INDIドライバ設定:SkySafari(Plus以上)
INDIドライバを設定する上での共通事項はこちらを
今回説明する機器の構成、起動に関してはこちらをご確認ください。
INDIドライバ設定の初回としてSkySafari(Plus以上)ドライバの設定を記載します。
本家サイトに記載もありますが、少しわかりづらかったので、動作するまでのポイントを記載します。
MacのKStarsのローカルサーバを使用して機器を接続、iPhoneのSkysafariPro5でコントロールする設定です。
まずはiPhoneとWifiで接続できるようにMacの環境設定を行います。

システム環境設定→共有を選択

1.Wifiのチェックボックスをチェック
2.Wifiオプションでパスワードを設定
3.インターネット共有のチェックボックスをチェック
これでMacがWifi親機になるため、iPhoneをWifiで接続できます。
次に前回の記事でEkosよりサーバ起動したINDIコントロールパネルを設定します。(サーバを起動すると自動的にコントロールパネルが表示されます。)
コントロールパネルは2段のタブ構成になっています。
上段は接続機器、下段は選択した機器の機能設定です。

1.まずは上段タブからマウントドライバを選択します。
私の場合はSkyWatcher Alt-Azです。
2.下段のConnectionタブを選んでください。
3.ドライバ名を選択して右クリック(コントロール+クリック)でメニューを出してドライバ名をコピーします。
4.その後SkySafariタブを選択します。

1.SkySafariドライバを選んだらOptionタブを選択します。
2.右側のボックスに先程コピーしたマウントドライバ名をペーストします。
3.セットボタンを押します。
4.右側のマウントドライバ名に切り替わり、一番左側の表示が緑色になることを確認します。
5.Saveボタンを押して設定を保存します。
以上でMac側の設定は終わりです。
次はiPhoneを設定し、接続します。

iPhoneのシステム環境設定をクリック

WifiからMacの親機を選択
SkySafariを起動

Settingボタンをクリック

スクロールして Setupをクリック

1.スコープタイプをMeade LX-200 GPSに選択
(Mac側のマウントがなんであっても上記に固定)
2.Mac側のマウントタイプに合わせて選択
(私の場合、自動導入の経緯台)
3.MacのIPアドレスを入力
(私の場合、10.0.0.1)
4.通信するポート番号を入力
(9624で固定)
5.Doneを押して設定終了
(Set Time & Locationもオンにしてください。)

スコープボタンをクリック

Connectボタンを押し、表示がDisConnectに切り替わり、星図にターゲットと、望遠鏡コントローラーが表示されれば接続完了
以上です。
セッティングの際、Set Time & Locationもオンにしておけば、INDI側のマウントの緯度、軽度、時刻を更新できます。
(ハンドコントローラーがある望遠鏡ならハンドコントローラーに緯度、経度、時刻が送信されますので、すぐにアライメントに移行できます。)
マウントドライバ名を手入力して設定すること、SkySafari側はドライバをMeade LX-200 GPSに固定など、初回の設定は戸惑うところもありますが、この組み合わせはかなり便利です。
今回説明する機器の構成、起動に関してはこちらをご確認ください。
INDIドライバ設定の初回としてSkySafari(Plus以上)ドライバの設定を記載します。
本家サイトに記載もありますが、少しわかりづらかったので、動作するまでのポイントを記載します。
MacのKStarsのローカルサーバを使用して機器を接続、iPhoneのSkysafariPro5でコントロールする設定です。
まずはiPhoneとWifiで接続できるようにMacの環境設定を行います。

システム環境設定→共有を選択

1.Wifiのチェックボックスをチェック
2.Wifiオプションでパスワードを設定
3.インターネット共有のチェックボックスをチェック
これでMacがWifi親機になるため、iPhoneをWifiで接続できます。
次に前回の記事でEkosよりサーバ起動したINDIコントロールパネルを設定します。(サーバを起動すると自動的にコントロールパネルが表示されます。)
コントロールパネルは2段のタブ構成になっています。
上段は接続機器、下段は選択した機器の機能設定です。

1.まずは上段タブからマウントドライバを選択します。
私の場合はSkyWatcher Alt-Azです。
2.下段のConnectionタブを選んでください。
3.ドライバ名を選択して右クリック(コントロール+クリック)でメニューを出してドライバ名をコピーします。
4.その後SkySafariタブを選択します。

1.SkySafariドライバを選んだらOptionタブを選択します。
2.右側のボックスに先程コピーしたマウントドライバ名をペーストします。
3.セットボタンを押します。
4.右側のマウントドライバ名に切り替わり、一番左側の表示が緑色になることを確認します。
5.Saveボタンを押して設定を保存します。
以上でMac側の設定は終わりです。
次はiPhoneを設定し、接続します。

iPhoneのシステム環境設定をクリック

WifiからMacの親機を選択
SkySafariを起動

Settingボタンをクリック

スクロールして Setupをクリック

1.スコープタイプをMeade LX-200 GPSに選択
(Mac側のマウントがなんであっても上記に固定)
2.Mac側のマウントタイプに合わせて選択
(私の場合、自動導入の経緯台)
3.MacのIPアドレスを入力
(私の場合、10.0.0.1)
4.通信するポート番号を入力
(9624で固定)
5.Doneを押して設定終了
(Set Time & Locationもオンにしてください。)

スコープボタンをクリック

Connectボタンを押し、表示がDisConnectに切り替わり、星図にターゲットと、望遠鏡コントローラーが表示されれば接続完了
以上です。
セッティングの際、Set Time & Locationもオンにしておけば、INDI側のマウントの緯度、軽度、時刻を更新できます。
(ハンドコントローラーがある望遠鏡ならハンドコントローラーに緯度、経度、時刻が送信されますので、すぐにアライメントに移行できます。)
マウントドライバ名を手入力して設定すること、SkySafari側はドライバをMeade LX-200 GPSに固定など、初回の設定は戸惑うところもありますが、この組み合わせはかなり便利です。
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- はじめに
- 初期設定:まずはプラネタリウムソフト(KStars)
- 設定前にーその1:INDIについて
- 設定前にーその2:KStarsの構成について
- Ekos -1:ドライバ起動前設定(初期設定)
- Ekos -2:サーバ・ドライバ設定→起動まで
- INDIドライバ設定:共通事項
- INDIドライバ設定:SkySafari(Plus以上)
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