Ekosモジュール:ガイドモジュール
INDIドライバを設定する上での共通事項はこちらを
今回説明する機器の構成、起動に関してはこちらをご確認ください。
Ekosのモジュールはドライバの読み込み順に表示されます。(そのため毎回位置が異なります。)
Ekosモジュールの最後の説明はガイドモジュールです。このモジュールは名前の通り、オートガイダーになります。
ガイディングアルゴリズムはLinuxのLinGuiderを基にしているようですが、簡易版のような感じです。
他のガイディングソフトとの大きな違いは
1.Ekosの他のモジュールとの連動性が高い(スケジューラなどで全自動制御が可能)
2.ビデオフレームではなく静止画をループさせて動画扱いさせているため、どんなに露出を少なくしても画像の切り替えが遅い。(サブフレームなどを使用して不要な情報を減らしたほうが良い)
2に関しては日本のようにシーイングが悪い環境ではデメリットになる可能性が高いです。
開発者にも以前要望を出しましたが、日本ほどシーイングがシビアでないためか、理解されませんでした。
これはPHD2などでもINDIドライバを使用する場合は同じ挙動になります。(PHD2のネイティブドライバに対応したキャプチャ機器であればネイティブドライバで使用したほうが映像の切り替えは早くなります。)
INDIのドライバでもストリームモードを使用する仕様になれば、他のガイディングソフトのネイティブドライバと遜色ない動画速度になるため、この仕様は残念でなりません。
(PHD2のフォーラムでINDIドライバの取扱いについて議論していたところあちらの方々は露出時間を2〜6秒!で使用するとか記載してましたので日本の空事情は全く考慮されない可能性が高いですね。。)

1.Ekosモジュールタブからコンパスアイコンのガイドモジュールをクリック
2.フリップメニューからガイドに使用するキャプチャ機器を選択
3.フリップメニューから撮影に使用するキャプチャ機器を選択
4.キャプチャ機器の露出、ビニング(使用できる場合)を設定
5.ガイド鏡を選択
6.ガイドレートを設定(デフォルトの0.5でOK)
7.機器の接続、解除
8.テスト撮影、動作確認、サブフレーム設定、ダーク画像の設定を行う→青枠のラジオボックスから制御する方向を設定(通常はすべてチェック)
9.ガイド開始、停止(キャリブレーションが自動的に行われガイドされる)
10.タブをクリックしてガイドパラメータを表示
11.PID制御のI部分を調整(調整箇所はここのみ!)
12.ガイドパルスの最大値、最小値を設定
なんともシンプルなオートガイダーです。
私はほとんど慣れでPHD2を使用していますが、以前チェックしてみたところ問題なくガイドしてくれました。
画像ループでの動画、設定箇所の少なさなど気になるところはありますが、問題が出ないようであれば簡単で良さそうです。
今回説明する機器の構成、起動に関してはこちらをご確認ください。
Ekosのモジュールはドライバの読み込み順に表示されます。(そのため毎回位置が異なります。)
Ekosモジュールの最後の説明はガイドモジュールです。このモジュールは名前の通り、オートガイダーになります。
ガイディングアルゴリズムはLinuxのLinGuiderを基にしているようですが、簡易版のような感じです。
他のガイディングソフトとの大きな違いは
1.Ekosの他のモジュールとの連動性が高い(スケジューラなどで全自動制御が可能)
2.ビデオフレームではなく静止画をループさせて動画扱いさせているため、どんなに露出を少なくしても画像の切り替えが遅い。(サブフレームなどを使用して不要な情報を減らしたほうが良い)
2に関しては日本のようにシーイングが悪い環境ではデメリットになる可能性が高いです。
開発者にも以前要望を出しましたが、日本ほどシーイングがシビアでないためか、理解されませんでした。
これはPHD2などでもINDIドライバを使用する場合は同じ挙動になります。(PHD2のネイティブドライバに対応したキャプチャ機器であればネイティブドライバで使用したほうが映像の切り替えは早くなります。)
INDIのドライバでもストリームモードを使用する仕様になれば、他のガイディングソフトのネイティブドライバと遜色ない動画速度になるため、この仕様は残念でなりません。
(PHD2のフォーラムでINDIドライバの取扱いについて議論していたところあちらの方々は露出時間を2〜6秒!で使用するとか記載してましたので日本の空事情は全く考慮されない可能性が高いですね。。)

1.Ekosモジュールタブからコンパスアイコンのガイドモジュールをクリック
2.フリップメニューからガイドに使用するキャプチャ機器を選択
3.フリップメニューから撮影に使用するキャプチャ機器を選択
4.キャプチャ機器の露出、ビニング(使用できる場合)を設定
5.ガイド鏡を選択
6.ガイドレートを設定(デフォルトの0.5でOK)
7.機器の接続、解除
8.テスト撮影、動作確認、サブフレーム設定、ダーク画像の設定を行う→青枠のラジオボックスから制御する方向を設定(通常はすべてチェック)
9.ガイド開始、停止(キャリブレーションが自動的に行われガイドされる)
10.タブをクリックしてガイドパラメータを表示
11.PID制御のI部分を調整(調整箇所はここのみ!)
12.ガイドパルスの最大値、最小値を設定
なんともシンプルなオートガイダーです。
私はほとんど慣れでPHD2を使用していますが、以前チェックしてみたところ問題なくガイドしてくれました。
画像ループでの動画、設定箇所の少なさなど気になるところはありますが、問題が出ないようであれば簡単で良さそうです。
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