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特集:PlateSolvingで便利な環境を作る-その5 活用-2(私の場合)

前回の記事で既存の画像ファイルをPlateSolving→WCS情報付きのFITSに保存して利用する使い方の一例を紹介しました。

今回はシミュレーションドライバを利用する方法を記載します。
カメラのシミュレーションドライバ利用についてはINDIに関しては以前にも数回記事にしていますので、ここここをご参照ください。

以前はINDIのみで利用できる方法でしたが、Windows環境でもCCDシミュレーションドライバが出来たため同様の事ができるようになりました。

どちらのCCDシミュレーションドライバもレンズの焦点距離、画素数、画素のピッチサイズなどを任意で変更でき、マウントドライバの座標に沿ったシミュレーション画像を生成するため以下のようなことが可能になります。

・機材の動作チェック(動作確認したいドライバのみ所有機材のドライバに変更)

・所有機材に合わせたPlateSolving機能のチューニング(たいがいのアプリはPlateSolving用の画像のみ調整できます。(おそらくASIAirは最適化済み))

・シミュレーションで任意の季節、焦点距離、カメラを設定して画像生成が可能(季節、様々な画角でのシミュレーション画像が生成可能)


所有機材の動作確認や、PlateSolvingの最適化設定にも使えますし、シミュレーションドライバで撮影した画像はそのままWCS情報付きのFITSとして保存できますので対応したアプリであれば画像を利用した自動導入やデータベースでの情報検索にも使えます。

ではちょっと試してみましょう。

2024-02-16-3

まだ寒いですが、夏の対象(M7)を私のEAAのカメラ(ASI224、焦点距離200mm)のシミュレーションして導入してみました。


2024-02-16-2

こんな感じです、PlateSolvingも出来ますのでこのままWCS付きのFITSファイルにできます。

同じ対象で広角(ASI224、焦点距離24mm)に変更してみると


2024-02-16-1

シミュレーションドライバの限界(広角側に制限ありか)なのか少し画角が狭いですが、同様にPlateSolvingも出来ますのでこのままWCS付きのFITSファイルにできます。

今回はWindows環境で試しましたが、INDI環境でも同様の事が可能なはずです。(広角側どこまでいけるかは不明)
ドライバ側の制約が出ましたが、シミュレーション画像でもWCS付きFITSが出来るためいろいろ活用が出来そうです。

シミュレーションドライバを使えば機材・PlateSolvingの動作チェック~WCSヘッダ付きのシミュレーション画像の取得などかなり有効に利用できます。(毎度のことながらドライバで制約はでるようですが。。。)

なかなか便利なので興味ある方はお試しください。





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