新規に構築したWindowsEAA環境で観望・チェック
霞がかっていましたが、星が見えたので前の記事で仕上げたWindowsEAA環境で観望、星空での使用感をチェックします。

前回試したアプリに加え、CielSkyachart(SkySafariがメインなので、確認用)、SharpCap(電子ファインダー用)も追加しています。
Windowsの場合全ての機器のドライバを手動で接続する手間があり、更に私の環境ではASI120MCは物理的にUSB端子を抜き差ししないとカメラが認識されないようでした。

電子ファインダー画面

CCDCielはメインカメラ、マウントを接続してPlateSolving、ライブスタッキングを行います。

タブレットのSkySafariはASCOMリモート(Alpaca)で接続、自動導入とマウントコントロールで使用します。
スクリーンショットを撮り忘れましたが、CielSkyachartもPCで同時に立ち上げチェックしました。
チェックした感想
面倒な接続さえ済ましてしまえば安定して使用することができました。
5時間ほど繋ぎっぱなしでしたが、フリーズなども一切無くPlateSolvingも速度は遅いですが失敗なく解析、マウントへの座標送信、同期など問題なく動作しました。
AZGTiのドライバ(SynScanApp)とCCDCielが非常に良い仕事をしてくれます。
SynScanAppはマルチクライアント対応ドライバなので、デバイス(POTH)HUB不要で複数アプリに接続できます。
CCDCielは多機能なPlateSolving(Loop映像を停止せずに行えるPlateSolving、アノテーション機能、多彩な位置合わせ、マウントとの同期など)が便利ですね。
Astroverry.netを使用すれば、速度は遅いですがエラー無く確実に解析します。ASTAPにすれば速度は上がりますが解析ができない対象が増えます。
Astroverry.net・ASTAPの切り替えもLoop映像を停止せずに行えるため非常に使い勝手が良いです。
INDIのマウントドライバが残念な状態(追尾が変)なので、EAAは当分この環境で使用することになりそうです。
遠征だと初期段階で手間がかかるので嫌ですが、家でのリモートEAAであれば室内のPCで操作できますのでそこまで苦にはなりません。
CCDCielはライブスタッキング機能は弱いですが、それを補ってあまりあるほどPlateSolving機能が優秀で他アプリとの連携やアプリの動作が安定しています。(SharpCapをメインにしなかった理由がまさにこの要素になります。リモート環境で使うとなるとPlateSolvingや他のソフトとの連携の安定性が重要です。SharpCapはそのへんの安定感がいまいち。。)
高感度監視カメラ+電動ズームや、赤道儀の撮影環境はINDI(どちらもラズパイ4・AstRPi)、EAAはこの環境になりそうです。
電子ファインダー用のアプリの考察(もう少し軽いアプリにしたい)、CCDCielの機能把握、そして面倒なドライバ接続の簡略化(マクロでも作るか)など試しながら環境の完成度を高めていこうと思います。

前回試したアプリに加え、CielSkyachart(SkySafariがメインなので、確認用)、SharpCap(電子ファインダー用)も追加しています。
Windowsの場合全ての機器のドライバを手動で接続する手間があり、更に私の環境ではASI120MCは物理的にUSB端子を抜き差ししないとカメラが認識されないようでした。

電子ファインダー画面

CCDCielはメインカメラ、マウントを接続してPlateSolving、ライブスタッキングを行います。

タブレットのSkySafariはASCOMリモート(Alpaca)で接続、自動導入とマウントコントロールで使用します。
スクリーンショットを撮り忘れましたが、CielSkyachartもPCで同時に立ち上げチェックしました。
チェックした感想
面倒な接続さえ済ましてしまえば安定して使用することができました。
5時間ほど繋ぎっぱなしでしたが、フリーズなども一切無くPlateSolvingも速度は遅いですが失敗なく解析、マウントへの座標送信、同期など問題なく動作しました。
AZGTiのドライバ(SynScanApp)とCCDCielが非常に良い仕事をしてくれます。
SynScanAppはマルチクライアント対応ドライバなので、デバイス(POTH)HUB不要で複数アプリに接続できます。
CCDCielは多機能なPlateSolving(Loop映像を停止せずに行えるPlateSolving、アノテーション機能、多彩な位置合わせ、マウントとの同期など)が便利ですね。
Astroverry.netを使用すれば、速度は遅いですがエラー無く確実に解析します。ASTAPにすれば速度は上がりますが解析ができない対象が増えます。
Astroverry.net・ASTAPの切り替えもLoop映像を停止せずに行えるため非常に使い勝手が良いです。
INDIのマウントドライバが残念な状態(追尾が変)なので、EAAは当分この環境で使用することになりそうです。
遠征だと初期段階で手間がかかるので嫌ですが、家でのリモートEAAであれば室内のPCで操作できますのでそこまで苦にはなりません。
CCDCielはライブスタッキング機能は弱いですが、それを補ってあまりあるほどPlateSolving機能が優秀で他アプリとの連携やアプリの動作が安定しています。(SharpCapをメインにしなかった理由がまさにこの要素になります。リモート環境で使うとなるとPlateSolvingや他のソフトとの連携の安定性が重要です。SharpCapはそのへんの安定感がいまいち。。)
高感度監視カメラ+電動ズームや、赤道儀の撮影環境はINDI(どちらもラズパイ4・AstRPi)、EAAはこの環境になりそうです。
電子ファインダー用のアプリの考察(もう少し軽いアプリにしたい)、CCDCielの機能把握、そして面倒なドライバ接続の簡略化(マクロでも作るか)など試しながら環境の完成度を高めていこうと思います。
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