新品価格 |

![]() | KKHMF 0.1-2000MHz RF 広帯域アンプ 30dB増幅器(デシベル) 高利得モジュール ノイズLNA 新品価格 |

![]() | Kaunosta SMA変換コネクタ SMAオス⇔SMAオス・SMAメス⇔SMAメス 無線機 ハンディー機用 2種セット 新品価格 |

うっかりしていましたが、LNAと呼ばれるブースターは両側ともメス端子だったので、オス端子に変換するアダプタが必要なことに後から気づき、後日追加注文しました。(まだ届いていない)
ロッドアンテナが付属したものを購入したのでとりあえずはこれだけで本体の動作確認は出来ます。
天体用のアンテナ(1.2GHz)やLNAの接続は環境が整ってから作る予定です。
では環境づくり
●Windows
・SDR#
まず最もメジャーらしいSDR#というアプリをインストールします。
このアプリで手動になりますが、RTL-SDRアダプタのドライバもインストールできます。
アプリのフォルダーの中にある”install-rtlsdr.bat”というファイルをダブルクリックすることでドライバーがインストールされます。
通常だとこれだけでドライバを選択出来るようになり使えるはずですが、RTL-SDRドライバが表示されない場合は”zadig.exe”を起動して登録します。(下図参照)

・HDSDR
これもメジャーなアプリらしいのでSDR#でドライバなどをインストールして動作確認した後にインストールします。
●ラズベリーパイ4
INDI環境さえ作ってあればINDIで利用するRTL-SDRドライバはすでにインストールされていますのでドライバを選択すれば使用できます。なぜかINDIWebマネージャーでは選択出来ず、EkosのProfileEdhiterからしか設定できませんでした。(ProfileEdhiterにしてもAUX→otherという分かりづらいところにあります。。。)
INDIドライバが動かない場合に備えてターミナルから以下のアプリもインストールしておきます。
sudo apt install rtl-sdr
sudo apt install gqrx-sdr
上のコマンドがWindowsのSDR#とネットワークで接続出来るようにするドライバ、下のコマンドはラズパイ用の受信アプリです。
環境が整ったので諸々チェックします。

INDIのドライバは接続は問題なくしてくれますが、動作不良なところが多々あります。。。一通り動かしながらチェックしてログをフォーラムに送信。(またもや不具合報告)

ラズパイからWindowsに接続するにはターミナルから以下のコマンドを入力します。
rtl_tcp -a 0.0.0.0

Windows側のドライバを”RTL-SDR TCP”に変更してラズパイ4の固定アドレスとポート番号1234を指定すればラズパイ4に接続されたRTL-SDRモジュールからLANでWindowsのSDA#で受信出来ます。

ラズパイ4にインストールしたGqrxという受信アプリでも問題無く接続できました。
今回はWindowsでの環境づくりと受信チェック(FMのみ)、ラズパイ4のINDIドライバのチェックと環境づくり、ラズパイ4とWindowsのネットワーク受信までを確認しました。
ソフトウェアラジオ(RTL-SDR+アプリで構築する環境をそのように呼ぶらしいです)は私にとって完全に未知な世界なので、手探りで動作確認を行っていますが、なかなかややこしいですね。。。
とりあえずは覚えながら環境を作っていこうと思います。
- 関連記事
スポンサーサイト